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ーー死闘

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「ひい…ひどい」

聖騎士団がやることじゃない。罪のない一般市民まで殺すなんて、首都クラリスは聖騎士団が放った火で火の海となり、炎から逃げる庶民をバサバサと切り殺していった。そして、私を見つけた聖騎士団は、襲い掛かってきたのだった。

ヤメテーーー!!!

私の叫び声は、衝撃波となって、襲い掛かってきた聖騎士団を気絶させたのだった。その数数百!!

もう!!あっちへ行ってしまえ!!

その瞬間、倒れ込んでいた聖騎士団たちはその場から消え去っていたのだった。

「いったい何が起きた?」

その様子を見たお王様は驚いていた。しかし、私にはわかっていた。彼らはこの大陸の一番北の端、北極圏まで飛ばされていたのだった。そう転移魔法を使ったのだった。とにかく私は聖騎士団を見るとかたっぱしから転移魔法をかけて行った。そして、本陣までいくと聖騎士団長”バーバリアン団長”がいた

「きたな!!偽聖女…ここで」

『パラライズ!!』

「うげ!!」

バーバリアン団長はその場で倒れた。その様子を見た残り込騎士たちが

「貴様!!何をした!!」

そう叫んで剣を片手に襲い掛かってきたので転移魔法をかけた。

『あっちへいけー!!』

「へ?」

本陣にいてたバーバリアン団長を除くすべての騎士団を北極圏まで追いやったのだった。そして、私は精神を統一をした。そこへマーリン様がやってきた

「何をした」

「転移魔法で、追い出しました」

「は?どういことじゃ」

「転移魔法で、北極圏まで追い出しました」

「話を聞いているだけで、気が遠くなる話じゃ、それよりこれからどうするのじゃ?」

「亡くなった方々をここへ集めてください」

「ま…まさか・・・ お主」

「そのまさかです。積のない人たちを救います」

「・・・わかった」

するとマーリンは王のもとへ行き、耳打ちをした

「そうか…わかった」

多くの遺体…中には子供…更に赤ちゃんを抱えた女性もあった。

「やります」

『リザレクション』

私は、市民をすべてをよみがえらせたのだった。

そして、一人残ったバーバリアン団長を魔楼席の手錠をかけ、自壊できないように魔法をかけておいた。

「バーバリアン団長!!」

「貴様!!」

「今回の戦争における賠償金をきっちりと頂きますのでよろしく!!」




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