上 下
41 / 191

銭湯 銭湯

しおりを挟む

一応セレモニー的なことは全て終わった。

こうして解散した俺は、妹のあやめと一緒に家路につくと近所の怜奈もついてきた。

「おにーちゃん、優勝できてよかったね」

「あやめも準優勝だからよかったじゃない」

「うん・・最後は負けちゃったけど」

少し俯くあやめと怜奈二人とも悔しかったのだろうと思っていると俺たちの後ろから森さんの声がしてきた

「山田さんって、絶対反則よ」

「そうよ」

箭内さんがその声にあわせて、俺の元に駆け寄ってきた。すると太田さんが

「絶対そうよ」

3人が俺の周りに集まってきたと思ったら、その後ろから

「誰が反則ですって?」

そこには山田さんと天野さん、そして、立川さんが立っていた。その声に驚いた俺達だった。それもそのはず、彼女たちは学校を中心に俺たちと正反対の方向に家があるのだから、そんな彼女たちがユニフォームのままで俺たちの後ろに立っている。試合も終わっているからなおさらと思っていると山田さんがあることを言ってきた。

「これから銭湯に行かない?」

「どういうこと?」

「私たちのチームが優勝したから、コーチの家の銭湯が無料で招待してくれるんだって、よかったらあなた達もどうかなと思って」

その言葉にみんな乗り気になっている。当然俺はハミになると思っていると天野さんが

「佐藤君も一緒に来るよね」

「おれ?」

驚いて返事をしたが天野さんとうんと頷いた。

「まずいでしょ。俺男だよ」

するとみんながはるか彼方の方を見て

「どこに男の子がいるのかな~?」

こいつら俺が小さいことをと思っていると天野さんが

「この間、女子更衣室に一緒にいたと思うんだけど」

すると箭内さんと森さんは俺を変な目で見ていた。

「佐藤君、本当なの?」

「あ・・あれは、妹のあやめとアンリを見てあげないといけなかったから・・・」

「ふーん」

二人は軽蔑のまなざしで俺を見ているのだが、そんな会話を聞いて、俺がお風呂に一緒に入ると分かった立川さんが予想通りにブチ切れた。

「私はいやよ!!佐藤君となんか一緒に入りたくないわ」

すると山田さんが

「立川さん、じゃ、先に入っておけば?多分、私たちは準備で遅くなって、みんながお風呂から上がった頃に入るようになるから」

すると立川さんは俺を睨んだかと思うと

「わかったわ」

そう言い残して、先に銭湯へ行ってしまった。この頃は、各家庭にお風呂がほぼ普及した頃で、まだ、銭湯はあったが、入る人がかなり減少していたのだった。だからだろう、こんなサービスをしたのは、俺達もお風呂セットをもって、一緒に行くこのになった。

銭湯についた頃、立川さんが

「お先に、良いお湯だったわ、あっ、みんなはもう帰ったわよ」

と言い残して、銭湯から出てきたのだった。こうして俺はみんなと一緒にお風呂に入ることになった。

もちろん、ムフフなことがあったことは言うまでもなかった

それは、妹のアンリが俺のチンチンが大きくなっているのに気付いたことから始まった。

「おにーちゃんのおちんちんがおおきくなっている」

それをみんなが凝視する。股間を抑えて隠そうとするが、相手は5人、

「どれどれ?」

「その手邪魔よ」

「やめろー」

こうして、手をはがされて、俺の元気なチンチンがみんなの前にさらされたのだった。

「何隠しているのよ?この間も見せていたでしょ」

そう言って、肉棒を掴まれた

「うぐ」

「硬くなってる」

「どれどれ?本当だ」

そう言って、俺の肉棒をすりすりとさする。

「あ・・・うあ・・・」

触るのはいいけど、摩らないでくれ・・とみんなが摩って来る

「なんか先っぽの方から変な液が出てるわよ」

「うひゃ・・・」

先っぽをうにゅと人差し指でつつかれた。

「変なにおい・・・」

「でも本当に硬いわね。しかも、こんなに大きくなるなんて」

そんなに摩らないでくれ・・・も・・・もう限界だ・・・

「あ・・・はぁ・・うっ・・」

どぴゅどぴゅどぴゅーーー!!

「きゃ!!」

「何か飛び出してきたわよ」

「なに?これ?」

特に俺のおちんちんの近くにいた天野さんの顔へ思いっきりかけてしまった。

「べたべたする~気持ち悪い~」

当然、5人もさっきのは精子だということは知っていて、わざとやったに違いなかった。こうして彼女たちの興味の対象だった俺のおちんちんは小さくなってしまった為、いけないお遊びも終わりみんなで背中を流したりして、最後はゆっくりと湯船に浸かってから、お風呂を出たのだった。








しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。

スタジオ.T
青春
 幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。  そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。    ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。

隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました

ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら…… という、とんでもないお話を書きました。 ぜひ読んでください。

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

【R18】通学路ですれ違うお姉さんに僕は食べられてしまった

ねんごろ
恋愛
小学4年生の頃。 僕は通学路で毎朝すれ違うお姉さんに… 食べられてしまったんだ……

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

スケートリンクでバイトしてたら大惨事を目撃した件

フルーツパフェ
大衆娯楽
比較的気温の高い今年もようやく冬らしい気候になりました。 寒くなって本格的になるのがスケートリンク場。 プロもアマチュアも関係なしに氷上を滑る女の子達ですが、なぜかスカートを履いた女の子が多い? そんな格好していたら転んだ時に大変・・・・・・ほら、言わんこっちゃない! スケートリンクでアルバイトをする男性の些細な日常コメディです。

処理中です...