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まじ

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すると佐久間が

「まじっすか?え?恵!!今の」

「ち・・ちがう・・それはない・・」

すると本田がチチチと人差し指をふっている。

「俺の情報は完璧、恵らがラブラブで駅に入っていた証人もばっちりらしい、もっちーの情報だしな。絶対に間違いない」

そう言って、スマホを見せた。そこには俺と水樹さんのツーショットがばっちりと映っていた。

すると・・・

ガラガラガアラ   ピシャん!!

教室のドアがが勢いよく開いた。

「立原!!顔を貸せ!!」

親衛隊長の堀川だ。今時死滅したような恰好をしている。なんでも最近はやっているドラマに感化されたとか・・・喧嘩も強いと聞いている。そんな奴が取り巻きを連れてやって来ている。

ふと気が付くと俺の横にいたはずの佐久間と本田は教室の隅へ避難していた。

「あいつら~!!」

俺の視線に気付いた瞬間、目を逸らしてくれた。

トントントン・・・

肩を叩かれた。

「おい・・・貴様・・・立原だよな」

「はい・・」

「顔(つら)かせって言ってんだ!!」

「はいはい・・」

「やけにおちついているじゃねぇか・・」

こうして俺は、教室から校舎裏へ連れて行かれたのだった。
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