34 / 40
3人の 2
しおりを挟む
恭介と山本の距離が・・・
だんだんと近づいていく・・・
二人とももう止めて・・・
そう祈りながら二人を見ている野村・・・
しばらく、二人は見つめあった
「本当に・・・ありがとう・・」
山本が言った瞬間
恭介の前で気を失い崩れそうになった。
「はるかさん?」
あわてて山本を支える恭介。
「大丈夫?」
声をかけるが反応しない山本。
思わず飛び出す野村・・・・
「はるかさん大丈夫!」
「はるかさん・・・」
声をかける恭介・・・
野村は、必死に山本に声をかける恭介に
「とりあえず下の階に横になれるところあるから・・・」
「わかった・・」
すっと山本を抱きかかえる恭介・・
出口に差し掛かるとそこには、渡辺がいた。
「恭介・・・」
「どけ」
「あ・・ああ・・」
道をあける渡辺
そして
「ごめん・・・」
「いいよ・・わかったら・・」
そのまま階段を降りて行った。
それを見て、渡辺は上司の西村の方へ行った。
長いすに横たわる山本
「久保君・・救急車呼ぶ?」
「大丈夫だよ・・多分・・・」
「なんで?」
「たぶん・・緊張の糸が切れただけだよ・・・」
少し笑顔を出す恭介
「久保君の、ひどい顔ね・・」
「ちょっとね・・」
「でも・・・」
「でも?って」
「ん?・・ううん・・なんでもない」
その顔を見て
うつむく野村
「あと・・・俺やっとくから・・・行っていいよ・・」
恭介が声をかけると
「二人にはできないわ・・・むしろ私が残るから・・・」
「そうか・・・」
「他人が見たら変な誤解されるわよ」
「そうだな・・」
そう言って山本を見つめている恭介。
それを見て
野村はうつむきながら声をかけた。
「あの~・・・」
恭介は、その声に導かれ野村の方を見る
「なにか?」
「はるかさんのこと・・・」
声を震わせ
「どう思っているの?」
「どうって?」
恭介が答えに戸惑っていると
「はるかさんのことすき・・な・・ん・・ですか」
その頃、後ろで山本が気がついた。
ここは?と思いつつ二人の声が方するほう見る。
二人はうつむき、しばらく沈黙した、恭介の口が開こうとした時、
耐え切れず野村は、恭介の口を手でふさいだ。
驚く恭介、野村の手が外れて何か言おうとした瞬間
「あなたが好きです。」
思わず声にしてしまった野村。
驚く恭介に、さらに
「好きです。」
野村は恭介に近づきキスをしようとした。
その時だった
野村はある視線に気付いた。そして、視線の方を見ると山本と目が合った。
一方、
山本からは恭介と野村がキスしているように見えた。
その光景に驚く山本・・・く・・ぼ・・・く・・ん
その瞬間悲しみの洪水が山本を襲った。
一方、恭介は、野村の両肩に手を沿え、少し距離をとり
「野村さん・・・」
そして、恭介が続きを言おうとした時、
「ごめんなさい・・・」
そう言って野村は立ち上がり口を押さえつつその場を去って行った。
だんだんと近づいていく・・・
二人とももう止めて・・・
そう祈りながら二人を見ている野村・・・
しばらく、二人は見つめあった
「本当に・・・ありがとう・・」
山本が言った瞬間
恭介の前で気を失い崩れそうになった。
「はるかさん?」
あわてて山本を支える恭介。
「大丈夫?」
声をかけるが反応しない山本。
思わず飛び出す野村・・・・
「はるかさん大丈夫!」
「はるかさん・・・」
声をかける恭介・・・
野村は、必死に山本に声をかける恭介に
「とりあえず下の階に横になれるところあるから・・・」
「わかった・・」
すっと山本を抱きかかえる恭介・・
出口に差し掛かるとそこには、渡辺がいた。
「恭介・・・」
「どけ」
「あ・・ああ・・」
道をあける渡辺
そして
「ごめん・・・」
「いいよ・・わかったら・・」
そのまま階段を降りて行った。
それを見て、渡辺は上司の西村の方へ行った。
長いすに横たわる山本
「久保君・・救急車呼ぶ?」
「大丈夫だよ・・多分・・・」
「なんで?」
「たぶん・・緊張の糸が切れただけだよ・・・」
少し笑顔を出す恭介
「久保君の、ひどい顔ね・・」
「ちょっとね・・」
「でも・・・」
「でも?って」
「ん?・・ううん・・なんでもない」
その顔を見て
うつむく野村
「あと・・・俺やっとくから・・・行っていいよ・・」
恭介が声をかけると
「二人にはできないわ・・・むしろ私が残るから・・・」
「そうか・・・」
「他人が見たら変な誤解されるわよ」
「そうだな・・」
そう言って山本を見つめている恭介。
それを見て
野村はうつむきながら声をかけた。
「あの~・・・」
恭介は、その声に導かれ野村の方を見る
「なにか?」
「はるかさんのこと・・・」
声を震わせ
「どう思っているの?」
「どうって?」
恭介が答えに戸惑っていると
「はるかさんのことすき・・な・・ん・・ですか」
その頃、後ろで山本が気がついた。
ここは?と思いつつ二人の声が方するほう見る。
二人はうつむき、しばらく沈黙した、恭介の口が開こうとした時、
耐え切れず野村は、恭介の口を手でふさいだ。
驚く恭介、野村の手が外れて何か言おうとした瞬間
「あなたが好きです。」
思わず声にしてしまった野村。
驚く恭介に、さらに
「好きです。」
野村は恭介に近づきキスをしようとした。
その時だった
野村はある視線に気付いた。そして、視線の方を見ると山本と目が合った。
一方、
山本からは恭介と野村がキスしているように見えた。
その光景に驚く山本・・・く・・ぼ・・・く・・ん
その瞬間悲しみの洪水が山本を襲った。
一方、恭介は、野村の両肩に手を沿え、少し距離をとり
「野村さん・・・」
そして、恭介が続きを言おうとした時、
「ごめんなさい・・・」
そう言って野村は立ち上がり口を押さえつつその場を去って行った。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
どうして隣の家で僕の妻が喘いでいるんですか?
ヘロディア
恋愛
壁が薄いマンションに住んでいる主人公と妻。彼らは新婚で、ヤりたいこともできない状態にあった。
しかし、隣の家から喘ぎ声が聞こえてきて、自分たちが我慢せずともよいのではと思い始め、実行に移そうとする。
しかし、何故か隣の家からは妻の喘ぎ声が聞こえてきて…
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
秘密 〜官能短編集〜
槙璃人
恋愛
不定期に更新していく官能小説です。
まだまだ下手なので優しい目で見てくれればうれしいです。
小さなことでもいいので感想くれたら喜びます。
こここうしたらいいんじゃない?などもお願いします。
女装とメス調教をさせられ、担任だった教師の亡くなった奥さんの代わりをさせられる元教え子の男
湊戸アサギリ
BL
また女装メス調教です。見ていただきありがとうございます。
何も知らない息子視点です。今回はエロ無しです。他の作品もよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる