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変身
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恭介の助走を見て満足した勇気は、時計を見て山本さんが車まで時間があることに気付いた。そして、恭介を試着室へ連れ込んで、遊びで服を着せたのだった。
「よし」
「よし・・・て」
「完璧だ」
「完璧?」
「ほれ?」
そういうと勇気は恭介を鏡の前に連れて行ったのだった。
「これが?おれ?」
「完璧だ」
すると結城は恭介に運句をした。
「ちょっと、はるかさんにドッキリを仕掛けてみないか」
「え?ばれるって」
「大丈夫だから」
そして恭介は待合で他のお客と同じように待つことになった。
絶対ばれるって、時折慣れない神を触って時間を間明合わせている恭介のの前に山本が現れたのだった。お店に入ってきて真っ先に勇気を探して見当たらないので
「勇気ちゃん・・・?」
勇気を呼んだ。その後ろに女装している恭介、その距離約1mほぼ振り返れば、間違いなく気付くとおもっていると
「あれ?あれ?」
そう言って辺りを見回している彼女と目が合った恭介はどきりとしたが。彼女は未だに雪を探している。そして、店の奥から勇気があらわれた。
「こんばんは、はるかさん・・・」
二人は普段通りの会話をしている。時折、恭介に視線を送るが山本はその視線の先には全く興味をしめさない。その光景を見ている恭介、自分の格好が恥ずかしくて早く見つけてくれ~そう心で叫んでいた。
「ねぇ、早く見せてよ・・・」
山本は恭介の助走姿が気になるのか勇気をせかした。
「はるかさん・・・慌てないで・・・」
止めようとする勇気の背中を押して奥に入っていった。しかし、店の奥には、恭介の姿はなかった。
「あいつ・・・逃げて帰ったの?」という山本に
「さっき、いたでしょ?」
何もなかったように言う勇気・・・
「勇気ちゃん? 私をからかってるの?」
勇気をにらむ山本
「だから、入口にいたでしょう?気づかなかった?」
「えっ・・・」
慌てて入口に戻る山本、そこには、本を持っている恭介の姿が、そして、恭介と目が合った、
山本はその姿を見て
「ひょっとして・・・・久保君?」
「・・・」
手を小さく上げて振った。
「うそ・・・・・」
山本は驚愕を隠せなかった。
「どう? 明日、午後から服をあわせるから・・・」
勇気が言った。
「信じられない・・・」
「あと、服で全体をいじって、そぶりとかも・・・」
勇気が話していると山本は思い出したかのようにメモを渡した。
「久保君・・・明日、あなた恭子ちゃんだから・・・一応、私の後輩ってことで、これをよく読んでおいてね」
「それと、明日、本当に頼むわよ・・」
最後に念を押した。
翌朝、会社に出た恭介
真っ先に会ったのは、暗い顔をした渡辺だった。
「恭介・・・」
「どうした。」
「振られた・・・完璧に」
「あっそう・・・」
そうだろう、野村さんかなり怒ってたもんなぁ・・・と恭介は思いつつ、
「そうそう、野村さん・・・見かけによらず、きついぞ・・」
渡辺が恭介に話していたら目の前に野村の姿があった。
「おはよう・・・」
渡辺の後ろから野村が挨拶をしてきた。
渡辺は、びくっとして、直立不動になった。
「あっ・・・おはよう・・・」
恭介が挨拶を返したが・・・
野村は目をそらして、行ってしまった。
「あ~、びっくりした・・・いたらすぐに言えよ。」
恭介に八つ当たりをする渡辺・・・
「そんな・・・あっという間じゃないか?」
恭介がそう言い返すと、渡辺は少しため息をはいて、
「今日付き合えよ・・・・」
「今日は、無理だ・・・」
「何~!!、俺が振られたのに親友のお前も付き合ってくれないのか?」
「誰が親友だ・・・・・・というより、今日は午後から、家の都合で無理・・・」
「そうか・・・」
残念そうに渡辺は、去っていった。
「よし」
「よし・・・て」
「完璧だ」
「完璧?」
「ほれ?」
そういうと勇気は恭介を鏡の前に連れて行ったのだった。
「これが?おれ?」
「完璧だ」
すると結城は恭介に運句をした。
「ちょっと、はるかさんにドッキリを仕掛けてみないか」
「え?ばれるって」
「大丈夫だから」
そして恭介は待合で他のお客と同じように待つことになった。
絶対ばれるって、時折慣れない神を触って時間を間明合わせている恭介のの前に山本が現れたのだった。お店に入ってきて真っ先に勇気を探して見当たらないので
「勇気ちゃん・・・?」
勇気を呼んだ。その後ろに女装している恭介、その距離約1mほぼ振り返れば、間違いなく気付くとおもっていると
「あれ?あれ?」
そう言って辺りを見回している彼女と目が合った恭介はどきりとしたが。彼女は未だに雪を探している。そして、店の奥から勇気があらわれた。
「こんばんは、はるかさん・・・」
二人は普段通りの会話をしている。時折、恭介に視線を送るが山本はその視線の先には全く興味をしめさない。その光景を見ている恭介、自分の格好が恥ずかしくて早く見つけてくれ~そう心で叫んでいた。
「ねぇ、早く見せてよ・・・」
山本は恭介の助走姿が気になるのか勇気をせかした。
「はるかさん・・・慌てないで・・・」
止めようとする勇気の背中を押して奥に入っていった。しかし、店の奥には、恭介の姿はなかった。
「あいつ・・・逃げて帰ったの?」という山本に
「さっき、いたでしょ?」
何もなかったように言う勇気・・・
「勇気ちゃん? 私をからかってるの?」
勇気をにらむ山本
「だから、入口にいたでしょう?気づかなかった?」
「えっ・・・」
慌てて入口に戻る山本、そこには、本を持っている恭介の姿が、そして、恭介と目が合った、
山本はその姿を見て
「ひょっとして・・・・久保君?」
「・・・」
手を小さく上げて振った。
「うそ・・・・・」
山本は驚愕を隠せなかった。
「どう? 明日、午後から服をあわせるから・・・」
勇気が言った。
「信じられない・・・」
「あと、服で全体をいじって、そぶりとかも・・・」
勇気が話していると山本は思い出したかのようにメモを渡した。
「久保君・・・明日、あなた恭子ちゃんだから・・・一応、私の後輩ってことで、これをよく読んでおいてね」
「それと、明日、本当に頼むわよ・・」
最後に念を押した。
翌朝、会社に出た恭介
真っ先に会ったのは、暗い顔をした渡辺だった。
「恭介・・・」
「どうした。」
「振られた・・・完璧に」
「あっそう・・・」
そうだろう、野村さんかなり怒ってたもんなぁ・・・と恭介は思いつつ、
「そうそう、野村さん・・・見かけによらず、きついぞ・・」
渡辺が恭介に話していたら目の前に野村の姿があった。
「おはよう・・・」
渡辺の後ろから野村が挨拶をしてきた。
渡辺は、びくっとして、直立不動になった。
「あっ・・・おはよう・・・」
恭介が挨拶を返したが・・・
野村は目をそらして、行ってしまった。
「あ~、びっくりした・・・いたらすぐに言えよ。」
恭介に八つ当たりをする渡辺・・・
「そんな・・・あっという間じゃないか?」
恭介がそう言い返すと、渡辺は少しため息をはいて、
「今日付き合えよ・・・・」
「今日は、無理だ・・・」
「何~!!、俺が振られたのに親友のお前も付き合ってくれないのか?」
「誰が親友だ・・・・・・というより、今日は午後から、家の都合で無理・・・」
「そうか・・・」
残念そうに渡辺は、去っていった。
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