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第22章.式典会場
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式典会場から1つ、エレベーターを降りた会議室に案内された。中は空調もきいておらず、酷く冷える。
「まずは温かい飲み物でもどうだ?」
そう棟方社長は言い、秘書の鷹殿──ボルゾイみたいな顔だ──にお茶を用意させた。
「さっきの会食より、値は落ちるがね」
さぁ、と、手で示され──そうされると、飲まざるを得なくなり──口をつける。温かい緑茶が、体の隅々にまで熱を運んでくれるようだ。
「それでは社長、私は一旦失礼いたします」
メガネをくいと持ち上げ、鷹殿が一礼して退室する。残された俺は、社長と目を合わせないよう俯いた。
──やっぱり、社長を直に相手しなきゃいけないのかなぁ……?
そんな事を考えていると、体の芯が熱くなってくるのを感じた。その、どこかで感じた事のある感覚を思い出そうとしていると、社長が椅子を勧めてきたので、取り敢えず座る。
「剣崎君、どうかしたか?」
そう言って、社長が髪を撫でてきた。そしてその指で──太く短い──頬をなぞってくる。俺は体にやはり熱く震えるものを感じ、社長を見遣った。
「いえ、何でも……ありません」
「何でもない事はないだろう?君はさっき、媚薬を飲んだんだからなぁ!」
社長の口から、信じられない言葉が発せられた。
──今、媚薬、と言わなかった?
再び、あの接待が悪夢となって甦る。
「これから君の体を試させてもらうからな」
そう言った社長に、突然キスをされた。舌が絡まり、息苦しい。と同時に、不快感で背筋が震える。
「んぅ……ハァハァ……ん」
口角から、唾液が垂れた。だが、それすら飲み込めない。苦しくて、もがくように社長のジャケットを握ると、漸く唇が放れた。
「なっ……!」
抗議しようと口を開くと、今度は股間を揉み始めた。
乱雑で強引な手淫だが──媚薬を飲まされた──俺の体は、それですら感じて跳ねる。
「じっとしてなさい」
──そう言われても……!
相手が社長なだけに、嫌だからって殴って逃げる訳にもいかない。第一、力が入らない。
「そう、そうしていなさい」
再びそう言うと、社長は口角を上げて笑った。その間も、股間を揉む手は止まらない。
「はッ……あッ……!」
堪らず声が漏れた。止めようと唇を噛み締めても、その声は閉じた唇を押し開くように漏れる。
耳が熱い。それ以上に、社長の触れる場所が──媚薬のせいで──熱かった。
「うん、相変わらずいい声だ」
いつの間にかシャツを乱されていて、社長の空いている方の手が、胸元を撫でている。それは生き物のようにはいずり回り、俺は小刻みに体を震わせた。
「あッ……ハァハァ……ん!」
乳首が弄られる。股間をまさぐっていた手が、ジッパーを下げて中に入って来た。
「感度も、なかなかだな」
下着の上から──ペニスの形に沿うように──撫でられる。
「はッ……い……あッ……!社長……や……」
指が下着の中へ潜り込んで来た。直にペニスをなぞられ、ビクリと体が震える。
「感じているんだな。君の可愛い乳首もほら、固くなってきているぞ?」
そう言って乳首を摘むと、社長は指の腹で擦るように弄った。
「ひァッ……!や、め……」
涙が滲んで来た。視界が歪み始め、どうしようもない自分に、悲しくなる。
「こっちも、濡れてきたぞ?苦しくなってきたんじゃないか?」
ペニスを扱くように手を上下に動かされ、俺は腰を浮かせた。
「あッ……!社長……お願い……です、止め……」
「近藤君からも言われていただろう?抵抗や拒否は許さんぞ」
そう言い放つと、社長は俺の前に膝をついた。そして俺のズボンを下着ごと足首までずらすと、足を開かせる。
「うん、苦しいって、君のも言ってるぞ?」
開かされた足の中心には──勃起して──苦しげに震えているペニスがある。それは先走りで濡れていて、テラテラと光っていた。
「苦しいなら、出しても構わないからな?」
そう言うと、社長は俺のペニスをくわえた。
「しっ……社長……!そんな……!」
慌ててそう言うが──構わず舌を這わせ──わざとらしく音を立てながらしゃぶり始める。
「あッ……!あッ……!はッ……ハァハァ……あッ……」
体中が痺れてきた。俺はもう、抵抗を諦めていたものの、社長の──もう62歳になるのに──性欲に驚かされていた。
「クチュ……ハァ……ハァ……剣崎君……チュプ、チュプ……ニチュッ……チュッチュッ……」
「しゃ……ちょ……あァッ……ハッ……ハッ……」
感覚の全てが、社長のしゃぶるペニスに集中し、頭が真っ白になって来た。
全て媚薬のせいだ。そのせいで──体が勝手に──気持ちいい、と、思ってしまっている。
次第に射精感が強まり、内股を震わせた。
「射精、したいんだろう?私に構わず、出しても構わんぞ」
そう言うと、社長は強くペニスに吸い付き、根本に舌を這わせてくる。そして先端の割れ目に指を押し付け、煽るようにいじくり始めた。
「ああァッ……!あァッあッ……!あァッ!」
快感に声が止まらない。そして、射精したい感覚も強まった。
「あーッ……!あァッあッあッ……あーッあーッ!」
我慢出来ず──半ば叫ぶように声を上げて──精液を放った。それは社長の顔やら手やらにかかり、糸を引きながら床に落ちる。
「ふふ……上出来だ」
笑みを零し、社長は立ち上がった。そして、ぐったりとした俺の頬に触れると、再度唇を重ねる。
射精の後の脱力感で動けない俺は、されるがままになっていた。
──もう、どうなったって、何をされたっていい。
「やはり君は、とてもいい体をしているなぁ」
そう言って机に押し倒される。
「早く挿れてしまいたいところだが、ちゃんと慣らさないとな」
微笑んだ社長が、足を撫でてきた。そしてそのまま手を尻の方へ滑らせると、指先で蕾の回りをくすぐってくる。
「すぐ慣れるから」
そう言い、中指を挿入してきた。
「あッ……!」
挿入された中指は太く──生き物のようにナカで動いている──探るように内壁を擦ってくる。軽く抜き差しされる度に、俺の蕾は収縮した。
「はッ……あァ……」
ため息混じりに声を漏らすと、社長は指の抜き差しを早めた。
「もう、痛くないか?」
そう言った社長の言葉に、ピチャピチャと水音が混じっている。
「あッ……はッ……あッ」
更に速度を増した抜き差しで、蕾は収縮する間隔を早めた。
「吸い付いてくるみたいだな!」
人差し指も挿入され──指が2本になると──更に圧迫感が増す。双方の指がバラバラに動かされ、俺は荒い呼吸を繰り返した。
「ハッ……ハッ……あッ……はッ……あァッ……あッ、あッ……!」
更にいやらしく水音が立ち始めると、社長は指を引き抜いた。ねっとりとした指を眺め、俺を見下ろしてくる。
「早く欲しいんだな?よしよし、今挿れてやろう」
そう言うと社長は、胸ポケットに隠しておいたチューブを取り出した。
「まずは君に」
チューブの中身──恐らくローションだ──を俺の蕾に、丁寧に塗り付ける。襞へ指を撫でつけ──指を挿入し──指を回しながら塗ると引き抜き、再びチューブから中身を指に取ると、今度はそれを自身へと塗り付けた。
「これで、準備万端だ」
そう言うなり、社長は俺の足を撫で──ペニスを蕾に宛がうと──ゆっくりと挿入した。
「ひッ……あぁァあッ!」
体が悶える。社長は俺を机へ押さえ付けた。そして更に深くペニスを挿入する。
「あーッ!しゃ……ちょ……!やァッ……!」
「ふふ、じきに嫌じゃなくなる。そして、気持ち良くなるぞ」
根本まで、全てを挿入し終えると──社長は俺の足を抱え──ゆっくりと腰を振り始めた。
「あーッ……!あッ、あァッ!」
ズブッ、ズブッと、抜き挿しされる度、泣きたくなってくる。
──どうして俺は、いつまでたっても騙され、こんな扱いを受けるんだろう……?
朋樹の顔が浮かぶが、すぐに泡のように消えてしまった。
「ほら、もう、良くなってきただろ?」
机が軋む。
「はッはッ……あッ……社長……あッ!あッあッ!」
痺れは酷くなり、快感が増して行く。それに伴い、俺の声は悲鳴に近い物になって行った。
「ひッ……!あッあッあンッ……!はッん……!」
パンッパンッと、腰を叩きつけられる。
「もっと、声を聞かせてくれ!」
更に律動が強くなると、社長は唇を重ねてきた。
荒い──酒臭い──呼気が顔にかかり、顔を背ける。
「社……長……!あッあッ!ひゃアンッあンッ!も、駄目で……あッああアッ!」
再び射精感が近付き、小刻みに体が震えた。
「もう、限界か?そうだな、私も、早く出したい!」
そう言うと社長は腰を回し──前立腺を突き上げてくる──そこばかりにペニスを擦りつけてきた。
「ひッうッあッ……!やだ……出ちゃ……」
ニュブンッ、ニュブンッ、とわざとらしく音を立てられ、俺は白濁を放った。社長も──ほぼ同時に──ナカへ精液を放つ。と、俺の体に重なるよう、覆いかぶさった。
「まずは温かい飲み物でもどうだ?」
そう棟方社長は言い、秘書の鷹殿──ボルゾイみたいな顔だ──にお茶を用意させた。
「さっきの会食より、値は落ちるがね」
さぁ、と、手で示され──そうされると、飲まざるを得なくなり──口をつける。温かい緑茶が、体の隅々にまで熱を運んでくれるようだ。
「それでは社長、私は一旦失礼いたします」
メガネをくいと持ち上げ、鷹殿が一礼して退室する。残された俺は、社長と目を合わせないよう俯いた。
──やっぱり、社長を直に相手しなきゃいけないのかなぁ……?
そんな事を考えていると、体の芯が熱くなってくるのを感じた。その、どこかで感じた事のある感覚を思い出そうとしていると、社長が椅子を勧めてきたので、取り敢えず座る。
「剣崎君、どうかしたか?」
そう言って、社長が髪を撫でてきた。そしてその指で──太く短い──頬をなぞってくる。俺は体にやはり熱く震えるものを感じ、社長を見遣った。
「いえ、何でも……ありません」
「何でもない事はないだろう?君はさっき、媚薬を飲んだんだからなぁ!」
社長の口から、信じられない言葉が発せられた。
──今、媚薬、と言わなかった?
再び、あの接待が悪夢となって甦る。
「これから君の体を試させてもらうからな」
そう言った社長に、突然キスをされた。舌が絡まり、息苦しい。と同時に、不快感で背筋が震える。
「んぅ……ハァハァ……ん」
口角から、唾液が垂れた。だが、それすら飲み込めない。苦しくて、もがくように社長のジャケットを握ると、漸く唇が放れた。
「なっ……!」
抗議しようと口を開くと、今度は股間を揉み始めた。
乱雑で強引な手淫だが──媚薬を飲まされた──俺の体は、それですら感じて跳ねる。
「じっとしてなさい」
──そう言われても……!
相手が社長なだけに、嫌だからって殴って逃げる訳にもいかない。第一、力が入らない。
「そう、そうしていなさい」
再びそう言うと、社長は口角を上げて笑った。その間も、股間を揉む手は止まらない。
「はッ……あッ……!」
堪らず声が漏れた。止めようと唇を噛み締めても、その声は閉じた唇を押し開くように漏れる。
耳が熱い。それ以上に、社長の触れる場所が──媚薬のせいで──熱かった。
「うん、相変わらずいい声だ」
いつの間にかシャツを乱されていて、社長の空いている方の手が、胸元を撫でている。それは生き物のようにはいずり回り、俺は小刻みに体を震わせた。
「あッ……ハァハァ……ん!」
乳首が弄られる。股間をまさぐっていた手が、ジッパーを下げて中に入って来た。
「感度も、なかなかだな」
下着の上から──ペニスの形に沿うように──撫でられる。
「はッ……い……あッ……!社長……や……」
指が下着の中へ潜り込んで来た。直にペニスをなぞられ、ビクリと体が震える。
「感じているんだな。君の可愛い乳首もほら、固くなってきているぞ?」
そう言って乳首を摘むと、社長は指の腹で擦るように弄った。
「ひァッ……!や、め……」
涙が滲んで来た。視界が歪み始め、どうしようもない自分に、悲しくなる。
「こっちも、濡れてきたぞ?苦しくなってきたんじゃないか?」
ペニスを扱くように手を上下に動かされ、俺は腰を浮かせた。
「あッ……!社長……お願い……です、止め……」
「近藤君からも言われていただろう?抵抗や拒否は許さんぞ」
そう言い放つと、社長は俺の前に膝をついた。そして俺のズボンを下着ごと足首までずらすと、足を開かせる。
「うん、苦しいって、君のも言ってるぞ?」
開かされた足の中心には──勃起して──苦しげに震えているペニスがある。それは先走りで濡れていて、テラテラと光っていた。
「苦しいなら、出しても構わないからな?」
そう言うと、社長は俺のペニスをくわえた。
「しっ……社長……!そんな……!」
慌ててそう言うが──構わず舌を這わせ──わざとらしく音を立てながらしゃぶり始める。
「あッ……!あッ……!はッ……ハァハァ……あッ……」
体中が痺れてきた。俺はもう、抵抗を諦めていたものの、社長の──もう62歳になるのに──性欲に驚かされていた。
「クチュ……ハァ……ハァ……剣崎君……チュプ、チュプ……ニチュッ……チュッチュッ……」
「しゃ……ちょ……あァッ……ハッ……ハッ……」
感覚の全てが、社長のしゃぶるペニスに集中し、頭が真っ白になって来た。
全て媚薬のせいだ。そのせいで──体が勝手に──気持ちいい、と、思ってしまっている。
次第に射精感が強まり、内股を震わせた。
「射精、したいんだろう?私に構わず、出しても構わんぞ」
そう言うと、社長は強くペニスに吸い付き、根本に舌を這わせてくる。そして先端の割れ目に指を押し付け、煽るようにいじくり始めた。
「ああァッ……!あァッあッ……!あァッ!」
快感に声が止まらない。そして、射精したい感覚も強まった。
「あーッ……!あァッあッあッ……あーッあーッ!」
我慢出来ず──半ば叫ぶように声を上げて──精液を放った。それは社長の顔やら手やらにかかり、糸を引きながら床に落ちる。
「ふふ……上出来だ」
笑みを零し、社長は立ち上がった。そして、ぐったりとした俺の頬に触れると、再度唇を重ねる。
射精の後の脱力感で動けない俺は、されるがままになっていた。
──もう、どうなったって、何をされたっていい。
「やはり君は、とてもいい体をしているなぁ」
そう言って机に押し倒される。
「早く挿れてしまいたいところだが、ちゃんと慣らさないとな」
微笑んだ社長が、足を撫でてきた。そしてそのまま手を尻の方へ滑らせると、指先で蕾の回りをくすぐってくる。
「すぐ慣れるから」
そう言い、中指を挿入してきた。
「あッ……!」
挿入された中指は太く──生き物のようにナカで動いている──探るように内壁を擦ってくる。軽く抜き差しされる度に、俺の蕾は収縮した。
「はッ……あァ……」
ため息混じりに声を漏らすと、社長は指の抜き差しを早めた。
「もう、痛くないか?」
そう言った社長の言葉に、ピチャピチャと水音が混じっている。
「あッ……はッ……あッ」
更に速度を増した抜き差しで、蕾は収縮する間隔を早めた。
「吸い付いてくるみたいだな!」
人差し指も挿入され──指が2本になると──更に圧迫感が増す。双方の指がバラバラに動かされ、俺は荒い呼吸を繰り返した。
「ハッ……ハッ……あッ……はッ……あァッ……あッ、あッ……!」
更にいやらしく水音が立ち始めると、社長は指を引き抜いた。ねっとりとした指を眺め、俺を見下ろしてくる。
「早く欲しいんだな?よしよし、今挿れてやろう」
そう言うと社長は、胸ポケットに隠しておいたチューブを取り出した。
「まずは君に」
チューブの中身──恐らくローションだ──を俺の蕾に、丁寧に塗り付ける。襞へ指を撫でつけ──指を挿入し──指を回しながら塗ると引き抜き、再びチューブから中身を指に取ると、今度はそれを自身へと塗り付けた。
「これで、準備万端だ」
そう言うなり、社長は俺の足を撫で──ペニスを蕾に宛がうと──ゆっくりと挿入した。
「ひッ……あぁァあッ!」
体が悶える。社長は俺を机へ押さえ付けた。そして更に深くペニスを挿入する。
「あーッ!しゃ……ちょ……!やァッ……!」
「ふふ、じきに嫌じゃなくなる。そして、気持ち良くなるぞ」
根本まで、全てを挿入し終えると──社長は俺の足を抱え──ゆっくりと腰を振り始めた。
「あーッ……!あッ、あァッ!」
ズブッ、ズブッと、抜き挿しされる度、泣きたくなってくる。
──どうして俺は、いつまでたっても騙され、こんな扱いを受けるんだろう……?
朋樹の顔が浮かぶが、すぐに泡のように消えてしまった。
「ほら、もう、良くなってきただろ?」
机が軋む。
「はッはッ……あッ……社長……あッ!あッあッ!」
痺れは酷くなり、快感が増して行く。それに伴い、俺の声は悲鳴に近い物になって行った。
「ひッ……!あッあッあンッ……!はッん……!」
パンッパンッと、腰を叩きつけられる。
「もっと、声を聞かせてくれ!」
更に律動が強くなると、社長は唇を重ねてきた。
荒い──酒臭い──呼気が顔にかかり、顔を背ける。
「社……長……!あッあッ!ひゃアンッあンッ!も、駄目で……あッああアッ!」
再び射精感が近付き、小刻みに体が震えた。
「もう、限界か?そうだな、私も、早く出したい!」
そう言うと社長は腰を回し──前立腺を突き上げてくる──そこばかりにペニスを擦りつけてきた。
「ひッうッあッ……!やだ……出ちゃ……」
ニュブンッ、ニュブンッ、とわざとらしく音を立てられ、俺は白濁を放った。社長も──ほぼ同時に──ナカへ精液を放つ。と、俺の体に重なるよう、覆いかぶさった。
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