35 / 35
第四章 聖女は幸せになるようです
応報
しおりを挟む
「エレノア、こんにちは」
「こんにちは。お兄様、何を読んでらっしゃるの?」
アルテアが、初夏の光の中でエレノアの名を呼ぶ。毎年、母親の里帰りでナルヴィク侯爵邸を訪れるのが好きだった。同じく夏のベルーゲン城に来ているアルテアに会えるからだ。
エレノアは、メイオール王国にいる時だけは、息苦しさを感じない。
母親は、メイオール出身の貴族ではあるが、ミドルアースでは何の人脈も伝手もなかった。その美貌が王の目に留まり、ミドルアースに嫁ぐことになった。美しいだけの優雅な人。
その時、既に王には四人の妻がおり、それぞれがミドルアースの由緒ある貴族のご令嬢であったため、エレノアの母親は他の妻たちや使用人たちに冷遇されていた。
そして必然的に第九王女であるエレノアもまた王宮では肩身の狭い思いをしながら生きてきた。
「私、大きくなったら、お兄様のお嫁さんになるんだ」
「ふふ、ありがとう。気持ちだけ受け取っておくね」
ベルーゲン城の中庭の木陰で本を読んでいるアルテアに、エレノアは抱き着く。
ここでは、誰も自分のことを無視したりしないし、ミドルアースのお姫様として扱ってくれる。
幼いながらも自分の居場所は、ここなのだと思っていた。
アルテアの婚約者がなかなか決まらないのも、全部自分のためだと思っていた。自分が成人するまで、待ってくれているのだと。
それなのに、あんな裏切り、どこの誰とも分からない突然現れた女と結婚するなんて……許せない。でも、お兄様だって王族だ。神殿の意向には逆らえないのだ。
自分がお兄様を救ってあげないと、早く大人になって力をつけないと思っていた。
***
エレノアは、もう何人目か分からない、緑の赤子に乳をあげながら、昔の記憶を何度も繰り返し思い出していた。
名前もなく、緑色の人族ではない忌々しいゴブリンが自分に群がる。
払いのける気力はもはや無かった。入り組んだ地下洞窟の奥深くの部屋に軟禁されて、どのくらいの時間が経過したのかよく分からない。
上半身裸で腰巻だけを着用するゴブリンスタイルの服装に恥じらいを感じなくなってしまうほど時は経っていた。
ゴブリンの子どもは、数か月で数匹生まれてくる。生まれてきたら授乳をして、落ち着いたらまた子を作らされるの繰り返しの毎日だった。
ぼんやりと群がるゴブリンに乳を貪られるままにしているとドアが開き、ルポルディのでっぷりとした巨体が部屋に入ってくる。
「今朝、洞窟奥の氷柱の泉で、もう一人のミドガーラントが死んだよ。水浴びに行ったようだが、正気を失っていたから事故かもな」
「……そうですか」
「お前が最後のミドガーラントだ。お前がだけが生き残ったな」
自分を無視したり、意地悪をしたお姉さま方は皆、ゴブリンに凌辱され、同じように子を産まされていた。そして正気を失ったり、病気になったりして、一人ずつ死んでいった。
いつかアルお兄様が助けに来てくれる。きっと来てくれる。アマネはオーガたちに連れ去られ、慰み者にされてもう死んでいるはずだ。
きっとお兄様は、大切な自分のことを今も探してくれているはずだ。
エレノアは、そのわずかな希望だけを頼り、かろうじて正気を保っていた。
「そう言えは、メイオール王国の戴冠式はもうすぐらしいな」
「アルテア殿下が、国王になるのですか」
「そうだな。あそこは二人目の子が生まれたし、聖女の加護もある。ヴィエルガハとも交流が深いから国が安定してきているな」
エレノアの翡翠色の瞳に強い力が戻る。
「はあ? 二人目って一体誰との子なのですか? それに聖女は死んだはずでしょう」
「聖女アマネが、あそこの王太子妃だ」
「――そんな、まさか。アマネはオーガに連れ去れて、そのまま死んだはず。あの夜もここには連れてこられていなかった」
「まあ、お前には関係ないことだから、信じようが信じまいがどうでもいいが」
「嘘、どうしてよ。あいつは死んだはずよ。アルテア殿下は、私の王子様なのよ!」
ルポルディは、エレノアを無視しながら、彼女の身体に群がっている子どもたちを引きはがすとエレノアの胸を吸い始める。空いた丸々と太った指は、エレノアの腰布の結び目を解く。
ルポルディはだんだんと興奮し始め、その鼻がぐぶぐぶと鳴る。彼は既に勃起していた。
暇さえあれば盛りやがってとエレノアは、心の中で毒づく。
「いや、やめて。そんな気分じゃないわ。どうしてお兄様は、私のことを探しに来てくれないの? もうあきらめてしまったの?」
エレノアがルポルディを押しのけるために伸ばした両手は、壁から鎖でつながれている手枷で呆気なく拘束される。
「止めなさいよ! この下等生物がっ!」
「もうすぐ精神が壊れてしまうかと思ったのに、持ち直したか。やはりお前はいい」
ニヤリと笑うとルポルディは、エレノアの脚を思い切り広げると、慣らしてもいない中に自分の剛直をずぶりと無理やりねじ込む。
「い、痛いっ!」
「そうは言っても、すぐに濡れてくる淫乱な雌め。誰が下等生物か思い知らせてやろう」
ルポルディは、始めから激しく容赦なく腰を打ち付ける。
おおう、おおうとオットセイの様に声を上げる。締まりのない口からは唾液が飛び散る。
腹の肉がぶるぶると揺れ、脂っぽい汗がしとどに流れる。
抽挿の激しさに、がしゃがちゃと鎖が音をたてる。
全てアマネのせいだ。あいつがこなければ、こんなことにはならなかった。こんな気持ち悪いゴブリンに処女を散らされ、子を産まされて、未だに地下から逃げることができない。
(どうして王族の私が、こんな気持ち悪い生物に組み敷かれて、ゴブリンを産まなければならないの?)
「……あん、っん、やあぁん……はぅ」
屈辱に思う反面、慣らされた身体は、徐々にルポルディから与えられる刺激を快感に変えていく。ぐりぐりと中を擦られて、エレノアは愛液を流し始める。
「可愛いなあ、いくら泣いても叫んでも、地上では誰もお前のことを気にかけてはいない。それを見ぬふりをして必死に正気を保っているお前は、本当に哀れで愛おしいぞ」
慣れとは恐ろしいもので、一度始まると数時間は終わらない、ルポルディとの行為にうんざりしつつも、エレノアはいつの間にか嬌声をあげていた。
暗く湿った、陽のとどかないゴブリンの洞窟の奥の部屋で、エレノアはいつまでも助けを待っていた。感情を殺して、心を閉ざして、罪を償うこともなく、ただ愚直に自己愛だけを希望として。
止まない雨はあるし、明けない夜もあると気がつかないまま。
「こんにちは。お兄様、何を読んでらっしゃるの?」
アルテアが、初夏の光の中でエレノアの名を呼ぶ。毎年、母親の里帰りでナルヴィク侯爵邸を訪れるのが好きだった。同じく夏のベルーゲン城に来ているアルテアに会えるからだ。
エレノアは、メイオール王国にいる時だけは、息苦しさを感じない。
母親は、メイオール出身の貴族ではあるが、ミドルアースでは何の人脈も伝手もなかった。その美貌が王の目に留まり、ミドルアースに嫁ぐことになった。美しいだけの優雅な人。
その時、既に王には四人の妻がおり、それぞれがミドルアースの由緒ある貴族のご令嬢であったため、エレノアの母親は他の妻たちや使用人たちに冷遇されていた。
そして必然的に第九王女であるエレノアもまた王宮では肩身の狭い思いをしながら生きてきた。
「私、大きくなったら、お兄様のお嫁さんになるんだ」
「ふふ、ありがとう。気持ちだけ受け取っておくね」
ベルーゲン城の中庭の木陰で本を読んでいるアルテアに、エレノアは抱き着く。
ここでは、誰も自分のことを無視したりしないし、ミドルアースのお姫様として扱ってくれる。
幼いながらも自分の居場所は、ここなのだと思っていた。
アルテアの婚約者がなかなか決まらないのも、全部自分のためだと思っていた。自分が成人するまで、待ってくれているのだと。
それなのに、あんな裏切り、どこの誰とも分からない突然現れた女と結婚するなんて……許せない。でも、お兄様だって王族だ。神殿の意向には逆らえないのだ。
自分がお兄様を救ってあげないと、早く大人になって力をつけないと思っていた。
***
エレノアは、もう何人目か分からない、緑の赤子に乳をあげながら、昔の記憶を何度も繰り返し思い出していた。
名前もなく、緑色の人族ではない忌々しいゴブリンが自分に群がる。
払いのける気力はもはや無かった。入り組んだ地下洞窟の奥深くの部屋に軟禁されて、どのくらいの時間が経過したのかよく分からない。
上半身裸で腰巻だけを着用するゴブリンスタイルの服装に恥じらいを感じなくなってしまうほど時は経っていた。
ゴブリンの子どもは、数か月で数匹生まれてくる。生まれてきたら授乳をして、落ち着いたらまた子を作らされるの繰り返しの毎日だった。
ぼんやりと群がるゴブリンに乳を貪られるままにしているとドアが開き、ルポルディのでっぷりとした巨体が部屋に入ってくる。
「今朝、洞窟奥の氷柱の泉で、もう一人のミドガーラントが死んだよ。水浴びに行ったようだが、正気を失っていたから事故かもな」
「……そうですか」
「お前が最後のミドガーラントだ。お前がだけが生き残ったな」
自分を無視したり、意地悪をしたお姉さま方は皆、ゴブリンに凌辱され、同じように子を産まされていた。そして正気を失ったり、病気になったりして、一人ずつ死んでいった。
いつかアルお兄様が助けに来てくれる。きっと来てくれる。アマネはオーガたちに連れ去られ、慰み者にされてもう死んでいるはずだ。
きっとお兄様は、大切な自分のことを今も探してくれているはずだ。
エレノアは、そのわずかな希望だけを頼り、かろうじて正気を保っていた。
「そう言えは、メイオール王国の戴冠式はもうすぐらしいな」
「アルテア殿下が、国王になるのですか」
「そうだな。あそこは二人目の子が生まれたし、聖女の加護もある。ヴィエルガハとも交流が深いから国が安定してきているな」
エレノアの翡翠色の瞳に強い力が戻る。
「はあ? 二人目って一体誰との子なのですか? それに聖女は死んだはずでしょう」
「聖女アマネが、あそこの王太子妃だ」
「――そんな、まさか。アマネはオーガに連れ去れて、そのまま死んだはず。あの夜もここには連れてこられていなかった」
「まあ、お前には関係ないことだから、信じようが信じまいがどうでもいいが」
「嘘、どうしてよ。あいつは死んだはずよ。アルテア殿下は、私の王子様なのよ!」
ルポルディは、エレノアを無視しながら、彼女の身体に群がっている子どもたちを引きはがすとエレノアの胸を吸い始める。空いた丸々と太った指は、エレノアの腰布の結び目を解く。
ルポルディはだんだんと興奮し始め、その鼻がぐぶぐぶと鳴る。彼は既に勃起していた。
暇さえあれば盛りやがってとエレノアは、心の中で毒づく。
「いや、やめて。そんな気分じゃないわ。どうしてお兄様は、私のことを探しに来てくれないの? もうあきらめてしまったの?」
エレノアがルポルディを押しのけるために伸ばした両手は、壁から鎖でつながれている手枷で呆気なく拘束される。
「止めなさいよ! この下等生物がっ!」
「もうすぐ精神が壊れてしまうかと思ったのに、持ち直したか。やはりお前はいい」
ニヤリと笑うとルポルディは、エレノアの脚を思い切り広げると、慣らしてもいない中に自分の剛直をずぶりと無理やりねじ込む。
「い、痛いっ!」
「そうは言っても、すぐに濡れてくる淫乱な雌め。誰が下等生物か思い知らせてやろう」
ルポルディは、始めから激しく容赦なく腰を打ち付ける。
おおう、おおうとオットセイの様に声を上げる。締まりのない口からは唾液が飛び散る。
腹の肉がぶるぶると揺れ、脂っぽい汗がしとどに流れる。
抽挿の激しさに、がしゃがちゃと鎖が音をたてる。
全てアマネのせいだ。あいつがこなければ、こんなことにはならなかった。こんな気持ち悪いゴブリンに処女を散らされ、子を産まされて、未だに地下から逃げることができない。
(どうして王族の私が、こんな気持ち悪い生物に組み敷かれて、ゴブリンを産まなければならないの?)
「……あん、っん、やあぁん……はぅ」
屈辱に思う反面、慣らされた身体は、徐々にルポルディから与えられる刺激を快感に変えていく。ぐりぐりと中を擦られて、エレノアは愛液を流し始める。
「可愛いなあ、いくら泣いても叫んでも、地上では誰もお前のことを気にかけてはいない。それを見ぬふりをして必死に正気を保っているお前は、本当に哀れで愛おしいぞ」
慣れとは恐ろしいもので、一度始まると数時間は終わらない、ルポルディとの行為にうんざりしつつも、エレノアはいつの間にか嬌声をあげていた。
暗く湿った、陽のとどかないゴブリンの洞窟の奥の部屋で、エレノアはいつまでも助けを待っていた。感情を殺して、心を閉ざして、罪を償うこともなく、ただ愚直に自己愛だけを希望として。
止まない雨はあるし、明けない夜もあると気がつかないまま。
0
お気に入りに追加
163
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
悪役令嬢は檻の中 ~絶対離脱不可の乙女ゲーム、死亡エンドしかないって酷くない⁉︎
おりの まるる
恋愛
日向百合(ひなたゆり)は、悪役令嬢ロータス・リリィ・マーヴィンとして、『救国の乙女と選ばれし四人の護り人』という乙女ゲームの中に転生してしまった。
バッドエンドを避けるために日々奔走し、国外追放エンドに落ち着く。やっとゲームが終わり、自由に生きられると喜んでいたが、攻略対象者の一人ザカライアス王太子殿下の密命により、死の森へ追放されてしまう。
助けに来てくれた神官オルフィロスには秘密がありそうだし、騎士団長ガルシアは情緒不安定、兄テレンスは病気で療養中、異世界転生者であるはずの救国の乙女アリサは、気が付いたら妊娠していて。清純派は一体どこへいった。
普通の乙女ゲームのはずなのに、R18展開があったり、残酷な物語展開、そして徐々に登場人物たちが設定と乖離していく。そしてなぜだか常に命を狙われているってどういうこと!?
絶体絶命の悪役令嬢は、乙女ゲームから離脱して、この世界でサバイブできるのか?
【R-18】イケメンな鬼にエッチなことがされたい
抹茶入りココア
恋愛
目を開けるとそこには美しい鬼がいた。
異世界に渡り、鬼に出会い、悩みながらも鬼に会いに行く。
そして、そこからエロエロな一妻多夫?生活が始まった。
ストーリーよりもエロ重視になります。タグなどを見て苦手かもと思われたら読まないことを推奨します。
*があるタイトルはエロ。
【R18】悪役令嬢は騎士の腕の中で啼く――婚約破棄したら、爵位目当ての騎士様に求婚されました――
おうぎまちこ(あきたこまち)
恋愛
※ムーンライト様で10月中旬に連載、完結した作品になります。
※R18に※、睡姦等
伯爵令嬢のリモーネは、クラーケ侯爵と婚約していた。しかし、クラーケは将軍の娘であるセピア公爵令嬢と浮気。あげくの果てに彼女は妊娠してしまい、リモーネとクラーケの婚約は破棄されることになる。
そんな中、頼りにしていた父が亡くなり、リモーネは女伯爵になることに。リモーネの夫になったものが伯爵の地位を継げるのだが、位の高いクラーケとセピアのことが怖くて、誰も彼女に近づかない。あげく二人の恋路を邪魔したとして、悪役としての汚名をリモーネは受けることに……。
そんな孤独な日々の中、彼女の前に現れたのは、立身出世まっしぐら、名高い騎士に成長した、幼馴染のシルヴァお兄ちゃん。リモーネは、彼から「爵位が欲しいから結婚してほしい」と求婚されて……?
お人好しのなりゆき悪役令嬢リモーネ×言葉足らずの無愛想で寡黙な年上イケメン騎士シルヴァ。
浮気男との婚約破棄後、偽装結婚からはじまった幼馴染同士の二人が、両想いになるまでの物語。
※ざまあというか、浮気男たちは自滅します。
気付いたら異世界の娼館に売られていたけど、なんだかんだ美男子に救われる話。
sorato
恋愛
20歳女、東京出身。親も彼氏もおらずブラック企業で働く日和は、ある日突然異世界へと転移していた。それも、気を失っている内に。
気付いたときには既に娼館に売られた後。娼館の店主にお薦め客候補の姿絵を見せられるが、どの客も生理的に受け付けない男ばかり。そんな中、日和が目をつけたのは絶世の美男子であるヨルクという男で――……。
※男は太っていて脂ぎっている方がより素晴らしいとされ、女は細く印象の薄い方がより美しいとされる美醜逆転的な概念の異世界でのお話です。
!直接的な行為の描写はありませんが、そういうことを匂わす言葉はたくさん出てきますのでR15指定しています。苦手な方はバックしてください。
※小説家になろうさんでも投稿しています。
あららっ、ダメでしたのねっそんな私はイケメン皇帝陛下に攫われて~あぁんっ妊娠しちゃうの♡~
一ノ瀬 彩音
恋愛
婚約破棄されて国外追放された伯爵令嬢、リリアーネ・フィサリスはとある事情で辺境の地へと赴く。
そこで出会ったのは、帝国では見たこともないくらいに美しく、
凛々しい顔立ちをした皇帝陛下、グリファンスだった。
彼は、リリアーネを攫い、強引にその身体を暴いて――!?
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
【R18】騎士たちの監視対象になりました
ぴぃ
恋愛
異世界トリップしたヒロインが騎士や執事や貴族に愛されるお話。
*R18は告知無しです。
*複数プレイ有り。
*逆ハー
*倫理感緩めです。
*作者の都合の良いように作っています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる