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612 無視するな
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2017. 8. 21
**********
ディストレアが最強と言われるわけは、その能力にある。個体差はあるとしても、普通は魔獣の種類によって決まった魔力属性を発揮する。
比較的ポピュラーな魔獣であるフットウルフやウッドラビットであれば属性は風。攻撃も風弾に似たものを放ったり、体にそれを纏わせ、思わぬ速度で走ることができる。これによって、対峙する時の対策も立てやすい。
その魔獣がどのような属性を持ち、どんな攻撃を仕掛けてくるのかは、冒険者ならば経験や情報として知っている。
もちろん、強い魔獣になれば、魔力属性も人々と同じで複数持っていたりする。だが、それも獲得できる属性というのは決まっているので、対策に困ることはない。
しかし、ディストレアだけは違う。彼らは、環境や経験によって個体ごとに違う属性を発現させるのだ。
長く生きるという事もあり、殆どの個体が全ての属性を発現させられる。攻撃の仕方も様々だ。言葉を解すことからも、彼らが非常に知的であるといえる。彼らなりに経験によって考え、魔力を扱っているのだ。
そして、何よりも神獣と呼ばれる所以が、潜在的に神属性の魔力を持っているということだ。
成体のディストレアは、確実にこの神属性を発現させている。
思考し、環境や状況に素早く対応することのできる知能を持つ獣。だから最強なのだ。
目の前の神具と魔導具から生まれた、歪んだ存在であるディストレアも強かった。偽りの存在であっても、その力は本物と寸分違わない。
「相手にとって不足はない。作られた命ならば、いくらマティと同じディストレアでも心が痛まないわ」
紅姫を扱い慣れたバトラールの姿になったティアは、相手にとって不足はないと、嬉しそうにディストレアに突っ込んでいく。
だが、そうして向かっている最中も、これから攻撃をしかけるティアではなく、倒れたジェルバやゼブロ、階段の所に留まっているカランタ達に警戒が行っているのだから腹が立つ。
「だから、私を見ろって言ってんのよ!」
ティアはディストレアの前足から上へ切り上げる。肩まで切り落としてやろうと気合いを入れた一撃だ。
それは作られた命。血は出ない上に、鳴き声もない。だが、赤く見えていた体は、切られた部分が元の黒い霧のようなものに変化する。本来の姿に戻ると言った方が分かりやすいかもしれない。ダメージはあるようだ。
「手ごたえも軽い……凄くイライラする……」
その見た目も能力もディストレアなのに、いまいち手に伝わってくる衝撃も薄く、作り物なのだと一撃を与える度に感じてしまう。
「痛がることもしないなんて……張り合いがなさ過ぎる!ここが地下でなければ大技使って終われるのにっ」
いくら魔力を吸い取られるとはいっても、神属性は別らしい事は、バトラール仕様になれることからも分かる。
今の底なしと言える魔力量を持ったティアならば、吸収されるスピードを軽く凌駕して、いつも通りの魔術も使えるのだが、ここは地下だ。
強い衝撃を生む大技は使えない。だが、あちらはお構いなしだ。
ガッと大口を開けるのは、魔術を放つ時の合図だ。それを、今度は未だ留まり続けていたカランタ達へと向けている。
「ちょっ!? カランタ、兄様っ、逃げて!」
カランタも応戦しようとしたようだが、天使になった所で神属性の魔術を扱えるようになるわけではない。全て発動する前に吸収されていった。
ティアはまたディストレアの正面へ向かう。
「もうっ、こればっかり!」
切れるとはいえ、決定的な攻撃もできない。左の前足は消えつつあるが、この状態でも構わず動く所を見ると、嫌な予感がする。
「この調子だと、頭を落としても消えそうにないな……ってあれはマズイ」
放たれたのはカランタの魔力を吸った為か、あの悪魔のような魔術だった。
空間が歪んで見える。全てを無にする力。対象物に当たった後に巻き起こる突風も厄介だ。
カランタとディストレアの間に滑り込んだティアは、紅姫を構える。向かってくる玉の大きさは恐らくひと抱えでは到底足りない。
自身と同じ術であっても、それだけの大きさのある攻撃は見たことがないのだろう。カランタは悲鳴混じりの声を上げる。
「ティア! 君でも無理だ!」
「無理でもなんでもやんの。いいから、伏せてて」
ティアもさすがに対応に困る。しかし、考えている暇はない。
「防御は二の次! 受け止めるくらいなら弾き返す!」
「えっ!?」
「一度やってみたかったんだ」
「え、ええっ!?」
今まで、この術を放っていたのはカランタことサティルだ。ティアもまさか、父親相手に弾き返すなんて事は考えなかった。
生身の魔獣でもないから気を遣う必要も全くない。このチャンス逃すものかとにんまりと笑った。
「角度はこれ。狙うは頭!」
この大きさの術だ。対象物に当たった後の突風は計り知れない。そうして、ティアは発動した神属性で作った壁にそれが当たったと同時に展開を解いて床に伏せた。
「竜巻注意」
その一言がカランタ達に届いたとは思えないが、巻き起こった恐ろしいほどの圧力のある突風は、キレイに天井部分を吹き飛ばし、城を半壊させたのだった。
**********
舞台裏のお話。
サクヤ「あら?」
カル「何かあったのかな? 凄い音が聞こえたね」
サクヤ「ええ……見てくるわ」
カル「よろしく。こっちは手が離せそうにないから。あ、避難とかも無理だからね」
サクヤ「分かったわ」
カル「そっち、あとどれくらいかかる?」
諜報部員「半分終わった所です」
カル「そうか。急いでくれよ?」
諜報部員達「「「はいっ」」」
サクヤ「え~っと? あらあら……結構落ちてくるわね。どうにかなりそう?」
クィーグ「想定内の事態ですので、配置は済んでいます」
サクヤ「そう……まぁ、あの子がいるんだから、城を吹っ飛ばす可能性は考えるわよね……」
クィーグ「はい。問題ありません」
サクヤ「いや、問題よ? というか……なんだか懐かしい気もするのは、気のせいかしら……」
クィーグ「アレですね。ティア様曰く『母様もよくやったし』という」
サクヤ「あんた達……本当なら受け入れるべきじゃない事態だからね?」
つづく?
なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
毒されてます。
次回、金曜25日0時です。
よろしくお願いします◎
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ディストレアが最強と言われるわけは、その能力にある。個体差はあるとしても、普通は魔獣の種類によって決まった魔力属性を発揮する。
比較的ポピュラーな魔獣であるフットウルフやウッドラビットであれば属性は風。攻撃も風弾に似たものを放ったり、体にそれを纏わせ、思わぬ速度で走ることができる。これによって、対峙する時の対策も立てやすい。
その魔獣がどのような属性を持ち、どんな攻撃を仕掛けてくるのかは、冒険者ならば経験や情報として知っている。
もちろん、強い魔獣になれば、魔力属性も人々と同じで複数持っていたりする。だが、それも獲得できる属性というのは決まっているので、対策に困ることはない。
しかし、ディストレアだけは違う。彼らは、環境や経験によって個体ごとに違う属性を発現させるのだ。
長く生きるという事もあり、殆どの個体が全ての属性を発現させられる。攻撃の仕方も様々だ。言葉を解すことからも、彼らが非常に知的であるといえる。彼らなりに経験によって考え、魔力を扱っているのだ。
そして、何よりも神獣と呼ばれる所以が、潜在的に神属性の魔力を持っているということだ。
成体のディストレアは、確実にこの神属性を発現させている。
思考し、環境や状況に素早く対応することのできる知能を持つ獣。だから最強なのだ。
目の前の神具と魔導具から生まれた、歪んだ存在であるディストレアも強かった。偽りの存在であっても、その力は本物と寸分違わない。
「相手にとって不足はない。作られた命ならば、いくらマティと同じディストレアでも心が痛まないわ」
紅姫を扱い慣れたバトラールの姿になったティアは、相手にとって不足はないと、嬉しそうにディストレアに突っ込んでいく。
だが、そうして向かっている最中も、これから攻撃をしかけるティアではなく、倒れたジェルバやゼブロ、階段の所に留まっているカランタ達に警戒が行っているのだから腹が立つ。
「だから、私を見ろって言ってんのよ!」
ティアはディストレアの前足から上へ切り上げる。肩まで切り落としてやろうと気合いを入れた一撃だ。
それは作られた命。血は出ない上に、鳴き声もない。だが、赤く見えていた体は、切られた部分が元の黒い霧のようなものに変化する。本来の姿に戻ると言った方が分かりやすいかもしれない。ダメージはあるようだ。
「手ごたえも軽い……凄くイライラする……」
その見た目も能力もディストレアなのに、いまいち手に伝わってくる衝撃も薄く、作り物なのだと一撃を与える度に感じてしまう。
「痛がることもしないなんて……張り合いがなさ過ぎる!ここが地下でなければ大技使って終われるのにっ」
いくら魔力を吸い取られるとはいっても、神属性は別らしい事は、バトラール仕様になれることからも分かる。
今の底なしと言える魔力量を持ったティアならば、吸収されるスピードを軽く凌駕して、いつも通りの魔術も使えるのだが、ここは地下だ。
強い衝撃を生む大技は使えない。だが、あちらはお構いなしだ。
ガッと大口を開けるのは、魔術を放つ時の合図だ。それを、今度は未だ留まり続けていたカランタ達へと向けている。
「ちょっ!? カランタ、兄様っ、逃げて!」
カランタも応戦しようとしたようだが、天使になった所で神属性の魔術を扱えるようになるわけではない。全て発動する前に吸収されていった。
ティアはまたディストレアの正面へ向かう。
「もうっ、こればっかり!」
切れるとはいえ、決定的な攻撃もできない。左の前足は消えつつあるが、この状態でも構わず動く所を見ると、嫌な予感がする。
「この調子だと、頭を落としても消えそうにないな……ってあれはマズイ」
放たれたのはカランタの魔力を吸った為か、あの悪魔のような魔術だった。
空間が歪んで見える。全てを無にする力。対象物に当たった後に巻き起こる突風も厄介だ。
カランタとディストレアの間に滑り込んだティアは、紅姫を構える。向かってくる玉の大きさは恐らくひと抱えでは到底足りない。
自身と同じ術であっても、それだけの大きさのある攻撃は見たことがないのだろう。カランタは悲鳴混じりの声を上げる。
「ティア! 君でも無理だ!」
「無理でもなんでもやんの。いいから、伏せてて」
ティアもさすがに対応に困る。しかし、考えている暇はない。
「防御は二の次! 受け止めるくらいなら弾き返す!」
「えっ!?」
「一度やってみたかったんだ」
「え、ええっ!?」
今まで、この術を放っていたのはカランタことサティルだ。ティアもまさか、父親相手に弾き返すなんて事は考えなかった。
生身の魔獣でもないから気を遣う必要も全くない。このチャンス逃すものかとにんまりと笑った。
「角度はこれ。狙うは頭!」
この大きさの術だ。対象物に当たった後の突風は計り知れない。そうして、ティアは発動した神属性で作った壁にそれが当たったと同時に展開を解いて床に伏せた。
「竜巻注意」
その一言がカランタ達に届いたとは思えないが、巻き起こった恐ろしいほどの圧力のある突風は、キレイに天井部分を吹き飛ばし、城を半壊させたのだった。
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舞台裏のお話。
サクヤ「あら?」
カル「何かあったのかな? 凄い音が聞こえたね」
サクヤ「ええ……見てくるわ」
カル「よろしく。こっちは手が離せそうにないから。あ、避難とかも無理だからね」
サクヤ「分かったわ」
カル「そっち、あとどれくらいかかる?」
諜報部員「半分終わった所です」
カル「そうか。急いでくれよ?」
諜報部員達「「「はいっ」」」
サクヤ「え~っと? あらあら……結構落ちてくるわね。どうにかなりそう?」
クィーグ「想定内の事態ですので、配置は済んでいます」
サクヤ「そう……まぁ、あの子がいるんだから、城を吹っ飛ばす可能性は考えるわよね……」
クィーグ「はい。問題ありません」
サクヤ「いや、問題よ? というか……なんだか懐かしい気もするのは、気のせいかしら……」
クィーグ「アレですね。ティア様曰く『母様もよくやったし』という」
サクヤ「あんた達……本当なら受け入れるべきじゃない事態だからね?」
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