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271 伏兵はすぐそこに
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2015. 11. 1
********************************************
サルバの冒険者達が、もはや保護者達もこの事態を止める気がないと再認識している間にも、ティアとアデルは、男の顔面と足下へと交互に風の球を当てて時間稼ぎをしていた。
そう、時間を稼いでいるのだ。楽しそうに笑っているからといって、決して弄んでいる訳ではない。
いつの間にか勝利したキルシュが、その様子を見て顔を引きつらせていようとも、ティアとアデルは、時間稼ぎをしていたのだ。
「あれ?もうやっつけちゃったの?」
「わぁぉ。完全に息切れして倒れてる~」
どうやら、キルシュの体力についていけなかったようだ。酒を飲んでいたのも悪かったのだろう。その男は、目を回して仰向けに転がっていた。
「ああ。もう少しで、この間教えてもらった技が実戦できそうだったんだが……」
「おっ、まだまだやる気充分だね。なら、あのおもっ……おじさんで試してみたらいいよ」
そう言ってティアは、今や苛立ちを全面に出し、肩を怒らせてこちらを凝視している男を指差した。
「ティア。指差しちゃダメだよ~」
「お前今、おもっ……いや、なんでもない」
ティア相手には、余計な事は言わない方がいいと、キルシュもようやく分かってきたようだ。
「あのおもっ……おじさんは、キルシュに譲るよ。アデル。私達は、いざって時の援護だけね」
「はぁ~い。キルシュ。頑張ってね」
「ああ」
今日のキルシュは、珍しく好戦的だ。どうやら、先日の経験が、キルシュの中の何かを変えたようだ。
キルシュは、一つ息を吐くと、一気に男へと迫った。
「このガキっ」
静かな訓練場に、剣のぶつかる音が響く。その音が、本来、本当にぶつかる音とは違う事に、腕に覚えがある者達は気付いていた。
「ありゃぁ……ベルと同じだな」
「おう。上手い事、いなしてやがる」
剣が勢い良くぶつかる時の重い音ではない。その音に重さはほとんど感じられない。澄んだ高い音が響き、時に擦り合う音が混ざる。そして、キルシュの腕に、それ程負荷はかかっていなかった。
「本当に腕を上げたな」
「キルシュは真面目だからな。稽古も、必ず基礎をなぞってから入っていた」
「ふっ、基礎といっても、結構な訓練だろうに。あぁ、成る程。それであの体力か」
エルヴァストが感心と納得の声を上げる。その横でベリアローズが、己の弟子の成長を満足気に見ていた。
「それで、あの動きは何だ?」
エルヴァストが、先ほどから気になっていた事を口にする。だが、訊ねられたベリアローズは静かに首を横に振った。代わりに答えたのは、ルクスだ。
「……あれは、ティアの戦法で、酷く足腰にくる、意地の悪いやつだ……」
それを聞いた周りの者達も、キルシュと男の動きに注視する。
キルシュは、一定の距離を保ちながらも、その剣を引いたり前に出したりと動かしている。これだけを見れば、大して不思議な事もない。だが、男の動きを見てベリアローズ達は目を瞠った。
男は、利き足である右足を、前に一歩踏み出しては引き、踏み出しては引きを繰り返し、左足は、後ろへ引くか、左へと踏み込むかと繰り返していた。
キルシュの動きに不審な点が見られない所を見ると、当の男は、そんな規則的な動きを己がさせられている事に気付かないだろう。
「成る程。あれは確かに、足にきそうですね……ティアらしいと思ってしまうのは、私だけだろうか?」
感心する声の中にも、呆れを含んだそのエルヴァストの言葉に、冒険者達は静かに同意を示していた。
しばらくすると、まだまだ体力のあるキルシュとは反対に、酷く息を切らすようになった男の足は、細かく震え始めていた。
「ふふっ、キルシュ。もう良い頃合いかもよ?」
ティアは非常に良い笑顔を向け、男の足がつりそうになっている事を確認すると、終わらせろと指示を出した。
「くっ、このっ、クソガキがッ!」
「おお。初めて聞いたかも。いいねぇ。いかにも小物っぽくて好きだよ?」
今にも足がカクリと力を失くすという時だった。何気なく言ったティアのその言葉は、思わぬ引き金を引いてしまった。
ティアが、その気配に気付き、あっと思って観客席の方にいるその人物へと目を向けた時には、巨大な風の玉が男の真上に現れ、そのまま骨を砕きそうな勢いで地面深く男を埋めていた。
「ねぇ、ティア……なんで背中から煙が出てるの?風弾だよね?」
「なんで、風弾があんなに大きくて、消えないんだ?音が凄いぞ……」
「う~ん……回転してる?あ~だから煙が出るんだ」
ティアがたまに作る風弾よりも、もうふた周り程大きな風の玉は、シュルシュルと音を立てて、もはや地面に埋まった男の背中を、火花が出るほど擦り付けていた。
普通は、着弾と同時に散ってしまう風が、未だにその形をとどめている事に、ティアは感心しきりだ。
「凄いな。さすがはシェリー。回転を加える事で風を留めてるんだね。その上、火の魔術を使わずして点火させようなんてっ」
相変わらず着眼点が違うなと、キルシュとアデルは目を瞬き、思わぬ伏兵によって決着がついた事に苦笑するのだった。
************************************************
舞台裏のお話。
職員A「あ、マーナさん。創工士の手配終わりました」
マーナ「ありがとう。早かったわねぇ」
職員A「なんか、行ったらすぐに対応してくれましたよ」
マーナ「そうなの?仕事熱心な方たちだから、手が空くのを待って、交渉にも時間がかかると思ったんだけど」
職員B「あぁ、アレだよ。冒険者ギルドから来ましたって言ったんだろ?」
職員A「そうだけど?」
職員B「だからだよ。緊急もあるって早く対応してくれるんだ。ティアさんの関係だってのも説明したか?」
職員A「そう……だな。話した。状況の説明を聞きたいって言われたからな」
職員B「なら、終わった頃に伺いますとか言われなかったか?」
職員A「言われた……アレって、もしかして、あの人らの仕事が終わってからって意味じゃなく……」
職員B「ああ。ティアさんの気が済む頃にって意味だよ」
マーナ「なによ……その対応……」
職員A「創工士達まで、ティアさんに慣れてどうすんだ……」
つづく?
なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
密かにティアちゃんを理解している職人達です。
思わぬ形で決着が着きました。
シェリスがいたのを忘れていましたね。
キルシュは、本当に強くなっているようです。
体力もついて、三バカに近付いているかもしれません。
では次回、また明日です。
よろしくお願いします◎
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サルバの冒険者達が、もはや保護者達もこの事態を止める気がないと再認識している間にも、ティアとアデルは、男の顔面と足下へと交互に風の球を当てて時間稼ぎをしていた。
そう、時間を稼いでいるのだ。楽しそうに笑っているからといって、決して弄んでいる訳ではない。
いつの間にか勝利したキルシュが、その様子を見て顔を引きつらせていようとも、ティアとアデルは、時間稼ぎをしていたのだ。
「あれ?もうやっつけちゃったの?」
「わぁぉ。完全に息切れして倒れてる~」
どうやら、キルシュの体力についていけなかったようだ。酒を飲んでいたのも悪かったのだろう。その男は、目を回して仰向けに転がっていた。
「ああ。もう少しで、この間教えてもらった技が実戦できそうだったんだが……」
「おっ、まだまだやる気充分だね。なら、あのおもっ……おじさんで試してみたらいいよ」
そう言ってティアは、今や苛立ちを全面に出し、肩を怒らせてこちらを凝視している男を指差した。
「ティア。指差しちゃダメだよ~」
「お前今、おもっ……いや、なんでもない」
ティア相手には、余計な事は言わない方がいいと、キルシュもようやく分かってきたようだ。
「あのおもっ……おじさんは、キルシュに譲るよ。アデル。私達は、いざって時の援護だけね」
「はぁ~い。キルシュ。頑張ってね」
「ああ」
今日のキルシュは、珍しく好戦的だ。どうやら、先日の経験が、キルシュの中の何かを変えたようだ。
キルシュは、一つ息を吐くと、一気に男へと迫った。
「このガキっ」
静かな訓練場に、剣のぶつかる音が響く。その音が、本来、本当にぶつかる音とは違う事に、腕に覚えがある者達は気付いていた。
「ありゃぁ……ベルと同じだな」
「おう。上手い事、いなしてやがる」
剣が勢い良くぶつかる時の重い音ではない。その音に重さはほとんど感じられない。澄んだ高い音が響き、時に擦り合う音が混ざる。そして、キルシュの腕に、それ程負荷はかかっていなかった。
「本当に腕を上げたな」
「キルシュは真面目だからな。稽古も、必ず基礎をなぞってから入っていた」
「ふっ、基礎といっても、結構な訓練だろうに。あぁ、成る程。それであの体力か」
エルヴァストが感心と納得の声を上げる。その横でベリアローズが、己の弟子の成長を満足気に見ていた。
「それで、あの動きは何だ?」
エルヴァストが、先ほどから気になっていた事を口にする。だが、訊ねられたベリアローズは静かに首を横に振った。代わりに答えたのは、ルクスだ。
「……あれは、ティアの戦法で、酷く足腰にくる、意地の悪いやつだ……」
それを聞いた周りの者達も、キルシュと男の動きに注視する。
キルシュは、一定の距離を保ちながらも、その剣を引いたり前に出したりと動かしている。これだけを見れば、大して不思議な事もない。だが、男の動きを見てベリアローズ達は目を瞠った。
男は、利き足である右足を、前に一歩踏み出しては引き、踏み出しては引きを繰り返し、左足は、後ろへ引くか、左へと踏み込むかと繰り返していた。
キルシュの動きに不審な点が見られない所を見ると、当の男は、そんな規則的な動きを己がさせられている事に気付かないだろう。
「成る程。あれは確かに、足にきそうですね……ティアらしいと思ってしまうのは、私だけだろうか?」
感心する声の中にも、呆れを含んだそのエルヴァストの言葉に、冒険者達は静かに同意を示していた。
しばらくすると、まだまだ体力のあるキルシュとは反対に、酷く息を切らすようになった男の足は、細かく震え始めていた。
「ふふっ、キルシュ。もう良い頃合いかもよ?」
ティアは非常に良い笑顔を向け、男の足がつりそうになっている事を確認すると、終わらせろと指示を出した。
「くっ、このっ、クソガキがッ!」
「おお。初めて聞いたかも。いいねぇ。いかにも小物っぽくて好きだよ?」
今にも足がカクリと力を失くすという時だった。何気なく言ったティアのその言葉は、思わぬ引き金を引いてしまった。
ティアが、その気配に気付き、あっと思って観客席の方にいるその人物へと目を向けた時には、巨大な風の玉が男の真上に現れ、そのまま骨を砕きそうな勢いで地面深く男を埋めていた。
「ねぇ、ティア……なんで背中から煙が出てるの?風弾だよね?」
「なんで、風弾があんなに大きくて、消えないんだ?音が凄いぞ……」
「う~ん……回転してる?あ~だから煙が出るんだ」
ティアがたまに作る風弾よりも、もうふた周り程大きな風の玉は、シュルシュルと音を立てて、もはや地面に埋まった男の背中を、火花が出るほど擦り付けていた。
普通は、着弾と同時に散ってしまう風が、未だにその形をとどめている事に、ティアは感心しきりだ。
「凄いな。さすがはシェリー。回転を加える事で風を留めてるんだね。その上、火の魔術を使わずして点火させようなんてっ」
相変わらず着眼点が違うなと、キルシュとアデルは目を瞬き、思わぬ伏兵によって決着がついた事に苦笑するのだった。
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舞台裏のお話。
職員A「あ、マーナさん。創工士の手配終わりました」
マーナ「ありがとう。早かったわねぇ」
職員A「なんか、行ったらすぐに対応してくれましたよ」
マーナ「そうなの?仕事熱心な方たちだから、手が空くのを待って、交渉にも時間がかかると思ったんだけど」
職員B「あぁ、アレだよ。冒険者ギルドから来ましたって言ったんだろ?」
職員A「そうだけど?」
職員B「だからだよ。緊急もあるって早く対応してくれるんだ。ティアさんの関係だってのも説明したか?」
職員A「そう……だな。話した。状況の説明を聞きたいって言われたからな」
職員B「なら、終わった頃に伺いますとか言われなかったか?」
職員A「言われた……アレって、もしかして、あの人らの仕事が終わってからって意味じゃなく……」
職員B「ああ。ティアさんの気が済む頃にって意味だよ」
マーナ「なによ……その対応……」
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なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
密かにティアちゃんを理解している職人達です。
思わぬ形で決着が着きました。
シェリスがいたのを忘れていましたね。
キルシュは、本当に強くなっているようです。
体力もついて、三バカに近付いているかもしれません。
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