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シイナ
奪われて
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力が抜けたシイナの中から、ツキヤの指が引き抜かれる。
「ふぁ」
ずるりと内側を這っていくその感触に彼女の背筋はゾクリと震え、思わず声が漏れた。
さっきまでは全身に力が入ってしまって攣《つ》ってしまいそうなほどだったのに、今は手足どころか指一本動かせる気がしない。
そんなシイナを見下ろしていたツキヤが、少し身じろぎした後、彼女の腰骨の辺りを両手で掴んだ。
次いで、さっきまで彼の指が弄んでいた場所に、また、何かが触れる。
指とは違う。
もっと、指よりもはるかにボリュームがあるものが、ピタリと押し当てられている。
(ま、さか……)
身を震わせながら、シイナは自分の身体を見下ろした。
ツキヤの腰と彼女の腰が、触れ合ってしまいそうなほどに近付いている。
それを認めた瞬間、ズクリと熱い塊がシイナの中に押し入ってきた。
「ひ……」
咄嗟に身体を捻って逃げ出そうとしたけれど、動けたのは腰から上だけだった。どれほどもがいてもシイナを掴んだツキヤの手はびくともせず、それどころかいっそう力がこもったそれに、彼女の望みとは裏腹に彼の方へと引き寄せられてしまう。
「やめ――ぁ、あ」
ソファに爪を立ててもがいても、ツキヤの動きは止まらなかった。
ゆっくりと、閉じた場所をこじ開けるようにして彼は進んでくる。
ほんの少しだけ二人の距離が縮まったところで、強い痛みがシイナを襲う。
「あ、ぅ」
固く目を閉じ身を縮こませた彼女に、ツキヤがピタリと動きを止めた。
やめてくれるのだろうかと恐る恐る目を開けたシイナに見えたのは、色を失ったツキヤの顔だった。
「君は、まだ――」
呆然とした響きを持つ声は、彼の口の中に消えていく。
怖いくらいに真っ直ぐ見つめてくるツキヤの目の奥に迷いとためらいがチラついているように見えるのは、シイナがそう願っているからだろうか。
沈黙が続く中、部屋の中の空気がじわじわと張り詰めていく。
もがいたら止まった時間がまた解けだしてしまいそうで、シイナは身じろぎ一つできなかった。
息をひそめて彼を見守るシイナの前で、ツキヤは何かを堪えるように奥歯を噛み締めている。
やがて、ツキヤがゆるゆると息を吐き出した。
(やめてくれるの?)
けれど、その儚い期待は、すぐに叩き潰される。
ツキヤの奥歯が一度軋む音を立て、シイナの腰を掴んだその手に力がこもった。
ゆっくりと、でも、着実に、彼がシイナの中に入ってくる。
「や、ぁ、いたい――い、た――ぁ」
かすれた声で訴えたけれども、実際には、痛みよりも恐怖の方が大きかったのかもしれない。
あるいは、恐怖が痛みを増幅させたのかも。
そのどちらだとしても、ツキヤは容赦してくれなかった。
彼は涙を溢れさせるシイナを抱き締め、腰を押し付けるようにして彼女の中に彼自身を埋め込んでくる。
シイナの奥深くを侵食してくる塊は、まるで彼女を焼き尽くそうとしているかのように、熱い。
思わず喘いだシイナの口に、ツキヤの唇が重なった。
ツキヤはシイナの唇をそっとついばみ、舌先で彼女の舌を柔らかくくすぐった。
(ひどいことしてるのに、どうして、こんなキス)
彼女のことを強引に奪おうとしているくせに、その口付けはどこまでも優しい。あんまり優しいから、また、涙がこぼれた
どれほどの時が過ぎたか。
もう、これ以上、距離を縮めることはできない。
そう思ってしまうほど二人が近づいた時、ツキヤがきつくシイナを抱きすくめ、グッと身体を押し込んできた。
「はぅ」
内臓が押し上げられて、シイナの息が詰まった。
もう、痛みはない。
痛みはないけれども、奥深くまで満たしてくる今まで感じたことのない圧迫感で、息をするのもままならない。
それきりツキヤは身じろぎ一つしなかったけれども、動かないからと言って、シイナは自分の中の彼の存在をないことにはできなかった。一ミリたりとも動いていなくても、それは彼女の中よりも熱く、そしてどくどくと脈打っていたから。
ツキヤはしばらくシイナを抱き締め微かに身を震わせていたけれど、やがてほんの少しだけ身体を引いた。
「ひ、ぁ」
自分の中を異物が動く感触に、シイナはゾクリとする。思わずギュッとツキヤにしがみつくと、彼は動きを止めて荒い息をついた。そして、また、そろそろと動き出す。
「や、ぁ、うごか、ないで」
ツキヤの肩に爪を立て、シイナは懇願する。けれど、彼は応じてくれなかった。
はじめはゆっくりと、どこかためらいがちに。
けれど、次第に力強さを増していく。
「ぅあ、あぅ」
ツキヤの動きに応じて、声が漏れてしまう。シイナは、それがいやだった。
声を止めようとして唇を噛んだ彼女を宥めるように、ツキヤがキスをする。彼女の唇が緩むと、そのキスは、彼女の耳たぶや首筋――彼女を抱き締めたまま届く範囲を、埋め尽くしていく。
こんなの、シイナが望んだことではないはずなのに、ツキヤの唇が火照った肌をついばむたび、彼女の身体の奥深くで何かがうごめいた。
ツキヤはその律動でシイナを揺さぶりながら、二人が重なる場所に手を差し入れる。
彼の指が何かを探り当て、刹那、シイナの胎内がキュンと締まった。
「や、いや、そこ、いじらないでぇ」
咄嗟にシイナは彼の肩を押しやろうとした。
それは、さっき、シイナのことをおかしくさせた場所だ。快楽を生み出す密やかな芽が、そこにある。
あの強烈な快感を、今、与えられたくない。
シイナは、この行為を、最後まで拒み続けていたかった。
それなのに。
「ひ、ぁ、だめ、だめ、なのにぃ」
ツキヤはシイナの中を彼の昂ぶりでこすり上げながら、触れて欲しくないそれをいたぶり続ける。その行為は、シイナの中に逆らうことができない快感を掻き立てる。
シイナの奥深くが、どうしようもなく、疼く。
それが中を突き上げられることで生まれているのか、それとも、快感の源となる芯を弄ばれているからなのか。
――シイナには、区別が付けられない。
彼女にできるのは、どんどん高まっていく快楽にもみくちゃにされることだけだった。
「ゃ、あ――あ、ぁ、ふ」
さっきと同じ愉悦の波が、シイナを襲う。
彼女は自分に覆い被さるツキヤの身体にしがみつく。同時に自分の中がきつく引き締まり、そこを行き来する彼を絞り上げるのが判った。
「く、ぅ」
ツキヤから何かをかみ殺すような呻き声が漏れ、その背中がブルリと震えた。直後彼がサッと身を引いたかと思うと、シイナのお腹の辺りに熱いものが迸る。
だらりとソファに身を投げ出したシイナの上に、ツキヤが崩れ落ちてきた。彼はシイナを探り、抱き締める。
その腕、その力は、まるでかけがえのない宝物を抱くようで。
(でも、そんなはずない)
熱に浮かされたようにバカになった頭でも、それだけは判っていた。
シイナとツキヤは、アサヒを介してつながっているだけの、友人以下の関係なのだ。アサヒと三人で会う時、彼はいつだって控えめに、礼儀正しくシイナに接してくれていた。
彼がこんなことをしてしまったのは、きっと、シイナが無防備過ぎたからだ。
(きっと、ツキヤさんはこんなことするつもりはなかった)
未だ止まらない彼の身体の震えは、取り返しがつかないことをしてしまった後悔の念からのものなのだろう。
こんなふうに奪われてしまったことは、悲しく、つらい。
けれど、どうしてもツキヤを恨むことができないのは、悔やんでやまない彼自身の気持ちが伝わってくるからだ。本当の彼はこんなことをする人ではないということを、知っているからだ。
彼は、何度も、苦しそうな眼差しをシイナに注いでいた。
この行為を何とも思っていなかったら、あんな目はしないに違いない。
自分も悲しく、彼のことも可哀想で、シイナは小さくしゃくりあげる。
本当に微かな動きだったはずなのにピタリとくっついているツキヤにも伝わってしまったのか、シイナを抱き締める彼の腕に、力がこもった。
そうやってすっぽりと包み込んでくる温もりを嫌だと思えない――心地良いとすら思ってしまう自分がシイナには信じられず、どうしようもなく、厭わしかった。
「ふぁ」
ずるりと内側を這っていくその感触に彼女の背筋はゾクリと震え、思わず声が漏れた。
さっきまでは全身に力が入ってしまって攣《つ》ってしまいそうなほどだったのに、今は手足どころか指一本動かせる気がしない。
そんなシイナを見下ろしていたツキヤが、少し身じろぎした後、彼女の腰骨の辺りを両手で掴んだ。
次いで、さっきまで彼の指が弄んでいた場所に、また、何かが触れる。
指とは違う。
もっと、指よりもはるかにボリュームがあるものが、ピタリと押し当てられている。
(ま、さか……)
身を震わせながら、シイナは自分の身体を見下ろした。
ツキヤの腰と彼女の腰が、触れ合ってしまいそうなほどに近付いている。
それを認めた瞬間、ズクリと熱い塊がシイナの中に押し入ってきた。
「ひ……」
咄嗟に身体を捻って逃げ出そうとしたけれど、動けたのは腰から上だけだった。どれほどもがいてもシイナを掴んだツキヤの手はびくともせず、それどころかいっそう力がこもったそれに、彼女の望みとは裏腹に彼の方へと引き寄せられてしまう。
「やめ――ぁ、あ」
ソファに爪を立ててもがいても、ツキヤの動きは止まらなかった。
ゆっくりと、閉じた場所をこじ開けるようにして彼は進んでくる。
ほんの少しだけ二人の距離が縮まったところで、強い痛みがシイナを襲う。
「あ、ぅ」
固く目を閉じ身を縮こませた彼女に、ツキヤがピタリと動きを止めた。
やめてくれるのだろうかと恐る恐る目を開けたシイナに見えたのは、色を失ったツキヤの顔だった。
「君は、まだ――」
呆然とした響きを持つ声は、彼の口の中に消えていく。
怖いくらいに真っ直ぐ見つめてくるツキヤの目の奥に迷いとためらいがチラついているように見えるのは、シイナがそう願っているからだろうか。
沈黙が続く中、部屋の中の空気がじわじわと張り詰めていく。
もがいたら止まった時間がまた解けだしてしまいそうで、シイナは身じろぎ一つできなかった。
息をひそめて彼を見守るシイナの前で、ツキヤは何かを堪えるように奥歯を噛み締めている。
やがて、ツキヤがゆるゆると息を吐き出した。
(やめてくれるの?)
けれど、その儚い期待は、すぐに叩き潰される。
ツキヤの奥歯が一度軋む音を立て、シイナの腰を掴んだその手に力がこもった。
ゆっくりと、でも、着実に、彼がシイナの中に入ってくる。
「や、ぁ、いたい――い、た――ぁ」
かすれた声で訴えたけれども、実際には、痛みよりも恐怖の方が大きかったのかもしれない。
あるいは、恐怖が痛みを増幅させたのかも。
そのどちらだとしても、ツキヤは容赦してくれなかった。
彼は涙を溢れさせるシイナを抱き締め、腰を押し付けるようにして彼女の中に彼自身を埋め込んでくる。
シイナの奥深くを侵食してくる塊は、まるで彼女を焼き尽くそうとしているかのように、熱い。
思わず喘いだシイナの口に、ツキヤの唇が重なった。
ツキヤはシイナの唇をそっとついばみ、舌先で彼女の舌を柔らかくくすぐった。
(ひどいことしてるのに、どうして、こんなキス)
彼女のことを強引に奪おうとしているくせに、その口付けはどこまでも優しい。あんまり優しいから、また、涙がこぼれた
どれほどの時が過ぎたか。
もう、これ以上、距離を縮めることはできない。
そう思ってしまうほど二人が近づいた時、ツキヤがきつくシイナを抱きすくめ、グッと身体を押し込んできた。
「はぅ」
内臓が押し上げられて、シイナの息が詰まった。
もう、痛みはない。
痛みはないけれども、奥深くまで満たしてくる今まで感じたことのない圧迫感で、息をするのもままならない。
それきりツキヤは身じろぎ一つしなかったけれども、動かないからと言って、シイナは自分の中の彼の存在をないことにはできなかった。一ミリたりとも動いていなくても、それは彼女の中よりも熱く、そしてどくどくと脈打っていたから。
ツキヤはしばらくシイナを抱き締め微かに身を震わせていたけれど、やがてほんの少しだけ身体を引いた。
「ひ、ぁ」
自分の中を異物が動く感触に、シイナはゾクリとする。思わずギュッとツキヤにしがみつくと、彼は動きを止めて荒い息をついた。そして、また、そろそろと動き出す。
「や、ぁ、うごか、ないで」
ツキヤの肩に爪を立て、シイナは懇願する。けれど、彼は応じてくれなかった。
はじめはゆっくりと、どこかためらいがちに。
けれど、次第に力強さを増していく。
「ぅあ、あぅ」
ツキヤの動きに応じて、声が漏れてしまう。シイナは、それがいやだった。
声を止めようとして唇を噛んだ彼女を宥めるように、ツキヤがキスをする。彼女の唇が緩むと、そのキスは、彼女の耳たぶや首筋――彼女を抱き締めたまま届く範囲を、埋め尽くしていく。
こんなの、シイナが望んだことではないはずなのに、ツキヤの唇が火照った肌をついばむたび、彼女の身体の奥深くで何かがうごめいた。
ツキヤはその律動でシイナを揺さぶりながら、二人が重なる場所に手を差し入れる。
彼の指が何かを探り当て、刹那、シイナの胎内がキュンと締まった。
「や、いや、そこ、いじらないでぇ」
咄嗟にシイナは彼の肩を押しやろうとした。
それは、さっき、シイナのことをおかしくさせた場所だ。快楽を生み出す密やかな芽が、そこにある。
あの強烈な快感を、今、与えられたくない。
シイナは、この行為を、最後まで拒み続けていたかった。
それなのに。
「ひ、ぁ、だめ、だめ、なのにぃ」
ツキヤはシイナの中を彼の昂ぶりでこすり上げながら、触れて欲しくないそれをいたぶり続ける。その行為は、シイナの中に逆らうことができない快感を掻き立てる。
シイナの奥深くが、どうしようもなく、疼く。
それが中を突き上げられることで生まれているのか、それとも、快感の源となる芯を弄ばれているからなのか。
――シイナには、区別が付けられない。
彼女にできるのは、どんどん高まっていく快楽にもみくちゃにされることだけだった。
「ゃ、あ――あ、ぁ、ふ」
さっきと同じ愉悦の波が、シイナを襲う。
彼女は自分に覆い被さるツキヤの身体にしがみつく。同時に自分の中がきつく引き締まり、そこを行き来する彼を絞り上げるのが判った。
「く、ぅ」
ツキヤから何かをかみ殺すような呻き声が漏れ、その背中がブルリと震えた。直後彼がサッと身を引いたかと思うと、シイナのお腹の辺りに熱いものが迸る。
だらりとソファに身を投げ出したシイナの上に、ツキヤが崩れ落ちてきた。彼はシイナを探り、抱き締める。
その腕、その力は、まるでかけがえのない宝物を抱くようで。
(でも、そんなはずない)
熱に浮かされたようにバカになった頭でも、それだけは判っていた。
シイナとツキヤは、アサヒを介してつながっているだけの、友人以下の関係なのだ。アサヒと三人で会う時、彼はいつだって控えめに、礼儀正しくシイナに接してくれていた。
彼がこんなことをしてしまったのは、きっと、シイナが無防備過ぎたからだ。
(きっと、ツキヤさんはこんなことするつもりはなかった)
未だ止まらない彼の身体の震えは、取り返しがつかないことをしてしまった後悔の念からのものなのだろう。
こんなふうに奪われてしまったことは、悲しく、つらい。
けれど、どうしてもツキヤを恨むことができないのは、悔やんでやまない彼自身の気持ちが伝わってくるからだ。本当の彼はこんなことをする人ではないということを、知っているからだ。
彼は、何度も、苦しそうな眼差しをシイナに注いでいた。
この行為を何とも思っていなかったら、あんな目はしないに違いない。
自分も悲しく、彼のことも可哀想で、シイナは小さくしゃくりあげる。
本当に微かな動きだったはずなのにピタリとくっついているツキヤにも伝わってしまったのか、シイナを抱き締める彼の腕に、力がこもった。
そうやってすっぽりと包み込んでくる温もりを嫌だと思えない――心地良いとすら思ってしまう自分がシイナには信じられず、どうしようもなく、厭わしかった。
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