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古の船を見つける

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本にある通り、パネルに触り施設の中に入ると、辺は明るく道沿いに歩いていくと、ついに目当ての物をみつけた。

「あったぞ!古の船だ!」

あの夢は本当だったのだと興奮していた。夢に従って購入した古文書を解読してこの場所をみつけたのだ。

船は戦闘艦らしく、主砲などがついていた。

戦闘艦を外から見ていると、少し離れた場所にあった魔法陣が光りだした。

光が収まると、メイド服を着た女性が立っていた。

「御主人様。お迎えにあがりました」

「え? 御主人様? それって僕?」

ユリスはあたりを見回しながら聞いた

「はい。ラルス王家の血を引く貴方様です」

「え? 僕ってあのラルス王家の血を引いてるの?」

ラルス王家とは先史文明時代に栄突如滅んだ王家のことだ。当時の文献や、長寿種であるドワーフやエルフの証言で実在したことは間違いない。

「はい。でなければここにはこれません」

「なるほど。そう言えば君の名前は?」

「私はアンドロイドメイドのミスカともうします」

「ミスカ。よろしくね。僕はユリスだよ」

「はい。わかりました。よろしくお願いします。それでは施設の心臓部へご案内しましょう」

ユリスはメイドの指示で魔法陣に乗り、心臓部へ向かった。

心臓部には、艦隊の指揮をとるための本部、食堂、整備、建造室、開発室、お風呂、トイレなどがあり今でも稼働できると聞いてユリスは驚いていた。

今ユリス達は見学が終わり、本部にいた

「ここで最新の船は?」

ユリスはここでさいしんの船をもらい、急ぎ学校へと戻ろうと思っていた。

「それでしたら、建造中の旗艦、雷雲ですね」

「完成は可能?」

「可能です。設備を再稼働させますか?」

「頼む」

「わかりました。では総司令官席にあるパネルに触れてください」

「わかった」

ユリスは席に座ると、パネルに触れる

本部の機能全てを稼働させますか? とでたのではいを押した。

「はい。これで設備が全て動き出したので、建造も再開されたはずです」

「質問なんだが、人がいないのにどうやって建造するんだ?」

「それは全てロボットがやります。王国後期の時代になると、人口が激減してしまいましたから」

「なるほど。どれくらいで建造できそう?」

「2時間もあれば。あれはほぼ完成しておりますので」

「わかった」

「御主人様。その前に、出入り口を開けたいので浮上の許可をいただけませんか?」

「え? これって浮くの?」

「はい。空に浮かびます。宇宙でも可能です」

ユリスは唖然としていた。




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