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相談されてしまった……。
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(あーなんでゴミ捨て当番なんて……)
じゃんけんで負けてしまったから仕方ない、とはいえ、面倒なことこの上ない。さらにはゴミを捨てる場所は教室からは遥かに遠い。「おおー任せたー」「カラオケ行ってくるぁあ~」などと謎の巻き舌を披露しながら元気かつ陽気にいなくなった友人どもの足音には殺意しか芽生えない。ごめん、怒り狂ってるって訂正しておく。ムカつく以外の何物でもない。
しょんぼりトコトコと、ようやく俺は抱えたゴミ箱を捨てる僻地へと辿り着いた。
(10分もかかるんだよなぁ……)
本当、面倒である。
はぁ、と深いため息をつきながら、ようやくといった足取りで腐乱死体みたいに捨てられまくった、小汚いゴミ捨て場へと一歩、足を踏み出そうとしたところ。
「ん?」
うねうね、
と、うねっている妙なものを発見した。
「ピンク……?」
そう、色合いは桃色だ。縦長かつ逞しい太さ……。
……なんか、卑猥だ。
「……蛇かも?」
にょろにょろ動いてるからそうかな、と思いつつ硬いプラスチックのゴミ箱を抱え直しつつそれに距離を置いて近寄る。
そう、ゴミ捨て場はお外にある。なので上履きを外靴へと履き替えてわざわざ小規模な外出をしなければならないので、ゴミ捨てじゃんけんはとてつもなく燃えるのだ。燃えて欲しいのはゴミのほうだけど。
苔も生えてるような、そしてカビも生えてそうな古臭いゴミ捨て場のゴミ山の合間から、もだもだ。
「うーん?」
近寄ると、それはうんうん、といや、否定するかのように横に振った。
まるで意志があるかのようだ。いやあるんだ!
カッ、と僕は両目を見開いた。
「……あ、もしかして触手くんか?」
言うや、正解! とばかりに大いに頷いて見せた。
なんだ、ただの触手か。
「で、なんでここに?
転校生がいるの?」
隣のクラスに転校してきた人外がいるのは知っていた。
喋る口がないので、意思の疎通が大変だってことも。あ、でもそれは代々の触手一族そうか。
触手って喋る口はないんだよなあ。下の口もない……って、やかましいわ……!
そんな僕の内心の疾しい気持ちに気づかれたのか、
「ひえっ」
驚いた。にょろり、と枝分かれした触手に。
冷や汗をかいたが、触手くんはさらに一本、にゅい、ともう色の触手をにゅにゅにゅと伸ばし、僕の抱えていた当番をそっと持ち上げ、ゴミ捨て場へと大いに首というか触手をうまく使ってえいさっさ、とばかりにゴミ箱をひっくり返して少しずつこぼさないように、丁寧にゴミを捨ててくれた。なんて親切な人外だ!
「ありがと……」
僕はそれをただ黙って見ていただけだったが、触手は気にしていたのだろう。
話しかけたのは僕のほうからだったけど、彼からしてみると重たい荷物をずっと抱えている人族をアンニュイな気分で見つめていたようだ。
そして、ふと視線を下げるともう一本触手があり、買ったばかりであるらしい、白くて眩しい四角いスケッチブックに、どういたしまして、と達筆な文字があった。
あ、そういえば触手くんは文字書けるんだっけ。忘れてたわ。
友人たちは無常にもゴミ捨て当番の俺を見捨ててカラオケに繰り出したので、暇だったし、というわけで転校生触手くんと対談することになった。というよりも相談かな。
ゴミ箱はさらなる飛躍を遂げた触手君の青い色によって教室へと戻された。
たまらず僕は、感謝の意を伝えたのは筆舌につき難い。
「んで、どうしてここに?」
”ちょっと……悩んでて”
「ほう」
転校生という存在は興味を惹かれるものなので、さっそくあれこれと好物の話とかしてたわけだが、引っ越しのすさまじい様子などを面白おかしく教えてくれた手書き上手(?)な触手君に気を許した直後、こんな話を触手はしてくれたわけである。
(誰かにいじめられてるのかな?)
転校して早速か?
と思わんでもなかった。だが、見た目が見た目である。
人型でも喋る口もない筆談形式でしかないピンクい触手である。
大いに気味悪がられてもおかしくはなかった。仕方ない。なんたって見た目が見た目である。どちらかというと卑猥な……そういった方面でよくご活躍の触手である。エロ漫画や諸々で目撃したことがある、悲しいことに。本人はいたって真面目に模範生徒やってても、いいがかりは古来からされている触手一族だ。
(まあ、繁殖方法がな)
昔から触手活躍事例は後を絶たない、現代進行形である下ネタ方面で。
そんな触手くん、もじもじと文字をくねくね書きながら、とあることを書き出した。
「いきなりこんなことを書くの恐縮ですが、でもまた今度に……、
なんだよ、もう! 気になるじゃん!」
”やっぱり恥ずかしい……、もう暗くなってきたからまたね”
「しゃーなし」
そんなこんなで、俺は触手くんと友人になった。
意外とこの触手くん、とても優秀で。
期末テストも学年一位だったし、前の学校では模試を全国ランキング入ったぐらい、筆記に関してはすごかった。俺はベタ褒めした。友人ガイのあるナイスガイな性格は校舎内でも存分に発揮、喧嘩の仲裁のみならずお掃除でもたちどころだ。教室の天井までお掃除するぐらいだ、触手くんのいるところは綺麗さっぱりとしている。
「うちのクラスに転校してくれてたらなあ」
とはクラスメイトたる友人の談である。
さて、そんな僕はといえば、転校当初の、あの触手くんの言が気になっていた。
すっかり人気者となった無口なナイスガイだが、あのときのうねうねしてたのをずっと気にしていた僕。
そしてそれは触手くんも同じだったものらしく。
いつものように校舎裏で、ゴミの臭い漂うそこで(それでも触手くんがゴミ捨て場をさらに綺麗にしててくれてたらしく、未来の生徒会長なのではと指導教員に期待されてるらしい噂)僕らは駄弁っていた。下校時間、互いに時間があればついついここへ立ち寄るのがいつもの習慣、もとい友情になってしまった一般的人族である僕と触手くん、とうとう触手くんからの申し出が!
”あの時はごめんね。
ちょっと緊張してて……書けなくて”
「もうまんたい」
どうやらあの時のことを話してくれるものらしい。
僕はといえば、すっかり人気者になってしまった触手君の内緒話を鼻の穴をかっ広げて聞き入っていた。いや、文字の音をずっと聞いていたというのが正しいか。しかし長いな、書く内容。てれてれとしながら、また達筆の文章をしっかりと書き上げているものらしい、僕に見られない位置で3回ぐらい見直ししている。いつもさっぱりとした書き順を示して堂々と見せつけてくれる触手マンだが、こう言う場面ではじれじれ。
「ん? できたか……わ、すげーな」
大河ドラマじゃん。
ってぐらい、すさまじい文……小説かな?
といったスケッチブックを渡された。ページ数まで書かれていた。
右下に300……え?
まさかの長大さに、思わず触手に目をやると、彼は恥ずかしそうに校舎の割れ目に入り込んだ。
すげえな。そこ、入るとこじゃないのに。サイズ感に遠慮はないみたいだ。
さて、頼まれたのだから友人として読まねばなるまい。
僕は早速、その一ページに向き合った。
読書が趣味でよかった。僕、助かる。
ざっと2時間ぐらいかかったし、カラスの声がうるさかったが、なんとか完読した。
「いやーすごかった、熟読したわ」
もじもじと蠢いている触手くんに、僕は感動の意を告げた。
「まさか転校初日にこんな甘酸っぱい出会いがあるとは……」
なんでも触手くんは一目惚れをしたのだ。
「相手は吸血鬼か……。
難易度高いな」
言うや、触手ピンクはへにょり、と頭を下げた。
「い、いや!まだダメじゃないぞ!触手くん!」
じゃんけんで負けてしまったから仕方ない、とはいえ、面倒なことこの上ない。さらにはゴミを捨てる場所は教室からは遥かに遠い。「おおー任せたー」「カラオケ行ってくるぁあ~」などと謎の巻き舌を披露しながら元気かつ陽気にいなくなった友人どもの足音には殺意しか芽生えない。ごめん、怒り狂ってるって訂正しておく。ムカつく以外の何物でもない。
しょんぼりトコトコと、ようやく俺は抱えたゴミ箱を捨てる僻地へと辿り着いた。
(10分もかかるんだよなぁ……)
本当、面倒である。
はぁ、と深いため息をつきながら、ようやくといった足取りで腐乱死体みたいに捨てられまくった、小汚いゴミ捨て場へと一歩、足を踏み出そうとしたところ。
「ん?」
うねうね、
と、うねっている妙なものを発見した。
「ピンク……?」
そう、色合いは桃色だ。縦長かつ逞しい太さ……。
……なんか、卑猥だ。
「……蛇かも?」
にょろにょろ動いてるからそうかな、と思いつつ硬いプラスチックのゴミ箱を抱え直しつつそれに距離を置いて近寄る。
そう、ゴミ捨て場はお外にある。なので上履きを外靴へと履き替えてわざわざ小規模な外出をしなければならないので、ゴミ捨てじゃんけんはとてつもなく燃えるのだ。燃えて欲しいのはゴミのほうだけど。
苔も生えてるような、そしてカビも生えてそうな古臭いゴミ捨て場のゴミ山の合間から、もだもだ。
「うーん?」
近寄ると、それはうんうん、といや、否定するかのように横に振った。
まるで意志があるかのようだ。いやあるんだ!
カッ、と僕は両目を見開いた。
「……あ、もしかして触手くんか?」
言うや、正解! とばかりに大いに頷いて見せた。
なんだ、ただの触手か。
「で、なんでここに?
転校生がいるの?」
隣のクラスに転校してきた人外がいるのは知っていた。
喋る口がないので、意思の疎通が大変だってことも。あ、でもそれは代々の触手一族そうか。
触手って喋る口はないんだよなあ。下の口もない……って、やかましいわ……!
そんな僕の内心の疾しい気持ちに気づかれたのか、
「ひえっ」
驚いた。にょろり、と枝分かれした触手に。
冷や汗をかいたが、触手くんはさらに一本、にゅい、ともう色の触手をにゅにゅにゅと伸ばし、僕の抱えていた当番をそっと持ち上げ、ゴミ捨て場へと大いに首というか触手をうまく使ってえいさっさ、とばかりにゴミ箱をひっくり返して少しずつこぼさないように、丁寧にゴミを捨ててくれた。なんて親切な人外だ!
「ありがと……」
僕はそれをただ黙って見ていただけだったが、触手は気にしていたのだろう。
話しかけたのは僕のほうからだったけど、彼からしてみると重たい荷物をずっと抱えている人族をアンニュイな気分で見つめていたようだ。
そして、ふと視線を下げるともう一本触手があり、買ったばかりであるらしい、白くて眩しい四角いスケッチブックに、どういたしまして、と達筆な文字があった。
あ、そういえば触手くんは文字書けるんだっけ。忘れてたわ。
友人たちは無常にもゴミ捨て当番の俺を見捨ててカラオケに繰り出したので、暇だったし、というわけで転校生触手くんと対談することになった。というよりも相談かな。
ゴミ箱はさらなる飛躍を遂げた触手君の青い色によって教室へと戻された。
たまらず僕は、感謝の意を伝えたのは筆舌につき難い。
「んで、どうしてここに?」
”ちょっと……悩んでて”
「ほう」
転校生という存在は興味を惹かれるものなので、さっそくあれこれと好物の話とかしてたわけだが、引っ越しのすさまじい様子などを面白おかしく教えてくれた手書き上手(?)な触手君に気を許した直後、こんな話を触手はしてくれたわけである。
(誰かにいじめられてるのかな?)
転校して早速か?
と思わんでもなかった。だが、見た目が見た目である。
人型でも喋る口もない筆談形式でしかないピンクい触手である。
大いに気味悪がられてもおかしくはなかった。仕方ない。なんたって見た目が見た目である。どちらかというと卑猥な……そういった方面でよくご活躍の触手である。エロ漫画や諸々で目撃したことがある、悲しいことに。本人はいたって真面目に模範生徒やってても、いいがかりは古来からされている触手一族だ。
(まあ、繁殖方法がな)
昔から触手活躍事例は後を絶たない、現代進行形である下ネタ方面で。
そんな触手くん、もじもじと文字をくねくね書きながら、とあることを書き出した。
「いきなりこんなことを書くの恐縮ですが、でもまた今度に……、
なんだよ、もう! 気になるじゃん!」
”やっぱり恥ずかしい……、もう暗くなってきたからまたね”
「しゃーなし」
そんなこんなで、俺は触手くんと友人になった。
意外とこの触手くん、とても優秀で。
期末テストも学年一位だったし、前の学校では模試を全国ランキング入ったぐらい、筆記に関してはすごかった。俺はベタ褒めした。友人ガイのあるナイスガイな性格は校舎内でも存分に発揮、喧嘩の仲裁のみならずお掃除でもたちどころだ。教室の天井までお掃除するぐらいだ、触手くんのいるところは綺麗さっぱりとしている。
「うちのクラスに転校してくれてたらなあ」
とはクラスメイトたる友人の談である。
さて、そんな僕はといえば、転校当初の、あの触手くんの言が気になっていた。
すっかり人気者となった無口なナイスガイだが、あのときのうねうねしてたのをずっと気にしていた僕。
そしてそれは触手くんも同じだったものらしく。
いつものように校舎裏で、ゴミの臭い漂うそこで(それでも触手くんがゴミ捨て場をさらに綺麗にしててくれてたらしく、未来の生徒会長なのではと指導教員に期待されてるらしい噂)僕らは駄弁っていた。下校時間、互いに時間があればついついここへ立ち寄るのがいつもの習慣、もとい友情になってしまった一般的人族である僕と触手くん、とうとう触手くんからの申し出が!
”あの時はごめんね。
ちょっと緊張してて……書けなくて”
「もうまんたい」
どうやらあの時のことを話してくれるものらしい。
僕はといえば、すっかり人気者になってしまった触手君の内緒話を鼻の穴をかっ広げて聞き入っていた。いや、文字の音をずっと聞いていたというのが正しいか。しかし長いな、書く内容。てれてれとしながら、また達筆の文章をしっかりと書き上げているものらしい、僕に見られない位置で3回ぐらい見直ししている。いつもさっぱりとした書き順を示して堂々と見せつけてくれる触手マンだが、こう言う場面ではじれじれ。
「ん? できたか……わ、すげーな」
大河ドラマじゃん。
ってぐらい、すさまじい文……小説かな?
といったスケッチブックを渡された。ページ数まで書かれていた。
右下に300……え?
まさかの長大さに、思わず触手に目をやると、彼は恥ずかしそうに校舎の割れ目に入り込んだ。
すげえな。そこ、入るとこじゃないのに。サイズ感に遠慮はないみたいだ。
さて、頼まれたのだから友人として読まねばなるまい。
僕は早速、その一ページに向き合った。
読書が趣味でよかった。僕、助かる。
ざっと2時間ぐらいかかったし、カラスの声がうるさかったが、なんとか完読した。
「いやーすごかった、熟読したわ」
もじもじと蠢いている触手くんに、僕は感動の意を告げた。
「まさか転校初日にこんな甘酸っぱい出会いがあるとは……」
なんでも触手くんは一目惚れをしたのだ。
「相手は吸血鬼か……。
難易度高いな」
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