潤 閉ざされた楽園

リリーブルー

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第十章 Leck mich im Arsch

洗面所 潤とおじ様 2

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「ふふん、まだ、そんなことを言う元気があるんだ。いいね。潤は、本当に、責めがいがある子だよ」
おじ様は、そう言って、鏡を見ながら、潤のセーラー服の中に手を入れて、潤の胸の突起をさぐった。
「いやらしい水兵さんだね。エロティックだよ」
潤は、おじ様の肩に、頭をあずけて、口を開けて、声にならない喘ぎ声をあげた。
「気持ちいいのか? 感じるんだな? 乳首が」
おじ様は、手を潤の服の中から抜き、深く開いたセーラーカラーを分けて、鏡に、潤の左乳首を映して見せた。
「可愛い乳首だね」
おじ様が言うと
「やめろよ」
と潤が頭をもたげ、眉根を寄せ眉をつり上げて言った。
 潤の言葉や表情は、いまだ反抗的だったものの、潤は、気だるそうに、おじ様の肩に頭をもたせかけ、僕の視線を避けるようにむこうを向いた。
 潤の乳首を、おじ様の指先がこね回すと、潤は、また、口を開け、声を殺して喘いだ。
「声を我慢しているんだね? 潤」
おじ様は、ふっと笑った。
 おじ様は、潤から身体を離した。ベルトを外し、ズボンを脱ぎ、下着を脱ぎ全裸になった
。戸棚から、スキンと潤滑剤を出すと、自分のモノにスキンをつけ、潤滑剤を塗りつけた。
「潤、欲しいか?」
潤は、頷いて、まぶたをふせ、かすかな声で
「うん」
と言った。
 潤は、下を向いて洗面台の縁を、ぎゅっとつかんだ。おじ様は、手で自分のものを握ると、先を潤の入り口にあてた。
「あ……」
潤は切なそうな声を漏らした。潤の美しい顔はゆがみ、快感をこらえているのかもしれないが、まるで苦痛に堪えているように見えた。白い陶器の洗面台の縁を、あまりに強く握っているので指先が白くなっていた。
「叔父様、お願い」
「なんだい? 可愛い潤」
「早く挿れて」
潤の叔父様は、ふふっと笑って、潤の顎を上げさせた。
「鏡で、よく見るがいい、自分の顔を」
「いや……恥ずかしい」
「どうして? 潤は、きれいだよ。その苦痛と快感にゆがんだ顔もとても美しい」
潤は、そっとまぶたを開けた。
「さあ、どうしてほしいか、もう一度、言ってごらん」
叔父様は、潤の顎を指先でつかんだまま言った。
「いや、いやです」
潤は、また目をつぶった。
「どうしてだい? 欲しくないのかい?」
叔父様は潤の背後で腰を揺らした。
「ん……」
「君、もっと近くで見ていてごらん」
僕は、結合部を、覗きこんだ。
「やめ……」
洗面台の縁をつかんだ潤の手が震えた。
「ほおら」
おじ様は、ゆっくり腰を動かして、先を突き入れた。ブチュっといって、汚い水があふれた。
「あ、いやぁん、見ちゃだめ」
「君、どうなってる?」
「先が入ってます」
「いやぁぁ」
「潤、嬉しくないのか?」
潤は、はぁはぁと息をついでいた。
「挿れてほしいんじゃなかったのか? 潤」
「うぅ……」
潤は恥ずかしさと快感を求める渇望の間で葛藤しているのだろう。ぶるぶると全身を震わせていた。
「いらないのなら」
と、おじ様は言った。潤のお尻の穴が、ムリっとめくれ、おじ様の先が見えた。
「やっ! ああんっ」
潤は、お尻を突き出した。全裸で洗面台の縁を握り、お尻を突き出した潤のポーズは卑猥そのものだった。
「抜かないで、抜いちゃいや」
潤は、突き出したお尻の方に顔を振り向けて言った。
「いやらしいおねだりだな」
おじ様は、そう言って、また、ぐいっと突き入れた。おじ様の先が見えなくなり、ぶちゅうっと音がして、また、水があふれ出た。
「あっ、だめ……」
「恥ずかしい音だね」
「いやぁっ」
「美少年が、お尻の穴で、そんな音をさせたら、いけないね」
「あっ……あんっ、みちゃだめっ」
ぶちゅっ、びちゅっ、ブチュっ、突くたびに恥ずかしい音がして、潤の顔は真っ赤になった。
「欲しがった罰だ。シャワーを浴びる前に挿れてほしいなんて言ったからだよ」
「あぁん! ごめんなさい!」
「どうする? このまま続ける? それとも抜こうか?」
「いやぁぁっ! 抜いちゃいやぁぁ」
潤は、首を左右にブンブン振って、嫌がった。
「そうなのか? 潤」
「叔父様の、欲しいの、潤、ほしいの」
洗面台の縁につかまった潤は、お尻を突き出し、前後左右に振っておねだりした。
「しょうがない子だね、潤は。そんなにほしいのかい?」
「ほしいぃぃっ! 叔父様の、奥まで挿れてちょうだいよぉぉっ!」
「いいのかい? 挿れても」
「うん、ちょうだい、早く挿れてちょうだい!」
「本当にいいんだな?」
「うんっ、潤の中に挿れて!」
おじ様は、潤の中に体を埋めた。またぶちゅうっと音がした。
「イヤ、やめないで、もっと挿れて、あぁん」
「なんてはしたない子なんだ」
おじ様は潤の口に指を突っ込んでかき回した。潤は、おじ様の指に口の中を乱暴に掻き回され、うっとりしたように目を閉じた。
「あとでお仕置きだ」
「いやぁぁぁん」
潤の口から抜かれた指は潤の乳首をつまんだ。
「あぁァァ!」
「なんて、いやらしい叫び声だ。潤の兄さんがまた、びっくりするじゃないか」
「ごめんなさいぃ、だってぇぇ!」
おじ様の指が、再び潤の口を侵した。
「んっ、ん」
潤は、ちゅぱちゅぱと指を吸った。
「ああ、いい子だ」
大人しくなった潤の腰を両手で抱え、おじ様は、
「んっ……」
と言って、潤の中に体を埋めた。
「はぁん……おじ様ぁぁん」
潤は、目も上体も、とろとろになって言った。
「いいのか? 潤」
「うん……いいよぉ、ねぇ、叔父様は?」
「熱いよ、潤の中が……」
おじ様は、潤を抱きしめた。
 僕は、二人の姿を見ながら、自分のものを触っていた。
 おじ様が、そんな僕の行為に気づいたのか、僕を呼んだ。
「見てごらん。十分にきれいにしてないから、汚いお湯が中に残っていて、ほら、垂れてきてるよ?」
 潤のきれいな双丘の間に、グロテスクな、おじ様のモノが挿し込まれ、なめらかな腿への曲線を、茶色の液体が伝い流れ落ちていた。
「ほら、もっとよく、ここも見てごらん」
 おじ様は、僕に見えるように、挿入部分を指で分けるようにして見せた。
 おじ様の先が突き刺さっている部分から、おじ様が抜き差しするたびに、ぶちゅっと液体が漏れた。
「叔父様……瑶に見せたらダメ」
おじ様は、潤の懇願を無視した。
「恥ずかしいね、ほら」
おじ様が突き入れると、ビチュっとぶざまな音がした。
「どうだい? また、垂れているだろう」
潤の尻から腿にかけてを覗きこんだ僕は、
「はい……」
と答えた。潤の鹿のようにすんなりと伸びた脚を、汚い水が這い流れていた。
「汚いだろう? 恥ずかしい子だね、潤は」
「ごめんなさい、叔父様……」
潤は、すすり泣いた。
「お友達にも見られているよ」
おじ様が言った。
「ごめんなさい、許して……」
潤は、下を向いて、泣いているのか、肩が震えていた。
 ぐちゃっぐちゃっとスキンと直腸に残った汚れた水のすれる音が、潤の悲しい謝罪と嗚咽を、あざ笑いながら伴奏していた。
「本当に、恥ずかしいね。潤は、悪い子だ。お仕置きをたくさん受けないといけないよ」
ぶちゅっ、ぐちゅっ、と潤の肛門が、潤を、あざけるように滑稽な音を立てた。
「恥ずかしい音がするね。おならみたいだ。ぐちゅぐちゅいって、下痢便みたいだね」
おじ様は、下品な言葉を吐くたびに、嬉しそうに笑った。
「いやっ」
潤の肛門の周りは、うす茶色い水がはじけとんで汚れていた。腿のあたりにも、いく筋も、汚れた水の伝って流れた跡がついており、また、流れ落ちていた。
「潤は、ここから出られないんだよ。どこにも行けない。だって、潤の悪事がばれたら、生きてはいけないからね。一生ここに、いるしかないんだよ。可愛い潤。可哀相な潤。逃げられないんだよ。わかっているね? ああ、よくなってきた。潤の中が、よくなってきたよ」
潤は、おじ様に尻を差し出すように突き出した。
「可愛い潤、一生放さないよ。死ぬまでいっしょだ。生まれる前から愛していたよ。兄さんの息子だからね。潤、おまえはなんて可愛いんだ」
「叔父様、僕を、ずっと、捨てないで」
「私は、お前と、ずっといっしょだよ」
「僕の本当に好きなのは、おじ様だけ」
「私もだよ、潤、愛してるよ潤」
潤、それでいいの? ねえ、僕は? 僕は、どうなるの?
「他の人に、秘密を話したらいけないよ。そしたら、潤と私は、いっしょにいられなくなるかもしれないからね」
「はい、言ったりしません、あっ」
「気持ちいいか? 潤」
「んっ、気持ちいい」
ぶちゅっぐちゅっと音が響いた、
「はしたない音だ」
「あぁん」
「もっと欲しいのか?」
「もっと、もっとついて」
「貪欲で淫乱な、いやらしい少年だな」
「ああっ、あああっ」
「さあ、言ってごらん、僕は、叔父様と変態セックスをするのが大好きな、いやらしい少年です、と」
男は、潤の身体を、僕の方へ向けさせた。
「僕は、いやらしい少年です、あああっ!」
潤のきれいな髪は乱れ、美しい顔は、涙と鼻水とよだれで濡れていた。
「変態セックスが大好きというのが抜けているよ。言わないと、もうしてあげないよ」
「変態……セックス……」
「僕は、からだよ。僕は、叔父様と」
「叔父様と、変態セックス……あっ、あぁん」
言わせているおじ様も興奮してきたのか、潤を突く速度が速まってきた。
「僕は、叔父様とセックス……する……あっ」

 潤のきれいな髪は乱れ、美しい顔は、涙と鼻水とよだれで濡れていた。潤は、お尻から汚水を垂れ流し、腿に伝わらせ、臭気を放っていた。美少年の潤は、いまや汚穢(おわい)にまみれた姿に堕とされ、黒革の拘束具をつけただけの囚人のような全裸で、おぞましい罪の告白を強要されたのだった。
 しかも、そのような恥ずべき告白をしながらも、後ろから肛門を突き上げられ、歓喜の喘ぎ声を上げさせられていた。
「ああっ、いやあっ、ああっ」
さっきトイレから聞こえたのと同じような、歓喜とも、悲痛な叫びともつかぬ声を、潤は上げはじめた。
 潤は、瑶に向き合っているのがつらいというように、顔や身体を背けようとしていたが、潤の叔父は許さなかった。潤の膝が崩れ、床に逃れようとしたが、それも許さなかった。
 潤の叔父は、潤の身体を抱えこみ、尻を突き続けた。
「自己紹介を、もっと続けなさい」
「僕は、母を殺し父を殺した、あああっ、近親相姦の罪を犯している、悪人です、僕は罪人です、悪い欲望にとりつかれた、姦淫の罪を犯している、僕は悪人です」
潤は、犯され自尊心をボロボロにさせられながら泣いてなお犯されていた。徹底的に容赦なく貶められていた。
「もっと、もっと、壊れなさい、もっとさらけ出して」
男は、崩れる潤の身体を支え、潤のお尻を突き上げ続けた。
「僕は、淫乱少年……僕のペニスから精液が出るところ見て……僕は、セックスやオナニーがやめられない、日に何回もしてしまう、サドマゾやスカトロもしてしまう、ああっ」
潤の精液が瑶の脚を濡らした。潤は床にくずおれて膝をつき、四つん這いになりながら、なおも突かれ続けた。潤は、瑶の足に流れ落ちた精液を舐めた。
「許して、ください、こんな僕を、どうか、許してください」
うっと言って、イったらしい男が、潤の尻からモノを抜いた。
 男は、スキンをはずして縛ってゴミ箱に捨てると、
「シャワーを浴びるよ」
と言った。
 男は、ぐったりした潤の拘束具を一つ一つはずしてやっていた。瑶も手伝った。潤が、瑶の方をぼんやりと見てから言った。
「疲れた、眠い」
「身体だけ流してゆっくり休みなさい」
男は潤をいたわるように言った。
「君も脚が汚れてしまったから、洗うかい?  それともトイレ?」
瑶は、トイレと聞いたとたん、尿意と便意を思い出し、
「トイレ」
と答えて洗面所の戸を開けた。
「譲、どこに行った」
潤の叔父が、潤の従兄を呼んだ。
「おかしいな、いない」
潤の叔父は、つぶやいた。
「呼ばなくていいです」
瑶はそう言って洗面所を出て、彼との間に戸をたてた。
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