潤 閉ざされた楽園

【第二部】第一章

蛇のディルド1

「んんっ、んん」

僕は、口に頬張らせられているものを、よだれを垂らさず咥え続けるので精一杯だった。

「目を閉じないで、しっかり開けていてごらん。目を閉じた方がよく感じるのかい？  淫乱だね。気持ちよくて目を閉じてしまうなんて」

ディルドの動きが早くなってきた。

ぶちゅ、ぶちゅ、と溜まってきた唾液が音を立ててきてしまった。

「ふっ」

おじ様が鼻で笑った。

「エッチな音だね。ぐちゅぐちゅ言ってるよ。お口の中が唾液でいっぱいなんだね。ん？  よだれを垂らしちゃったら恥ずかしいねえ」

出し入れは、なおも激しくなってきた。

「んっ、じゅぼっ、んっ、んじゅっ」

「いやらしい音だ。腰も動かしたりして。ペニスもガチガチじゃないか」

僕は、ついに口から唾液を漏らしてしまった。

「おや、いやらしいねぇ。お汁を出してしまうなんて。恥ずかしい子だ。赤ちゃんみたいだね、よだれを垂らすなんて」

僕の口から糸のようによだれが垂れたが、両手首を譲につかまれているので、拭うこともかなわなかった。

「ああ、恥ずかしい子だ。いやらしいディルドを咥えて、美味しくて美味しくて、よだれを垂らしてしまうなんて」

僕のペニスがぴくぴく反応した。

「しかも腰を動かしたりして。入れてもらいたくなったのか？」