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第十六章
片想い2 caution
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潤は、昴兄は、母の倫子に好かれていたので、叔父は、余計に昴を疎んじているのでは? と思った。
潤は、ある意味、叔父夫婦にとって、どうでもいいというか、軽い存在なんだろうと、潤は思っていた。
叔父は、父から倫子を奪ったのでは? という疑いもあった。
倫子と潤の母は、同郷で親戚同士だった。
なので、はたからみると、倫子と潤の母は、どこか面影が似ているようにみえるらしかった。
潤は、そのことについて気にしないようにしていた。
また、光源氏とかマザコンと揶揄されるのは嫌だったので。
昴は、潤と倫子の関係をまだ知らないが、もし知れたら、殺されかねない、と思った。
昴は、自分は母とは仲がいい、と思って安心しているようだったので。
それが自分より、潤の方がずっと親密な秘密の関係で、こっそり子もなしていたなどばれたら、本当に殺されそうだ、と思った。
それはそれでいいかもしれないけど、痛かったり、苦しかったりしなければ。
道義的にいって、潤が間違っていることは確かなのだから、弁解できないし、昴にバレたら本当にまずいと思った。
昴は、潤のことも下に見ていたから、その潤がそんな大それた真似をしでかしていると知れたら、ショックで昴の繊細なハートは壊れてしまうだろうと潤は危惧した。
潤は、ある意味、叔父夫婦にとって、どうでもいいというか、軽い存在なんだろうと、潤は思っていた。
叔父は、父から倫子を奪ったのでは? という疑いもあった。
倫子と潤の母は、同郷で親戚同士だった。
なので、はたからみると、倫子と潤の母は、どこか面影が似ているようにみえるらしかった。
潤は、そのことについて気にしないようにしていた。
また、光源氏とかマザコンと揶揄されるのは嫌だったので。
昴は、潤と倫子の関係をまだ知らないが、もし知れたら、殺されかねない、と思った。
昴は、自分は母とは仲がいい、と思って安心しているようだったので。
それが自分より、潤の方がずっと親密な秘密の関係で、こっそり子もなしていたなどばれたら、本当に殺されそうだ、と思った。
それはそれでいいかもしれないけど、痛かったり、苦しかったりしなければ。
道義的にいって、潤が間違っていることは確かなのだから、弁解できないし、昴にバレたら本当にまずいと思った。
昴は、潤のことも下に見ていたから、その潤がそんな大それた真似をしでかしていると知れたら、ショックで昴の繊細なハートは壊れてしまうだろうと潤は危惧した。
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