218 / 366
第十六章
トモ 17
しおりを挟む
最近は、トモって言いながら、俺のこと舐めるし。
「ジュン君?」
トモが呼んだ。
「あ?」
「上の空だったけど、大丈夫? 解離してる?」
「ん? 解離? どうだろう? わかんない」
潤は、ぼんやりした。
「そっか。やめる?」
トモが心配そうに聞いた。
「だめ、潤のお尻に入れてくれなくちゃ、いや」
潤は、トモの身体にかじりついて、トモを、また、焚きつけてやる。
「そうなの?」
トモが、潤の髪を撫でながら、潤の表情をうかがっていた。
トモが軽いキスを頬にいくつか落としてきた。
「んっ、ん」
そのたびに潤は、声をがまんしてみせた。
「ジュン君、声聞かせて」
トモがささやいた。
「ジュン君は、すごくエッチな声出すんでしょ?」
「いや。昴兄さんが、聞いてるもん」
「聞いてないよ。今、隣の部屋に、いないんでしょ?」
「うん。玄関脇の小部屋にこもってるはず。あの部屋で眠っちゃってる時もあるよ」
「だったら平気だよ。ジュン君の、可愛い声、聞きたい」
トモは、潤の頬にキスした。
「そんなキスいや」
「どんなのがほしいの?」
「こういうの」
潤は、トモの唇に唇を重ねた。
「んっ、んんっ」
トモは潤の唇から逃れた。
「ジュン君、無理だよ。こんな……離れられなくなる」
「ジュン君?」
トモが呼んだ。
「あ?」
「上の空だったけど、大丈夫? 解離してる?」
「ん? 解離? どうだろう? わかんない」
潤は、ぼんやりした。
「そっか。やめる?」
トモが心配そうに聞いた。
「だめ、潤のお尻に入れてくれなくちゃ、いや」
潤は、トモの身体にかじりついて、トモを、また、焚きつけてやる。
「そうなの?」
トモが、潤の髪を撫でながら、潤の表情をうかがっていた。
トモが軽いキスを頬にいくつか落としてきた。
「んっ、ん」
そのたびに潤は、声をがまんしてみせた。
「ジュン君、声聞かせて」
トモがささやいた。
「ジュン君は、すごくエッチな声出すんでしょ?」
「いや。昴兄さんが、聞いてるもん」
「聞いてないよ。今、隣の部屋に、いないんでしょ?」
「うん。玄関脇の小部屋にこもってるはず。あの部屋で眠っちゃってる時もあるよ」
「だったら平気だよ。ジュン君の、可愛い声、聞きたい」
トモは、潤の頬にキスした。
「そんなキスいや」
「どんなのがほしいの?」
「こういうの」
潤は、トモの唇に唇を重ねた。
「んっ、んんっ」
トモは潤の唇から逃れた。
「ジュン君、無理だよ。こんな……離れられなくなる」
0
お気に入りに追加
274
あなたにおすすめの小説
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
俺と親父とお仕置きと
ぶんぶんごま
BL
親父×息子のアホエロコメディ
天然な父親と苦労性の息子(特殊な趣味あり)
悪いことをすると高校生になってまで親父に尻を叩かれお仕置きされる
そして尻を叩かれお仕置きされてる俺は情けないことにそれで感じてしまうのだ…
親父に尻を叩かれて俺がドMだって知るなんて…そんなの知りたくなかった…!!
親父のバカーーーー!!!!
他サイトにも掲載しています
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
近親相姦メス堕ちショタ調教 家庭内性教育
オロテンH太郎
BL
これから私は、父親として最低なことをする。
息子の蓮人はもう部屋でまどろんでいるだろう。
思えば私は妻と離婚してからというもの、この時をずっと待っていたのかもしれない。
ひそかに息子へ劣情を向けていた父はとうとう我慢できなくなってしまい……
おそらく地雷原ですので、合わないと思いましたらそっとブラウザバックをよろしくお願いします。
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる