172 / 366
第十五章 晩餐にて
生姜醤油
しおりを挟む
「あのう、恐れ入りますが、生姜醤油とかないですか? 僕、食べた……」
潤が、吹き出した。
「瑤、お前、よく、このシチュエーションでそんな」
潤が腹を抱えて笑い出したので、乳首の馬肉が、ずれてしまった。
「あ、すごく空気読んでなかったみたいで、すみません。でも、美味しそうだから」
「わかった。待ちなさい。その前に、君にも罰が必要だね」
と言って、おじ様は、潤の頭を膝から椅子の座面に下ろした。
そして、立ち上がり、僕の口に、潤の乳首からずれた馬肉をあてがった。
「口を開けて」
(きたぁー)
僕は、ちょっとときめいた。
(こんなことで、ときめくとか、やっぱ、ちょっと、僕って、変態?)
僕は、口を開けて、馬肉を頬張った。
「やっぱり、生姜醤油ほしいです」
僕は、もぐもぐしながら、言った。
「わかった」
おじ様は、ムッとしたように、もう一つの乳首の馬肉を、潤の口に押し込んだ。
「あ……うぐっ」
潤が呻いた。
おじ様は、潤の反応に、満足したようだった。
「よく味わって食べるんだよ。お前の乳首を気持ちよくしてくれた肉だからね」
おじ様は、潤の動く唇を指で撫でてから、キッチンへ消えた。
僕たちは、無言で咀嚼していた。
おじ様が、キッチンから、生姜醤油を持って戻ってきた。
潤が、吹き出した。
「瑤、お前、よく、このシチュエーションでそんな」
潤が腹を抱えて笑い出したので、乳首の馬肉が、ずれてしまった。
「あ、すごく空気読んでなかったみたいで、すみません。でも、美味しそうだから」
「わかった。待ちなさい。その前に、君にも罰が必要だね」
と言って、おじ様は、潤の頭を膝から椅子の座面に下ろした。
そして、立ち上がり、僕の口に、潤の乳首からずれた馬肉をあてがった。
「口を開けて」
(きたぁー)
僕は、ちょっとときめいた。
(こんなことで、ときめくとか、やっぱ、ちょっと、僕って、変態?)
僕は、口を開けて、馬肉を頬張った。
「やっぱり、生姜醤油ほしいです」
僕は、もぐもぐしながら、言った。
「わかった」
おじ様は、ムッとしたように、もう一つの乳首の馬肉を、潤の口に押し込んだ。
「あ……うぐっ」
潤が呻いた。
おじ様は、潤の反応に、満足したようだった。
「よく味わって食べるんだよ。お前の乳首を気持ちよくしてくれた肉だからね」
おじ様は、潤の動く唇を指で撫でてから、キッチンへ消えた。
僕たちは、無言で咀嚼していた。
おじ様が、キッチンから、生姜醤油を持って戻ってきた。
0
お気に入りに追加
276
あなたにおすすめの小説
執着攻めと平凡受けの短編集
松本いさ
BL
執着攻めが平凡受けに執着し溺愛する、似たり寄ったりな話ばかり。
疲れたときに、さくっと読める安心安全のハッピーエンド設計です。
基本的に一話完結で、しばらくは毎週金曜の夜または土曜の朝に更新を予定しています(全20作)
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる