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金曜夜12時
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金曜日夜も12時をまわった。
ついに土曜日。
一週間、彼に会えなかった。
抱いてもらえなかった。
「土日抱いて」って送ったのに。
既読無視。
スマホを睨んでも返信はこない。
スマホぴくりともしない。
わかってた。僕より仕事のが大事だと。
当たり前だよね。
社会人として。
でもさ。
もういい。
寝る。
全裸で寝る。
我慢してたけど、もういい。
土日中、オナってやる。
全裸でベッドに横たわる。
白い壁にスマホプロジェクターを向ける。
動画再生。ボタンを押す。
「あぁ、あぁん」
僕の大きな喘ぎ声。恥ずかしい。
「エロいな。もっと喘げよ。興奮する」
彼の低い声。
延々と僕の喘ぎ声が続き、壁いっぱいに肌色がからみあう。
「あぁぁっ」
リアルの僕もいっしょになって喘ぐ。
(続く)
ついに土曜日。
一週間、彼に会えなかった。
抱いてもらえなかった。
「土日抱いて」って送ったのに。
既読無視。
スマホを睨んでも返信はこない。
スマホぴくりともしない。
わかってた。僕より仕事のが大事だと。
当たり前だよね。
社会人として。
でもさ。
もういい。
寝る。
全裸で寝る。
我慢してたけど、もういい。
土日中、オナってやる。
全裸でベッドに横たわる。
白い壁にスマホプロジェクターを向ける。
動画再生。ボタンを押す。
「あぁ、あぁん」
僕の大きな喘ぎ声。恥ずかしい。
「エロいな。もっと喘げよ。興奮する」
彼の低い声。
延々と僕の喘ぎ声が続き、壁いっぱいに肌色がからみあう。
「あぁぁっ」
リアルの僕もいっしょになって喘ぐ。
(続く)
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