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お茶コーナー
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「栃木さん、結婚するって聞いた?」
「ええーっ!? まだ二十五でしょ?」
女子社員が、お茶コーナーでかまびすしい。
俺はマイカップ片手に、せきばらいする。
「うわっ、茨城っ」
俺は、あいつと違って煙たがられている。
「えーショックー。相手の人、どんな人なんだろう」
俺だとバレたら、殺されそう。
「茨城さん独身だよ。三十七くらい?」
女子が紅茶を噴き出す。
「眼鏡とるとイケメンかもよ」
「ないない」
俺はコーヒーをカップに入れるのがやっとだ。ミルクを入れスプーンでまぜたい。
「ええーっ!? まだ二十五でしょ?」
女子社員が、お茶コーナーでかまびすしい。
俺はマイカップ片手に、せきばらいする。
「うわっ、茨城っ」
俺は、あいつと違って煙たがられている。
「えーショックー。相手の人、どんな人なんだろう」
俺だとバレたら、殺されそう。
「茨城さん独身だよ。三十七くらい?」
女子が紅茶を噴き出す。
「眼鏡とるとイケメンかもよ」
「ないない」
俺はコーヒーをカップに入れるのがやっとだ。ミルクを入れスプーンでまぜたい。
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