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69話 スリの少年
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「国としては小規模と聞いてましたけど大きい国と比べても遜色ないくらいには賑やかですね」
アステラに入国して街を歩く冷や汗を滲ませてソウは隣を歩くリュウガにそう話す。アステラは国の規模としては世界でも一、二を争う小国だがそんな事を感じさせないほど賑わっているのだ。
「賑やかなのはいいがこれを何とかして欲しいんだが」
イライラしながらリュウガは周りを一瞥する。何せ2人の周りには、
「ドール様を信仰しませんか??」
「やはりゼーリオ様でしょう!! 何たって大神なんですから!!」
「生命神フルールドリス様でしょう! 我々が長生き出来るのは彼女のおかげよ」
「人は死ぬのだからやはり死を司るギールス様だろう! 死後にお世話になるのだから!」
様々な人たちから宗教勧誘される。無視して歩いてもずっとついてくる。
(他に任されば良かった)
物凄く後悔するリュウガであるが神の国と名乗ってる以上重要な手がかりがあるかもしらないうえに下手をすれば神もしくはそれに準する何かとの戦闘が予想されるので最高戦力の自分が行くしかなかったのだ。
「皆殺しにしてぇ」
勧誘してくる連中はもちろんソウにすら聞こえないくらいの小さい声で呟く。前の世界でリュウガは悪徳宗教を潰した事があるがそことは違い彼らは純粋に神を信仰しているのだが、
(どいつもこいつも目が笑ってねぇんだよ)
ニコニコとしているが目は笑ってない。どこか闇を感じる笑顔なのだ。
(献金の額が高いのか、それとも勧誘ノルマがあるのかどちらにせよ確実に何かある)
そう確信していたら、
「あ~!! サイフがないっす!! どうしましょう!! サブマスター!!」
ソウが顔面蒼白となりリュウガに必死に縋り付く。そんなソウに、
「信仰心が足りないからです! 今からでも遅くはありませんよ」
「金の神であるゴーリオ様を信仰すれば失った金よりも多くの金が手に入りますよ!」
ここぞとばかりにソウに詰め寄って信仰を促す。そんな連中が鬱陶しいのでリュウガはソウの首根っこを掴むと建物の屋根へと高速で移動する。あまりの速度に誰も目で追えずにいたため、
「神隠しか!」
「無神論者を神が裁いたのか!」
「あぁ、今のはまさに神の奇跡!」
勝手に騒いで祈りを捧げ始める取り残された宗教家たちであった。
「マジでうぜぇ。こんなんじゃ調べ物どころじゃねぇぞ」
あの調子で勧誘が続けば皆殺しとまではいかなくても1人、2人くらいは殺してしまうくらいはフラストレーションが溜まっていた。そんなリュウガに涙で顔がぐちゃぐちゃになっているソウが、
「サブマスタ~、どうしましょう~??」
「泣くなよ。ほら、これやるから」
そう言って誰かのサイフを渡す。涙を拭いながらソウは尋ねる。
「これって誰のっすか? サブマスターのじゃないっすよね?」
「お前のサイフをスッた奴のサイフ」
「えっ! いつの間に!」
「お前がスられると同時にだな」
リュウガは考え事をしていた時に勧誘してくる人間とは別にソウに近づく人間がサイフをスろうと手を伸ばしたのでお返しとばかりにリュウガもサイフを取ったのだ。
「凄いっす!・・・・いや! だったら相手を捕まえてくださいよ!」
というソウの反応は当然であったが、
「いや、サイフをスる奴が逆にスられたら面白いだろうなと思って」
と全く悪びれる様子もなく頭をかくリュウガ。
「それに結構入ってるぜ。大方観光客だけじゃなく宗教家連中からもスッて生活してるんだろ」
リュウガの言う通りスリのサイフはパンパンになっていた。
「確かに取られたサイフよりあるっすけど申し訳ないっすよ」
「お前優し過ぎるぞ。気にすんなよ相手は他人のサイフを取るクズなんだからな」
アッハハと笑うリュウガに、
「誰がクズだ!!」
ボサボサ髪の少年が声を張り上げる。
「お前か! 人のサイフをスッたのは! この人間のクズめ!」
「お前が言うな」
そう言って少年の顎を揺らして気絶させるリュウガであった。宗教家たちに見つからないように移動して宿を取るリュウガたちであった。
「いいんすかね? こんな立派な宿を取って?」
「しょうがないだろ。神の国で神について調べて討伐する手がかりを探すんだ。目的がバレたら問題になるからな。防音設備バッチリな宿に泊まるのは必要経費だ」
どこに他人の耳があるか分からないので中心街の一番の宿を取ったのだ。
「必要経費って3人分ですよ?」
そう言ってリュウガが気絶させたスリの少年の方に目を向けるソウ。
「いいんだよ。現地の協力出来る人間は必要なんだからな」
少年に歩み寄り足で軽く小突く、
「起きてるのはわかってる。そのまま起きないなら永眠させるぞ」
少年はそう言われると飛び起きる。
「わかったよ! 起きるよ!」
「聞いてたなら協力しろ。礼は努力次第で上がるから励めよ」
「断ったら?」
「お前のサイフは返さない」
「それだけ?」
「だけだ」
「国の連中に俺がお前らの事バラせば確実に死刑だぞ。俺がそうしないとでも?」
「するならするで構わないがスリを働くような奴の言葉を信じるのか?」
「はぁ~、分かったよ。協力するよ。ジン・クレイだ」
「リュウガ・レン」
「ソウ・ゲンっす」
現地の協力者を手に入れたリュウガたちはいよいよ本格的に行動を開始するのであった。
アステラに入国して街を歩く冷や汗を滲ませてソウは隣を歩くリュウガにそう話す。アステラは国の規模としては世界でも一、二を争う小国だがそんな事を感じさせないほど賑わっているのだ。
「賑やかなのはいいがこれを何とかして欲しいんだが」
イライラしながらリュウガは周りを一瞥する。何せ2人の周りには、
「ドール様を信仰しませんか??」
「やはりゼーリオ様でしょう!! 何たって大神なんですから!!」
「生命神フルールドリス様でしょう! 我々が長生き出来るのは彼女のおかげよ」
「人は死ぬのだからやはり死を司るギールス様だろう! 死後にお世話になるのだから!」
様々な人たちから宗教勧誘される。無視して歩いてもずっとついてくる。
(他に任されば良かった)
物凄く後悔するリュウガであるが神の国と名乗ってる以上重要な手がかりがあるかもしらないうえに下手をすれば神もしくはそれに準する何かとの戦闘が予想されるので最高戦力の自分が行くしかなかったのだ。
「皆殺しにしてぇ」
勧誘してくる連中はもちろんソウにすら聞こえないくらいの小さい声で呟く。前の世界でリュウガは悪徳宗教を潰した事があるがそことは違い彼らは純粋に神を信仰しているのだが、
(どいつもこいつも目が笑ってねぇんだよ)
ニコニコとしているが目は笑ってない。どこか闇を感じる笑顔なのだ。
(献金の額が高いのか、それとも勧誘ノルマがあるのかどちらにせよ確実に何かある)
そう確信していたら、
「あ~!! サイフがないっす!! どうしましょう!! サブマスター!!」
ソウが顔面蒼白となりリュウガに必死に縋り付く。そんなソウに、
「信仰心が足りないからです! 今からでも遅くはありませんよ」
「金の神であるゴーリオ様を信仰すれば失った金よりも多くの金が手に入りますよ!」
ここぞとばかりにソウに詰め寄って信仰を促す。そんな連中が鬱陶しいのでリュウガはソウの首根っこを掴むと建物の屋根へと高速で移動する。あまりの速度に誰も目で追えずにいたため、
「神隠しか!」
「無神論者を神が裁いたのか!」
「あぁ、今のはまさに神の奇跡!」
勝手に騒いで祈りを捧げ始める取り残された宗教家たちであった。
「マジでうぜぇ。こんなんじゃ調べ物どころじゃねぇぞ」
あの調子で勧誘が続けば皆殺しとまではいかなくても1人、2人くらいは殺してしまうくらいはフラストレーションが溜まっていた。そんなリュウガに涙で顔がぐちゃぐちゃになっているソウが、
「サブマスタ~、どうしましょう~??」
「泣くなよ。ほら、これやるから」
そう言って誰かのサイフを渡す。涙を拭いながらソウは尋ねる。
「これって誰のっすか? サブマスターのじゃないっすよね?」
「お前のサイフをスッた奴のサイフ」
「えっ! いつの間に!」
「お前がスられると同時にだな」
リュウガは考え事をしていた時に勧誘してくる人間とは別にソウに近づく人間がサイフをスろうと手を伸ばしたのでお返しとばかりにリュウガもサイフを取ったのだ。
「凄いっす!・・・・いや! だったら相手を捕まえてくださいよ!」
というソウの反応は当然であったが、
「いや、サイフをスる奴が逆にスられたら面白いだろうなと思って」
と全く悪びれる様子もなく頭をかくリュウガ。
「それに結構入ってるぜ。大方観光客だけじゃなく宗教家連中からもスッて生活してるんだろ」
リュウガの言う通りスリのサイフはパンパンになっていた。
「確かに取られたサイフよりあるっすけど申し訳ないっすよ」
「お前優し過ぎるぞ。気にすんなよ相手は他人のサイフを取るクズなんだからな」
アッハハと笑うリュウガに、
「誰がクズだ!!」
ボサボサ髪の少年が声を張り上げる。
「お前か! 人のサイフをスッたのは! この人間のクズめ!」
「お前が言うな」
そう言って少年の顎を揺らして気絶させるリュウガであった。宗教家たちに見つからないように移動して宿を取るリュウガたちであった。
「いいんすかね? こんな立派な宿を取って?」
「しょうがないだろ。神の国で神について調べて討伐する手がかりを探すんだ。目的がバレたら問題になるからな。防音設備バッチリな宿に泊まるのは必要経費だ」
どこに他人の耳があるか分からないので中心街の一番の宿を取ったのだ。
「必要経費って3人分ですよ?」
そう言ってリュウガが気絶させたスリの少年の方に目を向けるソウ。
「いいんだよ。現地の協力出来る人間は必要なんだからな」
少年に歩み寄り足で軽く小突く、
「起きてるのはわかってる。そのまま起きないなら永眠させるぞ」
少年はそう言われると飛び起きる。
「わかったよ! 起きるよ!」
「聞いてたなら協力しろ。礼は努力次第で上がるから励めよ」
「断ったら?」
「お前のサイフは返さない」
「それだけ?」
「だけだ」
「国の連中に俺がお前らの事バラせば確実に死刑だぞ。俺がそうしないとでも?」
「するならするで構わないがスリを働くような奴の言葉を信じるのか?」
「はぁ~、分かったよ。協力するよ。ジン・クレイだ」
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