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初のクエストは初めてのお使い?
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「ごめん梨香😢💨💨
できるだけ早くに戻って来るから!」
「私は大丈夫!
そっちも気を付けてね!ムリしちゃダメだよ🥺」
そう言って二人で手を握っていた。
「なんだろう、この茶番劇😞💨」
「言うな😅💦」
今目の前で行われている茶番劇が何なのかと言うと30分前に遡る。
‥‥‥30分前
スキルを取得した私は初期状態でも作れるミサンガやハンカチを、りーちゃんは回復軟膏と下級ポーションを作っていました。
「なかなか良い出来になってきたな。」
「二人ともスキルレベルが3に上がったし筋が良いね。」
「エヘヘ☺️
この調子で《調理》のスキルも上げて、そのうち皆にご馳走作ってあげたいな。」
「じゃあ私は、りーちゃんにエプロン作ってあげる!
デザインはお楽しみに!☺️」
「楽しみに待ってる!!😆」
「まあ、まだミサンガやハンカチしか作れないから、まだまだ先の話だけどな😏」
「うるさいな!
すぐに上達してやるんだから!😡」
「「「アハハハハハ!!!」」」
そんな話をしていると、いきなり頭の中にアナウンスみたいな声が流れてきた。
「先ほど、エネル火山にて黒龍ファフニールの出現が確認されました。
これに応じまして、ギルドでは一次職レベル50以上もしくは二次職以上のプレイヤー対象に緊急クエストを発行いたします。
詳細については、カウンターにて伺いをお願いします。」
「このタイミングで緊急レイドか😲」
「しかもファフニール討伐か😣」
二人とも何故かすごく驚いています。
「レイドって確か多数のプレイヤーでボスと戦うクエストのことでしょ?」
「うーん😅
まあ、ざっくり説明するとそんな感じだね。」
「何でそんなに驚いているの?」
「それはこのゲームでは、エリアボスみたいなレイドは、条件を満たせば何時でも出来る。
たけど今通知がきた緊急レイドのイベントは1ヶ月に一回(現実時間で)しかやらないからだよ。」
「前回の緊急レイドから、まだ半月しかたって無いからね、びっくりしたんだよ。
これは余談だけど、ファフニールのクエストは、ボスのファフニールがワイバーンとかを従者召喚で出してくるから、そいつらを相手にしてもけっこう良い素材アイテムが手にはいるから、人気のあるイベントなんだよ☺️」
そうなんだ。
なんて考えていたらジン君がやたらとそわそわしていた‥‥‥トイレかな?
「ジン君。何そんなに、そわそわしてるの?」
「ソンナコトナイヨ🙄」
「片言でバレバレ😦💨」
「うっ!!😟
実は、今個人的に欲しい装備がファフニール討伐報酬のラストアタック報酬なんだよ😥💦」
「だったら、今から二人で行ってきたら?」
「でも俺達がこのレイドを受けると、移動と討伐で2日くらい(ゲーム時間で)掛かるからその間はお前達二人っきりになるぞ。」
「私は平気。
アイテムを作りながら簡単なクエストでも受けてみる☺️」
「私も✋!
なっちゃんと一緒に頑張る☺️」
「そっか😔💨
じゃあ俺達はこのクエストを受けてくるから、二人は無茶しないようにな。
それから、夜は絶対にフィールドにでないこと!」
「了解✌️🆗⤴️
あと、これ一応お守りなんて名前が付いてるから二人に一つずつ上げる🙂🎁」
そう言って私は自分が作った《お守りミサンガ》を二人に渡した。
「サンキュー😉👍️🎶」
「ありがとう☺️」
「アズ君。私も回復軟膏あげる。私だと思って持っていって😢🎁」
なんて言いながらりーちゃんは涙目になりつつ、回復軟膏の中で一番出来が良いものをアズ君に渡していた。
「梨夏!!ありがとう😆💕✨」
‥‥‥そして冒頭に戻る。 (最終的にジン君がアズ君を引っ張って連れて行くことになった。)
「行っちゃったね😢」
「まあ私達は、まだエリア解放イベントをクリアしていないからついて行けないしね。
せっかくだから私達だけで、何かクエストをクリアして戻ってきた二人をびっくりさせよう👏😌」
「それ良いね☺️
じゃあもう夜だし今日はもう寝る?」
そう、気がついたら外は真っ暗です。
「そうだね、夜のフィールドは危険だってベテラン組が言ってたし。
りーちゃんが受けていた回復軟膏のクエストをクリアしてから宿屋に戻ろうか!」
「賛成!!」
こうして、りーちゃんは軟膏のクエストを無事にクリアしてさっきの宿に戻ってから二人ともベッドで横になりました。
‥‥‥目をつむったとたん朝になったので寝た気がしません😅
「おはよう!なっちゃん☀️😃❗️」
「りーちゃん!おはよう👋😃☀️」
「なんか横になって、すぐに朝になったから変な感じ😥」
「私も😅
今日(?)は何しよっか?」
「そうだね🤔
ギルドに行ってクエスト受けよっか!
確か私達が今受けることが出来るのは、Gランクのクエストだっけ?」
昨日(?)クエストについて簡単な説明を受けましたが、クエストにはランクがあって、最初はGランクから始まり、クエストを受けていくとランクが上がるシステムだそうです。
「説明通りならそうだね。
まあ私達は始めたばっかりだしゆっくり頑張ろう👊😆🎵」
「おー😆👍️!」
こうして私達は今、ギルドのクエストの掲示板の前にいます。
「昨日は二人が一緒だったから、よく掲示板見なかったけど、私達でも出来そうな依頼あるかな?」
「そうだね。
あれ?他のゲームとかでは、よく見る討伐系の依頼がぜんぜん無いね🤨
なんでだろう?」
「本当だ。普通どこにでもありそうなのに?
なんでだろうね🤔」
あとで知りましたけど討伐系のクエストは緊急レイド期間中、一時的に受ける事が出来なくなるそうです。
「まあ無い物を言っても仕方ないし、今できる依頼で良いのを探さないと。」
「そうだね。
あっ!これなんかどう?」
そう言ってりーちゃんは私に依頼書を見せました。
《子供にお守りを!!ランクG 》
3歳の子供が、初めてのお使いに行くのですが心配で心配で😰
なので《お守り》の名前のついたアイテムと回復軟膏×1を私の家まで持ってきて頂けませんか?《NPCクエスト》
《納品:お守りの名の付く装備アイテム×1
回復軟膏×1(どちらもレア度問わず)
報酬:500col》
「二つとも私達が作れるアイテムだし良いね☺️
これにしよっか!」
「うん☺️」
そう言って依頼書を持ってカウンターにいくと昨日のお姉さんがいましたのでクエストの受理をお願いしました。
「クエストの受理を確認しました。
マップに対象の依頼者であるバスケット氏の家を表記しましたのでそちらに向かいください。
クエスト期間は1週間になっていますので1週間以内に報告をお願いします。」
「クエストのクリアはどうやって確認するのですか?」
「クエストのクリアの証はクエスト発行者が達成後直接お渡しするので、そちらをカウンターに提出してください。
そのときに報酬をお渡しします。」
「期間を過ぎたらどうなるんですか?」
「その時はクエスト失敗とされ、罰金の支払いが発生します。
またペナルティとして、その後一週間はクエストを受ける事が出来なくなります。」
「わかりました。丁寧に説明頂きありがとうございます😆」
「わからない事がありましたら、また気軽にお尋ねください☺️」
優しい受付のお姉さんで良かったです。
「お姉さんの説明、分かりやすかったね☺️」
「うん☺️
じゃあ、今ちょうどアイテムも揃ってるし行こうか!」
マップを開いて見るとギルドからあまり離れていない住宅街の一区画に赤色で塗られた建物がありました。
そこを選択すると目の前に矢印が出てきました。
「矢印が出てきた😲」
「私には見えないよ🤨?」
「私が選択したから私にしか見えないのかな🤔
とりあえず、バスケットさんの家への案内は任せて!」
「任せた!!😆👍️」
二人で初クエストがんばります!
できるだけ早くに戻って来るから!」
「私は大丈夫!
そっちも気を付けてね!ムリしちゃダメだよ🥺」
そう言って二人で手を握っていた。
「なんだろう、この茶番劇😞💨」
「言うな😅💦」
今目の前で行われている茶番劇が何なのかと言うと30分前に遡る。
‥‥‥30分前
スキルを取得した私は初期状態でも作れるミサンガやハンカチを、りーちゃんは回復軟膏と下級ポーションを作っていました。
「なかなか良い出来になってきたな。」
「二人ともスキルレベルが3に上がったし筋が良いね。」
「エヘヘ☺️
この調子で《調理》のスキルも上げて、そのうち皆にご馳走作ってあげたいな。」
「じゃあ私は、りーちゃんにエプロン作ってあげる!
デザインはお楽しみに!☺️」
「楽しみに待ってる!!😆」
「まあ、まだミサンガやハンカチしか作れないから、まだまだ先の話だけどな😏」
「うるさいな!
すぐに上達してやるんだから!😡」
「「「アハハハハハ!!!」」」
そんな話をしていると、いきなり頭の中にアナウンスみたいな声が流れてきた。
「先ほど、エネル火山にて黒龍ファフニールの出現が確認されました。
これに応じまして、ギルドでは一次職レベル50以上もしくは二次職以上のプレイヤー対象に緊急クエストを発行いたします。
詳細については、カウンターにて伺いをお願いします。」
「このタイミングで緊急レイドか😲」
「しかもファフニール討伐か😣」
二人とも何故かすごく驚いています。
「レイドって確か多数のプレイヤーでボスと戦うクエストのことでしょ?」
「うーん😅
まあ、ざっくり説明するとそんな感じだね。」
「何でそんなに驚いているの?」
「それはこのゲームでは、エリアボスみたいなレイドは、条件を満たせば何時でも出来る。
たけど今通知がきた緊急レイドのイベントは1ヶ月に一回(現実時間で)しかやらないからだよ。」
「前回の緊急レイドから、まだ半月しかたって無いからね、びっくりしたんだよ。
これは余談だけど、ファフニールのクエストは、ボスのファフニールがワイバーンとかを従者召喚で出してくるから、そいつらを相手にしてもけっこう良い素材アイテムが手にはいるから、人気のあるイベントなんだよ☺️」
そうなんだ。
なんて考えていたらジン君がやたらとそわそわしていた‥‥‥トイレかな?
「ジン君。何そんなに、そわそわしてるの?」
「ソンナコトナイヨ🙄」
「片言でバレバレ😦💨」
「うっ!!😟
実は、今個人的に欲しい装備がファフニール討伐報酬のラストアタック報酬なんだよ😥💦」
「だったら、今から二人で行ってきたら?」
「でも俺達がこのレイドを受けると、移動と討伐で2日くらい(ゲーム時間で)掛かるからその間はお前達二人っきりになるぞ。」
「私は平気。
アイテムを作りながら簡単なクエストでも受けてみる☺️」
「私も✋!
なっちゃんと一緒に頑張る☺️」
「そっか😔💨
じゃあ俺達はこのクエストを受けてくるから、二人は無茶しないようにな。
それから、夜は絶対にフィールドにでないこと!」
「了解✌️🆗⤴️
あと、これ一応お守りなんて名前が付いてるから二人に一つずつ上げる🙂🎁」
そう言って私は自分が作った《お守りミサンガ》を二人に渡した。
「サンキュー😉👍️🎶」
「ありがとう☺️」
「アズ君。私も回復軟膏あげる。私だと思って持っていって😢🎁」
なんて言いながらりーちゃんは涙目になりつつ、回復軟膏の中で一番出来が良いものをアズ君に渡していた。
「梨夏!!ありがとう😆💕✨」
‥‥‥そして冒頭に戻る。 (最終的にジン君がアズ君を引っ張って連れて行くことになった。)
「行っちゃったね😢」
「まあ私達は、まだエリア解放イベントをクリアしていないからついて行けないしね。
せっかくだから私達だけで、何かクエストをクリアして戻ってきた二人をびっくりさせよう👏😌」
「それ良いね☺️
じゃあもう夜だし今日はもう寝る?」
そう、気がついたら外は真っ暗です。
「そうだね、夜のフィールドは危険だってベテラン組が言ってたし。
りーちゃんが受けていた回復軟膏のクエストをクリアしてから宿屋に戻ろうか!」
「賛成!!」
こうして、りーちゃんは軟膏のクエストを無事にクリアしてさっきの宿に戻ってから二人ともベッドで横になりました。
‥‥‥目をつむったとたん朝になったので寝た気がしません😅
「おはよう!なっちゃん☀️😃❗️」
「りーちゃん!おはよう👋😃☀️」
「なんか横になって、すぐに朝になったから変な感じ😥」
「私も😅
今日(?)は何しよっか?」
「そうだね🤔
ギルドに行ってクエスト受けよっか!
確か私達が今受けることが出来るのは、Gランクのクエストだっけ?」
昨日(?)クエストについて簡単な説明を受けましたが、クエストにはランクがあって、最初はGランクから始まり、クエストを受けていくとランクが上がるシステムだそうです。
「説明通りならそうだね。
まあ私達は始めたばっかりだしゆっくり頑張ろう👊😆🎵」
「おー😆👍️!」
こうして私達は今、ギルドのクエストの掲示板の前にいます。
「昨日は二人が一緒だったから、よく掲示板見なかったけど、私達でも出来そうな依頼あるかな?」
「そうだね。
あれ?他のゲームとかでは、よく見る討伐系の依頼がぜんぜん無いね🤨
なんでだろう?」
「本当だ。普通どこにでもありそうなのに?
なんでだろうね🤔」
あとで知りましたけど討伐系のクエストは緊急レイド期間中、一時的に受ける事が出来なくなるそうです。
「まあ無い物を言っても仕方ないし、今できる依頼で良いのを探さないと。」
「そうだね。
あっ!これなんかどう?」
そう言ってりーちゃんは私に依頼書を見せました。
《子供にお守りを!!ランクG 》
3歳の子供が、初めてのお使いに行くのですが心配で心配で😰
なので《お守り》の名前のついたアイテムと回復軟膏×1を私の家まで持ってきて頂けませんか?《NPCクエスト》
《納品:お守りの名の付く装備アイテム×1
回復軟膏×1(どちらもレア度問わず)
報酬:500col》
「二つとも私達が作れるアイテムだし良いね☺️
これにしよっか!」
「うん☺️」
そう言って依頼書を持ってカウンターにいくと昨日のお姉さんがいましたのでクエストの受理をお願いしました。
「クエストの受理を確認しました。
マップに対象の依頼者であるバスケット氏の家を表記しましたのでそちらに向かいください。
クエスト期間は1週間になっていますので1週間以内に報告をお願いします。」
「クエストのクリアはどうやって確認するのですか?」
「クエストのクリアの証はクエスト発行者が達成後直接お渡しするので、そちらをカウンターに提出してください。
そのときに報酬をお渡しします。」
「期間を過ぎたらどうなるんですか?」
「その時はクエスト失敗とされ、罰金の支払いが発生します。
またペナルティとして、その後一週間はクエストを受ける事が出来なくなります。」
「わかりました。丁寧に説明頂きありがとうございます😆」
「わからない事がありましたら、また気軽にお尋ねください☺️」
優しい受付のお姉さんで良かったです。
「お姉さんの説明、分かりやすかったね☺️」
「うん☺️
じゃあ、今ちょうどアイテムも揃ってるし行こうか!」
マップを開いて見るとギルドからあまり離れていない住宅街の一区画に赤色で塗られた建物がありました。
そこを選択すると目の前に矢印が出てきました。
「矢印が出てきた😲」
「私には見えないよ🤨?」
「私が選択したから私にしか見えないのかな🤔
とりあえず、バスケットさんの家への案内は任せて!」
「任せた!!😆👍️」
二人で初クエストがんばります!
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