黒狐の冒険録《VRMMO始めました》

ゲームスタートは騒がしい

 存分に自分をもふっていたらナレーションさんの声が聞こえてきた。‥‥‥忘れてませんよ😞💦

「アバター作成が済みましたらメイン職業の選択になります。
 次の一次職の中から選択してください。」

 NEOでは多くの職業かあり、戦闘等で役に立つスキルは職業のレベルを上げる中でスキルを覚えて行く。

 そして職業は一次職から始まりレベルや条件を満たすことで二次職、三次職にクラスが上がって行くらしい。

 目の前に画面が出てきて画面に職業一覧が出た。

 オススメ職業
 祈祷師、召喚師、魔術師、巫女、付与師、神子
と最初に種族と相性の良い職業が出てきた。
 そして後ろに逆に相性の悪い職業が写っている。(武道家や戦士等は相性が悪いらしい)🤔

 やっぱり多くの職業があり迷ってしまう😞💨
 とりあえずオススメ職業の説明を読んでいると神子の欄の説明で固まった。

 神子みこ
 狐人のみが会得可能な職業であり神の加護により光魔法と星魔法を使用した際、追加効果が表れる。
 
あったよ専用職😲

 職業選択で悩んでいたし、職業はクエストを受ける事で変更可能らしい。
 ならせっかくレア種族が当たったのだから専用職でいくのがこのアバターへの礼儀だな！

 そのような考えに行き着いて神子の職業を選択に移った。🆗👈️

「こちらの職業を選択すると変更は出来ませんがよろしいですか😶？」

「はい😆！！」

「職業：神子が選択されました☺️
 次に武器の選択になりますが、お客様は招待券をお持ちなので初心者セットのプレゼントとなります。
 こちらはゲーム開始後アイテム欄から使用すると、お客様のアバターの最適装備が自動的に選択されます。」

 すると私のメニュー画面が現れプレゼントが送られた🎁

「以上を持ちまして初期設定を終了します。
 では next world onlineの世界をお楽しみください👋😃」

 すると目の前が明るくなった。
 そして光が弱くなったと思ったら、目の前に噴水があり私は広場の真ん中にいた。

「ここがNEOの世界😆！！」
青い空にまぶしい日差し！！☀️水までリアルな噴水⛲️！！✨そして目の前にいる色々な種族の人達！！✨🚶🧚👹🐺🐧‥‥少しおかしな種族もいますね😲あれなまはげかな😶？

「なっちゃーーーーん！！！！！👋😆✨」
目の前を通り過ぎたなまはげについて考えていたら、りーちゃんの声が聞こえてきたので声の方向をみてみると、深緑色の髪にエメラルド色の瞳の美少女がいた。

「もしかして、りーちゃん😲？」

「アバター名はりぃだよ☺️！！二人で決めたじゃん🤭！！なっちゃんも耳がついて可愛い😆！！もふもふさせてーー🤗！！」

「やめなさい😟💦！！」
 いきなり尻尾を捕まえて私が混乱していると、周りが騒がしくなった。
 きっと呆れられてるんだ😖(実際は美少女二人の絡みに萌えているだけ)

「二人ともそこまでにしたら。」
と聞き覚えのある声がしたので振り向くと銀髪の長身、濃紺の袴姿に鎧を着たイケメンがいた。
「その声もしかして悠君😲？」

「アバター名はジンだからそっちで呼んでくれ。
 にしても黒髪の狐人にドリアードとは二人ともレア種族を当てたのか😲」

「そうなの！？りーちゃんもレア種族スロットで当たったの😲」

「うん、そう🥰
 スロット回したら🍀の絵か揃ってドリアードが選択可能になったんだ🥰
 迷わずこれに決めたよ😆
 ただ種族の関係上、髪と目の色の変更が出来なかったけどね😟」

成る程🤔揃う絵によって選択可能種族が変わるのか😮
 そしてやっぱりお地蔵の力かな？

「私もスロットでスリーセブンがでてこの黒髪狐人が出てきたんだ😆
 私も髪と目の色の変更出来なかったから両方黒だよ☺️」

「二人とも運が良かったな☺️
 そういえば職業はなんにしたんだ🙂」

「私は森術師ドルイダス！！ドリアードがなると追加効果ありて説明にあったからこれにした😆」

「私は神子🙂りーちゃんと同じで追加効果が出るらしいからこれに決めたんだ😊」

「二人ともレア職業とかマジかよ😲」
と話しが盛り上がってきたところ、赤髪で陰陽師のような服をきたイケメンがこっちに向かって走ってきた‥‥‥あのイケメンも見覚えがあるような🤨？

「もしかしてあれって？」

「ヤバイ😞💦アズの奴キレてる😫💦」

「ジン😠💢💢俺だけあの人混みに置いて逃げるとは良い度胸しているな😡💢」

「悪かったって😟💦」
そう言って私の後ろに隠れたけど身長差があるせいで隠れられていない。
 見覚えがあると思ったらやっぱり梓君だったか。
 にしても、りーちゃんが梓君と話したそうにしているけど悠‥‥ジン君に対する怒りのせいで後ろにいるりーちゃんにも気づいてい無いし。
 仕方ない、助け船を出すか😞💨

「梓君、そう言うのは他所でやろうよ😟
 それより言うべき言葉があるでしょう😉✨」
そう言ってりーちゃんを梓君の目の前に連れてきた。

「梨‥‥‥アバター名はりぃか‥‥‥‥可愛いよ☺️💕」
相変わらずりーちゃん見ると緊張するのか😞💨
 まあ可愛いと言えるようになっただけでもましか(二人が逢ったばかりの頃は無言でりーちゃんを見ていた)

「あず君🥺ありがとう🤗」
りーちゃんは相変わらず、懐いた人限定の抱き付き魔が発動したか。
 梓君に抱き付いたらどうなるのか学習したがいいのに😞💨
 やっぱり梓君いつも通り石になった。