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番外編④去勢されそうになりました!
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クラスのΩの男の子たちは続々と割礼を施され、大人のΩとしての通過儀礼を終えた。
もうすぐ僕も割礼されるのかと思うと、不安と恐怖でパニックになりそうだ。
割礼でΩの男の子は陰茎・睾丸・陰嚢の外性器すべてを切除され、性感帯を失った文字通りの産む機械に生まれ変わる。
どんなに抵抗を示しても問答無用で強制的に割礼は執り行われるため、いずれ僕も周囲のΩと同様に性的快楽を奪われ、性的モノ化されるのだ。
「こら~、北条 奏! アンタ、まだ割礼を受けてないそうじゃないの! とっとと股間の汚物を処分しないとダメでしょ! 何なら、先生が割礼を施してあげましょうかwww」
羽座井先生は、この間のことをまだ根に持っており、相変わらず僕に因縁をつけてくる。
「べ、別に先生には関係ないことでしょう。僕のことは放っておいてください……」
「いいえ、問題大有りよ。うちの学校のΩの生徒に割礼を終えてない子がいるなんて世間に知られたら、我が校の恥だわ。こうなったら、今すぐにでも割礼を始めましょうかwww」
羽座井先生が指をパチンと鳴らすと、エレンくんにこの間、投げ飛ばされた男子生徒が寄ってたかって僕を床に押さえつけてきた。
「邪魔な制服は剥いじゃいなさいwww」
羽座井先生の命令に喜んで従う男子生徒たちは制服を引き裂くように脱がしにかかる。
僕は必死になって抵抗したが、男の力に敵うはずはなく、一瞬にして下着姿にされてしまった。
「こらこら、暴れるんじゃねえwww」
「サニタリーショーツみたいな色気のねえダサパン穿いてんじゃねえよwww」
「割礼中に生理が来たら大変だなぁwww」
男子生徒たちからの心ないセクハラ発言が僕に追い打ちをかける。
僕の泣き顔が男子生徒の嗜虐心を煽り、さっきよりも数倍強い力で押さえつけながらサニタリーショーツを引き裂いてきた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ッ!!!」
僕は思わず号泣しながら絶叫した。
丸出しにされたアソコを好きでもない、いや、嫌悪している男に見られたのが凄くショックで身体から力が抜けていった。
「うふふ、いい気味♡ さあ、先生直々に北条くんのオチンチンを切り落としてあ・げ・るwww」
羽座井先生はデッカいハサミの刃を開くと、僕の陰嚢をゆっくりと挟んだ。
「さあ、これで可愛いオチンチンともこれでお別れよ♡ 一思いに切り落としてくれるわwww」
「いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ッ!!!」
次の瞬間、羽座井先生の顔面を横から思いっきり蹴り上げる貴腐寺院さんの女子にしては逞しい脚が見えた。
睾丸切除に夢中だった羽座井先生は咄嗟のことで状況を把握できないまま、もんどりを打って倒れる。
「私の奏くんに何すんのよ、この変態ババア!」
羽座井先生は顔面に激しい蹴りを食らったために厚化粧が若干落ちてしまい、右側だけ老け顔になっていた。
「羽座井先生ったら、あしゅ◯男爵みたいな左右非対称な顔になってますよぉ~♡ せっかく厚化粧でクラスの男子の人気者になれたのに残念ですことwww」
貴腐寺院さんにそう言われて、羽座井先生は手鏡を取り出すと、鼻血を吹き出した自身の醜い顔に驚愕する。周囲の男子生徒も思わずドン引きしたらしく、僕を押さえる力が弱まっていった。
「おのれ~、貴腐寺院 喪子! アンタみたいなブスには、とびっきりのお仕置きが必要みたいねッ!」
地面に這いつくばりながら、あしゅ◯男爵みたいな顔でイキる羽座井先生の後ろから、カ◯ゴンの如く出武杉さんが100キロ近い全体重を込めてのしかかっていった。
「うぎゃあああああ~ッ!!!」
骨の軋む音ともに羽座井先生は事切れた。
「さあ、アンタたちも観念して奏くんを離しなさい!」
貴腐寺院さんは物怖じせずに威勢良く啖呵を切る。
「ブスのくせにイキりやがってぇ~!」
「せっかくのお楽しみを邪魔すんじゃねえ!」
「テメエらも割礼してやろうか⁉︎」
男子生徒たちは刃物を取り出すと、貴腐寺院さんたちに向かって突きつける。
「あらあら、女相手にそんなもの出さなきゃ勝てる自信ないんだぁwww」
「いかにも非力そうなモテない男たちがやりそうなことだわwww」
貴腐寺院さんと出武杉さんは大の男3人が刃物を持ち出しても余裕綽々な様子だった。何か秘策でもあるのだろうか?
「エレンくん、あそこだよ!」
すると、戸史間さんに腕を引かれながらエレンくんがこちらへと走ってきた。
「ふふふ、グッドタイミングね♡」
貴腐寺院さんはケラケラ笑いながらエレンくんにボコられる男子生徒を見つめるのだった。
「やれやれ、骨のない連中だぜwww」
一通り男子生徒をボコりまくった挙句、それぞれの股間に刃物を突き刺して遊んでいるエレンくんは裸の僕に制服のブレザーを渡してきた。
「奏の制服、ボロボロにされちまったみたいだから、俺のを着てくれ♡ 俺は奏を去勢しようとしたウンコ共を全員トイレに流してくるぜwww」
相変わらずクソ男を便器に流さないと気が済まない性分らしく、エレンくんはゴミ男3人を片手で肩に担ぎ上げながらトイレに向かっていくのだった。
「奏くん、大丈夫?……あ、血が漏れてるよ!」
男子生徒たちに股間を剥き出しにされてしまった時から実は下半身から生温かいものが伝うのをずっと感じていた。精神的なショックで予定より早く来てしまったのだ。
でも、どこかにナプキンは紛失しちゃったし、どう対処すればいいのやら?
「安心して、奏くん♡ こういう時はポケットティッシュで応急処置よwww」
貴腐寺院さんはポケットティッシュの袋を下に敷いて、その上にティッシュを乗せて血が滲まないようにしてくれた。
「ありがとう、貴腐寺院さん♡ でも……僕、割礼しなくて良かったのかなぁ?」
僕がそう言うと、貴腐寺院さんたちは優しい微笑みを浮かべながら抱きしめてくれた。
「いいんじゃないの~、オチンチンついててもさwww」
戸史間さんは嬉しそうに僕の股間を撫でながら言った。
「こ~ら、トッシー! 奏くんのオチンチンに触らないの! いつか奏くんは私だけの男にしてみせるんだから……」
「喪子ったら、今一瞬さらっと本音が出たわよwww」
出武杉さんにツッコまれ、貴腐寺院さんは頰を真っ赤に染めながら否定した。
「ち、違うからね! もう変な勘違いしないでよ! 要するに……奏くんは男の子のままでいいって言いたかっただけなんだから!」
貴腐寺院さんにそう言われて、自分でも分からないけれど、今の身体のままでいたいと僕も強く願った。
Ωの身体でも男の子として生きることを受け入れてくれる、かけがえのない仲間とエレンくんに深く感謝しながら僕は自分らしく大人になることを決意するのだった。
もうすぐ僕も割礼されるのかと思うと、不安と恐怖でパニックになりそうだ。
割礼でΩの男の子は陰茎・睾丸・陰嚢の外性器すべてを切除され、性感帯を失った文字通りの産む機械に生まれ変わる。
どんなに抵抗を示しても問答無用で強制的に割礼は執り行われるため、いずれ僕も周囲のΩと同様に性的快楽を奪われ、性的モノ化されるのだ。
「こら~、北条 奏! アンタ、まだ割礼を受けてないそうじゃないの! とっとと股間の汚物を処分しないとダメでしょ! 何なら、先生が割礼を施してあげましょうかwww」
羽座井先生は、この間のことをまだ根に持っており、相変わらず僕に因縁をつけてくる。
「べ、別に先生には関係ないことでしょう。僕のことは放っておいてください……」
「いいえ、問題大有りよ。うちの学校のΩの生徒に割礼を終えてない子がいるなんて世間に知られたら、我が校の恥だわ。こうなったら、今すぐにでも割礼を始めましょうかwww」
羽座井先生が指をパチンと鳴らすと、エレンくんにこの間、投げ飛ばされた男子生徒が寄ってたかって僕を床に押さえつけてきた。
「邪魔な制服は剥いじゃいなさいwww」
羽座井先生の命令に喜んで従う男子生徒たちは制服を引き裂くように脱がしにかかる。
僕は必死になって抵抗したが、男の力に敵うはずはなく、一瞬にして下着姿にされてしまった。
「こらこら、暴れるんじゃねえwww」
「サニタリーショーツみたいな色気のねえダサパン穿いてんじゃねえよwww」
「割礼中に生理が来たら大変だなぁwww」
男子生徒たちからの心ないセクハラ発言が僕に追い打ちをかける。
僕の泣き顔が男子生徒の嗜虐心を煽り、さっきよりも数倍強い力で押さえつけながらサニタリーショーツを引き裂いてきた。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ッ!!!」
僕は思わず号泣しながら絶叫した。
丸出しにされたアソコを好きでもない、いや、嫌悪している男に見られたのが凄くショックで身体から力が抜けていった。
「うふふ、いい気味♡ さあ、先生直々に北条くんのオチンチンを切り落としてあ・げ・るwww」
羽座井先生はデッカいハサミの刃を開くと、僕の陰嚢をゆっくりと挟んだ。
「さあ、これで可愛いオチンチンともこれでお別れよ♡ 一思いに切り落としてくれるわwww」
「いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ッ!!!」
次の瞬間、羽座井先生の顔面を横から思いっきり蹴り上げる貴腐寺院さんの女子にしては逞しい脚が見えた。
睾丸切除に夢中だった羽座井先生は咄嗟のことで状況を把握できないまま、もんどりを打って倒れる。
「私の奏くんに何すんのよ、この変態ババア!」
羽座井先生は顔面に激しい蹴りを食らったために厚化粧が若干落ちてしまい、右側だけ老け顔になっていた。
「羽座井先生ったら、あしゅ◯男爵みたいな左右非対称な顔になってますよぉ~♡ せっかく厚化粧でクラスの男子の人気者になれたのに残念ですことwww」
貴腐寺院さんにそう言われて、羽座井先生は手鏡を取り出すと、鼻血を吹き出した自身の醜い顔に驚愕する。周囲の男子生徒も思わずドン引きしたらしく、僕を押さえる力が弱まっていった。
「おのれ~、貴腐寺院 喪子! アンタみたいなブスには、とびっきりのお仕置きが必要みたいねッ!」
地面に這いつくばりながら、あしゅ◯男爵みたいな顔でイキる羽座井先生の後ろから、カ◯ゴンの如く出武杉さんが100キロ近い全体重を込めてのしかかっていった。
「うぎゃあああああ~ッ!!!」
骨の軋む音ともに羽座井先生は事切れた。
「さあ、アンタたちも観念して奏くんを離しなさい!」
貴腐寺院さんは物怖じせずに威勢良く啖呵を切る。
「ブスのくせにイキりやがってぇ~!」
「せっかくのお楽しみを邪魔すんじゃねえ!」
「テメエらも割礼してやろうか⁉︎」
男子生徒たちは刃物を取り出すと、貴腐寺院さんたちに向かって突きつける。
「あらあら、女相手にそんなもの出さなきゃ勝てる自信ないんだぁwww」
「いかにも非力そうなモテない男たちがやりそうなことだわwww」
貴腐寺院さんと出武杉さんは大の男3人が刃物を持ち出しても余裕綽々な様子だった。何か秘策でもあるのだろうか?
「エレンくん、あそこだよ!」
すると、戸史間さんに腕を引かれながらエレンくんがこちらへと走ってきた。
「ふふふ、グッドタイミングね♡」
貴腐寺院さんはケラケラ笑いながらエレンくんにボコられる男子生徒を見つめるのだった。
「やれやれ、骨のない連中だぜwww」
一通り男子生徒をボコりまくった挙句、それぞれの股間に刃物を突き刺して遊んでいるエレンくんは裸の僕に制服のブレザーを渡してきた。
「奏の制服、ボロボロにされちまったみたいだから、俺のを着てくれ♡ 俺は奏を去勢しようとしたウンコ共を全員トイレに流してくるぜwww」
相変わらずクソ男を便器に流さないと気が済まない性分らしく、エレンくんはゴミ男3人を片手で肩に担ぎ上げながらトイレに向かっていくのだった。
「奏くん、大丈夫?……あ、血が漏れてるよ!」
男子生徒たちに股間を剥き出しにされてしまった時から実は下半身から生温かいものが伝うのをずっと感じていた。精神的なショックで予定より早く来てしまったのだ。
でも、どこかにナプキンは紛失しちゃったし、どう対処すればいいのやら?
「安心して、奏くん♡ こういう時はポケットティッシュで応急処置よwww」
貴腐寺院さんはポケットティッシュの袋を下に敷いて、その上にティッシュを乗せて血が滲まないようにしてくれた。
「ありがとう、貴腐寺院さん♡ でも……僕、割礼しなくて良かったのかなぁ?」
僕がそう言うと、貴腐寺院さんたちは優しい微笑みを浮かべながら抱きしめてくれた。
「いいんじゃないの~、オチンチンついててもさwww」
戸史間さんは嬉しそうに僕の股間を撫でながら言った。
「こ~ら、トッシー! 奏くんのオチンチンに触らないの! いつか奏くんは私だけの男にしてみせるんだから……」
「喪子ったら、今一瞬さらっと本音が出たわよwww」
出武杉さんにツッコまれ、貴腐寺院さんは頰を真っ赤に染めながら否定した。
「ち、違うからね! もう変な勘違いしないでよ! 要するに……奏くんは男の子のままでいいって言いたかっただけなんだから!」
貴腐寺院さんにそう言われて、自分でも分からないけれど、今の身体のままでいたいと僕も強く願った。
Ωの身体でも男の子として生きることを受け入れてくれる、かけがえのない仲間とエレンくんに深く感謝しながら僕は自分らしく大人になることを決意するのだった。
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