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最終回 非リアだったけど、イケメンに成長した幼馴染と再会したら人生変わりました!
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とある大きな協会で今更ながら僕たちの結婚式が行われていた。
僕は純白のウエディングドレスを着ていた。頭には無数のダイヤをちりばめた銀細工のティアラを乗せ、透明なベールを被っている。
「おめでとぉ~♡」
「喪女の分も幸せになりなさいよ!」
「モテない童貞の分も子作りに励んでねwww」
僕とエレンくんは協会からの道をゆっくりと歩き、喪子さんや童手井くんたちに祝福される。
今、誓いのキスを含めた協会内での式が終わり、披露宴場に移動しているところだ。
「みんな、ありがとう! 奏は俺が必ず幸せにしてみせるぜ♡」
と祝福の列に向かって手を振り応えるエレンくんに対し、僕は両腕に可愛らしい赤ちゃんを抱きながら笑顔だけを振りまいていた。
僕は宝物のように胸に抱いては命の重さを味わっている。
エレンくんも笑顔で、スヤスヤと眠る我が子の頰を指先で優しく撫でる。
「この子は将来どんな子に育つんだろうなぁ?」
「分からないけど、この子が自分らしく幸せに生きられるなら、僕はどんな風になっても受け入れるよ♡」
「そうだなぁ。我が子を愛してやる以外に俺たちに出来ることはないもんなぁ♡」
僕は愛する夫と我が子に恥じないように人生を精一杯生きると改めて決意した。
「僕、エレンくんに相応しいお嫁さんになるから! だから、その……えっと」
いつにもなく畏まったことをエレンくんに言ったせいか、僕は途中からしどろもどろになってしまった。
そんな僕を見てエレンくんはプッと吹き出し、そして蕩けるような笑顔でこう言ってくれた。
「初めて出会った時から奏は俺に相応しい相手だったぜ。そして、これからもなぁ♡」
僕は愛する我が子をエレンくんに預けると、赤、白、ピンクのバラを束ねたブーケを投げる。
ハイエナのように群がる喪子さんたちを尻目に僕たちはハネムーンに旅立つのであった。
ーーー
僕たちは結婚初夜を迎えていた。
「エレンくんがハアハアできるような、エッチな格好に今から着替えようか?」
ウェディングドレス姿のままの僕は顔を赤らめて提案する。が、エレンくんは僕の手を取ると、自らの股間に導く。
すでにズボンの上から分かるほど、その部分はガチガチに硬くなっていた。
「この世の何よりも綺麗な奏と、そのままヤりてえのさ♡」
「……もう、エレンくんのエッチ♡」
エレンくんが顔を近づけると、頰を赤らめた僕は上目使いで見上げて、ソッと瞳を閉じた。
エレンくんが唇を重ねると、爽やかなミントの香りが口内に流れ込んでくる。
「ふはぁん。エレンくん……ンちゅん♡」
僕は自分の方からエレンくんの首に両手を回して、積極的に口内に舌を差し入れる。
エレンくんも僕の歯茎や口蓋にレロンレロンと舌を這わせ、唾液まですするようにむしゃぶりついてくる。
ひたすら僕と深く濃く交わることに、熱中している様子だ。
エレンくんはキスをしたまま僕をリードし、ベッドまで導いてくれる。
そうして巨大なダブルベッドの真横まで到達すると、エレンくんはキスをしたまま右手で乳首をワシ掴みにしてきた。
「ああンッ!!!」
直後、積極的に舌を絡めていた僕の動きはヒクンと止まった。
相変わらず、感度が良好すぎて自分でも困ってしまう。
ドレスの上からでも正確に乳首を指で摘んでキュキュと擦る。
「はぁぁん♡……そ、そこ、弱いのぉ~」
敏感体質な僕はハアハアと息を淫らに弾ませて、エレンくんを見上げる。
「知ってるさ♡ だから、もっとこうしてやるぜぇ~!」
エレンくんはさらに激しく胸を揉みしだくため、鼻息荒く僕の後ろに回り込んだ。
僕の脇の下から両手を入れてドレスの胸元をズリ下ろし、剥き出しにした乳首を両手でガバッと握り締める。
「奏のきめ細かでスベスベな感触に心が躍るぜぇ~♡」
乳首を親指と人差し指でしっかりと摘み、そのまま両手全ての指を使って胸部全体を揉みしだく。
ウエディングドレスに包まれた肢体が、それだけでビクビクと痙攣し始める。
「エレンくん……あはぁ、ち、乳首らめぇ~♡」
僕は後頭部をエレンくんの肩に乗せ、顔を仰け反らせるようにして見詰めた。
「お、おおおッ……奏……奏ぇぇ~ッ!!!」
エレンくんはたまらず、胸を両手で鷲掴みにしたまま、上から被せるようにキスをしてくる。
レロんちゅ、むちゅん、ヌル、れろ、むちゅぅぅぅ。
エレンくんは僕の舌に、自らの舌を絡めて強く吸う。
口で、手で、僕の舌をたっぷりと味わいながら今度は右手を僕のウエストに滑らせた。
「んん……エレンくん……んんチュん、らめぇ……そんなエッチな手つきで身体中を撫でまわされると……くふぁッ!」
エレンくんの意識は一気に下半身に向かった。
いやらしく僕のウエストを撫でまわしていた手を、さらにその下に伸ばす。
「おや~、パンツの中までぐっちょぐちょじゃないか!」
「ああン。だ、だって、しょうがないじゃん……エレンくんの手つきがやらしすぎるんだから――ひゃうぅン♡」
僕はもうキスをしながら舌を絡め合わせている余裕がなく、エレンくんの肩に後頭部を乗せたまま喘ぎ続ける。
エレンくんの腰が無意識に前に向かってヘコつき、僕を後ろからグイグイ押してくる。
僕は自分の胸を揉み続けているエレンくんの手に、自らの手を重ねて言った。
「エレンくん……はやくぅぅ、エレンくんが欲しいのぉ~♡」
僕が語尾にハートマークの付いた甘い口調で、おねだりすると、エレンくんは襲い掛かるようにして、半開きになっていた唇にむしゃぶりついてきた。
レロんちゅ、くちゅん、むちゅ、レロへろん♡
エレンくんが僕の上に覆いかぶさり、全身を躍動させるように腰をガムシャラに突き込んできた。
エレンくんは腰をゆっくりと楕円を描くように蠢かし、溢れ出る愛液をまるで水飴でも練るようにねっとりと掻き回す。
そうしてエレンくんの肉カリで、僕の内側全面は何度も何度もねちっこく擦り上げられた。
そのたびにディープキスをしてくるエレンくんの口内に「うッ、うッ」とどもった喘ぎ声を漏らしてしまう。
僕は腹の中に電撃でも流されたようにビクッビクッと舌を強張らせ続けた。
僕の上に覆いかぶさっている状態から、エレンくんは上半身だけを起こした。
必然的にディープキスしていた唇が離れるが、中の舌は名残を惜しむようにいつまでも絡まり合って離れない。
まるで溶け合ったように重なり合うその2枚の肉片は、白く泡立つドロドロの涎まみれになっていた。
僕が薄目を開けて、もっと深くベロチューしよ、と視線で訴えかける。
しかしエレンくんは舌だけ絡みあわせたまま、改めて深く腰を入れた。
エレンくんは意識して僕の最深部に怒張の先を密着させたまま腰を小さく横に揺すった。
コリコリコリッ、とエレンくんの肉先が子宮孔を弾く振動が股間に響いてくる。
「んああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ッ!!!」
精一杯舌を伸ばし、懸命にエレンくんの舌に動きを合わせていた僕の口が弾かれたように顎ごと仰け反る。
あれほどディープキスに貪欲だった僕の味覚器官が、甲高い喘ぎ声を上げることに専念する。
エレンくんは腰を小刻みに揺すりながら、血走った視線で僕を見下ろし続けた。
僕の脚は淫らに何度も宙を漕ぎ、脹脛を激しくビクつかせている。
白のストッキングに包まれたままの指先は、時にはギュッと硬く丸まり、時には5本の指がデタラメな角度でビグンと開く。
「奏、俺のがそんなに感じるのか~♡」
「あああン! 感じるのぉぉぉッ! エレンくんのが凄く気持ちいいのぉぉぉぉ♡」
せっかくのウエディングドレスは互いの汗や体液でグチャグチャだった。
「うおおおおッ! 奏、いくぜぇ~♡」
執拗に子宮孔を擦り続けるためにねちっこかった腰の動きが、突然、獣のそれに切り替わる。
ずじゅ、ズプぐじゅぬじゅッ、ズぱぱぱぱぱン!
再び僕の上に覆いかぶさり、全身を躍動させるように腰をガムシャラに突き込んでくる。
猛烈な勢いで全身が震えるほどの肉悦が大量に湧き上がってくる。
僕はエレンくんの背中に両手を回し、奥を突かれるたびに「ンはあぁああぁ」と子宮から絞り出すような声で鳴き続ける。
「いくぞ! このまま中に出すからなぁ~♡」
「ああぁぁぁ、きてええぇッ! 僕の子宮の中にぃ、エレンくんの熱くて濃いドロドロの一杯一杯注ぎ込んでええぇぇ――んぅン♡」
僕の唇にエレンくんは無我夢中でむしゃぶりつく。
ぬぐちゅ、じゅるクチュ、へろ、レロむちゅうぅぅぅぅ!
僕たちの舌は重なり合うと同時に、過去最速のスピードで絡み合った。
性器だけではなく口腔粘膜でも深く交わり、極限の快感を貪り合う。
エレンくんは全身から肉悦の汗を飛び散らせ、ラストスパートに入っていた。
「イクぞ、奏! 波動砲発射~ッ!!!」
もう引き返せない官能の昂りが、限界ギリギリまで腰の奥で高まっていた。
「んちゅんんん! エレンくん――しゅきぃ……んちゅんん♡ 大しゅきぃぃぃッ!!!」
僕はエレンくんの背中と頭を、両手でむちゃくちゃに掻き抱く。
対してエレンくんは僕の肩と頭を掴み、己の突き上げから離れないように、がっちりと抱きしめていた。
両手で、口で、舌で、そして身体で――僕たちはまるで一つに溶け合うように互いを激しく求め合う。
「んくッ! んくッ! んくッ、んんんんんんんッ!!!」
濃密なディープキスに没頭しながら、お互いの口内でイクと叫んだ。
エレンくんが一際深くガツンと腰を打ち込むと、肉先が子宮孔にグプンと嵌まり込む。
直後、僕の指が、力一杯爪を立てる。
極限の官能にどっぷりと染まった肉体が強烈に弾けた。
「奏ッ!!!」
「エレンく~んッ!!!」
強直しきった男根を内側からぶち抜くように、僕を求める牡の激情が一気に駆け抜けていく。
ドギュんッ! どりゅどぷん! どぎゅどぷどりゅん!
肉先から迸り出た灼熱の弾丸は、僕の最深部へ次々と殺到する。
「ンン~ッ――あああぁ!!! 中で出てるううぅぅ! エレンくんの熱い精液きたぁぁ! 僕の中にいっぱいれてるぅぅぅぅッ!!!」
射精が始まると同時に全身を息ませて動かなくなったエレンくんに対し、僕のリアクションは凄まじかった。
淫らに宙を漕ぎ続けていた両足がビクンと甲を反らすと、盛大に股間からプシュッと霧のような潮を吹く。
ただでさえ敏感な僕の身体が子宮に直接ザーメンを打ち込まれ、とうとうエレンくんの脈動と同じタイミングでビクビクビクと全身が痙攣し始めた。
そんな極限のエクスタシーを極める僕の中でエレンくんは長く射精を続けた。
「ふぁぁッ……」
長く息ませていた全身から力を抜き、エレンくんはガクッと僕の上に覆いかぶさる。
「はああぁん……エレンくん♡」
上からの重みに僕は我に返り、うっとりとエレンくんを見上げる。
僕たちは甘く見つめ合ったまま、どちらともなく唇を重ねた。
改めてゆっくりと舌を絡め合い、共に極限まで登りつめた性の余韻を、最後まで味わい尽くす。
しかし、ウエディングドレス姿の僕に埋めたままの男根が再び力を取り戻し始める。
「ふぇッ⁉︎……もう、エレンくんったら♡」
僕が声を上げると、エレンくんはエッチなキスで唇を塞ぎ込んだ。
エレンくんが抜かずに第2ラウンドへ突入すると、すぐに僕は甲高い喘ぎ声を上げ始める。
この快感が永遠に続くように思えるほど、エレンくんと身も心も一心同体となった僕は“愛”という名の希望を胸に幸せな一生を共にするのであった。
僕は純白のウエディングドレスを着ていた。頭には無数のダイヤをちりばめた銀細工のティアラを乗せ、透明なベールを被っている。
「おめでとぉ~♡」
「喪女の分も幸せになりなさいよ!」
「モテない童貞の分も子作りに励んでねwww」
僕とエレンくんは協会からの道をゆっくりと歩き、喪子さんや童手井くんたちに祝福される。
今、誓いのキスを含めた協会内での式が終わり、披露宴場に移動しているところだ。
「みんな、ありがとう! 奏は俺が必ず幸せにしてみせるぜ♡」
と祝福の列に向かって手を振り応えるエレンくんに対し、僕は両腕に可愛らしい赤ちゃんを抱きながら笑顔だけを振りまいていた。
僕は宝物のように胸に抱いては命の重さを味わっている。
エレンくんも笑顔で、スヤスヤと眠る我が子の頰を指先で優しく撫でる。
「この子は将来どんな子に育つんだろうなぁ?」
「分からないけど、この子が自分らしく幸せに生きられるなら、僕はどんな風になっても受け入れるよ♡」
「そうだなぁ。我が子を愛してやる以外に俺たちに出来ることはないもんなぁ♡」
僕は愛する夫と我が子に恥じないように人生を精一杯生きると改めて決意した。
「僕、エレンくんに相応しいお嫁さんになるから! だから、その……えっと」
いつにもなく畏まったことをエレンくんに言ったせいか、僕は途中からしどろもどろになってしまった。
そんな僕を見てエレンくんはプッと吹き出し、そして蕩けるような笑顔でこう言ってくれた。
「初めて出会った時から奏は俺に相応しい相手だったぜ。そして、これからもなぁ♡」
僕は愛する我が子をエレンくんに預けると、赤、白、ピンクのバラを束ねたブーケを投げる。
ハイエナのように群がる喪子さんたちを尻目に僕たちはハネムーンに旅立つのであった。
ーーー
僕たちは結婚初夜を迎えていた。
「エレンくんがハアハアできるような、エッチな格好に今から着替えようか?」
ウェディングドレス姿のままの僕は顔を赤らめて提案する。が、エレンくんは僕の手を取ると、自らの股間に導く。
すでにズボンの上から分かるほど、その部分はガチガチに硬くなっていた。
「この世の何よりも綺麗な奏と、そのままヤりてえのさ♡」
「……もう、エレンくんのエッチ♡」
エレンくんが顔を近づけると、頰を赤らめた僕は上目使いで見上げて、ソッと瞳を閉じた。
エレンくんが唇を重ねると、爽やかなミントの香りが口内に流れ込んでくる。
「ふはぁん。エレンくん……ンちゅん♡」
僕は自分の方からエレンくんの首に両手を回して、積極的に口内に舌を差し入れる。
エレンくんも僕の歯茎や口蓋にレロンレロンと舌を這わせ、唾液まですするようにむしゃぶりついてくる。
ひたすら僕と深く濃く交わることに、熱中している様子だ。
エレンくんはキスをしたまま僕をリードし、ベッドまで導いてくれる。
そうして巨大なダブルベッドの真横まで到達すると、エレンくんはキスをしたまま右手で乳首をワシ掴みにしてきた。
「ああンッ!!!」
直後、積極的に舌を絡めていた僕の動きはヒクンと止まった。
相変わらず、感度が良好すぎて自分でも困ってしまう。
ドレスの上からでも正確に乳首を指で摘んでキュキュと擦る。
「はぁぁん♡……そ、そこ、弱いのぉ~」
敏感体質な僕はハアハアと息を淫らに弾ませて、エレンくんを見上げる。
「知ってるさ♡ だから、もっとこうしてやるぜぇ~!」
エレンくんはさらに激しく胸を揉みしだくため、鼻息荒く僕の後ろに回り込んだ。
僕の脇の下から両手を入れてドレスの胸元をズリ下ろし、剥き出しにした乳首を両手でガバッと握り締める。
「奏のきめ細かでスベスベな感触に心が躍るぜぇ~♡」
乳首を親指と人差し指でしっかりと摘み、そのまま両手全ての指を使って胸部全体を揉みしだく。
ウエディングドレスに包まれた肢体が、それだけでビクビクと痙攣し始める。
「エレンくん……あはぁ、ち、乳首らめぇ~♡」
僕は後頭部をエレンくんの肩に乗せ、顔を仰け反らせるようにして見詰めた。
「お、おおおッ……奏……奏ぇぇ~ッ!!!」
エレンくんはたまらず、胸を両手で鷲掴みにしたまま、上から被せるようにキスをしてくる。
レロんちゅ、むちゅん、ヌル、れろ、むちゅぅぅぅ。
エレンくんは僕の舌に、自らの舌を絡めて強く吸う。
口で、手で、僕の舌をたっぷりと味わいながら今度は右手を僕のウエストに滑らせた。
「んん……エレンくん……んんチュん、らめぇ……そんなエッチな手つきで身体中を撫でまわされると……くふぁッ!」
エレンくんの意識は一気に下半身に向かった。
いやらしく僕のウエストを撫でまわしていた手を、さらにその下に伸ばす。
「おや~、パンツの中までぐっちょぐちょじゃないか!」
「ああン。だ、だって、しょうがないじゃん……エレンくんの手つきがやらしすぎるんだから――ひゃうぅン♡」
僕はもうキスをしながら舌を絡め合わせている余裕がなく、エレンくんの肩に後頭部を乗せたまま喘ぎ続ける。
エレンくんの腰が無意識に前に向かってヘコつき、僕を後ろからグイグイ押してくる。
僕は自分の胸を揉み続けているエレンくんの手に、自らの手を重ねて言った。
「エレンくん……はやくぅぅ、エレンくんが欲しいのぉ~♡」
僕が語尾にハートマークの付いた甘い口調で、おねだりすると、エレンくんは襲い掛かるようにして、半開きになっていた唇にむしゃぶりついてきた。
レロんちゅ、くちゅん、むちゅ、レロへろん♡
エレンくんが僕の上に覆いかぶさり、全身を躍動させるように腰をガムシャラに突き込んできた。
エレンくんは腰をゆっくりと楕円を描くように蠢かし、溢れ出る愛液をまるで水飴でも練るようにねっとりと掻き回す。
そうしてエレンくんの肉カリで、僕の内側全面は何度も何度もねちっこく擦り上げられた。
そのたびにディープキスをしてくるエレンくんの口内に「うッ、うッ」とどもった喘ぎ声を漏らしてしまう。
僕は腹の中に電撃でも流されたようにビクッビクッと舌を強張らせ続けた。
僕の上に覆いかぶさっている状態から、エレンくんは上半身だけを起こした。
必然的にディープキスしていた唇が離れるが、中の舌は名残を惜しむようにいつまでも絡まり合って離れない。
まるで溶け合ったように重なり合うその2枚の肉片は、白く泡立つドロドロの涎まみれになっていた。
僕が薄目を開けて、もっと深くベロチューしよ、と視線で訴えかける。
しかしエレンくんは舌だけ絡みあわせたまま、改めて深く腰を入れた。
エレンくんは意識して僕の最深部に怒張の先を密着させたまま腰を小さく横に揺すった。
コリコリコリッ、とエレンくんの肉先が子宮孔を弾く振動が股間に響いてくる。
「んああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ッ!!!」
精一杯舌を伸ばし、懸命にエレンくんの舌に動きを合わせていた僕の口が弾かれたように顎ごと仰け反る。
あれほどディープキスに貪欲だった僕の味覚器官が、甲高い喘ぎ声を上げることに専念する。
エレンくんは腰を小刻みに揺すりながら、血走った視線で僕を見下ろし続けた。
僕の脚は淫らに何度も宙を漕ぎ、脹脛を激しくビクつかせている。
白のストッキングに包まれたままの指先は、時にはギュッと硬く丸まり、時には5本の指がデタラメな角度でビグンと開く。
「奏、俺のがそんなに感じるのか~♡」
「あああン! 感じるのぉぉぉッ! エレンくんのが凄く気持ちいいのぉぉぉぉ♡」
せっかくのウエディングドレスは互いの汗や体液でグチャグチャだった。
「うおおおおッ! 奏、いくぜぇ~♡」
執拗に子宮孔を擦り続けるためにねちっこかった腰の動きが、突然、獣のそれに切り替わる。
ずじゅ、ズプぐじゅぬじゅッ、ズぱぱぱぱぱン!
再び僕の上に覆いかぶさり、全身を躍動させるように腰をガムシャラに突き込んでくる。
猛烈な勢いで全身が震えるほどの肉悦が大量に湧き上がってくる。
僕はエレンくんの背中に両手を回し、奥を突かれるたびに「ンはあぁああぁ」と子宮から絞り出すような声で鳴き続ける。
「いくぞ! このまま中に出すからなぁ~♡」
「ああぁぁぁ、きてええぇッ! 僕の子宮の中にぃ、エレンくんの熱くて濃いドロドロの一杯一杯注ぎ込んでええぇぇ――んぅン♡」
僕の唇にエレンくんは無我夢中でむしゃぶりつく。
ぬぐちゅ、じゅるクチュ、へろ、レロむちゅうぅぅぅぅ!
僕たちの舌は重なり合うと同時に、過去最速のスピードで絡み合った。
性器だけではなく口腔粘膜でも深く交わり、極限の快感を貪り合う。
エレンくんは全身から肉悦の汗を飛び散らせ、ラストスパートに入っていた。
「イクぞ、奏! 波動砲発射~ッ!!!」
もう引き返せない官能の昂りが、限界ギリギリまで腰の奥で高まっていた。
「んちゅんんん! エレンくん――しゅきぃ……んちゅんん♡ 大しゅきぃぃぃッ!!!」
僕はエレンくんの背中と頭を、両手でむちゃくちゃに掻き抱く。
対してエレンくんは僕の肩と頭を掴み、己の突き上げから離れないように、がっちりと抱きしめていた。
両手で、口で、舌で、そして身体で――僕たちはまるで一つに溶け合うように互いを激しく求め合う。
「んくッ! んくッ! んくッ、んんんんんんんッ!!!」
濃密なディープキスに没頭しながら、お互いの口内でイクと叫んだ。
エレンくんが一際深くガツンと腰を打ち込むと、肉先が子宮孔にグプンと嵌まり込む。
直後、僕の指が、力一杯爪を立てる。
極限の官能にどっぷりと染まった肉体が強烈に弾けた。
「奏ッ!!!」
「エレンく~んッ!!!」
強直しきった男根を内側からぶち抜くように、僕を求める牡の激情が一気に駆け抜けていく。
ドギュんッ! どりゅどぷん! どぎゅどぷどりゅん!
肉先から迸り出た灼熱の弾丸は、僕の最深部へ次々と殺到する。
「ンン~ッ――あああぁ!!! 中で出てるううぅぅ! エレンくんの熱い精液きたぁぁ! 僕の中にいっぱいれてるぅぅぅぅッ!!!」
射精が始まると同時に全身を息ませて動かなくなったエレンくんに対し、僕のリアクションは凄まじかった。
淫らに宙を漕ぎ続けていた両足がビクンと甲を反らすと、盛大に股間からプシュッと霧のような潮を吹く。
ただでさえ敏感な僕の身体が子宮に直接ザーメンを打ち込まれ、とうとうエレンくんの脈動と同じタイミングでビクビクビクと全身が痙攣し始めた。
そんな極限のエクスタシーを極める僕の中でエレンくんは長く射精を続けた。
「ふぁぁッ……」
長く息ませていた全身から力を抜き、エレンくんはガクッと僕の上に覆いかぶさる。
「はああぁん……エレンくん♡」
上からの重みに僕は我に返り、うっとりとエレンくんを見上げる。
僕たちは甘く見つめ合ったまま、どちらともなく唇を重ねた。
改めてゆっくりと舌を絡め合い、共に極限まで登りつめた性の余韻を、最後まで味わい尽くす。
しかし、ウエディングドレス姿の僕に埋めたままの男根が再び力を取り戻し始める。
「ふぇッ⁉︎……もう、エレンくんったら♡」
僕が声を上げると、エレンくんはエッチなキスで唇を塞ぎ込んだ。
エレンくんが抜かずに第2ラウンドへ突入すると、すぐに僕は甲高い喘ぎ声を上げ始める。
この快感が永遠に続くように思えるほど、エレンくんと身も心も一心同体となった僕は“愛”という名の希望を胸に幸せな一生を共にするのであった。
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