47 / 58
第一章
第47話 違和感
しおりを挟む
さっきは透明化したピクシーバードだったから見つからなくて当然だったが、アダマンタイトナイトの集団が入口近くに突然出現したのにおかしくないか?
「キューレ、なにか召喚されたか?」
さすがにもう何か召喚されているはずだ。
そう思い尋ねたのだが……。
「いいえ。それがまだ……」
「なに? まだなにも現れていないのか?」
「祭壇が輝きだしたあと、そこから何も変化がありません」
「そうか……」
なんだ……いくらなんでも遅すぎる。
これが単にゲームと違い現実では時間がかかるとか、三〇〇年経つ間に時間がかかるような変化があったとかならいいんだが……さっきからこの胸騒ぎはなんだ。
ゲームでは一度祭壇が輝きだすと、攻撃して破壊しても、儀式をおこなっているビアゾの奴らを倒しても、召喚を止める事はできなかった。
だからおそらく、もう召喚自体を阻止する事はできないだろう。
それならば今焦って介入するよりも、こちらも態勢を整えて挑む方が最善か。
それにこれだけ時間がかかっているという事は、魔物にせよ魔神の眷属にせよ、召喚されるものはかなり強いかもしれない。
なにが出てくるかわからないうちに祭壇の間にいくのは悪手だ。
「どうせもう召喚は阻止できないんだ。直接対決に入る前に態勢を整え、できれば召喚された魔物を確認してから仕掛けよう」
ん~しかしどうする……?
リナシーの妹たちを先に救出したいところだが、囚われている牢は儀式の間を経由しないと辿り着けない。
とりあえず、今アジトに潜入しているこちらの戦力を整理しようか。
まず、二つの入口付近にそれぞれ九体ずつのアダマンタイトナイト。
そしてそれとは別に、牢で妹たちを守っているアダマンタイトナイトが一体。
最後に、儀式を監視させているピクシーバードが一羽だ。
この一羽は残しておく。
召喚された魔物、もしくは魔神の眷属を確認して、アダマンタイトナイトで荷が重そうな相手だった場合にユニット交換でキューレに向かってもらうためだ。
その場合オレの護衛が少し手薄になるが、今オレは王都一の高級宿の部屋の中にいるわけだし、ヘルキャットが一匹いれば十分安全は確保できるだろう。
これから取る行動を整理していると、突然キューレが大きな声をあげた。
「主さま! 現れました!! 人型……魔神の眷属です!」
「ちっ……一番厄介なパターンだな」
この世界に来てから出会う人も魔物も、ゲームで戦ってきた相手と比べると数段弱いのだが、今は人の命がかかっている。
リナシーの妹たちももちろんだが、オレがここで下手をうてば王都の人たちにも大きな被害がでることが容易に想像できる。より慎重になるべきだ。
だから確実に制圧できるユニットを送り込む。
そして街中で周りの被害を押さえつつ戦うのであれば、やはりキューレが最善手だろう。
「キューレ、行ってくれるか?」
「もちろんです!」
ユニットの中で一番長く一緒の時間を過ごし、一番信頼している相手だ。
その返事を聞くだけでキューレなら大丈夫だという安堵を覚える。
「魔神の眷属を叩きのめし、すぐさまこの世界から退場してもらうことにしよう!」
「おまかせください! 必ずご期待にこたえてみせます!」
キューレにはあらかじめビアゾの奴らは生け捕りにしたいという話はしているが、召喚した眷属は別だ。
どうせ眷属は不死だ。
この世界で殺しても時間が経てば復活する。
だから遠慮する必要はまったくない!
「アダマンタイトナイトもそろそろ儀式の間に到着する! 準備はいいか?」
「はい! いつでも飛ばしてください!」
ユニット交換を実行すれば、キューレは儀式の間のすぐそばに転送される。
だから二つの入口近くに待機させていたアダマンタイトナイトたちは、召喚されたのが眷属とわかった段階ですでに儀式の間に向かわせていた。
「ではいくぞ! ユニット交換!」
キューレは他のユニットと違って完全な自我があるので、口に出してコマンドを実行するタイミングを教えてやる。
【コマンド:ユニット交換】
コマンドを実行した瞬間、キューレのいた場所に透明化したピクシーバードが現れた。
つまりキューレは、もう儀式の間に通じる通路にいることになる。
そして透明化の能力をもっていないキューレが突然現れれば……。
『なっ!? なんだお前は!? なにものだ!?』
ユニット交換を実行した直後にピクシーバードを送還して召喚を解除し、ユニットビューはもうキューレの視界に切り替えている。もちろん音声も。
『油断するな! 少女だが武装している! 殺せ!!』
そこには、突然現れた戦乙女に驚き狼狽える魔神信仰ビアゾの奴らの姿が映し出されていた。
『司祭さま!! 騎士の集団がこちらに向かっています!!』
アダマンタイトナイトが見つかったか。
まぁあの巨体で鎧をガチャガチャ鳴らして移動していればすぐに見つかって当然なのだが。
しかし、これでもうビアゾの奴らは完全に逃げ道を塞がれたはずだ。
「これで奴らはもうお終いだ」
あとは制圧するのを待てば……そう思ったのだが、ユニットビューに見えた魔神の眷属の姿に違和感を覚えた。
「なんだ……この姿はまるで……はっ!? ネームプレートが表示されている!? やはりプレイヤーじゃないか!?」
「え? レスカ様? いったいどうされたのですか?」
リナシーがオレの様子がおかしいことに気付いて尋ねてくるが、答える余裕がなかった。
「いったいどういうことだ!? なぜ魔神信仰ビアゾの儀式でプレイヤーが召喚されるんだ!? ……ん!? アラートだと!? 今度はなんなんだよ!?」
ただでさえ混乱しているというのに、今度は視界の隅でアラートが表示されているのに気付いた。
王都の外に残していたピクシーバードからか?
オレはピクシーバードに、一定レベル以上の脅威を発見すればアラートを表示するように設定していた。
おそらくその条件にひっかかる何かが起こったか、現れたのだろう。
すぐにそう理解して、素早くそのピクシーバードのユニットビューに切り替えたのだが……。
「な……なんだこの魔物の大群は……」
そこには、まるで北の大森林そのものが動き出したかと見まがうような、数えきれないほどの魔物が映し出されていたのだった。
「キューレ、なにか召喚されたか?」
さすがにもう何か召喚されているはずだ。
そう思い尋ねたのだが……。
「いいえ。それがまだ……」
「なに? まだなにも現れていないのか?」
「祭壇が輝きだしたあと、そこから何も変化がありません」
「そうか……」
なんだ……いくらなんでも遅すぎる。
これが単にゲームと違い現実では時間がかかるとか、三〇〇年経つ間に時間がかかるような変化があったとかならいいんだが……さっきからこの胸騒ぎはなんだ。
ゲームでは一度祭壇が輝きだすと、攻撃して破壊しても、儀式をおこなっているビアゾの奴らを倒しても、召喚を止める事はできなかった。
だからおそらく、もう召喚自体を阻止する事はできないだろう。
それならば今焦って介入するよりも、こちらも態勢を整えて挑む方が最善か。
それにこれだけ時間がかかっているという事は、魔物にせよ魔神の眷属にせよ、召喚されるものはかなり強いかもしれない。
なにが出てくるかわからないうちに祭壇の間にいくのは悪手だ。
「どうせもう召喚は阻止できないんだ。直接対決に入る前に態勢を整え、できれば召喚された魔物を確認してから仕掛けよう」
ん~しかしどうする……?
リナシーの妹たちを先に救出したいところだが、囚われている牢は儀式の間を経由しないと辿り着けない。
とりあえず、今アジトに潜入しているこちらの戦力を整理しようか。
まず、二つの入口付近にそれぞれ九体ずつのアダマンタイトナイト。
そしてそれとは別に、牢で妹たちを守っているアダマンタイトナイトが一体。
最後に、儀式を監視させているピクシーバードが一羽だ。
この一羽は残しておく。
召喚された魔物、もしくは魔神の眷属を確認して、アダマンタイトナイトで荷が重そうな相手だった場合にユニット交換でキューレに向かってもらうためだ。
その場合オレの護衛が少し手薄になるが、今オレは王都一の高級宿の部屋の中にいるわけだし、ヘルキャットが一匹いれば十分安全は確保できるだろう。
これから取る行動を整理していると、突然キューレが大きな声をあげた。
「主さま! 現れました!! 人型……魔神の眷属です!」
「ちっ……一番厄介なパターンだな」
この世界に来てから出会う人も魔物も、ゲームで戦ってきた相手と比べると数段弱いのだが、今は人の命がかかっている。
リナシーの妹たちももちろんだが、オレがここで下手をうてば王都の人たちにも大きな被害がでることが容易に想像できる。より慎重になるべきだ。
だから確実に制圧できるユニットを送り込む。
そして街中で周りの被害を押さえつつ戦うのであれば、やはりキューレが最善手だろう。
「キューレ、行ってくれるか?」
「もちろんです!」
ユニットの中で一番長く一緒の時間を過ごし、一番信頼している相手だ。
その返事を聞くだけでキューレなら大丈夫だという安堵を覚える。
「魔神の眷属を叩きのめし、すぐさまこの世界から退場してもらうことにしよう!」
「おまかせください! 必ずご期待にこたえてみせます!」
キューレにはあらかじめビアゾの奴らは生け捕りにしたいという話はしているが、召喚した眷属は別だ。
どうせ眷属は不死だ。
この世界で殺しても時間が経てば復活する。
だから遠慮する必要はまったくない!
「アダマンタイトナイトもそろそろ儀式の間に到着する! 準備はいいか?」
「はい! いつでも飛ばしてください!」
ユニット交換を実行すれば、キューレは儀式の間のすぐそばに転送される。
だから二つの入口近くに待機させていたアダマンタイトナイトたちは、召喚されたのが眷属とわかった段階ですでに儀式の間に向かわせていた。
「ではいくぞ! ユニット交換!」
キューレは他のユニットと違って完全な自我があるので、口に出してコマンドを実行するタイミングを教えてやる。
【コマンド:ユニット交換】
コマンドを実行した瞬間、キューレのいた場所に透明化したピクシーバードが現れた。
つまりキューレは、もう儀式の間に通じる通路にいることになる。
そして透明化の能力をもっていないキューレが突然現れれば……。
『なっ!? なんだお前は!? なにものだ!?』
ユニット交換を実行した直後にピクシーバードを送還して召喚を解除し、ユニットビューはもうキューレの視界に切り替えている。もちろん音声も。
『油断するな! 少女だが武装している! 殺せ!!』
そこには、突然現れた戦乙女に驚き狼狽える魔神信仰ビアゾの奴らの姿が映し出されていた。
『司祭さま!! 騎士の集団がこちらに向かっています!!』
アダマンタイトナイトが見つかったか。
まぁあの巨体で鎧をガチャガチャ鳴らして移動していればすぐに見つかって当然なのだが。
しかし、これでもうビアゾの奴らは完全に逃げ道を塞がれたはずだ。
「これで奴らはもうお終いだ」
あとは制圧するのを待てば……そう思ったのだが、ユニットビューに見えた魔神の眷属の姿に違和感を覚えた。
「なんだ……この姿はまるで……はっ!? ネームプレートが表示されている!? やはりプレイヤーじゃないか!?」
「え? レスカ様? いったいどうされたのですか?」
リナシーがオレの様子がおかしいことに気付いて尋ねてくるが、答える余裕がなかった。
「いったいどういうことだ!? なぜ魔神信仰ビアゾの儀式でプレイヤーが召喚されるんだ!? ……ん!? アラートだと!? 今度はなんなんだよ!?」
ただでさえ混乱しているというのに、今度は視界の隅でアラートが表示されているのに気付いた。
王都の外に残していたピクシーバードからか?
オレはピクシーバードに、一定レベル以上の脅威を発見すればアラートを表示するように設定していた。
おそらくその条件にひっかかる何かが起こったか、現れたのだろう。
すぐにそう理解して、素早くそのピクシーバードのユニットビューに切り替えたのだが……。
「な……なんだこの魔物の大群は……」
そこには、まるで北の大森林そのものが動き出したかと見まがうような、数えきれないほどの魔物が映し出されていたのだった。
0
お気に入りに追加
64
あなたにおすすめの小説
婚約破棄……そちらの方が新しい聖女……ですか。ところで殿下、その方は聖女検定をお持ちで?
Ryo-k
ファンタジー
「アイリス・フローリア! 貴様との婚約を破棄する!」
私の婚約者のレオナルド・シュワルツ王太子殿下から、突然婚約破棄されてしまいました。
さらには隣の男爵令嬢が新しい聖女……ですか。
ところでその男爵令嬢……聖女検定はお持ちで?
私はお母様の奴隷じゃありません。「出てけ」とおっしゃるなら、望み通り出ていきます【完結】
小平ニコ
ファンタジー
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
頭が花畑の女と言われたので、その通り花畑に住むことにしました。
音爽(ネソウ)
ファンタジー
見た目だけはユルフワ女子のハウラナ・ゼベール王女。
その容姿のせいで誤解され、男達には尻軽の都合の良い女と見られ、婦女子たちに嫌われていた。
16歳になったハウラナは大帝国ダネスゲート皇帝の末席側室として娶られた、体の良い人質だった。
後宮内で弱小国の王女は冷遇を受けるが……。
王子は婚約破棄をし、令嬢は自害したそうです。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「アリシア・レッドライア! おまえとの婚約を破棄する!」
公爵令嬢アリシアは王子の言葉に微笑んだ。「殿下、美しい夢をありがとうございました」そして己の胸にナイフを突き立てた。
血に染まったパーティ会場は、王子にとって一生忘れられない景色となった。冤罪によって婚約者を自害させた愚王として生きていくことになる。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる