8 / 59
【第7話:懐かしい魔法】
しおりを挟む
リシルがBランク冒険者だと言う言葉に一瞬疑いの目を向けてしまう。
Bランクの冒険者と言えば誰もが認める一流の冒険者だ。
リシルはハーフエルフだろうが、この容姿の幼さからすると14、5歳ぐらいだろう。
その若さでBランクと言うのは天才と言って良いかもしれない。
そしてもしリシルがBランク上位の冒険者ならきっと今のオレより強い。
オレが俄かには信じられずにいると、リシルは胸元からシルバーのタグを見せて、
「どう? これで信じてくれた? それより急いでいるんでしょ? 早く行かなくて良いの?」
とオレを少し呆れるように見つめてくる。
シルバーのタグ。それはBランク冒険者にのみ所持を許されているタグだ。
さすがにオレも銀色に輝くタグを見せられては信じるしかない。
「あぁ、疑って悪かった。その若さでBランクと言うのが一瞬信じられなかったんだが、凄いな」
「まぁみんなだいたい同じ様な反応だし慣れてるから大丈夫よ。それより、私も付いて行くけど大丈夫よね?」
特に断る理由も無くなってしまったので、オレは頷き、
「それじゃぁ悪いけど案内も含めてよろしく頼む」
そう言ってリシルとともに冒険者ギルドを後にしたのだった。
~
オレたちは村の門を抜けると、リシルに案内されながらテッドが隠れていると言う大きな木の洞に向かっていた。
衛兵のゴドーに事情を話した時に聞いた話だと、魔物の異常発生も悪化しているようでセナを助けた後は村を助けないといけなくなりそうだ。
しかし、その最初の行程から既に思うように進まなかった。
「く!? 今度はオーガか!?」
先程3体のゴブリンを倒したところなのに、今度は5体のオーガ、いわゆる鬼の魔物に行く手を塞がれる。
その体高は2mを超え、生半可な攻撃ではダメージを与えられず回復力も高いため、倒すのには時間がかかるだろう。
それに対してオレは黒の属性魔法しか使えないのに、その黒魔法は数種の魔法しか使えない。
戦闘蟻よりも頑丈なオーガには、オレのよく使う≪咎人の荊棘≫では攻撃力不足なのだが、他に有効な攻撃魔法を持ち合わせていなかった。
「ちょっと数が多すぎるわね! 私が蹴散らすわ!」
オレがオーガを倒すか大回りで敵を回避してセナの元に向かうか逡巡していると、迷うそぶりすら見せずにリシルはその巨体の群れに突っ込んで行く。
「おい!?」
その行動に驚くオレの声を気にも止めず、リシルは走りながら腰にさげたレイピアを抜き放つと魔法の詠唱を始める。
≪緑を司る解放の力よ、我が魔力を糧に衣となりて道を示せ≫
≪薫風の囁き≫
走りながらよどみなく行われる詠唱は、リシルの実力の高さを物語っていた。
目の前に現れた緑の魔法陣に向かって飛び込むように駆け抜けると、爆発的にそのスピードをあげる。
魔法陣をつき破る際に風の加護を身に纏い、大幅なスピードアップと防御力の底上げを同時に行う緑属性の上位強化魔法だ。
可視化され、薄っすらと輝く緑の風はまるで羽衣のようで、リシルの容姿と相まってとても綺麗だった。
だがその見た目の美しさに反して、敏捷系の強化では最上位クラスの魔法は凄まじい力を発揮する。
「しかしこれは……オレの出る幕がないな……」
それに……昔よく仲間にかけてもらった魔法だったので少し懐かしい気分になり、ちょっと感傷的になりそうだった。
オレが色々な理由で動けないでいると、リシルは5体のオーガの間を幾度か駆け抜けて首などの急所を正確に切り裂いていき、瞬く間に全てのオーガを倒してしまう。
「これは予想以上だな……見事だ」
オレが本気で感心してそう呟くと、リシルは少し照れくさそうにして
「こんなの大したことないわよ。母さんたちなんて……なんでもないわ。それより早く行きましょ」
そう言ってスタスタと歩き出す。
本当に凄い実力を持った子だが、やはりまだ若く色々悩む年頃なのだろう。
オレは少し年寄りじみた思考をそこで打ち切り、リシルの後を追うのだった。
~
それから何度か戦闘を繰り返したあと、不意にリシルの足が止まる。
「ん? どうしたんだ?」
リシルに尋ねると、ちょっと苦々しい顔をして話始める。
「遠くから魔眼で覗き見る分にはわからなかったんだけど、結構大きな怪我をしているようだわ……」
「え!? 怪我をしているのか!? ……く……取り乱してすまない。それで大丈夫なのか?」
「うん……とにかくもうすぐだから急ぎましょ」
オレは焦る気持ちを抑え、歩みを再開したリシルの後を追うのだった。
~
それからほどなくして無事に目的の大木に辿り着いた。
大木の裏に回ると、リシルの言っていた通りに大きな洞があり、そこに目的の人物を発見する。
「セナ!? 大丈夫か!」
だが、そこには肩から血を流し、意識を失って倒れている姿が見えた。
オレはセナに駆け寄って抱き上げると、昔手に入れた高位治癒ポーションを全身にふりかける。
「ちょ!? ちょっと!? 今のってかなり高レベルの治癒ポーションなんじゃ!? そんなの見た事ないわよ!? だいたいそんなの使わなくても私治癒魔法使えるのに~!」
リシルが後ろで「もったいない!」とか「どこにそんなの持っていたのよ?」などと騒いでいるが、これで治るなら安いものだ。
たくさん持っているから後でお礼にあげることにしよう。
そんなやり取りをしていると、治癒ポーションによって回復したセナが目を覚ました。
「んん……あれ?……テッドおじさん? ここは? あれ?」
大怪我をして気を失っていたからか記憶が混乱しているようだ。
だが、その無事な姿に安堵の息を吐く。
「ったく、テッドお兄さんだっていつも言っているだろ? とりあえずオレが村まで連れて帰るから。怪我してるしまだ寝とけ」
そう言ってセナの頭をわしゃわしゃとしてから背負って立ち上がる。
そしてリシルの方を振り返り、あらためて礼を言う。
「リシル。本当にありがとう。君がいなかったらと思うとぞっとするよ」
「ふふふ。どういたしまして」
すると、何がおかしいのかオレを見て口に手をあててクスクスと笑い出す。
「な、なんだよ?」
オレは何だか急に照れくさくなって、そっぽを向く。
「はじめて笑顔を見せたわね。勇者さん」
Bランクの冒険者と言えば誰もが認める一流の冒険者だ。
リシルはハーフエルフだろうが、この容姿の幼さからすると14、5歳ぐらいだろう。
その若さでBランクと言うのは天才と言って良いかもしれない。
そしてもしリシルがBランク上位の冒険者ならきっと今のオレより強い。
オレが俄かには信じられずにいると、リシルは胸元からシルバーのタグを見せて、
「どう? これで信じてくれた? それより急いでいるんでしょ? 早く行かなくて良いの?」
とオレを少し呆れるように見つめてくる。
シルバーのタグ。それはBランク冒険者にのみ所持を許されているタグだ。
さすがにオレも銀色に輝くタグを見せられては信じるしかない。
「あぁ、疑って悪かった。その若さでBランクと言うのが一瞬信じられなかったんだが、凄いな」
「まぁみんなだいたい同じ様な反応だし慣れてるから大丈夫よ。それより、私も付いて行くけど大丈夫よね?」
特に断る理由も無くなってしまったので、オレは頷き、
「それじゃぁ悪いけど案内も含めてよろしく頼む」
そう言ってリシルとともに冒険者ギルドを後にしたのだった。
~
オレたちは村の門を抜けると、リシルに案内されながらテッドが隠れていると言う大きな木の洞に向かっていた。
衛兵のゴドーに事情を話した時に聞いた話だと、魔物の異常発生も悪化しているようでセナを助けた後は村を助けないといけなくなりそうだ。
しかし、その最初の行程から既に思うように進まなかった。
「く!? 今度はオーガか!?」
先程3体のゴブリンを倒したところなのに、今度は5体のオーガ、いわゆる鬼の魔物に行く手を塞がれる。
その体高は2mを超え、生半可な攻撃ではダメージを与えられず回復力も高いため、倒すのには時間がかかるだろう。
それに対してオレは黒の属性魔法しか使えないのに、その黒魔法は数種の魔法しか使えない。
戦闘蟻よりも頑丈なオーガには、オレのよく使う≪咎人の荊棘≫では攻撃力不足なのだが、他に有効な攻撃魔法を持ち合わせていなかった。
「ちょっと数が多すぎるわね! 私が蹴散らすわ!」
オレがオーガを倒すか大回りで敵を回避してセナの元に向かうか逡巡していると、迷うそぶりすら見せずにリシルはその巨体の群れに突っ込んで行く。
「おい!?」
その行動に驚くオレの声を気にも止めず、リシルは走りながら腰にさげたレイピアを抜き放つと魔法の詠唱を始める。
≪緑を司る解放の力よ、我が魔力を糧に衣となりて道を示せ≫
≪薫風の囁き≫
走りながらよどみなく行われる詠唱は、リシルの実力の高さを物語っていた。
目の前に現れた緑の魔法陣に向かって飛び込むように駆け抜けると、爆発的にそのスピードをあげる。
魔法陣をつき破る際に風の加護を身に纏い、大幅なスピードアップと防御力の底上げを同時に行う緑属性の上位強化魔法だ。
可視化され、薄っすらと輝く緑の風はまるで羽衣のようで、リシルの容姿と相まってとても綺麗だった。
だがその見た目の美しさに反して、敏捷系の強化では最上位クラスの魔法は凄まじい力を発揮する。
「しかしこれは……オレの出る幕がないな……」
それに……昔よく仲間にかけてもらった魔法だったので少し懐かしい気分になり、ちょっと感傷的になりそうだった。
オレが色々な理由で動けないでいると、リシルは5体のオーガの間を幾度か駆け抜けて首などの急所を正確に切り裂いていき、瞬く間に全てのオーガを倒してしまう。
「これは予想以上だな……見事だ」
オレが本気で感心してそう呟くと、リシルは少し照れくさそうにして
「こんなの大したことないわよ。母さんたちなんて……なんでもないわ。それより早く行きましょ」
そう言ってスタスタと歩き出す。
本当に凄い実力を持った子だが、やはりまだ若く色々悩む年頃なのだろう。
オレは少し年寄りじみた思考をそこで打ち切り、リシルの後を追うのだった。
~
それから何度か戦闘を繰り返したあと、不意にリシルの足が止まる。
「ん? どうしたんだ?」
リシルに尋ねると、ちょっと苦々しい顔をして話始める。
「遠くから魔眼で覗き見る分にはわからなかったんだけど、結構大きな怪我をしているようだわ……」
「え!? 怪我をしているのか!? ……く……取り乱してすまない。それで大丈夫なのか?」
「うん……とにかくもうすぐだから急ぎましょ」
オレは焦る気持ちを抑え、歩みを再開したリシルの後を追うのだった。
~
それからほどなくして無事に目的の大木に辿り着いた。
大木の裏に回ると、リシルの言っていた通りに大きな洞があり、そこに目的の人物を発見する。
「セナ!? 大丈夫か!」
だが、そこには肩から血を流し、意識を失って倒れている姿が見えた。
オレはセナに駆け寄って抱き上げると、昔手に入れた高位治癒ポーションを全身にふりかける。
「ちょ!? ちょっと!? 今のってかなり高レベルの治癒ポーションなんじゃ!? そんなの見た事ないわよ!? だいたいそんなの使わなくても私治癒魔法使えるのに~!」
リシルが後ろで「もったいない!」とか「どこにそんなの持っていたのよ?」などと騒いでいるが、これで治るなら安いものだ。
たくさん持っているから後でお礼にあげることにしよう。
そんなやり取りをしていると、治癒ポーションによって回復したセナが目を覚ました。
「んん……あれ?……テッドおじさん? ここは? あれ?」
大怪我をして気を失っていたからか記憶が混乱しているようだ。
だが、その無事な姿に安堵の息を吐く。
「ったく、テッドお兄さんだっていつも言っているだろ? とりあえずオレが村まで連れて帰るから。怪我してるしまだ寝とけ」
そう言ってセナの頭をわしゃわしゃとしてから背負って立ち上がる。
そしてリシルの方を振り返り、あらためて礼を言う。
「リシル。本当にありがとう。君がいなかったらと思うとぞっとするよ」
「ふふふ。どういたしまして」
すると、何がおかしいのかオレを見て口に手をあててクスクスと笑い出す。
「な、なんだよ?」
オレは何だか急に照れくさくなって、そっぽを向く。
「はじめて笑顔を見せたわね。勇者さん」
0
お気に入りに追加
146
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
魔王を以て魔王を制す ~ギフト『魔王』を持つ勇者~
こげ丸
ファンタジー
◆この勇者、魔王を以て魔王を蹂躙する!
多くの魔王が人族連合に魔の手を伸ばす世界デルザリム。
魔王は魔物や眷属を従え、世界は戦禍に包まれていく。
各国は神託に基づき独自に勇者を擁立して対抗するが、戦況は芳しくなかった。
そんな中、ゴブリンの魔王が率いる大軍が、一夜にして滅んだとの情報が世界にもたらされた。
魔王陣営、人族連合、双方が確かな情報を求める中、掴めたのはただ一つの噂だけだった。
『魔王が、魔王と魔王軍を蹂躙した』
これは、異端なギフトを授かった勇者が、圧倒的な力で理不尽な世界を蹂躙する物語。
※小説家になろう様にて、先に連載開始している作品です
異世界おさんぽ放浪記 ~フェンリルと崇められているけど、その子『チワワ』ですよ?~
こげ丸
ファンタジー
---みじかい あらすじ---
パーティーを追放された少年が、チートなチワワを従え、騒動を起こしつつも無双するお話。
主人公の少年とチワワのおかしな掛け合い、しっかりと描かれる戦闘シーンをお楽しみ下さい!
---ふつうの あらすじ---
※ネタバレが嫌な方は読まないでください
成人して村を出た主人公のユウトは、村長の紹介で村の出身者で構成されたパーティーに入れて貰う。
しかし、特別優れた能力を持つわけでもないユウトは、いつもどやされてばかり。
そんなある日のこと。
雑用で一人パーティーから離れた時に、ちいさなちいさな犬の魔物(チワワ)と出会う。
その出会いが、ユウトの運命を激しく動かしていく……振り回されるとか色んな意味で。
勇者召喚に巻き込まれたチートなチワワ。
不遇な境遇から抜け出し成長を遂げる主人公の少年ユウト。
そこに双子の勇者も現れて、物語は大きく動き出す。
自由奔放なチワワに振り回され、騒動を起こしながらも解決していく。
まったり冒険ファンタジーの開幕です☆
主人公の少年とチワワのおかしな掛け合いと、しっかりと描かれる戦闘描写。
凸凹な、でも、最高な相棒となっていく二人の活躍するお話をお楽しみください!
※本作品は、こげ丸の処女作「パーティーメンバーは『チワワ』です☆ミ」を、主役の一人と一匹を残して新しく書き上げた全く別の物語です
※旧題『異世界おさんぽ放浪記 ~とある冒険者がチートな『チワワ♂』と出会い、気ままな旅をしながら最強へと至る物語~』
※ちょっと暫くタイトルとあらすじ調整中なので、また変わるかも……
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる