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【第10話:勇者パーティー】
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サグレアの森に入って数時間か経過していた。
森に入って最初の1、2時間は、日の光が足元まで差し込んで明るく、木々の緑が日の光を反射して煌めくようで、とても美しい世界をつくり上げていた。
だが、今は木々の隙間が狭くなって日の光を遮り薄暗く、鬱蒼と茂った下草が行く手を阻み、魔物の森にふさわしい不気味な森の顔を見せていた。
「きゃっ」
地面から歪に曲がった根が飛び出ていたようで、アルテミシアが足を取られて体勢を崩す。
「大丈夫ですか? アルテミシア。このような深い森の探索は初めてですから、足元にも注意を払うようにしてください」
いつの間にかアルテミシアの後ろに現れ、紳士的に受け止めたゼロが注意を促した。
「す、すみません。魔物も現れないので、少し気が弛んでいました」
アルテミシアが言うように、森に入ってから未だ一匹の魔物とも遭遇していない。
報告にあったように魔物の数がかなり少なくなっているようで、森の奥深くへと足を踏み入れた今もそれは変わっていなかった。
「ある意味順調と言えば順調なんだけど、この森が魔物の巣窟と恐れられたサグレアの森だとは、信じられないよな~」
ステルヴィオは手を頭の後ろで組みながら、まるで散歩でもするかのように軽快な足取りで、深い森を飄々と歩いて行た。
魔物の出現はともかく、先に上げたように森は非常に深く、歩くだけでもかなり大変な場所なのだが、その事にステルヴィオは気付いていなかった。
「ヴィオはきっと猿の獣人の血でも混ざってると思うにゃ」
「ネネネたちより、この森をさくさく歩いていくとか、人じゃないにゃ。きっと、猿かナニカにゃ」
「誰が猿だっ!? と言うかナニカって何だよ!? 聞こえてるからなっ!」
アルテミシア的には緊張感の無さを注意したい所なのだが、この中で自分が一番森に不慣れなので、苦笑いを浮かべるしかなかった。
しかし、それ以上に苦笑するしかない者たちがいた。
「参ったね。さすが高ランクの冒険者と言うべきなのか、何と言えば良いのか……」
「レックス様……あまりこのような事は言うべきではないとは思うのですが、本当にあの者たちで良かったのですか? 後ろの騒がしい様子を見る限り、とても手練れだとは思えないのですが……」
そう尋ねたのは、弓使いのザーダだ。
基本的にレックスの従者たちは、レックスの事を勇者として尊敬して慕っているので、あまり意見を発しないのだが、あまりにもお気楽なステルヴィオたちの様子に不安にかられたようだった。
「ん~ザーダの言いたい事もわかるけど、魔物が出なくなって高ランクの冒険者たちは、ほとんどの者が既にこの街を離れてしまったらしいし、それに彼らの実力は僕でも読み切れないほど高い……と、思う」
「え? 思うって、レックス様……?」
まさか、そこで自信なさげにそう返されるとは思っていなかったので、魔法使いのソリアが思わず聞き返した。
「いやぁ、恥ずかしい話なんだけどさぁ。ステルヴィオたちの誰一人をとっても、勇者の僕が、その実力を読みきれないんだ。こんなの初めてだから正直戸惑っているんだけど、普通に考えれば、それって相手の方が遥かに実力が上って事じゃない?」
しかし、そんな事を言われて困るのは従者たちの方だ。
もちろんその従者たちも一流と呼ばれる実力者たちなのだが、それでも冒険者のランクで言えばBランク相当といったところだろう。
だから、ステルヴィオたちの実力が読み取れなくても仕方ないと思っていた。
だが、勇者であり、自分たちとは別格の強さを持っているレックスが、そんな事になっているとは思いもよらなかった。
「レックス様? ステルヴィオという少年と、アルテミシアという少女だけでなく、双子の女の子やあの執事のような男の実力も不明なのですか?」
「そうなるね。あっ、アルテミシアという子については、ある程度実力がわかるかな。僕よりかなり強いと言うのがね」
ソリアの問いかけにそう答え、レックスは「勇者の肩書が泣くよね」とおどけてみせた。
「そんな……いったい彼らは何者なんですか……」
という、ザーダのその言葉に、
「僕の予想では……」
レックスが自分の予想を答えようとしたその時、ケルの警戒を示す遠吠えが森に響いたのだった。
~
「レックス! お出迎えだ! 確認できた数はオークを中心とした魔物が30程度だが、恐らくこれから増え続ける。ここを任せたいが大丈夫か? その間にオレたちが元を断つ!」
「うわっ、いつの間に!? わ、わかった! ここは僕たちに任せて!」
影移動のスキルを使って突然目の前に現れたステルヴィオは、それだけを伝えると、また影に潜って姿を消してしまう。
「す、凄いスキルだな……。しかし、オークか……みんな! 油断せずに行くよ!」
オークとは豚のような頭部を持つ人型の魔物だ。
知能はさほどでもないが、その膂力は目を見張るものがある。
その上、一般的な成人男性より遥かに大きい体格もあわさって、並の冒険者だと苦戦するレベルの中々の強敵だった。
ただ、ここにはそのような並の冒険者レベルの者はいない。
「来たぞ! ソリア! 雷撃で迎え撃て!」
レックスの指示を予想し、既に魔法を発動直前で待機させていたソリアが、すぐさま雷撃の魔法を放つ。
この世界の一般的な魔法は、火、水、風、土の四属性なので、風の上位属性である雷属性の魔法を使えるソリアは、かなり優秀な魔法使いと言えるだろう。
閃光が水平に走ったかと思うと、森の木々から顔を出したオーク数匹が雷の直撃を受け、煙をあげてまとめて倒れ伏した。
しかしその後ろから、仲間の死をものともしないオークたちが次々と現れる。
「ザーダ! こっちにたどり着く前に減らせるだけ数を減らせ! ゾットは僕の後ろで抜けたのを食い止め、リリスは強化を配って適宜戦闘のサポートを!」
レックスは手慣れた様子で皆に指示を出すと、自らは前に飛び出し、襲い掛かってきたオークの戦士を、愛剣を抜き放って一刀両断してみせた。
「落ち着いて戦えば負ける相手ではない! だが、数に押されないように気を付けよう!」
「「「「はい!」」」」
次々現れるオークたちをソリアが魔法で纏めて薙ぎ払い、生き残ったものはザーダが矢を射かけて数を減らし、辿り着いたオークたちもレックスの剣技の前に次々と斬り伏せられていく。
それならばと、数を頼りに一斉に押し寄せたオークたちだが、ゾットがその盾で食い止め吹き飛ばし、その間に他のメンバーが各個撃破していった。
オークとの戦いは、勇者レックスのパーティーが圧倒していた。
だが……その戦いが終わらない。
体力を回復させる魔法をリリスが配っているお陰で、持久戦になってもそうそう負けないだろうが、オークの出現が止まらなければいつかは力尽きる。
そして、体力より問題なのが魔力で、既にソリアの魔力は半分をきろうとしていた。
攻撃の要である魔法の温存を余儀なくされると、圧倒的に優勢だったレックスたちも、その勢いを徐々に削がれていく。
「くっ!? 数が多すぎる! 増え続けるとは聞いたが、さすがにここまでの数とは思わなかったよ! しかしこれは、最悪の事態もありえるのかもね……」
勇者レックスは剣を振るい続けながらも、国やギルドから聞かされていた最悪の想定を思い出し、その覚悟を固めたのだった。
森に入って最初の1、2時間は、日の光が足元まで差し込んで明るく、木々の緑が日の光を反射して煌めくようで、とても美しい世界をつくり上げていた。
だが、今は木々の隙間が狭くなって日の光を遮り薄暗く、鬱蒼と茂った下草が行く手を阻み、魔物の森にふさわしい不気味な森の顔を見せていた。
「きゃっ」
地面から歪に曲がった根が飛び出ていたようで、アルテミシアが足を取られて体勢を崩す。
「大丈夫ですか? アルテミシア。このような深い森の探索は初めてですから、足元にも注意を払うようにしてください」
いつの間にかアルテミシアの後ろに現れ、紳士的に受け止めたゼロが注意を促した。
「す、すみません。魔物も現れないので、少し気が弛んでいました」
アルテミシアが言うように、森に入ってから未だ一匹の魔物とも遭遇していない。
報告にあったように魔物の数がかなり少なくなっているようで、森の奥深くへと足を踏み入れた今もそれは変わっていなかった。
「ある意味順調と言えば順調なんだけど、この森が魔物の巣窟と恐れられたサグレアの森だとは、信じられないよな~」
ステルヴィオは手を頭の後ろで組みながら、まるで散歩でもするかのように軽快な足取りで、深い森を飄々と歩いて行た。
魔物の出現はともかく、先に上げたように森は非常に深く、歩くだけでもかなり大変な場所なのだが、その事にステルヴィオは気付いていなかった。
「ヴィオはきっと猿の獣人の血でも混ざってると思うにゃ」
「ネネネたちより、この森をさくさく歩いていくとか、人じゃないにゃ。きっと、猿かナニカにゃ」
「誰が猿だっ!? と言うかナニカって何だよ!? 聞こえてるからなっ!」
アルテミシア的には緊張感の無さを注意したい所なのだが、この中で自分が一番森に不慣れなので、苦笑いを浮かべるしかなかった。
しかし、それ以上に苦笑するしかない者たちがいた。
「参ったね。さすが高ランクの冒険者と言うべきなのか、何と言えば良いのか……」
「レックス様……あまりこのような事は言うべきではないとは思うのですが、本当にあの者たちで良かったのですか? 後ろの騒がしい様子を見る限り、とても手練れだとは思えないのですが……」
そう尋ねたのは、弓使いのザーダだ。
基本的にレックスの従者たちは、レックスの事を勇者として尊敬して慕っているので、あまり意見を発しないのだが、あまりにもお気楽なステルヴィオたちの様子に不安にかられたようだった。
「ん~ザーダの言いたい事もわかるけど、魔物が出なくなって高ランクの冒険者たちは、ほとんどの者が既にこの街を離れてしまったらしいし、それに彼らの実力は僕でも読み切れないほど高い……と、思う」
「え? 思うって、レックス様……?」
まさか、そこで自信なさげにそう返されるとは思っていなかったので、魔法使いのソリアが思わず聞き返した。
「いやぁ、恥ずかしい話なんだけどさぁ。ステルヴィオたちの誰一人をとっても、勇者の僕が、その実力を読みきれないんだ。こんなの初めてだから正直戸惑っているんだけど、普通に考えれば、それって相手の方が遥かに実力が上って事じゃない?」
しかし、そんな事を言われて困るのは従者たちの方だ。
もちろんその従者たちも一流と呼ばれる実力者たちなのだが、それでも冒険者のランクで言えばBランク相当といったところだろう。
だから、ステルヴィオたちの実力が読み取れなくても仕方ないと思っていた。
だが、勇者であり、自分たちとは別格の強さを持っているレックスが、そんな事になっているとは思いもよらなかった。
「レックス様? ステルヴィオという少年と、アルテミシアという少女だけでなく、双子の女の子やあの執事のような男の実力も不明なのですか?」
「そうなるね。あっ、アルテミシアという子については、ある程度実力がわかるかな。僕よりかなり強いと言うのがね」
ソリアの問いかけにそう答え、レックスは「勇者の肩書が泣くよね」とおどけてみせた。
「そんな……いったい彼らは何者なんですか……」
という、ザーダのその言葉に、
「僕の予想では……」
レックスが自分の予想を答えようとしたその時、ケルの警戒を示す遠吠えが森に響いたのだった。
~
「レックス! お出迎えだ! 確認できた数はオークを中心とした魔物が30程度だが、恐らくこれから増え続ける。ここを任せたいが大丈夫か? その間にオレたちが元を断つ!」
「うわっ、いつの間に!? わ、わかった! ここは僕たちに任せて!」
影移動のスキルを使って突然目の前に現れたステルヴィオは、それだけを伝えると、また影に潜って姿を消してしまう。
「す、凄いスキルだな……。しかし、オークか……みんな! 油断せずに行くよ!」
オークとは豚のような頭部を持つ人型の魔物だ。
知能はさほどでもないが、その膂力は目を見張るものがある。
その上、一般的な成人男性より遥かに大きい体格もあわさって、並の冒険者だと苦戦するレベルの中々の強敵だった。
ただ、ここにはそのような並の冒険者レベルの者はいない。
「来たぞ! ソリア! 雷撃で迎え撃て!」
レックスの指示を予想し、既に魔法を発動直前で待機させていたソリアが、すぐさま雷撃の魔法を放つ。
この世界の一般的な魔法は、火、水、風、土の四属性なので、風の上位属性である雷属性の魔法を使えるソリアは、かなり優秀な魔法使いと言えるだろう。
閃光が水平に走ったかと思うと、森の木々から顔を出したオーク数匹が雷の直撃を受け、煙をあげてまとめて倒れ伏した。
しかしその後ろから、仲間の死をものともしないオークたちが次々と現れる。
「ザーダ! こっちにたどり着く前に減らせるだけ数を減らせ! ゾットは僕の後ろで抜けたのを食い止め、リリスは強化を配って適宜戦闘のサポートを!」
レックスは手慣れた様子で皆に指示を出すと、自らは前に飛び出し、襲い掛かってきたオークの戦士を、愛剣を抜き放って一刀両断してみせた。
「落ち着いて戦えば負ける相手ではない! だが、数に押されないように気を付けよう!」
「「「「はい!」」」」
次々現れるオークたちをソリアが魔法で纏めて薙ぎ払い、生き残ったものはザーダが矢を射かけて数を減らし、辿り着いたオークたちもレックスの剣技の前に次々と斬り伏せられていく。
それならばと、数を頼りに一斉に押し寄せたオークたちだが、ゾットがその盾で食い止め吹き飛ばし、その間に他のメンバーが各個撃破していった。
オークとの戦いは、勇者レックスのパーティーが圧倒していた。
だが……その戦いが終わらない。
体力を回復させる魔法をリリスが配っているお陰で、持久戦になってもそうそう負けないだろうが、オークの出現が止まらなければいつかは力尽きる。
そして、体力より問題なのが魔力で、既にソリアの魔力は半分をきろうとしていた。
攻撃の要である魔法の温存を余儀なくされると、圧倒的に優勢だったレックスたちも、その勢いを徐々に削がれていく。
「くっ!? 数が多すぎる! 増え続けるとは聞いたが、さすがにここまでの数とは思わなかったよ! しかしこれは、最悪の事態もありえるのかもね……」
勇者レックスは剣を振るい続けながらも、国やギルドから聞かされていた最悪の想定を思い出し、その覚悟を固めたのだった。
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