1個上のあなた

にかにか

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小西拓哉って……?

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なんで…バレたんだ…

美「な、なんで…」
雄、美香「…あははははー」
美「なんで笑うの…」
美香「みみ今日元気なさそーだったから!ドッキリしてみたの!」
雄「成功してよかったな!美香!」
美香「うん!」
美「……  おかげで元気でたよ!ありがと…う…!」
淳、雄、美香「!」
淳「みみ…泣いてる」
美「な、泣いてなんかない!」
雄「どーした?」
泣きたくなんかない…でもあの告白は本気だったと思う…聞かなきゃわからないけど…
美「ゆーくんはお姉ちゃんのこと好きじゃないの?」
雄「…」
美「答えてよ…」
雄「俺は美香が留学する前日に告白したんだ。振られるってわかってたけどな」
美「どーゆーこと?」
美香「私はそのときに雄也の親友の小西拓哉が好きだったの。ううん…今でも好きなの。」
美「ゆーくんが好きって言ってたじゃない!」
美香「それは小さい時の話でしょ?」
美「そ~だけど」
確かに小さい時に話したよ…なのに…こんなに完璧なゆーくんを振って……
雄「まー!過去の話だ!母さん達も待ってることだし!中に入ろうぜ!何なら遠山も入るか?」
美「私の家だしー!」
淳「いえ…帰らせていただきます」
美「そか…送ってくれてありがとう!また明日ね!」
淳「おう!またなー」

親達はお姉ちゃんが帰ってきて嬉しかったらしくお酒をたくさん飲んだおかげでこっちまで被害が…
でも…ほっとに疲れた!いろいろな事があり過ぎて…
でも…お姉ちゃんは2日後には帰るんだっけ…

ゆーパパ『これからはずっと日本かい?』

美香『いいえー!2日後にはまた帰ります』

帰っちゃうのか…なんか寂しいような……
でも…小西拓哉って誰だろ……

美「おはよー!ゆーくん!」
雄「おはよー寝癖ついてるよ」
美「うそ!恥ずかし~」
雄「ははっ」
ゆーくんの顔が引きつってる。あの話してる時もずっと下向いてて家の中に入っても心から笑ってない…
美「ゆーくん…顔引きつってる」
雄「なんで?いつも通りだよ!」
美「そーは見えない」
雄「まじかー」
美「まじだよー」
「よぉ!雄也!」
雄「おー!クラスも部活も違うから会うことなかったからな!」
だ、誰だろ…ゆーくんの友達…?だよね…
「あれ?美香の妹?」
美「なんで?私のお姉ちゃんを知ってるの?」
雄「あー!こいつは小西拓哉だよ!」

この人がぁーーーー!?
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