19 / 87
第三章その2 ~東北よいとこ!~ 北国の闘魂編
空のフィーバー
しおりを挟む
ミルク色の霧が立ち込める中、車両は高速で疾走していた。
時折襲う振動が、人型重機の操縦席にまで響いてくる。
付近の道路はかなり傷んでおり、悪路対策に対衝撃慣性制御の電磁式でコーティングされたタイヤも、完全には揺れを打ち消せないのだ。
画面ごしに周囲をうかがうと、倒れた家屋や信号機が、滅びた旧世界の遺跡のように霧の中に見え隠れしていた。
誠は凛子と通信を試みる。
「飛崎中尉、戦況について知りたい。かなり疲弊してるみたいだけど」
「……そりゃそうさ、魔王のお膝元だもん。あんたらの四国とは、敵の強さが段違いだし」
飛崎中尉……つまり凛子は、モニター上でぶすっとして答えたが、誠は粘ってなおも尋ねた。
「段違いとは? できればもっと詳しく知りたい」
「雑魚に関しては、そっちとあんま変わんないでしょ。それより最近、この辺りに異常に濃い霧っていうか、もの凄い雲霧帯が出来てさ。中・短距離の通信すらおぼつかないし、視界も最悪。不意打ちされる事が増えてきたのよ」
「ああ、それでヒメ子の地図が見えにくかったのか」
誠はそこで思い当たった。
いくら新天地の霊気と馴染んでいないとは言え、神器の地図の精度が悪かったのは、この地域の異様に濃い邪気のせいらしい。
「……で、濃い霧自体も最悪だけど、その中に出る餓霊が強くてね。矢鱈滅多ら足が速くて、弾もろくに当たりゃしないの」
過去の激戦を思い出しているのだろう、凛子はそう言って唇をかみ締める。
誠は頷いて、後ろに座る鶴に声をかけた。
「ヒメ子、こっちの霧について何か分かるか?」
鶴は腕組みして首を傾げた。
「……うーん……ちゃんとは見えないけど、いくら何でも濃ゆ過ぎるわね。どこかに呪いの元があると思うわ」
「まじないの元?」
誠の言葉に、鶴の肩に乗るコマが答える。
「そうだよ黒鷹。これだけ濃くて強い邪気、餓霊が吐き出す分だけじゃ足りない。多分どこかに砦があって、高度な術を組んでるはずさ。あの世と空間を繋げて、魔界の気を引き込んでるんじゃないかな」
「ま、魔界の気??? 何よそれ?」
凛子は目を丸くしているが、コマはなおも話を続けた。
「これだけ強い邪気だと、鶴もあまり遠くまで見えないよ。それにさっきから、タイヤの属性がバチバチ言ってるだろ? こっちの術は邪気と魔逆だから、反応してすごく目立つし、術自体も弱くなるのさ」
誠が機体のモニターを切り替えると、車両のタイヤを覆う青い光は、霧と触れると激しく反応して火花を上げていた。
(敵の術は強くなるけど、こちらの術は弱くなって、かつ目立っちまうのか……)
誠は思わず唸ってしまった。思った以上に厳しい環境である。
「完全敵地、さすが魔王のお膝元だな。ヒメ子、そのまじないの元とやらは探せないのか?」
「それは……ちょっと厳しいかも」
いつもなら「平気平気」とか言う鶴も、今は大口を叩かなかった。
「虱潰しに探すしかないから、凄く時間がかかると思うわ。濁った水から砂つぶを探すようなものね」
「これは想像以上に厳しいな……!」
誠も思わず歯噛みした。
つまり今まで戦いを有利に導いてきた、敵の本隊を把握して強襲する、といった戦術が使えないのだ。
そうこうするうちに、半透明の地図に映る敵の数はどんどん増えてきている。
「どうしよう、ますます増えてる……! こんな数、今まで無かった。これじゃ防ぎきれないかも」
画面に映る凛子は、焦りの表情を浮かべていた。
「敵の数が多すぎて………正直言うけど、こっちの防衛ラインもボロボロだし、このままじゃ奥の避難区まで抜かれちまう……!」
あれだけ勇敢そうだった彼女は、今は見る影も無く青ざめていた。
手を上げ、握りこぶしの背の部分をねじり鉢巻に押し当てている。
もしかしたら鉢巻は誰かの形見で、無意識にそれに頼ったのかも知れないが、とにかく精神的に追い詰められているのは確かだ。
「元より守るは無理の極みか……」
誠はしばし考えていたが、覚悟を決めてコマに言った。
「コマ、この霧はこっちの術と反応するって言ってたよな」
「そうだよ黒鷹」
「だったら逆に、目立ってみたらどうだろう」
「どういう事?」
誠の肩に飛び移るコマに、誠は説明を続ける。
「こないだの戦闘で、敵もヒメ子が来てるのは知ってるだろ。四国と九州であれだけやられたんだから、大なり小なり警戒するはず。だったらハッタリでうって出れば、敵を引きつけられるんじゃないか?」
誠は地図をスクロールし、敵との交差地点を推測した。
「敵の前方に俺達が移動しつつ、思い切り魔法を使いまくって目立てば、敵は食いつくと思う。その間に飛崎中尉の隊は、市街区に待ち伏せ陣地を築くんだ。後は俺たちが撤退しながら、敵をそこへ誘い込むから」
そこで凛子が訝しげに尋ねる。
「で、でも、もし敵が、誘いに乗らずに素通りしたら……?」
「その時は後ろから追いかけて挟み撃ちする。強襲する敵は退路を断たれるのに敏感だし、後ろから距離を詰めれば嫌がって攻撃を切り上げるかもしれない」
「けどそれじゃ、あんた達が危険すぎるじゃん。あんな強い連中相手に、単独で囮なんて……」
凛子が止めるが、鶴は真剣な顔で首を振った。
「任せて凛ちゃん、私はこう見えて姫よ。立派で、しかも気さくな姫なの」
「それはさっき聞いたけどさ……」
「それに、たまにこうして頑張っておかないと、コマのお目付け具合が厳しくなるの。遊んではいるけど、時々立派な事もするから女神・岩凪姫に告げ口しにくい、というギリギリの線を見極めてるのよ」
「そういうのは僕のいない所で言ってよ!」
コマは両方の前足を上げて抗議するが、誠には、鶴がわざと軽口を叩いているのだと分かった。
四国や九州で困難な戦いに挑んだ時と同じ顔をしていたからだ。
鶴と行動するようになって日数が経ったからなのか、それとも前世の分の経験値も上乗せされているのかは分からないが、ともかく今の状況は、鶴と言えどあまり余裕はないのだろう。
この日本海一帯には、どこに魔王のディアヌスが現れてもおかしくない。
ゲームで言えば最終迷宮手前の地点。もう今までみたいな楽勝はありえないはずだ。
凛子はそんな誠達を順ぐりに見つめ、観念したように呟いた。
「……ど、どうなっても知らないからねっ……!」
「それじゃ決まりよ」
鶴は満足げに頷くと、胸の前で手を合わせた。
「黒鷹、邪気を緩和するから、その間に飛んで移動しましょう。すごく目立つと思うから、きっと敵も気付くはずよ」
「了解!」
誠は機体を操作し、輸送車の荷台に立ち上がらせる。
鶴が目を閉じて何事か念じると、機体の全身を青い光が覆った。
日本海に来て最初の戦闘、千里浜で敵上空を飛び回った時のように、霊力で機体を覆っているのである。
その光が周囲の霧、つまり邪気と反応し、バチバチと大きな音を立てながら火花を散らした。
「邪気が強いから、まるで爆竹だね」
コマの感想に頷きつつ、誠は機体を上空高く舞い上がらせる。
そのまま敵軍の進路を塞ぐように、猛烈な勢いで飛行させた。
霧は激しく反応し、あたかも電飾満載のトラックが、爆音を奏でながら飛ぶような賑やかさだった。
鶴はムムム、と顔をしかめる。
「けっこう疲れるわ。邪気が思ったより重たいわね」
「鶴、もう少しだから頑張って」
「もちろんよ」
鶴は気合を入れて術の光を強くする。
機体の輝きが大きく広がり、まるで曇天を切り裂いて飛ぶ光の翼のようだった。
時折襲う振動が、人型重機の操縦席にまで響いてくる。
付近の道路はかなり傷んでおり、悪路対策に対衝撃慣性制御の電磁式でコーティングされたタイヤも、完全には揺れを打ち消せないのだ。
画面ごしに周囲をうかがうと、倒れた家屋や信号機が、滅びた旧世界の遺跡のように霧の中に見え隠れしていた。
誠は凛子と通信を試みる。
「飛崎中尉、戦況について知りたい。かなり疲弊してるみたいだけど」
「……そりゃそうさ、魔王のお膝元だもん。あんたらの四国とは、敵の強さが段違いだし」
飛崎中尉……つまり凛子は、モニター上でぶすっとして答えたが、誠は粘ってなおも尋ねた。
「段違いとは? できればもっと詳しく知りたい」
「雑魚に関しては、そっちとあんま変わんないでしょ。それより最近、この辺りに異常に濃い霧っていうか、もの凄い雲霧帯が出来てさ。中・短距離の通信すらおぼつかないし、視界も最悪。不意打ちされる事が増えてきたのよ」
「ああ、それでヒメ子の地図が見えにくかったのか」
誠はそこで思い当たった。
いくら新天地の霊気と馴染んでいないとは言え、神器の地図の精度が悪かったのは、この地域の異様に濃い邪気のせいらしい。
「……で、濃い霧自体も最悪だけど、その中に出る餓霊が強くてね。矢鱈滅多ら足が速くて、弾もろくに当たりゃしないの」
過去の激戦を思い出しているのだろう、凛子はそう言って唇をかみ締める。
誠は頷いて、後ろに座る鶴に声をかけた。
「ヒメ子、こっちの霧について何か分かるか?」
鶴は腕組みして首を傾げた。
「……うーん……ちゃんとは見えないけど、いくら何でも濃ゆ過ぎるわね。どこかに呪いの元があると思うわ」
「まじないの元?」
誠の言葉に、鶴の肩に乗るコマが答える。
「そうだよ黒鷹。これだけ濃くて強い邪気、餓霊が吐き出す分だけじゃ足りない。多分どこかに砦があって、高度な術を組んでるはずさ。あの世と空間を繋げて、魔界の気を引き込んでるんじゃないかな」
「ま、魔界の気??? 何よそれ?」
凛子は目を丸くしているが、コマはなおも話を続けた。
「これだけ強い邪気だと、鶴もあまり遠くまで見えないよ。それにさっきから、タイヤの属性がバチバチ言ってるだろ? こっちの術は邪気と魔逆だから、反応してすごく目立つし、術自体も弱くなるのさ」
誠が機体のモニターを切り替えると、車両のタイヤを覆う青い光は、霧と触れると激しく反応して火花を上げていた。
(敵の術は強くなるけど、こちらの術は弱くなって、かつ目立っちまうのか……)
誠は思わず唸ってしまった。思った以上に厳しい環境である。
「完全敵地、さすが魔王のお膝元だな。ヒメ子、そのまじないの元とやらは探せないのか?」
「それは……ちょっと厳しいかも」
いつもなら「平気平気」とか言う鶴も、今は大口を叩かなかった。
「虱潰しに探すしかないから、凄く時間がかかると思うわ。濁った水から砂つぶを探すようなものね」
「これは想像以上に厳しいな……!」
誠も思わず歯噛みした。
つまり今まで戦いを有利に導いてきた、敵の本隊を把握して強襲する、といった戦術が使えないのだ。
そうこうするうちに、半透明の地図に映る敵の数はどんどん増えてきている。
「どうしよう、ますます増えてる……! こんな数、今まで無かった。これじゃ防ぎきれないかも」
画面に映る凛子は、焦りの表情を浮かべていた。
「敵の数が多すぎて………正直言うけど、こっちの防衛ラインもボロボロだし、このままじゃ奥の避難区まで抜かれちまう……!」
あれだけ勇敢そうだった彼女は、今は見る影も無く青ざめていた。
手を上げ、握りこぶしの背の部分をねじり鉢巻に押し当てている。
もしかしたら鉢巻は誰かの形見で、無意識にそれに頼ったのかも知れないが、とにかく精神的に追い詰められているのは確かだ。
「元より守るは無理の極みか……」
誠はしばし考えていたが、覚悟を決めてコマに言った。
「コマ、この霧はこっちの術と反応するって言ってたよな」
「そうだよ黒鷹」
「だったら逆に、目立ってみたらどうだろう」
「どういう事?」
誠の肩に飛び移るコマに、誠は説明を続ける。
「こないだの戦闘で、敵もヒメ子が来てるのは知ってるだろ。四国と九州であれだけやられたんだから、大なり小なり警戒するはず。だったらハッタリでうって出れば、敵を引きつけられるんじゃないか?」
誠は地図をスクロールし、敵との交差地点を推測した。
「敵の前方に俺達が移動しつつ、思い切り魔法を使いまくって目立てば、敵は食いつくと思う。その間に飛崎中尉の隊は、市街区に待ち伏せ陣地を築くんだ。後は俺たちが撤退しながら、敵をそこへ誘い込むから」
そこで凛子が訝しげに尋ねる。
「で、でも、もし敵が、誘いに乗らずに素通りしたら……?」
「その時は後ろから追いかけて挟み撃ちする。強襲する敵は退路を断たれるのに敏感だし、後ろから距離を詰めれば嫌がって攻撃を切り上げるかもしれない」
「けどそれじゃ、あんた達が危険すぎるじゃん。あんな強い連中相手に、単独で囮なんて……」
凛子が止めるが、鶴は真剣な顔で首を振った。
「任せて凛ちゃん、私はこう見えて姫よ。立派で、しかも気さくな姫なの」
「それはさっき聞いたけどさ……」
「それに、たまにこうして頑張っておかないと、コマのお目付け具合が厳しくなるの。遊んではいるけど、時々立派な事もするから女神・岩凪姫に告げ口しにくい、というギリギリの線を見極めてるのよ」
「そういうのは僕のいない所で言ってよ!」
コマは両方の前足を上げて抗議するが、誠には、鶴がわざと軽口を叩いているのだと分かった。
四国や九州で困難な戦いに挑んだ時と同じ顔をしていたからだ。
鶴と行動するようになって日数が経ったからなのか、それとも前世の分の経験値も上乗せされているのかは分からないが、ともかく今の状況は、鶴と言えどあまり余裕はないのだろう。
この日本海一帯には、どこに魔王のディアヌスが現れてもおかしくない。
ゲームで言えば最終迷宮手前の地点。もう今までみたいな楽勝はありえないはずだ。
凛子はそんな誠達を順ぐりに見つめ、観念したように呟いた。
「……ど、どうなっても知らないからねっ……!」
「それじゃ決まりよ」
鶴は満足げに頷くと、胸の前で手を合わせた。
「黒鷹、邪気を緩和するから、その間に飛んで移動しましょう。すごく目立つと思うから、きっと敵も気付くはずよ」
「了解!」
誠は機体を操作し、輸送車の荷台に立ち上がらせる。
鶴が目を閉じて何事か念じると、機体の全身を青い光が覆った。
日本海に来て最初の戦闘、千里浜で敵上空を飛び回った時のように、霊力で機体を覆っているのである。
その光が周囲の霧、つまり邪気と反応し、バチバチと大きな音を立てながら火花を散らした。
「邪気が強いから、まるで爆竹だね」
コマの感想に頷きつつ、誠は機体を上空高く舞い上がらせる。
そのまま敵軍の進路を塞ぐように、猛烈な勢いで飛行させた。
霧は激しく反応し、あたかも電飾満載のトラックが、爆音を奏でながら飛ぶような賑やかさだった。
鶴はムムム、と顔をしかめる。
「けっこう疲れるわ。邪気が思ったより重たいわね」
「鶴、もう少しだから頑張って」
「もちろんよ」
鶴は気合を入れて術の光を強くする。
機体の輝きが大きく広がり、まるで曇天を切り裂いて飛ぶ光の翼のようだった。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
【完結】伝説の悪役令嬢らしいので本編には出ないことにしました~執着も溺愛も婚約破棄も全部お断りします!~
イトカワジンカイ
恋愛
「目には目をおおおお!歯には歯をおおおお!」
どごおおおぉっ!!
5歳の時、イリア・トリステンは虐められていた少年をかばい、いじめっ子をぶっ飛ばした結果、少年からとある書物を渡され(以下、悪役令嬢テンプレなので略)
ということで、自分は伝説の悪役令嬢であり、攻略対象の王太子と婚約すると断罪→死刑となることを知ったイリアは、「なら本編にでなやきゃいいじゃん!」的思考で、王家と関わらないことを決意する。
…だが何故か突然王家から婚約の決定通知がきてしまい、イリアは侯爵家からとんずらして辺境の魔術師ディボに押しかけて弟子になることにした。
それから12年…チートの魔力を持つイリアはその魔法と、トリステン家に伝わる気功を駆使して診療所を開き、平穏に暮らしていた。そこに王家からの使いが来て「不治の病に倒れた王太子の病気を治せ」との命令が下る。
泣く泣く王都へ戻ることになったイリアと旅に出たのは、幼馴染で兄弟子のカインと、王の使いで来たアイザック、女騎士のミレーヌ、そして以前イリアを助けてくれた騎士のリオ…
旅の途中では色々なトラブルに見舞われるがイリアはそれを拳で解決していく。一方で何故かリオから熱烈な求愛を受けて困惑するイリアだったが、果たしてリオの思惑とは?
更には何故か第一王子から執着され、なぜか溺愛され、さらには婚約破棄まで!?
ジェットコースター人生のイリアは持ち前のチート魔力と前世での知識を用いてこの苦境から立ち直り、自分を断罪した人間に逆襲できるのか?
困難を力でねじ伏せるパワフル悪役令嬢の物語!
※地学の知識を織り交ぜますが若干正確ではなかったりもしますが多めに見てください…
※ゆるゆる設定ですがファンタジーということでご了承ください…
※小説家になろう様でも掲載しております
※イラストは湶リク様に描いていただきました
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
あなたの子ですが、内緒で育てます
椿蛍
恋愛
「本当にあなたの子ですか?」
突然現れた浮気相手、私の夫である国王陛下の子を身籠っているという。
夫、王妃の座、全て奪われ冷遇される日々――王宮から、追われた私のお腹には陛下の子が宿っていた。
私は強くなることを決意する。
「この子は私が育てます!」
お腹にいる子供は王の子。
王の子だけが不思議な力を持つ。
私は育った子供を連れて王宮へ戻る。
――そして、私を追い出したことを後悔してください。
※夫の後悔、浮気相手と虐げられからのざまあ
※他サイト様でも掲載しております。
※hotランキング1位&エールありがとうございます!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
AteRa
ファンタジー
エロゲの太ったかませ役に転生した。
かませ役――クラウスには処刑される未来が待っている。
俺は死にたくないので、痩せて死亡フラグを回避する。
*書籍化に際してタイトルを変更いたしました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる