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再就職?

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「なんでこんな暑い日に面接があるんだよ…」
そんな愚痴をいいながら、面接試験のため会社に入った。
「ここか…」
会社にはいり、階段を登って2階にある面接待合室に入った。
そこには5人、先客がいた。
俺の面接は3番目。
もう不合格の通知はいらない。
そして、リストラという屈辱は味わいたくわない。
これまだやってきたことをフルで使う。
そして、ここに就職する。
緊張による胸のたかなりそして、はやく終わってほしいという願望…
「3番目のかたどうぞ」
(コンコン)
「失礼します!」

それから一週間後
「会社からの通知…」
封筒が届いていた。
社名は俺が受けたところの会社だった。
ふぅー、
深呼吸をして中身を開いた。
「よっしゃー!!」
やっと受かった。
これまで長かった…


初出勤の日
「緊張してきた…」
人生で2度目の初出勤。
できれば1回でよかったが…
会社にはいると優しそうな課長が出迎えてくれた。
「君が真くんだね?ほら!緊張せずにリラックスリラックス!」
性格がよさそうな人だ。

「では朝礼を始めよう、真くんは見ていてくれ、明日から君も参加するからね?」
参加…?何かみんなでするのか…?
あ!最近はラジオ体操やら合唱やらやってるもんな…


「ではいきます…
1つ、会社のために死ぬまで働け!
2つ、会社のために命を燃やせ!
3つ、会社のためならなんでもできる!
4つ、会社の上司は神様だ!
5つ、社長の言うことは絶対である!!」


…俺…入る会社確実に間違ったな…


それからパワハラはもちろんのこと、毎週5日間のサービス残業等、素晴らしいほどのブラック企業らしさが出ていた…

「再就職しても、俺の人生は不幸なのかよー!?」

「真くん…今日も…残るよね?」

うわぁあわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

(ジリリリリ)
目覚まし時計を止めた。
うん?なんだ夢か…
…これが予知夢だとしたら…
…就職活動死ぬ気でやらないと…!






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