おばさん刑事、恋をする！ 〜超年下イケメン双子と甘々生活〜

三日目（その二十七）♡

　また熱いキスを重ねていると、太腿の間が熱くなってくるのを感じモジモジとしてしまう。
　すると、腰の辺りに手の気配を感じる。

「ユリちゃん、錬にされるの、気持ちいい？」
「環、くん……？」
「僕のこと、また忘れてなーい？」

　環くんも上半身裸になっている。
　やっぱり体つきもふたり、似ている。

「ユリちゃん、こっちは？　触られた？」

　太腿をまさぐりながら環くんがきいてくる。

「環、俺がさっき……」
「いいの、錬。……そっちは触られて、ない」
「そう」

　環くんはいそいそとジーパンを脱がし始める。

「あっ、やだ、待って。私ね、あの……」

　ジーパンの下にはレギンスを穿いている。
　レギンスというとカッコいいが、要はズボン下だ。
　今日、ジーパンの裾を折ったときも、実は中で折り込んでいた。

「ああ、これ？　うん、女性は冷えるからね。いいと思うよ。でも今は、脱がすけど」

　そうして、あっという間にショーツ一枚にされる。

「環、……それは俺の仕事だろ？」

　錬が少し怒った口調で言う。

「わかってるよ。さっき決めたからね。でも、少しだけいいでしょ？　この上からだけ、ね？」

　錬が「はあ」とあきらめのため息をつくと同時に、環くんは太腿をいきなり左右にグイッと広げた。

「あっ！　やっ、待って……」
「ユリはこっち見て」

　錬がすかさずキスをしてくる。

「んっ！」

　環くんの指先が太腿の奥にある中心部にツッと触れ、優しく擦る。

「あー、ユリちゃんのここ、湿ってるよ」
「んんっ！」

　錬に唇を塞がれたまま、声が出せない。

「湿ってて……熱いよ」

　環くんの指先に力が入ると、グッと中へと押し入ってくる。

「ん、んーっ！」

　中へと押し入った指が今度は軽く上下に動く。

「……すっごく……濡れてる」
「んあっ！　……いや！　触っちゃ、ダメ」

　錬から顔を離すと、思わず大きな声が出る。
　同時に下からクチュッ、と音がした。


　　　＊　＊　＊　＊　＊　＊


「あれー、ユリちゃん。なんだかいやらしい音がするね。……気持ちいいの？」

　環くんがわざと言った言葉に、恥ずかしくて錬にしがみつく。

「いや……イジワル、言わないで」

　その言葉を聞くや否や、環くんはその場所に顔を埋めると、鼻を押し当てスーハーと息をする。

「や、やだ！　……そんなこと、しないで」

　すると、そこを舌先でつつき始める。

「あっ、あん、やっ、あっ……だ、め……」
「ハアッ、ユリちゃんのここ、もうグチョグチョだよ？　音、聞こえる？」

　そう言って環くんの舌が動くと、下からはネチャネチャと音が聞こえた。

「いやだぁ……いや……」

　錬にしがみつく手に、力が入る。
　恥ずかしさと快感が、一気に押し寄せる。

「環にしてやられてんじゃねーよ」

　錬がボソッと呟くと、再びキスをしてくる。

「んっ！」

　今度は激しく舌を絡め、唾液の音がピチャピチャと響く。
　キスが一段落すると錬はすぐに下に下りていき、環くんを押しのけると、今度は自分がそこに顔を埋めた。
　両腿をグッと左右に押し広げると、中心部にまるで噛み付くように吸い付いてきた。

「あっ！　やんっ！」　

　ジュルルッと音を立てて吸い付き、そして指先で形をなぞるように擦り、舌を使いその部分を刺激する。

「あっ！　はっ、ああん、あっ、あっ、やっ、んんっ！」

　次から次へと声が漏れ出す。
　じんわりと熱を持ったその場所は、既に蜜で満たされ、次の瞬間を待っている。
　錬は体を起こすと、ショーツに手をかけ一気に脱がす。

「ユリ、もう手加減しねーぞ」

　そう言って、両腿を再度大きく広げた。