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シーズン2は終わり、シーズン3へ!!
9-15 王都で暴れろ! 白沢茜! 優勝を目指せ!!
しおりを挟む「うおおお!!! 意外とサークル後ろ! 真後ろ! やっべえええ!!」
「「全速力で進めぇぇえ!!! ひゃあああ!!!」」
いやー、思ったより! ヤバイ! そして楽しいわ! これ! ヒューーー!!!
うん! ダンジョン出口を出たら、なんと真後ろにサークル! ダメージ受けるか受けないかの瀬戸際で、フルスロットル大爆進!!! イエーーー!!!
っで、そうやって進んでいると!
「って、撃たれてる!? わ!」
「あそこ! あそこにプレイヤーいるわ! 撃って! 茜!」
っと、プレイヤーが狙ってくるのは当然!!
なので!
「OK! 全員撃って、ハチの巣にしな!!」
「「「「「『『『『『ウイーーー!!!』』』』』」」」」
――ズダダダダダダダダダダ!!!
「「「「「!??! ぎゃあああ!!!」」」」」
っと、マフィア・マシンガン! 乱れ打ちで殺しながら!
「やるぅ! あ! モンスターも来てるよ! 茜!」
「そっちは任せて! ロケランで吹き飛ばす! それ!」
――ドッゴォォォ!!!
『『『『『!!! ブモォォォ!?!?』』』』』
「「イエーーー!!!」」
モンスターも、唯のロケランでぶっ飛ばし!!!
そのまま王都へ! 一直線!!
ウイーーー!!!
って、お!
「! そろそろ見えてきたわね! 王都! じゃ、唯!」
「ええ! 任せて! 航空支援! 要請!!!」
はい! 見えてきた王都に、唯のスキル! 航空支援をぶつけてぇ!
ヒュルルル!!! ズガァァァンンン!!! ズドォォォンンン!!!
っと、街を襲撃! 大爆発!!!
!! 壁が壊れた! 乗り込めぇぇえ!!!
「このまま乗り込むわよ! マフィアたち! 一斉射撃ィィい!!!」
『『『『『「「「「「イエーーー!!!」」」」」』』』』』』
――ババババババババ!!!
「が!」
「ぐわ!」
「ぎゃ!」
「「「「「『『『『『ごっへ!!』』』』』」」」」
「私もやるわ! 射撃ドローン! 爆発ドローン! ロケラン祭りよ!! ヒューーー!!!」
――ドンドンドン! ドッバァァァンンン!!!
「ぐわ!」
「がっへ!」
『『『『『「「「「「うわあああ!!!」」」」」』』』』』
「いいなー。みんなー楽しそうだなァァあ!!!」
「あ、桃は、敵を見つけて! 教えてね!」
「アイアイサー!!! 次は絶対武器アリの役にしよう!(確信)」
っしゃァ! 殺しまくり!!!
家や、商店! 城を根城にしてるプレイヤーを、問答無用でぶっ飛ばしたわ!!
超エキサイティング!!
ヒュー「爆弾作り!」「あいよぉ! 起爆ぅぅう!!!」!? え!?
―― ド ッ ガ ァ ァ ァ ン ン ン !!!
!? うわあああ!!!
す、すごい爆発!!
目の前が真っ白になるほど、凄い爆発きた!
一体、何が起こって……!?
「も、桃!」
「あ、無事? 危なかったー。身代わり・ガード発動して、よかったわ。マジで」
そう! 私の前には、私をガードするように立っている桃!!
HP1の状態の彼女がいたのである!!
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「ありがとう! はい、お酒!(回復アイテム)えっ唯は?」
「お! サンキュー! ゴクゴク回復! 旨ー! っで、そうそう。唯はね。止め刺してくるってぇ」
え、とどめ?「今帰ったわ」!?
「ん? ああ、見えないのね。ここよここ」
「……え、どこ?」
え、マジでどこ?
何も見え――ガシ。わ!?
「ここだって。迷彩つけて、2人殺してきたの」
お、見えた見えた! お帰り唯!
しかも、2キル! サンキュー! ナイス・キル!
「いや、それがナイスでもないのよ」
え?
「茜、良い話と悪い話。どっちから聞きたい?」
あー、じゃあいい話で。
「いい話は、さっきの爆発を起こした二人を倒したわ。
一人は魔物使いで、デカいライオンに乗ってて。もう一人は、爆弾魔。さっきの爆破は、こいつらの仕業。
デカいライオンを爆弾にして、その爆破で襲ってきたみたい。
生きてたけど、迷彩で隠れてキルしたわ」
おー! お見事!
いい話だね!
「っで、悪い話はこっから。画面見たら、ユーザーあと4人になってるから、敵は私たち以外の一人。つまり、爆弾魔と魔物使いの仲間の一人なんだけど」
え、そいつ倒したら終わりじゃん!
めっちゃいい話ジャン!
「そいつが、『復讐者でもかい?』!?」
……え、あ。
*目の前に、いきなり出現してナイフを振り下ろそうとしている。
*黒いコートに、ナイフ持ちの! 目が赤い復讐者さん。
マジか/(^o^)\。
――ブオン!!!
「!! ほあちゃァァあ!」
――ガッキィィィンンン!!!
「!? チィィい!!!」
って、うォォお!!!
桃! 桃! ありがとう!!
うん! いきなり私の前に現れたと思った、復讐者!!
桃が横から蹴り入れてくれて、助かった!!
ナイフ弾いてくれて、助かったよぉぉお!!!
「この! くそ! 早すぎる!!」
『『『『『「「「「「ホーリー・シィィィ!!!」」」」」』』』』
「やははは!!!」
飛び跳ねて逃げる復讐者に、唯やマフィアたちもマシンガンを撃つが!
全部避けてる!? はっや!?
何あれ、早すぎない!? チート!?
「そういう性能よ!! 仲間が死んだら、その分強くなるの! あー! もう! 完璧に殺す順番! 間違えたァ! クソ!!」
それはそう! でも、いまさら仕方ない!
どうするっと、思ったその時!!
「!!! ヒーハー!!!」
「!!」
復讐者が、凄いスピードで突っ込んできた!
……うん?
凄いスピード。
突っ込み。
……!
ひらめいた!!
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「「「「「『『『『『YES! ボス!! だらァァあ!!!』』』』』」」」」」
「!! っち!!」
横に並んで、空間を制圧する! ショットガンの嵐!!!
それを見た復讐者は、唯一の安全地帯!
空へと、飛ぶ!!
そう、それを待っていた!!
「桃!」
「あいよぉ!! 風圧拳! 雷鳴拳! 合わせてぇ!!」
「風雷・トルネード!! おおお!!!」
――ドゴォォォ!!! ゴリゴリゴリ!!!
「!? ぐわ!!」
その瞬間に、桃が風圧拳と、雷鳴拳を両腕で出す! 風雷・トルネードを! 空中の復讐者にぶちかまし!!
「つーかーまーえーたーァァあ!!! おりゃあああ」
「!? うわあああ!!!」
捕まえて、ダメージ与えつつ!
地面に、ドガァァァンンン!!! たたきつけ!
更に!
「罠! 起動! 爆発と虎バサミで、痺れなさい!!」
「!? ぎゃあああ!!!」
唯が仕掛けた罠! 発動!
ドッカン爆発! & 虎バサミ! ビリビリ!!
行動不能に、しまくりィィい!!!
「さァ、あとは殺し切れるかよ! 全員! 撃てぇぇえ!!!」
「私もやるわ! マシンガンで削れぇぇえ!!!」
『『『『『「「「「「!!! うおおお!!!」」」」」』』』』』
こうなれば、あとは削れるか! 削れないのかの勝負!!!
故に、マシンガンを持った私、マフィアたち、唯で!
一斉射撃! し放題!!!
勝負に出たのよ!!! うおおお!!!
削りまくれぇぇえ!!!
ウイーーー!!!
っで、そんな銃弾の雨嵐!!
爆炎と土煙で、相手が見えない!
緊張感あふれる、猛攻の結果は……!!!
「がっは!!」
「「「!!!」」」
倒れる、復讐者の体と!
――YOU WIN!!!
響き渡るアナウンス!!
――おめでとうございます! あなた達が優勝です!
――ザ・ビクトリー!!! イエーーー!!!
空間に映った、勝利の文字で!!
「「「!!! 勝ったァァァ!!! しゃァァあ!!!」」」
私たちの、勝利!!!
優勝が、決まったのであったァァあ!!!
わああああ!!!
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