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第57話 修羅星の混乱

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「何てことだ…5万の兵士がゲイ術愛好家になってしまうとは」

修羅星では大混乱が起こる。ゲイ術に目覚めた修羅星人が同胞を襲いだしたのだ。

「さあ、俺を掘れ」

ボコボコにした修羅星人にゲイ術に目覚めた集団は一物を要求する。そしてボコボコにされた痛々し気な集団はゲイ術者集団を泣きながら掘りだした。

「アァ~…良い!凄く良いぞ!!」

ゲイ術に目覚めた集団はそう言いながら淫らな笑みを浮かべる。掘らされる修羅星人は皆泣きながら腰を振る。そして後ろの口に生暖かい液体を放出するとその場に座り込み大泣きした。

「お前の白濁液が滴り落ちるのを見ろよ」

掘られた修羅星人はそう言うとお尻を大きく広げて後ろの口から滴り落ちる白濁液を見せつけて興奮していた。そして今度は泣きじゃくる修羅星人を四つん這いにさせると彼らを掘りだした。

「痛い…助けて~」

ノンケの修羅星人は後ろの口を凌辱されながら悲鳴をあげる。それをゲイ術に目覚めた修羅星人は嬉しそうに見つめ腰を振り続ける。

「中に出してやるからな」

「止めてくれ!中だけは嫌だ~」

必死に懇願するノンケの願いも虚しくゲイ術愛好家に後ろの口に生暖かい液体を放出される。そしてお尻を広げられ滴り落ちる白濁液を動画撮影しだした。

「毎日、お前で抜いてやるからな」

ゲイ術愛好家たちはそう言うと新たな獲物を求めて街を徘徊する。ゲイ術愛好家を恐れたノンケ達は女装をして必死にゲイ術愛好家から逃げ回った。それでもパンツを男性用にしていた者はゲイ術愛好家に襲われる。そしてこの星のノンケは女性用下着を着用するようになってしまった。


「これでは変態の星と笑われかねないぞ」

王宮では重鎮たちが事の重大さを議論していた。ゲイ術愛好家はある意味被害者だ。それを無暗に逮捕出来ない。何故ならば重鎮たちの他星侵略政策が招いた事なのだから。

「一層、ファンタジアに降伏して5万人のゲイ術愛好家を引き取ってもらってはどうか?」

「我々が負けを認めるのか?修羅星人は臆病者と思われるぞ」

「それではどうする?このまま女装男子とゲイ術愛好家を増殖させるのか?」

「…今回は我々の完全敗北だろう。負けを認めよう」

修羅星の王がそう言うと重鎮たちは猛反対する。しかしこれ以上は街でゲイ術愛好家を放ってはおけない状況だ。

「良い考えがあります。ゲイ術愛好家をファンタジアに不法投棄するのです」

「それは良い考えだが送り返されないか?」

「旧型宇宙船に片道航路だけインプットすれば直ぐには送り返せないでしょう」

「それでも…もし5万人が殺されたらどうするのだ?」

そして暫く沈黙が続く。

『良い考えがあるよ!地球に5万人の兵士を送り込むんだ。そうすれば地球には恐ろしい肉食系女子が居るからゲイ術愛好家は両刀になると思う』

不意に会議場で声がする。皆が振り返るとW武司が嬉しそうに立っている。

「まさか…我々までゲイ術愛好家にする気か!それだけはどうか勘弁してほしい。負けを認めるし賠償金も払うから」

修羅星の王は取り乱しながらW武司に土下座する。それに合わせて重鎮全てが土下座した。

『じゃあ、こちらの条件は二度と他の星を攻め込まない、支配した星を解放する事と5万人の兵士を地球へ移民させる事だ。あと、賠償金は要らないよ。ゲイ術映像が大ヒットしたからね』

W武司はそう言うとニヤリと笑う。

「解った。その条件を呑もう。支配している他惑星も直ぐに解放する。それで許してくれ」

『ウフフ、オッケー』

W武司はそう言うとその内容を宇宙配信で修羅王に喋らせる。そしていくつもの支配されていた惑星が解放されるのであった。


「毎日、お礼状が凄い事になっていますわ」

修羅星が降伏してから1週間が経つ。その間にファンタジアには他の惑星からお礼状やら星交の要望が多く寄せられた。

「ところで地球に移民した5万人のゲイ術愛好家修羅星人はどうなったの?」

ゲイ術神武司が質問する。

「職に就いたら有能な人が多かった。だから肉食系女子に襲われて強制的に婚約させられる人が続出したよ」

ゲイ術の使徒武司は苦笑いを浮かべながらそう言う。

「やはり…僕らの天敵は肉食系女子だね」

「あぁ、また肉食系女子に強姦されない事を祈るよ」

そう言いながらW武司は肉食系女子の恐ろしさを痛感するのであった。
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