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第五章 幸せに向かって
第六話 演目 身の丈の幸せを守る幸運の神
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「先に言っとくがな? 下手な事を喋ると痛い目にあうぞ? 考えろよ?」
今縁は犬の神を這いつくばわせている、この神の失敗は自分の力を過信した事。
そして何より、縁の実力を見極めなかった事だ。
傍からみれば十二支の神が、名もない神に負けている構図になる。
これからわかる事は、位が低くても強い奴は強いという事だ。
「あ、あの……縁様、お、落ち着いてにゃ」
「今俺の神社は復興中でな? 色々あって神社が無いんだ……それと先生でいいよ」
以前、ジャスティスジャッジメント関連で縁の神社は壊れた。
主犯の3人のうち2人は死んだ、生き残った若者は叢雲。
叢雲は死にたいが為に神社を壊す計画をした。
縁は理由を聞いて許したという経緯がある。
「今の状態に感謝だ」
「……も、もしかして、何か約束した神社にゃ?」
「ああ、神社を建てるから怒りを鎮めてくれとな」
「じゃ、じゃあ……神社が無い今って!?」
縁の神社はその昔、人の世で暴れ回っていた時に斬銀が建てた。
社を建てる事で斬銀は縁と約束したのだ。
人の世で暴れる事はしないで、半分人なのだから人として生きろ。
その神社が無いという事は、神として暴れてもいい。
そして地獄谷は本能的に感じていた、絶対にこの神は怒らせてはいけないと。
「まあそんな話は置いといて、おい、何の様だって聞いてんだよ」
縁は犬の神の髪の毛を掴んで持ち上げた。
悔しそうにする犬の神だったが、最後の抵抗か縁の顔は見ていない。
縁は軽くため息をした後に手を離した、また這いつくばった犬の神だった。
「何度も言うが言葉には気を付けろよ? お前の今の一言で……神々の戦争が起こるからな?」
「にゃ! 神々の戦争ってどういう事にゃ?」
「凄く簡単な事だよ? 合法的に殺し合いという名の、遊びが出来るんだ」
「こ、殺し合いが遊びにゃ!?」
「神は基本的には死なない、細かく言えば違うがそこは今は置いておこう」
「にゃ、確かに信仰心が高い神は直ぐに復活するにゃ」
「で、遊びには場所が必要だな? でも自分達の家を壊したり燃やしたりする奴は居ないよな?」
「……にゃ!? ま、まさか人の世で戦うにゃ!?」
「ああ、多分都合のいい様に神様は信者達に言うかもな? どこどこの神が私に戦争を仕掛けて来た、信仰心を見せろとかな?」
「ひ、人の世を何だと思ってるにゃ……」
「ま、全てはコイツ次第だよ……俺は今難癖つけて戦争出来るんだ」
地獄谷は後退りをしてしまった、今の縁が恐ろしいからだ。
学校の時はちょっと優男……というか、恋人が殺意高い分まともだと感じていた。
だがその認識は間違っていた、人の世に合わせていただけ。
今目の前居るのは、人としてではなく神としての縁。
心の何処かでちょっとだけ安心していたのだろう、この人はまともだと。
「で、地獄谷さん? 君の一族は十二支の競争に負けたのだろう?」
「にゃ、にゃ……ねずみに騙されたと聞いてるにゃ、それで冤罪で地獄に落とされたらしいにゃ、でも物凄い昔だにゃ」
「ふむ」
「でもその事は冤罪だったと今は知られてるし、両親も地獄で普通に暮らしてるにゃ」
「つまり……こいつは解決した事に難癖付けてる神って事になるな? 更に? 平和に暮らしてる地獄谷さんを脅かそうとしている……と?」
縁は犬の神の首を鷲掴みした、更に苦しそうにしている。
もはや敵意は無い、だが何も言わないという事は、好き勝手されても文句は言えない。
何故なら縁は喋るなら言葉を選べと言った、喋るなとは言っていない。
三下の様に媚び諂う訳でもなく、偉そうに命令するわけでもない。
おそらくプライドが許さないのだろう、つまりは戦い慣れていない証拠だ。
人と本気で殺し合いをし、時には他の神と戦った縁が若い神に負ける訳がない。
「どうした? お前はお前の信念を貫け? もしくは謝罪でもするか?」
「ぐっぎぎぎ……こ、こんな奴が居るとは……聞いて……」
「時間切れだ」
縁は笑っていた、普段は絶対見せない暗い笑み。
いや、神だから好き勝手しても許される、そんな顔をしていた。
「縁起身丈白兎神縁! 我が名に誓い、身丈に合わぬ幸せを求める者に……力量にあった幸せをかみしめさせてやる、これは宣戦布告だ」
「ぐあ!」
縁は犬の神を思いっ切り地面に叩きつけた。
結果、頭から地面に激突して深さは足首まで埋まっている。
そして心底楽しそうに笑う縁に、地獄谷は更なる恐怖を感じていた。
それと同時に絶対にこの神を怒らせないと、肝に銘じたのだった。
「地獄谷さん」
「にゃ!? 何でしょうか?」
恐怖のあまり更に縁から離れる地獄谷に対して、縁は何時も通りの顔で話しかけた。
「急な話だが君のご両親にこの話はしておいた方がいい、危害を加えられる可能性がある」
「た、確かに……あ、でも……喧嘩して家出して……」
「四の五の言っている時じゃない、相手は十二支だぞ? 両親は見捨てるほど嫌いかい?」
「そんな訳ないにゃ! 家出も私のわがままにゃ! ……確かに四の五の言ってられないかもしれないにゃ!」
覚悟を決めた顔をした地獄谷、今まで感じていた恐怖を振り払い強い目をして縁を見る。
家出の原因は定かではないが、身の危険を知らせるほどならばまだ関係の修復はできるだろう。
「案内するにゃ! 縁先生、私と握手して! 実家に転移するにゃ」
「ああ」
縁は地獄谷と手をつないだ、一瞬にして2人は消えた。
十二支の神の突然の襲来、理由はともかく今は地獄谷の両親の元へ。
犬の神を含め、襲撃者はまだ気絶している。
この者達は身丈に合う選択をしなかったから、こうなったのだろう。
今縁は犬の神を這いつくばわせている、この神の失敗は自分の力を過信した事。
そして何より、縁の実力を見極めなかった事だ。
傍からみれば十二支の神が、名もない神に負けている構図になる。
これからわかる事は、位が低くても強い奴は強いという事だ。
「あ、あの……縁様、お、落ち着いてにゃ」
「今俺の神社は復興中でな? 色々あって神社が無いんだ……それと先生でいいよ」
以前、ジャスティスジャッジメント関連で縁の神社は壊れた。
主犯の3人のうち2人は死んだ、生き残った若者は叢雲。
叢雲は死にたいが為に神社を壊す計画をした。
縁は理由を聞いて許したという経緯がある。
「今の状態に感謝だ」
「……も、もしかして、何か約束した神社にゃ?」
「ああ、神社を建てるから怒りを鎮めてくれとな」
「じゃ、じゃあ……神社が無い今って!?」
縁の神社はその昔、人の世で暴れ回っていた時に斬銀が建てた。
社を建てる事で斬銀は縁と約束したのだ。
人の世で暴れる事はしないで、半分人なのだから人として生きろ。
その神社が無いという事は、神として暴れてもいい。
そして地獄谷は本能的に感じていた、絶対にこの神は怒らせてはいけないと。
「まあそんな話は置いといて、おい、何の様だって聞いてんだよ」
縁は犬の神の髪の毛を掴んで持ち上げた。
悔しそうにする犬の神だったが、最後の抵抗か縁の顔は見ていない。
縁は軽くため息をした後に手を離した、また這いつくばった犬の神だった。
「何度も言うが言葉には気を付けろよ? お前の今の一言で……神々の戦争が起こるからな?」
「にゃ! 神々の戦争ってどういう事にゃ?」
「凄く簡単な事だよ? 合法的に殺し合いという名の、遊びが出来るんだ」
「こ、殺し合いが遊びにゃ!?」
「神は基本的には死なない、細かく言えば違うがそこは今は置いておこう」
「にゃ、確かに信仰心が高い神は直ぐに復活するにゃ」
「で、遊びには場所が必要だな? でも自分達の家を壊したり燃やしたりする奴は居ないよな?」
「……にゃ!? ま、まさか人の世で戦うにゃ!?」
「ああ、多分都合のいい様に神様は信者達に言うかもな? どこどこの神が私に戦争を仕掛けて来た、信仰心を見せろとかな?」
「ひ、人の世を何だと思ってるにゃ……」
「ま、全てはコイツ次第だよ……俺は今難癖つけて戦争出来るんだ」
地獄谷は後退りをしてしまった、今の縁が恐ろしいからだ。
学校の時はちょっと優男……というか、恋人が殺意高い分まともだと感じていた。
だがその認識は間違っていた、人の世に合わせていただけ。
今目の前居るのは、人としてではなく神としての縁。
心の何処かでちょっとだけ安心していたのだろう、この人はまともだと。
「で、地獄谷さん? 君の一族は十二支の競争に負けたのだろう?」
「にゃ、にゃ……ねずみに騙されたと聞いてるにゃ、それで冤罪で地獄に落とされたらしいにゃ、でも物凄い昔だにゃ」
「ふむ」
「でもその事は冤罪だったと今は知られてるし、両親も地獄で普通に暮らしてるにゃ」
「つまり……こいつは解決した事に難癖付けてる神って事になるな? 更に? 平和に暮らしてる地獄谷さんを脅かそうとしている……と?」
縁は犬の神の首を鷲掴みした、更に苦しそうにしている。
もはや敵意は無い、だが何も言わないという事は、好き勝手されても文句は言えない。
何故なら縁は喋るなら言葉を選べと言った、喋るなとは言っていない。
三下の様に媚び諂う訳でもなく、偉そうに命令するわけでもない。
おそらくプライドが許さないのだろう、つまりは戦い慣れていない証拠だ。
人と本気で殺し合いをし、時には他の神と戦った縁が若い神に負ける訳がない。
「どうした? お前はお前の信念を貫け? もしくは謝罪でもするか?」
「ぐっぎぎぎ……こ、こんな奴が居るとは……聞いて……」
「時間切れだ」
縁は笑っていた、普段は絶対見せない暗い笑み。
いや、神だから好き勝手しても許される、そんな顔をしていた。
「縁起身丈白兎神縁! 我が名に誓い、身丈に合わぬ幸せを求める者に……力量にあった幸せをかみしめさせてやる、これは宣戦布告だ」
「ぐあ!」
縁は犬の神を思いっ切り地面に叩きつけた。
結果、頭から地面に激突して深さは足首まで埋まっている。
そして心底楽しそうに笑う縁に、地獄谷は更なる恐怖を感じていた。
それと同時に絶対にこの神を怒らせないと、肝に銘じたのだった。
「地獄谷さん」
「にゃ!? 何でしょうか?」
恐怖のあまり更に縁から離れる地獄谷に対して、縁は何時も通りの顔で話しかけた。
「急な話だが君のご両親にこの話はしておいた方がいい、危害を加えられる可能性がある」
「た、確かに……あ、でも……喧嘩して家出して……」
「四の五の言っている時じゃない、相手は十二支だぞ? 両親は見捨てるほど嫌いかい?」
「そんな訳ないにゃ! 家出も私のわがままにゃ! ……確かに四の五の言ってられないかもしれないにゃ!」
覚悟を決めた顔をした地獄谷、今まで感じていた恐怖を振り払い強い目をして縁を見る。
家出の原因は定かではないが、身の危険を知らせるほどならばまだ関係の修復はできるだろう。
「案内するにゃ! 縁先生、私と握手して! 実家に転移するにゃ」
「ああ」
縁は地獄谷と手をつないだ、一瞬にして2人は消えた。
十二支の神の突然の襲来、理由はともかく今は地獄谷の両親の元へ。
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