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二十三章
新入部員審査、1
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僕と猛はその後、実技棟へ移動してデータ分析に励んだ。その結果、上限更新の仕組みは推測どおりだったことが判明した。実を言うと、僕らはそれを予期していたのだ。と言っても特別なことなど更々なく、徒競走の原則に則って予期していたに過ぎない。それは、
―― 地面を踏む力を強めればより速く走れる
という原則だった。筋肉はバネでもあるから、踏む力を強めれば反発力も増し、脚を後ろへ蹴り出す力も増える。よってより速く走れるという、単純明快な原則に従っただけだったのだ。踏む力が増えるのも、骨盤に縦運動させるのだから増えて当然という誰でも思い付くことだったので、僕らはそれをサクッと終わらせもう一つの推測の検証を始めた。
結論を言うとこちらも当たっており、そして一つ目と同じく特別なことなど何もなかった。腰板のシーソー運動の相殺は膝で行うから腕は無関係という、単純極まる仕組みだったのである。ただこれは膝の負荷の増大を意味し、したがって膝の怪我リスクの増加も不可避となる。これに関しては絶対疎かにしてはならず、僕と猛は話し合い、最優先の研究対象を膝に変更することを決定したのだった。
というのが、四限終了間際の話。
それから約三時間経った、午後三時半。
場所は新忍道部の練習場の、西端。
「これより、入部の一次審査を行う」
四年生の加藤さんが、眼前に整列した新一年生に宣言した。それを受け、
「「「「ハイッッ!!」」」」
六十四人が元気のいい声を返す。そう、新一年生が入学して三日目の今日は、新忍道部の入部希望者達の一次審査を行う日でもあったのである。
去年の入部審査は、正確にはまだサークルだったから入会審査は、入学二日目の土曜に行われた。去年は一年男子の13%に相当する五十四人が入会を希望したのに対しそれを叶えられるのは三人しかいなかったため、なるべく早く合否を決定すべく、入学翌日の土曜に審査を行ったのだ。教育AIもそれに異を唱えなかったが入学翌日の土曜の午前中に合否を決定するという日程はさすがに早すぎ、「それを知らなかった」という理由だけで審査を逃した生徒も複数いたと教育AIは肩を落としていた。世界に通用する専門家を目指す研究学校生にとって情報収集は生命線の一つであり、それを逸したのだから願いを叶えられなくて当然なのかもしれない。だが、
―― 研究学校歴一日
でしかない新一年生にそれを適用したのは間違いだったのではないかと、教育AIは自問せずにはいられなかったそうなのである。自問というのは咲耶さん自身の言葉で、明らかに悄然としている様子から自問より後悔が適切と判断した僕は、それを部の皆に話した。十二単のお姫様の咲耶さんは知らずとも、教育AIが豊かな感情を持っていることを知らぬ湖校生は一人もいない。したがって「教育AIは後悔しているようでした」との僕の感想を誰も否定せず、皆で意見を出し合い入部審査を改良していった。それを経て決定したのが、
――入学三日目の一次審査
だった。この一次審査で希望者を半分にし、明日の二次審査で更に半分にし、そして明後日の最終審査をもって新入部員四人を決める方法を採用したのである。これなら希望者の四分の三が、金曜日の放課後に新たな部やサークルを訪れることができる。また明日に限り、一次審査を知らなかった一年生も受け入れる事にした。もっともその一年生達は明日中に一次審査と二次審査の両方をこなさねばならないから、体力的にキツイと思うけどね。
ちなみに審査の内容は、今日の一次審査が無音走りと瞬発力と持久力。明日の二次審査が運動神経と射撃センス。そして明後日の最終審査が受け身を含む総合技術になっていた。この総合技術は、モンスター戦を指す。受け身の得意な一年生が五人以上いた場合のみ、モンスターとの戦闘を試験にしたのだ。それを知り「やった~」と喜んだ颯太を、油断するなと叱るべきなのか、それとも頑張れよと励ますべきなのかが、僕にはイマイチ判らなかった。
そうこうするうち、入部を希望する六十四人が横八列縦八列に並び終えた。教育AIが3D表示をふんだんに映してくれているとはいえ、この人数がこれほど短時間に整然と並んでみせたのは、湖校生だからこそなのだろう。可能ならこの子たち全員を入部させてあげたいというのが、僕の偽らざる本音だった。
本音はもう一つあり、それは「なぜ六十四人も集まったのかな?」だった。インハイを制した部に入部希望者が殺到するのは順当でも、一年男子の15%以上がやって来るとは正直思っていなかったのである。部の皆も去年の希望者五十四人を、
―― 美鈴効果による例外
と捉えていたから、六十四人という今年の人数に目を丸くしていた。う~んでも、皆の驚き度合いが僕より少ないように感じるのは、気のせいなのかなあ。
などと首を捻っているうち、審査が始まった。横一列に並んだ八人が無音スタートを切り、無音の準全速で10メートル走って無音停止する。これを小セットとし、小セットを休まず三回こなしたら一分間休憩する。これを中セットとし、中セットを三回こなしたら三分間休憩する。これを大セットとし、大セットを三回こなしたら一次試験終了だ。点数配分は無音維持が全体の五割を占め、瞬発力と持久力がそれぞれ二割、そして停止センスが一割となっていた。この点数配分を知らせたうえで、各々が自ら考えてペースを配分してゆく。また準全速の解釈と休憩時間の過ごし方も各々に任されているという、
―― 自由裁量
をこの審査は基本としていた。ただ例外として、無音停止の手本だけは示した。誰が手本になるかはちょっともめたのだけど、いやもめたと言っても「今年は僕以外がいいと思います」と主張する僕を皆が「まあまあそう言うな」と宥めただけなのだが、それはまあいいとして、結局今年も僕が手本になってしまった。何となく腑に落ちなかった事もあり、来年こそは他の誰かにしてもらえるよう僕は画策している。
―― 地面を踏む力を強めればより速く走れる
という原則だった。筋肉はバネでもあるから、踏む力を強めれば反発力も増し、脚を後ろへ蹴り出す力も増える。よってより速く走れるという、単純明快な原則に従っただけだったのだ。踏む力が増えるのも、骨盤に縦運動させるのだから増えて当然という誰でも思い付くことだったので、僕らはそれをサクッと終わらせもう一つの推測の検証を始めた。
結論を言うとこちらも当たっており、そして一つ目と同じく特別なことなど何もなかった。腰板のシーソー運動の相殺は膝で行うから腕は無関係という、単純極まる仕組みだったのである。ただこれは膝の負荷の増大を意味し、したがって膝の怪我リスクの増加も不可避となる。これに関しては絶対疎かにしてはならず、僕と猛は話し合い、最優先の研究対象を膝に変更することを決定したのだった。
というのが、四限終了間際の話。
それから約三時間経った、午後三時半。
場所は新忍道部の練習場の、西端。
「これより、入部の一次審査を行う」
四年生の加藤さんが、眼前に整列した新一年生に宣言した。それを受け、
「「「「ハイッッ!!」」」」
六十四人が元気のいい声を返す。そう、新一年生が入学して三日目の今日は、新忍道部の入部希望者達の一次審査を行う日でもあったのである。
去年の入部審査は、正確にはまだサークルだったから入会審査は、入学二日目の土曜に行われた。去年は一年男子の13%に相当する五十四人が入会を希望したのに対しそれを叶えられるのは三人しかいなかったため、なるべく早く合否を決定すべく、入学翌日の土曜に審査を行ったのだ。教育AIもそれに異を唱えなかったが入学翌日の土曜の午前中に合否を決定するという日程はさすがに早すぎ、「それを知らなかった」という理由だけで審査を逃した生徒も複数いたと教育AIは肩を落としていた。世界に通用する専門家を目指す研究学校生にとって情報収集は生命線の一つであり、それを逸したのだから願いを叶えられなくて当然なのかもしれない。だが、
―― 研究学校歴一日
でしかない新一年生にそれを適用したのは間違いだったのではないかと、教育AIは自問せずにはいられなかったそうなのである。自問というのは咲耶さん自身の言葉で、明らかに悄然としている様子から自問より後悔が適切と判断した僕は、それを部の皆に話した。十二単のお姫様の咲耶さんは知らずとも、教育AIが豊かな感情を持っていることを知らぬ湖校生は一人もいない。したがって「教育AIは後悔しているようでした」との僕の感想を誰も否定せず、皆で意見を出し合い入部審査を改良していった。それを経て決定したのが、
――入学三日目の一次審査
だった。この一次審査で希望者を半分にし、明日の二次審査で更に半分にし、そして明後日の最終審査をもって新入部員四人を決める方法を採用したのである。これなら希望者の四分の三が、金曜日の放課後に新たな部やサークルを訪れることができる。また明日に限り、一次審査を知らなかった一年生も受け入れる事にした。もっともその一年生達は明日中に一次審査と二次審査の両方をこなさねばならないから、体力的にキツイと思うけどね。
ちなみに審査の内容は、今日の一次審査が無音走りと瞬発力と持久力。明日の二次審査が運動神経と射撃センス。そして明後日の最終審査が受け身を含む総合技術になっていた。この総合技術は、モンスター戦を指す。受け身の得意な一年生が五人以上いた場合のみ、モンスターとの戦闘を試験にしたのだ。それを知り「やった~」と喜んだ颯太を、油断するなと叱るべきなのか、それとも頑張れよと励ますべきなのかが、僕にはイマイチ判らなかった。
そうこうするうち、入部を希望する六十四人が横八列縦八列に並び終えた。教育AIが3D表示をふんだんに映してくれているとはいえ、この人数がこれほど短時間に整然と並んでみせたのは、湖校生だからこそなのだろう。可能ならこの子たち全員を入部させてあげたいというのが、僕の偽らざる本音だった。
本音はもう一つあり、それは「なぜ六十四人も集まったのかな?」だった。インハイを制した部に入部希望者が殺到するのは順当でも、一年男子の15%以上がやって来るとは正直思っていなかったのである。部の皆も去年の希望者五十四人を、
―― 美鈴効果による例外
と捉えていたから、六十四人という今年の人数に目を丸くしていた。う~んでも、皆の驚き度合いが僕より少ないように感じるのは、気のせいなのかなあ。
などと首を捻っているうち、審査が始まった。横一列に並んだ八人が無音スタートを切り、無音の準全速で10メートル走って無音停止する。これを小セットとし、小セットを休まず三回こなしたら一分間休憩する。これを中セットとし、中セットを三回こなしたら三分間休憩する。これを大セットとし、大セットを三回こなしたら一次試験終了だ。点数配分は無音維持が全体の五割を占め、瞬発力と持久力がそれぞれ二割、そして停止センスが一割となっていた。この点数配分を知らせたうえで、各々が自ら考えてペースを配分してゆく。また準全速の解釈と休憩時間の過ごし方も各々に任されているという、
―― 自由裁量
をこの審査は基本としていた。ただ例外として、無音停止の手本だけは示した。誰が手本になるかはちょっともめたのだけど、いやもめたと言っても「今年は僕以外がいいと思います」と主張する僕を皆が「まあまあそう言うな」と宥めただけなのだが、それはまあいいとして、結局今年も僕が手本になってしまった。何となく腑に落ちなかった事もあり、来年こそは他の誰かにしてもらえるよう僕は画策している。
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