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十七章
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驚愕のあまり言葉を失った数秒を経て、僕と秋吉さんは久保田を質問攻めにした。わけても秋吉さんは凄まじく、糾弾が幾分混ざる質問を矢継ぎ早に放っていた。だが、
「なんですって、あのお方へ『静香お姉ちゃん』って呼びかけた事があるんですって!」
これ以降は幾分ではない、完全な糾弾になってしまった。気持ちは解らないでもないけど、小学二年生なら姉の友人にそう呼びかけるのは普通だし、崇拝される側の苦労を三人娘からそれとなく聞いてもいたので、僕は秋吉さんを宥める役に徹した。しかし白薔薇姫からバレンタインチョコをもらった事があると知るや、
「今日がお前の命日だ久保田!」
宥め役として僕以上の苦労を秋吉さんにかけてしまった。姐御、ごめんなさい。
言い訳になるけど、バレンタインチョコに僕が激昂したのには、それ相応の理由がある。朝露の白薔薇は男性と交際した事が、なんと一度もないのだ。というか、部活と翔人の両方の後輩として川越を訪れ親しく会話した輝夜さんと昴が教えてくれた処によると、朝露の白薔薇こと岬静香さんは湖校在学中、男子生徒に告白された事すら一度もなかったらしい。人格、身体能力、知性、そして容姿等々の複数の分野で湖校の頂点に君臨していた岬静香さんの、その破格すぎる立ち位置に男子生徒はたじろぎ、逃げて行ってしまったのだそうだ。岬さんに彼氏がいなかったのは湖校生の常識であり、岬さんがそれを気にしていないのも周知されていたが、それは演技にすぎず、本当は素敵な男性との出会いを心待ちにしていた事を輝夜さんと昴は打ち明けられたと言う。それを話しつつ二人は悲しむやら怒るやらで大忙しになり、そして僕は、それに恐怖を加えた状態になっていた。輝夜さんと昴と美鈴を「家族」に持つ僕は、一つ間違えばこの三人も岬さんと同じ境遇になっていたかもしれないと思うだけで、制御不能の恐怖に支配されたのである。そんな僕に美鈴が気づき、二人もそれに続き、娘達が僕の心配性をなぜか喜んでくれたお陰で平静を取り戻せたが、あの時の感覚を忘れる事はきっと一生ないだろう。現にさっきも恐怖がまざまざと蘇り、それが久保田への怒りに転じてしまったというのが、激昂の真相だからだ。しかし理不尽な怒りをぶつけたことに何ら変わりはないため、秋吉さんに促されるまま謝罪すると、
「妹さんを岬さんに重ねたのかな」
久保田は深い理解を示した。僕は感極まり、指が動かなくなってしまう。そんな僕に久保田と秋吉さんは明るく笑い、生姜焼きの下拵えを快く引き継いでくれた。それが何ともお似合いだったので二人に主菜の下拵えを任せ、僕は指が動くのを待ち、副菜とお味噌汁の仕込みを始めた。
そうこうするうち美鈴が部活を終えて帰って来た。年の離れた弟達に手を焼いてきた秋吉さんは、家事を手伝ってくれるしっかり者の妹が欲しかったらしく、美鈴を非常に可愛がった。姉御肌の年上女性は美鈴にとっても相性の良いタイプだったから、二人はキャイキャイ言いながら料理の最後の仕上げをしていた。僕と久保田はお皿や調味料を、目尻を下げまくって用意した。
秋吉さんと美鈴が焼いた豚の生姜焼きは文句なしに美味しく、祖父母にも大好評だった。久保田の根付の写真も祖父母に大好評だったのは嬉しかったが、調子に乗った久保田が「製作途中ですが」と僕の木彫りの写真を公開したのには参った。牛若丸の僕が、そこにいたのである。僕の牛若丸を久保田と秋吉さんはベタ褒めし、学年は違えど湖校生の美鈴はその映像を見たことがあると知るや、祖父母と猫達はガックリ肩を落とした。観念した僕は教育AIに頼み、稚児服を着た僕が妖魔と戦う映像を、台所に写してもらったのだった。
午後七時、祖父母と美鈴へ幾度も腰を折り、二人は神社を後にした。可愛い弟が三人もいるなんて羨ましいなあ、と頬をほころばせる美鈴にある閃きを得た僕は、トイレに行く振りをして素早くメールを送った。「午後八時でどうだ?」との返信をすぐ受け取った僕は台所の片づけを済ませ、やるべきことを全て終わらせてから、約束の時間に電話をかけた。
「なあ智樹、真山の文化祭への意気込みが、急に変わったとかあるかな?」
「そうそれそれ、今日の部活でまさにそれを知って、眠留に言わなきゃってずっとウズウズしてたんだよ!」
やっと話せたぜストレスがパネかった~、と電話の向こうで首と肩を回してから、智樹は今日の部活の出来事を話してくれた。
「夏休みは終わってもまだまだ暑くてさ、交替でウォーターサーバーに群がってスポドリを飲んでいるとき、真山がみんなに好きなジュースを訊き始めたんだよ」
女子はさておき男子による真山評は、どこか浮世離れしている、が湖校入学時からの定番だった。しかし人の印象というものは、環境や状況によって変化するもの。サッカー部員達は真山へ、一徹者、サッカー馬鹿、サッカー限定の変人、系の評価を下していた。そんな真山が、水分補給に係わるとはいえサッカー以外の話題を振ったため、皆こぞって好きなジュースを挙げていったらしい。まあ正直言うと、ここで仲間達の協力を一身に集められる事こそが、真山の最も的確な人物像なんだけどね。
「ジュースの名前を熱心に記憶する真山に、ある奴が『クラス展示のデータ収集か?』って訊いた。すると真山と同じクラスの奴が、『コイツは一昨日いきなりクラス展示に燃え出したんだよ』って暴露話を始めてさ。俺はピンと来たが、美鈴ちゃんに係わることだから顔に出さなかった。真山はその時は何も言わなかったが寮に返る途中、『さっきはサンキュー』って俺に小声で呟いたよ」
それは二人以外の全員がある話題に盛り上がっている時を狙いすまして成されたので、美鈴に係わることだと智樹は確信したと言う。よって「ジュースを喜んでもらえるといいな」と返したところ真山は平坦な道ですっ転び、しかし転んだことで変な勘繰りをされず事なきを得たそうだ。電話越しに声を揃えて大笑いしたのち、一応尋ねてみる。
「真山を突如熱心にさせたきっかけは、前回の夕食会だと智樹も思う?」
「夕食会で間違いないだろう。真山は美鈴ちゃんにだけは、普通に振舞うことができない。よって夕食会の前までは、自分のクラスにやって来た美鈴ちゃんを普通にもてなすことを、真山は秘かな目標にしていた。だが、研究学校最大の謎を解いた一番の功労者が兄だと知り喜ぶ美鈴ちゃんを見た真山は、目標を上方修正した。クラス展示に全力をそそぎ、美鈴ちゃんを全力でもてなすことに、真山はしたんだろうな」
クラスメイトに申し訳なくとも、美鈴の兄である僕は、真山の気持ちが嬉しくてたまらなかった。そんな僕を察し「お前はそれでいいんだって俺が保障してやる」と断言した智樹へ、感謝の言葉を述べたのち、秋吉さんが作った表をメールで送った。自分の前にもそれを映し、この表が出来上がった経緯を説明して、問いかけた。
「この表、どう思う?」
そう問われることを予想していたのだろう、会話とほぼ変わらない速度で智樹のメールが届いた。そこには、
集客 二十組 一組 六組
売り上げ 一組 六組 二十組
インパクト 六組 二十組 一組
ハテナマークの代わりに真山のいる六組が、書き込まれていたのだった。
「なんですって、あのお方へ『静香お姉ちゃん』って呼びかけた事があるんですって!」
これ以降は幾分ではない、完全な糾弾になってしまった。気持ちは解らないでもないけど、小学二年生なら姉の友人にそう呼びかけるのは普通だし、崇拝される側の苦労を三人娘からそれとなく聞いてもいたので、僕は秋吉さんを宥める役に徹した。しかし白薔薇姫からバレンタインチョコをもらった事があると知るや、
「今日がお前の命日だ久保田!」
宥め役として僕以上の苦労を秋吉さんにかけてしまった。姐御、ごめんなさい。
言い訳になるけど、バレンタインチョコに僕が激昂したのには、それ相応の理由がある。朝露の白薔薇は男性と交際した事が、なんと一度もないのだ。というか、部活と翔人の両方の後輩として川越を訪れ親しく会話した輝夜さんと昴が教えてくれた処によると、朝露の白薔薇こと岬静香さんは湖校在学中、男子生徒に告白された事すら一度もなかったらしい。人格、身体能力、知性、そして容姿等々の複数の分野で湖校の頂点に君臨していた岬静香さんの、その破格すぎる立ち位置に男子生徒はたじろぎ、逃げて行ってしまったのだそうだ。岬さんに彼氏がいなかったのは湖校生の常識であり、岬さんがそれを気にしていないのも周知されていたが、それは演技にすぎず、本当は素敵な男性との出会いを心待ちにしていた事を輝夜さんと昴は打ち明けられたと言う。それを話しつつ二人は悲しむやら怒るやらで大忙しになり、そして僕は、それに恐怖を加えた状態になっていた。輝夜さんと昴と美鈴を「家族」に持つ僕は、一つ間違えばこの三人も岬さんと同じ境遇になっていたかもしれないと思うだけで、制御不能の恐怖に支配されたのである。そんな僕に美鈴が気づき、二人もそれに続き、娘達が僕の心配性をなぜか喜んでくれたお陰で平静を取り戻せたが、あの時の感覚を忘れる事はきっと一生ないだろう。現にさっきも恐怖がまざまざと蘇り、それが久保田への怒りに転じてしまったというのが、激昂の真相だからだ。しかし理不尽な怒りをぶつけたことに何ら変わりはないため、秋吉さんに促されるまま謝罪すると、
「妹さんを岬さんに重ねたのかな」
久保田は深い理解を示した。僕は感極まり、指が動かなくなってしまう。そんな僕に久保田と秋吉さんは明るく笑い、生姜焼きの下拵えを快く引き継いでくれた。それが何ともお似合いだったので二人に主菜の下拵えを任せ、僕は指が動くのを待ち、副菜とお味噌汁の仕込みを始めた。
そうこうするうち美鈴が部活を終えて帰って来た。年の離れた弟達に手を焼いてきた秋吉さんは、家事を手伝ってくれるしっかり者の妹が欲しかったらしく、美鈴を非常に可愛がった。姉御肌の年上女性は美鈴にとっても相性の良いタイプだったから、二人はキャイキャイ言いながら料理の最後の仕上げをしていた。僕と久保田はお皿や調味料を、目尻を下げまくって用意した。
秋吉さんと美鈴が焼いた豚の生姜焼きは文句なしに美味しく、祖父母にも大好評だった。久保田の根付の写真も祖父母に大好評だったのは嬉しかったが、調子に乗った久保田が「製作途中ですが」と僕の木彫りの写真を公開したのには参った。牛若丸の僕が、そこにいたのである。僕の牛若丸を久保田と秋吉さんはベタ褒めし、学年は違えど湖校生の美鈴はその映像を見たことがあると知るや、祖父母と猫達はガックリ肩を落とした。観念した僕は教育AIに頼み、稚児服を着た僕が妖魔と戦う映像を、台所に写してもらったのだった。
午後七時、祖父母と美鈴へ幾度も腰を折り、二人は神社を後にした。可愛い弟が三人もいるなんて羨ましいなあ、と頬をほころばせる美鈴にある閃きを得た僕は、トイレに行く振りをして素早くメールを送った。「午後八時でどうだ?」との返信をすぐ受け取った僕は台所の片づけを済ませ、やるべきことを全て終わらせてから、約束の時間に電話をかけた。
「なあ智樹、真山の文化祭への意気込みが、急に変わったとかあるかな?」
「そうそれそれ、今日の部活でまさにそれを知って、眠留に言わなきゃってずっとウズウズしてたんだよ!」
やっと話せたぜストレスがパネかった~、と電話の向こうで首と肩を回してから、智樹は今日の部活の出来事を話してくれた。
「夏休みは終わってもまだまだ暑くてさ、交替でウォーターサーバーに群がってスポドリを飲んでいるとき、真山がみんなに好きなジュースを訊き始めたんだよ」
女子はさておき男子による真山評は、どこか浮世離れしている、が湖校入学時からの定番だった。しかし人の印象というものは、環境や状況によって変化するもの。サッカー部員達は真山へ、一徹者、サッカー馬鹿、サッカー限定の変人、系の評価を下していた。そんな真山が、水分補給に係わるとはいえサッカー以外の話題を振ったため、皆こぞって好きなジュースを挙げていったらしい。まあ正直言うと、ここで仲間達の協力を一身に集められる事こそが、真山の最も的確な人物像なんだけどね。
「ジュースの名前を熱心に記憶する真山に、ある奴が『クラス展示のデータ収集か?』って訊いた。すると真山と同じクラスの奴が、『コイツは一昨日いきなりクラス展示に燃え出したんだよ』って暴露話を始めてさ。俺はピンと来たが、美鈴ちゃんに係わることだから顔に出さなかった。真山はその時は何も言わなかったが寮に返る途中、『さっきはサンキュー』って俺に小声で呟いたよ」
それは二人以外の全員がある話題に盛り上がっている時を狙いすまして成されたので、美鈴に係わることだと智樹は確信したと言う。よって「ジュースを喜んでもらえるといいな」と返したところ真山は平坦な道ですっ転び、しかし転んだことで変な勘繰りをされず事なきを得たそうだ。電話越しに声を揃えて大笑いしたのち、一応尋ねてみる。
「真山を突如熱心にさせたきっかけは、前回の夕食会だと智樹も思う?」
「夕食会で間違いないだろう。真山は美鈴ちゃんにだけは、普通に振舞うことができない。よって夕食会の前までは、自分のクラスにやって来た美鈴ちゃんを普通にもてなすことを、真山は秘かな目標にしていた。だが、研究学校最大の謎を解いた一番の功労者が兄だと知り喜ぶ美鈴ちゃんを見た真山は、目標を上方修正した。クラス展示に全力をそそぎ、美鈴ちゃんを全力でもてなすことに、真山はしたんだろうな」
クラスメイトに申し訳なくとも、美鈴の兄である僕は、真山の気持ちが嬉しくてたまらなかった。そんな僕を察し「お前はそれでいいんだって俺が保障してやる」と断言した智樹へ、感謝の言葉を述べたのち、秋吉さんが作った表をメールで送った。自分の前にもそれを映し、この表が出来上がった経緯を説明して、問いかけた。
「この表、どう思う?」
そう問われることを予想していたのだろう、会話とほぼ変わらない速度で智樹のメールが届いた。そこには、
集客 二十組 一組 六組
売り上げ 一組 六組 二十組
インパクト 六組 二十組 一組
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