閉ざされた話達は神様を見つめている




ーー小説を頑張って書いていこう。


自分の満足する展開や結末を考え、それを誰かに読んでもらいたい。

そんな願いを抱きながら書いていくが、そんなものは最初だけ。

書いていくうちにそれが途方もなく、長い道のりだということに気がつくと、その筆は止められ、やがてその結末は世にでることはなくなる。


これで一つの話と言う名の世界が作られ、そして終わりのない世界が完成する。


世界(お話)は考えた。


ーーどうすればこの地獄を変えられるだろうか?


考えているうちに浮かび上がった一つの答えは…。





これは終わりを迎えられない作品達が神に復讐する話。





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