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甘美
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美味しい……こんなに美味しいのに、何で今まで食べなかったのだろう……いや、多分に赤子の時は毎日の様に食していた筈だ。何時から其れを食べなくなったのか、そして、何故今まで忘れていたのか……。
……うふふっ、そんなに吸っても、母乳なんて出ないわよ……
彼女の声に、無意識に、彼女の双丘に齧り付いていたと気付く……でも、既に嫌悪感もなく……。
貴方はもっと理知的な娘と思ってたわ……それが……こんなに乱れて……ふふっ、厭らしい……
そ、そんな……こ、これは……この雨のせいで……
この液体には催淫成分もあるけど、此処迄乱れるのは……貴方の身体が……快楽を欲していたのよ……ほらっ、この様に……
あっ、嗚呼っ!!
ふふっ、産毛も生えていないし、ぴっちり閉じられててまるで赤ちゃんみたいなのに……私の指を咥えて、離してくれないわ……こんなに涎を垂らして、はしたない子……お乳も飲みたがってたし、本当に赤ちゃんなのかしら……
いや……言わないでぇ……
ほら、こっちも触ってみて……味わってみても、いいのよ……
そういうと彼女は仰向けになり大きく股を広げ、私の指を触れさせる……密林を分け入ってみると、中からてらてらと濡れて光る、薄桃色の……。
……私は、そっと、口を近付け……今度は止められる事もなく……。
……ぴちゃっ♪
んっ! っと彼女が声を上げる。生臭く、でもどこか甘さも感じる不思議な匂い……完熟した果実を割った様に溢れ出す果汁……薄い檸檬水の様な酸味と仄かな甘さを感じる……美味しい……何時までも、舐めていたい……。
彼女の吐息と喘ぎ声が聞こえる……私で、感じてくれてるのかな……噎せ返る湯気に視界は歪み、夢か現か曖昧になってくる……。
んっ、あっ、ああっ、あああああああああっっっっっ~~~~~!!!!!
彼女は一際大きな嬌声を上げると激しく痙攣し、私の頭を押さえたっ! 痙攣する肢体に合わせる様にぴゅっ、ぴゅっと蜜が噴き出し、其の後見慣れた黄色い水が既にびしょびしょな私の顔と口にかかる。其の味と匂いすらも、私を更に夢幻の世界へ……。
周りにいた少女達も混ざり、私達はパーティ加入初日に見た躁宴の様な、でもあの時とは全然違う……
あまくて、すっぱくて、きもちよくて、どうにかなっちゃいそうで、いけないことなのに、とめられなくて……わたしも、かのじょも、たくさん、た~くさん、いっちゃって……
女同士なのに……いや、性別なんて関係ない……もっと、も~っと……彼女を、愛したい……愛されたい……。
……
……
……
あれから数カ月が経った。私は変わらずパーティの見習い魔導士としてそこそこ忙しい日々を送っている。
そして、彼女も……やはり変わらず、パーティの荷物持ち、兼性奴隷として忙しい日々を送っている……。
私達の関係は、そんなに変わっていない。ただ……長期の冒険時の、アレに……私も参加する様になった。無論初日の様な複数によるプレイではなく、彼女と二人きりだが。
パーティメンバーは勿論私に関係なく彼女と性交をするし、私も止める事はない。
私達の関係を特に揶揄いもしなければ、女二人で行為に及んでいる時に、襲い掛かってくる事もない……
余程契約不履行による懲罰が怖いのか? いや、行為自体に興味すら無さげだ。まるで其の時だけ、認識されてないが如く……。
そして一人きりだった私の生活は……彼女と、あの時の少女達と、随分賑やかになった。一体この少女達は、とさり気無く聞いた事もあるが、はぐらかされた……でも彼女の事を本当に慕ってる様子から見て、無理やり、とかではないのだろう。
そして時々、私でも判る……高ランクの冒険者が彼女の元を訪れ、暫く経って残念そうにすごすごと帰る事がある。彼らの様な人達が何故一介の性奴隷の筈の彼女の元に……?
これも、聞いた事がある。一体、何で、私なの? と
少女達の様に、彼女自身の様に、周りとは別格の美しさではない……あ、あの時の化粧から、少しは美容にも気を遣う様にはなったが、其れでも彼女に、釣り合うとはとても……。
彼女は苦笑しつつ、私にも解らないわ、と答えた。続けて、でも決して、気紛れとかじゃない、とも。運命なんて信じないけどね、とも。
そう、私も……初めて見た時から、魅せられていた……
この美しく……淫らに、咲き乱れる……一輪の華に……
True End
……うふふっ、そんなに吸っても、母乳なんて出ないわよ……
彼女の声に、無意識に、彼女の双丘に齧り付いていたと気付く……でも、既に嫌悪感もなく……。
貴方はもっと理知的な娘と思ってたわ……それが……こんなに乱れて……ふふっ、厭らしい……
そ、そんな……こ、これは……この雨のせいで……
この液体には催淫成分もあるけど、此処迄乱れるのは……貴方の身体が……快楽を欲していたのよ……ほらっ、この様に……
あっ、嗚呼っ!!
ふふっ、産毛も生えていないし、ぴっちり閉じられててまるで赤ちゃんみたいなのに……私の指を咥えて、離してくれないわ……こんなに涎を垂らして、はしたない子……お乳も飲みたがってたし、本当に赤ちゃんなのかしら……
いや……言わないでぇ……
ほら、こっちも触ってみて……味わってみても、いいのよ……
そういうと彼女は仰向けになり大きく股を広げ、私の指を触れさせる……密林を分け入ってみると、中からてらてらと濡れて光る、薄桃色の……。
……私は、そっと、口を近付け……今度は止められる事もなく……。
……ぴちゃっ♪
んっ! っと彼女が声を上げる。生臭く、でもどこか甘さも感じる不思議な匂い……完熟した果実を割った様に溢れ出す果汁……薄い檸檬水の様な酸味と仄かな甘さを感じる……美味しい……何時までも、舐めていたい……。
彼女の吐息と喘ぎ声が聞こえる……私で、感じてくれてるのかな……噎せ返る湯気に視界は歪み、夢か現か曖昧になってくる……。
んっ、あっ、ああっ、あああああああああっっっっっ~~~~~!!!!!
彼女は一際大きな嬌声を上げると激しく痙攣し、私の頭を押さえたっ! 痙攣する肢体に合わせる様にぴゅっ、ぴゅっと蜜が噴き出し、其の後見慣れた黄色い水が既にびしょびしょな私の顔と口にかかる。其の味と匂いすらも、私を更に夢幻の世界へ……。
周りにいた少女達も混ざり、私達はパーティ加入初日に見た躁宴の様な、でもあの時とは全然違う……
あまくて、すっぱくて、きもちよくて、どうにかなっちゃいそうで、いけないことなのに、とめられなくて……わたしも、かのじょも、たくさん、た~くさん、いっちゃって……
女同士なのに……いや、性別なんて関係ない……もっと、も~っと……彼女を、愛したい……愛されたい……。
……
……
……
あれから数カ月が経った。私は変わらずパーティの見習い魔導士としてそこそこ忙しい日々を送っている。
そして、彼女も……やはり変わらず、パーティの荷物持ち、兼性奴隷として忙しい日々を送っている……。
私達の関係は、そんなに変わっていない。ただ……長期の冒険時の、アレに……私も参加する様になった。無論初日の様な複数によるプレイではなく、彼女と二人きりだが。
パーティメンバーは勿論私に関係なく彼女と性交をするし、私も止める事はない。
私達の関係を特に揶揄いもしなければ、女二人で行為に及んでいる時に、襲い掛かってくる事もない……
余程契約不履行による懲罰が怖いのか? いや、行為自体に興味すら無さげだ。まるで其の時だけ、認識されてないが如く……。
そして一人きりだった私の生活は……彼女と、あの時の少女達と、随分賑やかになった。一体この少女達は、とさり気無く聞いた事もあるが、はぐらかされた……でも彼女の事を本当に慕ってる様子から見て、無理やり、とかではないのだろう。
そして時々、私でも判る……高ランクの冒険者が彼女の元を訪れ、暫く経って残念そうにすごすごと帰る事がある。彼らの様な人達が何故一介の性奴隷の筈の彼女の元に……?
これも、聞いた事がある。一体、何で、私なの? と
少女達の様に、彼女自身の様に、周りとは別格の美しさではない……あ、あの時の化粧から、少しは美容にも気を遣う様にはなったが、其れでも彼女に、釣り合うとはとても……。
彼女は苦笑しつつ、私にも解らないわ、と答えた。続けて、でも決して、気紛れとかじゃない、とも。運命なんて信じないけどね、とも。
そう、私も……初めて見た時から、魅せられていた……
この美しく……淫らに、咲き乱れる……一輪の華に……
True End
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