仁川路朱鳥詩集

仁川路朱鳥

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社会人(成人前)

仁川路夢日記200119

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部屋を飾り付ける
人間の気を狂わせることのみに
特化した機械
と扉の前に
「メモだけを使え 
中の情報は信じるな」
と書かれたメモ 
どれも作った覚えはない

目を離す
メモが小さく見えた 
これまでが顕微鏡だったような
これからが現実世界のような

扉の向こうにも何かあるのでは?
そう思って扉を開ける

神話生物にいそうな形状の
白い、さなぎのような、
私(148cm)の背丈より
やや小さい者が
たくさんいた
かなり恐怖を感じた

捕まったら死ぬと感じた
最初の部屋が
安全とは限らないと感じた 
子宮がいくら心地よくとも
滞在し続ければ堕胎される のと同じ

外に出る手段を探すも
追いつかれたか
捕まったのかどうかは
知らない
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