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第二章 巫女さんになった私ですが
2-3 小さな大和撫子
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「お茶っ葉はどこかなー?」
戸棚から湯呑みを三つ出し、茶筒を探し始める。場所を聞くのを忘れていた。ここからテーブルまで、距離はあまりない。
だが、珀弥君は床に転がって死んでるし、狐珱君は制作秘話に夢中だ。うぅん……。
そのとき、後方から『キィィ』と音が聞こえた。振り返ると、一つだけ扉が開いている戸棚があるではないか。
「およ?」
戸棚に近づき、中を覗く。そこには手に納まる程度の筒が置いてあるのが見えた。手にとってみると、なんと茶筒だ。ラッキー。戸棚さん、気が利くね。
「次は急須っと」
ガタン。今度は、戸棚の中で何かが倒れたような音がした。……まさか。
音がしたと思われる別の戸棚を開けると、急須が正座で待機していた。ラッキー。またすぐ見つかっちゃった。
「あとはお湯ー」
私はお湯沸かそうとやかんを手に取り、蛇口を捻ろうとしたが……。
「お湯は『ぽっと』に入っている筈ですよ」
「そうなの?」
女の子の声に従ってポットを確認したら、確かにお湯が入っていた。
「本当だ! ありがと……う?」
声のした方を振り向いたが、誰もいない。
空耳かな? でも、確かにこの耳は声を聞いたはずだ。
まぁいっか。もしかしたら、とてもシャイな妹さんがいるのかもしれない。あとで珀弥君に聞いてみよう。
私はお湯を淹れるため、急須の蓋を持ち上げた。
***
「みなさーん、お茶ですよー」
私はお盆に人数分のお茶を乗せ、皆のところに戻った。
狐珱君は相変わらずブラウン管に釘付けだが、珀弥君は復活していた様で、苦笑いで私を迎えてくれた。
「ありがとう」
「どういたしまして」
私は彼の前に、まだ湯気がたっている湯呑みを置いた。
「あ、茶柱」
よかったね。
続いて狐珱君の前にも湯呑みを置く。
「狐珱君、お茶置いとくよ」
「おお、済まんの」
呼び掛けると、狐珱君はようやく気付いたようにこちらに振り向き、人懐っこい笑顔を見せた。
「いいえー」
返事をすると、私は席に着いた。
「あ、茶柱」
よかったね。
「どうぞー」
そして、狐珱君の隣にちょこんと座っている女の子の前にもお茶を出す。
彼女は首をかしげ、きょとんとした顔で私を見たが、『有り難う存じます』とふにゃりと微笑んだ。
可愛いなぁ。お人形さんみたいだ。でも、誰だろう?
幼いながらも上品で、優しそうな顔つき。赤いリボンで一つに結われた白くて長い髪は、絹のように艶々で美しい。
狩衣とは違うけれど、肩の袖に切れ込みが入っているタイプの着物を着ていて、長く繋がった文字が書いてあるお経のようなものを、天女の羽衣のように羽織っている。不思議な衣裳だな。
そして、たれ気味の大きな目は、日本人離れした深みのある緑色で……珀弥君にそっくり。
「もしかして珀弥君の妹さん?」
「え?」
「ゑ?」
「ゑ?」
女の子は不思議そうに聞き返してきた。
ついでに、茶柱を真顔で食い入るように見つめていた珀弥君と狐珱君が、歴史的仮名遣いでリアクションをとった。二人とも目を見開き、呆気にとられた表情を浮かべている。
「私は妹ではないのですよ?」
女の子は袖で口元を隠し、ふふっと笑った。
大和撫子! 現代の日本では絶滅していたと思われている、清楚で美しい、それに奥床しさのある女性がこんなところに! しかもこんなにちっちゃいのに!!
「では、親戚の方でしょうか?」
畏れ多くてタメ口なんかきけない。
この世のものとは思えないような、そんな彼女に後光すら感じる。
というか、狐珱君が珀弥君と二人暮しって言ってたもんね、妹のわけないよね。じゃあこの子は何者なのだろう。
「あれ、急に敬語? えぇ、まぁそのようなものです」
彼女は苦笑いを浮かべた。笑い方が珀弥君に似てる。年齢にそぐわぬ落ち着きっぷりも、本当にそっくり。
「そうなんですかぁ。あ、申し遅れました。私は神凪千真と申します」
私は深々と頭を下げた。
「ええと、そうですね……私のことは天とお呼び頂ければ。それと、千真様。敬語はおやめくださいな」
彼女も礼儀正しく御辞儀をしてくださった。
「そんな、様はいらないです! 付けないでくださいな!」
「むぅ、そうですか……困りました」
私が勢いよく首を振ると、天ちゃんはシュンとして、困ったように首をかしげた。何だろ、一つ一つの仕草が可愛らしい。
そしてやっぱり、この声は……。
「もしかして……天ちゃんは、さっき台所で助けてくれた人?」
彼女は私の質問に目をぱちくりさせ、にこりと笑った。
「ばれてしまったのです」
「やっぱり! あの時はどうもありがとう。凄く助かった!」
「お役に立てまして、大変嬉しゅうございます」
彼女は嬉しそうに目を細めた。ごく自然かつ上品にウ音便使ったよ、この子。
「でも、すぐにいなくなっちゃったんだもん。びっくりしたよ」
「え? 私はずっと……」
天ちゃんは驚いたように目を見開き、口に手を当てた。彼女は意味深に言葉を切って首を振り、こちらに向かって丁寧に頭を下げる。
「いえ、申し訳ありません。なんでもありませんでした」
「あ、謝らないで? ちょっと気になっただけだから」
私は慌てて首を振った。
そんなに深くは考えていなかった。でも……『ずっと』どうしてたのかな?
「珀蓮よ、お主が朝餉に顔を出すとは珍しいのお」
話が切れたところで、狐珱君が口を開いた。天ちゃんに向かって話し掛けてるけど、『珀蓮』ってあだ名なのかな。
「ええ。少しだけ、千真様のお顔を拝見したいと思いまして」
天ちゃんは着物の袖で口元を隠し、目を細めて上品に笑った。
「だ、だから様はいらないよっ!」
「ふふ、申し訳ありません。千真様」
全く悪びれた様子もなく、彼女は得意の大和撫子スマイルを振りまいた。
「もーっ」
可愛いから許す。ちくしょう……!
むむむ、と拳を握っていると、天ちゃんが何かを思いついたように、突然手を叩いた。小気味のよい乾いた音が鳴る。
「そうだ! すっかり忘れてました。まず珀弥に相談しようと思っていたのですが……」
一旦言葉を区切り、天ちゃんはにこりと笑った。それはそれは眩しくも優しい春の陽射しの如く云々。
「千真様、巫女をやってみませんか?」
「え?」
「ゑ?」
「ゑ?」
歴史的仮名遣いなリアクションは、言わずもがな男性陣。
「急にどうしたの?」
ずっと戸惑い気味に黙っていた珀弥君が、ようやく言葉を紡いだ。存在を忘れそうになったのは謝るよ、ごめんね。
「千真様には巫女としての素質がございます。才能を生かせないのは勿体ないのと思いまして」
天ちゃんはファンタジーなことを平然と言っているが、巫女に素質とかそういうの必要なのかな。ただのバイトってイメージがある。
「だからって……」
「珀弥」
天ちゃんは少し動揺している珀弥君を宥めるかのように、穏やかに名前を呼んだ。
何だか天ちゃんの方が大人に見える、不思議。
「千真様をなるべく危険から遠ざけたいのはわかります。しかし、温室に閉じ込めておくだけでは、いざというときに自分自身を守れないのです」
天ちゃんは笑顔のままだが、先程までの柔らかさは消え、声は真剣そのものだった。珀弥君は天ちゃんから目を逸らし、表情を曇らせた。
戸棚から湯呑みを三つ出し、茶筒を探し始める。場所を聞くのを忘れていた。ここからテーブルまで、距離はあまりない。
だが、珀弥君は床に転がって死んでるし、狐珱君は制作秘話に夢中だ。うぅん……。
そのとき、後方から『キィィ』と音が聞こえた。振り返ると、一つだけ扉が開いている戸棚があるではないか。
「およ?」
戸棚に近づき、中を覗く。そこには手に納まる程度の筒が置いてあるのが見えた。手にとってみると、なんと茶筒だ。ラッキー。戸棚さん、気が利くね。
「次は急須っと」
ガタン。今度は、戸棚の中で何かが倒れたような音がした。……まさか。
音がしたと思われる別の戸棚を開けると、急須が正座で待機していた。ラッキー。またすぐ見つかっちゃった。
「あとはお湯ー」
私はお湯沸かそうとやかんを手に取り、蛇口を捻ろうとしたが……。
「お湯は『ぽっと』に入っている筈ですよ」
「そうなの?」
女の子の声に従ってポットを確認したら、確かにお湯が入っていた。
「本当だ! ありがと……う?」
声のした方を振り向いたが、誰もいない。
空耳かな? でも、確かにこの耳は声を聞いたはずだ。
まぁいっか。もしかしたら、とてもシャイな妹さんがいるのかもしれない。あとで珀弥君に聞いてみよう。
私はお湯を淹れるため、急須の蓋を持ち上げた。
***
「みなさーん、お茶ですよー」
私はお盆に人数分のお茶を乗せ、皆のところに戻った。
狐珱君は相変わらずブラウン管に釘付けだが、珀弥君は復活していた様で、苦笑いで私を迎えてくれた。
「ありがとう」
「どういたしまして」
私は彼の前に、まだ湯気がたっている湯呑みを置いた。
「あ、茶柱」
よかったね。
続いて狐珱君の前にも湯呑みを置く。
「狐珱君、お茶置いとくよ」
「おお、済まんの」
呼び掛けると、狐珱君はようやく気付いたようにこちらに振り向き、人懐っこい笑顔を見せた。
「いいえー」
返事をすると、私は席に着いた。
「あ、茶柱」
よかったね。
「どうぞー」
そして、狐珱君の隣にちょこんと座っている女の子の前にもお茶を出す。
彼女は首をかしげ、きょとんとした顔で私を見たが、『有り難う存じます』とふにゃりと微笑んだ。
可愛いなぁ。お人形さんみたいだ。でも、誰だろう?
幼いながらも上品で、優しそうな顔つき。赤いリボンで一つに結われた白くて長い髪は、絹のように艶々で美しい。
狩衣とは違うけれど、肩の袖に切れ込みが入っているタイプの着物を着ていて、長く繋がった文字が書いてあるお経のようなものを、天女の羽衣のように羽織っている。不思議な衣裳だな。
そして、たれ気味の大きな目は、日本人離れした深みのある緑色で……珀弥君にそっくり。
「もしかして珀弥君の妹さん?」
「え?」
「ゑ?」
「ゑ?」
女の子は不思議そうに聞き返してきた。
ついでに、茶柱を真顔で食い入るように見つめていた珀弥君と狐珱君が、歴史的仮名遣いでリアクションをとった。二人とも目を見開き、呆気にとられた表情を浮かべている。
「私は妹ではないのですよ?」
女の子は袖で口元を隠し、ふふっと笑った。
大和撫子! 現代の日本では絶滅していたと思われている、清楚で美しい、それに奥床しさのある女性がこんなところに! しかもこんなにちっちゃいのに!!
「では、親戚の方でしょうか?」
畏れ多くてタメ口なんかきけない。
この世のものとは思えないような、そんな彼女に後光すら感じる。
というか、狐珱君が珀弥君と二人暮しって言ってたもんね、妹のわけないよね。じゃあこの子は何者なのだろう。
「あれ、急に敬語? えぇ、まぁそのようなものです」
彼女は苦笑いを浮かべた。笑い方が珀弥君に似てる。年齢にそぐわぬ落ち着きっぷりも、本当にそっくり。
「そうなんですかぁ。あ、申し遅れました。私は神凪千真と申します」
私は深々と頭を下げた。
「ええと、そうですね……私のことは天とお呼び頂ければ。それと、千真様。敬語はおやめくださいな」
彼女も礼儀正しく御辞儀をしてくださった。
「そんな、様はいらないです! 付けないでくださいな!」
「むぅ、そうですか……困りました」
私が勢いよく首を振ると、天ちゃんはシュンとして、困ったように首をかしげた。何だろ、一つ一つの仕草が可愛らしい。
そしてやっぱり、この声は……。
「もしかして……天ちゃんは、さっき台所で助けてくれた人?」
彼女は私の質問に目をぱちくりさせ、にこりと笑った。
「ばれてしまったのです」
「やっぱり! あの時はどうもありがとう。凄く助かった!」
「お役に立てまして、大変嬉しゅうございます」
彼女は嬉しそうに目を細めた。ごく自然かつ上品にウ音便使ったよ、この子。
「でも、すぐにいなくなっちゃったんだもん。びっくりしたよ」
「え? 私はずっと……」
天ちゃんは驚いたように目を見開き、口に手を当てた。彼女は意味深に言葉を切って首を振り、こちらに向かって丁寧に頭を下げる。
「いえ、申し訳ありません。なんでもありませんでした」
「あ、謝らないで? ちょっと気になっただけだから」
私は慌てて首を振った。
そんなに深くは考えていなかった。でも……『ずっと』どうしてたのかな?
「珀蓮よ、お主が朝餉に顔を出すとは珍しいのお」
話が切れたところで、狐珱君が口を開いた。天ちゃんに向かって話し掛けてるけど、『珀蓮』ってあだ名なのかな。
「ええ。少しだけ、千真様のお顔を拝見したいと思いまして」
天ちゃんは着物の袖で口元を隠し、目を細めて上品に笑った。
「だ、だから様はいらないよっ!」
「ふふ、申し訳ありません。千真様」
全く悪びれた様子もなく、彼女は得意の大和撫子スマイルを振りまいた。
「もーっ」
可愛いから許す。ちくしょう……!
むむむ、と拳を握っていると、天ちゃんが何かを思いついたように、突然手を叩いた。小気味のよい乾いた音が鳴る。
「そうだ! すっかり忘れてました。まず珀弥に相談しようと思っていたのですが……」
一旦言葉を区切り、天ちゃんはにこりと笑った。それはそれは眩しくも優しい春の陽射しの如く云々。
「千真様、巫女をやってみませんか?」
「え?」
「ゑ?」
「ゑ?」
歴史的仮名遣いなリアクションは、言わずもがな男性陣。
「急にどうしたの?」
ずっと戸惑い気味に黙っていた珀弥君が、ようやく言葉を紡いだ。存在を忘れそうになったのは謝るよ、ごめんね。
「千真様には巫女としての素質がございます。才能を生かせないのは勿体ないのと思いまして」
天ちゃんはファンタジーなことを平然と言っているが、巫女に素質とかそういうの必要なのかな。ただのバイトってイメージがある。
「だからって……」
「珀弥」
天ちゃんは少し動揺している珀弥君を宥めるかのように、穏やかに名前を呼んだ。
何だか天ちゃんの方が大人に見える、不思議。
「千真様をなるべく危険から遠ざけたいのはわかります。しかし、温室に閉じ込めておくだけでは、いざというときに自分自身を守れないのです」
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