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第十二話
がん予防
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"前立腺がんリスクを減らすためには、最低でも週一、出来れば2日に一回は射精しましょう"
とあるネット記事に、そんな見出しがあった。偶々先日、友人が前立腺がん早期発見で命拾いした、という話を聞いたばかりなので、その記事をじっくり読んだのだが、冒頭の一文だけが頭に残っている。
もちろんそれだけで予防にならない事は承知だが、射精すれば少しでもリスク回避出来れば…と思うも、男50を過ぎるとなかなか射精の機会も意欲も減る。
今更長年連れ添ってる女房と、いくらがん予防とはいえ一戦交えるのも気が引ける。とはいえ年に何度かは人妻系デリヘルなどで遊んではいるので、そちらの頻度を上げようかとも思ったが、それもなかなか重い腰と軽い財布が相まって進まない。
それでは若い頃を思い出しオナニーでもしようか…そんな事を思い、とっくに女房とは別室になった寝室にノートパソコンを持ち込んで有名なエロ動画サイトに接続し、そこで色々な動画を物色した。
しかしまぁ、色々な作品があるものだ…イマドキのアイドル顔負けの可愛い娘さんや、そこらの女優よりも美しい女性、かと思ったら何処に需要があるんだよ!と思わずにいられない奇妙奇天烈な作品もあれば、サンプルを見ただけで目を背けたくなる酷い内容のものまで…人の性欲は飽くなきもの、を実感しながら物色を続けていると、とある若い女優の作品に目が止まった。
サンプルを見る限り、さほどハードでもなく、奇を衒った内容でもない、どうやらインタビュー的なのから始まって絡みがあり、その後電動マッサージ機で責められて、また絡み…みたいな、よくある流れのようだ。それにしてもこの女優、何か引っかかる…と画面を眺めて気付いた。
高校の頃に付き合ってた、我が童貞喪失の相手にそっくりだ。
もちろん年齢は恐らく30歳ほど違うので本人である事はないが、時折本当に似ているシーンがある。
早速その動画を購入し、ゆっくり鑑賞する。
顔形が似ていると声も似るものだが、この女優とわが思い出の君の声もそっくりだ。
段々と興奮してきて、ここ数ヶ月ご無沙汰だった股間の熱さを感じはじめた。
自然と股間に手が伸び、かれこれ何年振りと思える手淫に耽る。
途中些か中折れを感じつつも、40分ほどで無事に射精。若い頃には遠く及ばないにしても、まぁまぁな量が出た。
その後もその女優の作品を買い集め、2日に一回の手淫を楽しんでいる。
とあるネット記事に、そんな見出しがあった。偶々先日、友人が前立腺がん早期発見で命拾いした、という話を聞いたばかりなので、その記事をじっくり読んだのだが、冒頭の一文だけが頭に残っている。
もちろんそれだけで予防にならない事は承知だが、射精すれば少しでもリスク回避出来れば…と思うも、男50を過ぎるとなかなか射精の機会も意欲も減る。
今更長年連れ添ってる女房と、いくらがん予防とはいえ一戦交えるのも気が引ける。とはいえ年に何度かは人妻系デリヘルなどで遊んではいるので、そちらの頻度を上げようかとも思ったが、それもなかなか重い腰と軽い財布が相まって進まない。
それでは若い頃を思い出しオナニーでもしようか…そんな事を思い、とっくに女房とは別室になった寝室にノートパソコンを持ち込んで有名なエロ動画サイトに接続し、そこで色々な動画を物色した。
しかしまぁ、色々な作品があるものだ…イマドキのアイドル顔負けの可愛い娘さんや、そこらの女優よりも美しい女性、かと思ったら何処に需要があるんだよ!と思わずにいられない奇妙奇天烈な作品もあれば、サンプルを見ただけで目を背けたくなる酷い内容のものまで…人の性欲は飽くなきもの、を実感しながら物色を続けていると、とある若い女優の作品に目が止まった。
サンプルを見る限り、さほどハードでもなく、奇を衒った内容でもない、どうやらインタビュー的なのから始まって絡みがあり、その後電動マッサージ機で責められて、また絡み…みたいな、よくある流れのようだ。それにしてもこの女優、何か引っかかる…と画面を眺めて気付いた。
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もちろん年齢は恐らく30歳ほど違うので本人である事はないが、時折本当に似ているシーンがある。
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