滝川家の人びと

卯花月影

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10 邪宗門

10-4 梟雄死す

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 丁度その頃、日野信楽院では忠三郎の祖父、蒲生快幹の葬儀が執り行われていた。
 南近江から青池、後藤両親戚筋と六角家の旧臣たちが、北伊勢からは神戸、関、千種とそれぞれ親類縁者が集まり、織田家からは信長・信忠の名代として信長の末弟、津田又十郎が参列、滝川家からは三九郎と津田秀重が参列した。親類だけでも百人はゆうに超えているが、集まった人々がそれぞれに家臣を連れているので、寺の敷地から溢れ、外まで人の列が続いている。
 いつもながらひと際人目をひく忠三郎は鈍色の衣を身にまとい、親類縁者へのあいさつで忙しそうにしており、正室の吹雪と思われる姫は、叔父にあたる津田又十郎と何か話をしている。
「あのような色の着物は初めて見た」
 三九郎が物珍しそうに忠三郎を見て言うと、傍に控える津田秀重が、
「は。平安貴族が着ていたと聞き及びましたが、常より古式ゆかしい御仁ゆえに…」
「忠三郎は戦国を生きる平安貴族か…合点がいった。それ故に常日ごろから人と違うて見えるのじゃろう」
 祖母滝御前の葬儀のときと同じように、藤衣で屋敷を出ようとした三九郎をとどめたのは風花だった。風花は蒲生家が古い家で、滝川家のような武骨な戦国武将の家とは異なることを知っていたのだろう。急いでいたので細かい説明もされず、何が何やらわからないまま、三九郎は用意された白の小袖上下を身にまとい、この場へやってきた。
(よもや公家の葬儀とは思わなんだ)
 互いの文化の違いは、こういった儀式のときほど顕著に表れる。
「あれなる従者はもしや、我が家の助太郎では?」
 津田秀重が忠三郎の傍に控える近習を見て言う。
「まことに…あれは助太郎」
 一益の命により、長く忠三郎の傍にいる素破の滝川助太郎までが烏帽子をかぶり、白の素襖(すおう)を身にまとっている。助太郎の正装した姿を見たことがなかったので、秀重に言われるまで気づかなかった。忠三郎は助太郎を蒲生家の従者の一人として扱い、用意してくれたのようだ。
「助太郎もすっかり公家の家の者らしゅうなったようじゃ」
「は…恐らくは忠三郎殿に強引に着せられたものかと…助太郎の苦労も並々ならぬものでありまする」
 慣れない素襖で、歩きにくそうにしてはいるが、なかなか似合っている。
「忠三郎は公家でよいとしても、虎殿は…我が家に嫁いできて、戸惑われるのではないか」
「若殿。そこまでお考えにならずともよいのでは」
 相手が公家であれば、戸惑うことは葬儀以外も多々ある。滝川家は他の戦国武将の家とも違う、素破の家なのだから。
 蒲生家の人々がみな、忙しそうにしている中、忠三郎の妹、お虎は一人、後方に白い絹被衣を被って控えめに佇んでいる。
 その姿は兄の忠三郎とは対照的に影が薄く、あえてそうしているかと思う程に目立たない。
「虎殿」
 声をかけると、お虎が顔をあげる。
「お疲れのご様子。少しあちらで休まれてはどうか」
「いえ…。大事ありませぬ」
 無理をしているのが分かる。どうやら人が大勢いるところが苦手なようだ。
「忠三郎の着物の色は、あまり目にしない色じゃ」
「あれは元はお爺様のもの。兄上は幼き頃よりお爺様を慕って、お爺様の真似ばかりしていたとか」
 蒲生家には一代毎に英傑と凡庸な者が交互に生まれるという言い伝えがある。蒲生家の中興の祖である貞秀の孫が快幹。そしてその快幹の孫が忠三郎。幼い頃から忠三郎はその話を聞かされて育ったために、父の賢秀よりも祖父の快幹を慕っていたようだ。
「ところで、虎殿、かような時ではあるが…」
 言おうかどうしようかと迷った挙句、お虎を間近にして、言い淀んでしまう。
 昨年来、お虎との祝言をと考えていたが、祖母の滝御前が他界したり、大船建造で手が回らなかったりと、なかなか機会を得られずにいた。今年こそはと思っている矢先にこの葬儀。
(やはり日を改めるか)
 迷った挙句、言わずにいるほうがいいと考えた。
「はい。何でありましょう」
「…まだ摂津の戦が続いており、それがしはまた船に戻らねばなりませぬ。この戦さが落ち着いたころ、便りを出しまするゆえ、しばしお待ちいただきたく…」
 お虎は黙って頷いた。何の話をしているのか、察してくれたようだ。
「三九郎様のご活躍をお祈り申し上げておりまする」
 どこまでも控えめな態度でそう言う。
 気づくと本堂のほうが騒がしい。そろそろ出棺の時間のようだ。
「行かなくては…三九郎様、また…」
「はい。あまりご無理なさいませぬよう」
 お虎はこれから四十九日の精進潔斎する。
 中陰が明けるまでは日野から動けない。有岡城の戦が終わるのを待つしかないようだ。

 長らく雪に閉ざされていた敦賀、花城山。
 この城に来てから、屋形の修復やら、雪かきやらと、玉姫にこき使われていた義太夫と助九郎であったが、そのおかげもあり、すっかり玉姫や武藤家の家人たちと打ち解けて、平和な敦賀の生活に慣れ親しみ、摂津の戦さのことも忘れかけていた。
 気づくと降り続いていた雪はやみ、暖かい日々が続いて雪解けの季節を迎えている。
「あの気比の宮の祭神に玉妃命なる神がおってのう。これがまた玉のように美しい巫女であったそうな」
 義太夫が熱に浮かされたように、窓の外を見て言うので、助九郎は、そらきたぞ…と身構えると、
 
「わが恋を人知るらめやしきたへの
                枕のみこそ知らば知るらめ」
                
 
 俄か歌人の義太夫が詠うのは古今集の恋の歌。また始まったのかと助九郎は返事もせず、黙々と出された飯を口に入れる。
「わかるか、助九郎。あの玉姫殿の父御は、その祭神にあやかり、あの美しき姫を玉姫と名付けたのじゃ」
 と、飯を食べ始める。
「義太夫殿。あのお方は武藤殿の北の方ですぞ。よい加減にしてくだされ」
 助九郎はやめておけと言っているが、義太夫は意に介せず、
「玉姫殿が手づから作られた飯じゃ。うまいのう」
「美味いというても…。強飯しかないではありませぬか」
 出される食事は毎食、強飯。そこに時々、梅干しや焼き味噌がついている。
「我が滝川家の飯も粗食なれど、たまには炊いた飯が食いとうなりまする」
 ここに来てから飯というと必ず強飯。つまり蒸した飯で、炊いた飯を食べたことがない。飯を炊くには鉄製の釜が必要になる。鉄製の釜は高価な代物だが領主の家に釜がないとは思えない。
「武藤殿は織田家では重臣に次ぐお立場と聞き及ぶ。上様からたんと知行をいただいておるはずじゃが…」
 ないものづくしの武藤家であれば、釜がなくても不思議はない。
「なんじゃ、なんじゃ。贅沢を言うな。玉姫殿がお作りくだされた飯じゃ。たんと食え」
 義太夫がさも美味そうに飯を口に放り込むと、板戸が開き、玉姫が姿を現した。
「すっかり春めいて参りました。これ以上、ここにお引止めしては滝川殿に申し訳がたたぬ。そろそろ旅立たれてもよろしかろう」
「は…さ、さようで…。しかし…」
 名残惜しそうに何か言おうとする義太夫を、助九郎が制する。
「義太夫殿!殿が案じておられまする。早う戻らねば」
 義太夫と助九郎が摂津を出てから三か月は経過している。さすがに戻らねば一益への言い訳もたたない。
「然様か…まこと名残惜しいが…致し方あるまいて」
 未練たっぷりだが、どうにか諦めてくれたらしい。助九郎は義太夫の気が変わらぬうちにと早々に準備して、尚も何か野暮用を作ろうとしている義太夫の尻を叩き、花城山を後にした。
 
 摂津の小屋野城は四月を迎え、暖かい日々が続いている。待ちわびていた義太夫と助九郎が戻ったと聞き、一益は早速、広間に二人を呼び寄せた。
「敦賀は住みごこちよき所だったと見える」
 いくらなんでも長居しすぎたか、と義太夫が頭を下げて
「帰参が遅くなり、まことに…」
「去りがたかったは女子が理由か?」
「は…い、いえ…とんでもない…雪が、雪が思いのほか深く…」
 義太夫がしどろもどろに言い訳を考えていると、一益が笑う。
「まぁ、よかろう。玉姫は美しき女子であったか」
 思いがけず玉姫の名が飛び出したので、義太夫も助九郎も驚いて一益を見る。
「…殿は…北の方をご存じで?」
「何も存じておらぬのか。玉姫は宗右衛門の北の方ではない。妹御じゃ」
「な、なんと」
 そうだったのか、と義太夫と助九郎が顔を見合わせる。
「戦さで夫君に死なれ、宗右衛門の元におる。…で、気に入ったか?」
「は、あの…気に入ったとは…」
 一益が笑いをおさめて訊ねてきたので、義太夫が目を点にして問いかけると、
「義太夫、妻帯せい。玉姫と祝言をあげよ。これは命令じゃ」
「へ?そ、それがしが、妻帯?…玉姫殿と…?」
 あまりのことに混乱して、まともに返事もできない。口をぽかんと開けて呆ける。なんとも間抜けな顔をする義太夫を見て、一益も可笑しくなり、
「宗右衛門に仕組まれたわい。したが、そなたも観念して身を固めるよい頃合いではないか。潔く玉姫を娶るがよい」
 武藤宗右衛門は最初から、義太夫と玉姫を引き合わせるつもりだったのだろう。玉姫もそれを知っていたからこそ、義太夫と助九郎を城に迎え入れ、長々と逗留を伸ばしていたのだ。
「妻帯…わしが…あの、玉姫殿と…」
 義太夫はまだ現実味が沸かず、同じ言葉を繰り返す。一益はそんな義太夫を見て、しばらく笑っていたが、ふと笑いおさめて
「祝言は摂津の戦が終わった後と思うていたが、それでは間に合わんかもしれぬな」
 何かを考えるように言う。義太夫はと言うと、そんな一益の言葉も耳には入らない。
「玉姫殿と…祝言…」
 呪文のように繰り返す義太夫を見て、助九郎が笑いを抑えられずにいる。やがて、ぶつぶつと何度か繰り返すうちに、だんだんと我が世の春を実感してきた様子で、その顔が少しずつ綻んできた。

 四月に入り、有岡城から一部の兵が討って出てきた。見張りを立てていた武藤宗右衛門がいち早く城方の動きに気づき、鉄砲隊を率いてこれを撃退。深い追いせずに戻ったために、それ以降、再び睨み合いが続いている。
 玉姫が義太夫に嫁ぐことが決まり、堺港から三九郎・津田秀重を呼び寄せ、ささやかながらも摂津、小屋野城で酒宴が開かれることになった。そこへ思いがけず信長が近臣のみを連れて現れた。
 知らせを聞いて慌てて城を出た一益と武藤宗右衛門は、最近、どこへいくにも身につけているという深紅の南蛮マントを纏った信長の前に伺候する。
「両名とも大儀じゃ。したが、此度、わしは戦さに来たのではない」
「…戦さに来たのではない、とは?」
 兵を連れてきていない。戦さ以外の目的だと分かる。
「鷹狩に参ったまでよ。それ故、いらぬ気遣いは無用じゃ。その方らは、持ち場に戻るがよい」
 早々と二人を帰そうとする。わざわざ摂津まで鷹狩のためだけに来たとも思えない。有岡城攻めの視察が目的だろう。
「宗右衛門」
 信長がずかずかと足元に片膝ついている宗右衛門に近づき、しゃがんで、その顔を凝視したので、さすがの宗右衛門もたじろいだ。
「大事ないか」
「ハッ…全くもって…」
「頑固者めが」
 宗右衛門が神妙な面持ちで恐縮していると、信長が鼻先で笑い、立ち上がる。
(頑固者?…)
 首を傾げていると、信長は共に来ている蒲生忠三郎を呼び、
「鶴、例のものを城へ運ばせい」
「心得ました」
 忠三郎が傍にいる義太夫に声をかけて行こうとするのを、信長が呼び止め、
「その方、運び入れたらそのまま城に残れ。安土に戻るのは明日でもかまわぬ」
 と言ったので、忠三郎が満面に笑みを浮かべて返事をする。
「今宵は酒宴と聞き及んだ。鶴に酒を持たせておる。皆にふるまうがよい」
 運び入れろと言ったのは酒宴用の酒樽のようだ。それで忠三郎は嬉しそうにしていたのか。
(あやつの酒好きも困ったものよ)
 にしても、解せない。信長はそのためだけに、わざわざ摂津まで来たのだろうか。
 一益は、信長一行が去った後も、しばらく、この奇妙な出来事を思い返していた。

 その夜、小屋野城はいつになく賑わいを見せる。
「したが義太夫、今更妻帯などして、大丈夫なのか」
 酒が入り、和やかな雰囲気の中、いささか酔いすぎた感のある忠三郎が義太夫の肩を掴んでいうと、すでに出来上がっている義太夫が大口を開けて笑う。
「さてはおぬし、気比の宮の化身のような姫君を娶るわしに嫉妬しておるな」
「さにあらず。おぬしの女癖の悪さを案じておるのじゃ」
「何を申す!よりにもよって武藤殿の前で何を言うか」
 どうも羽目を外し過ぎているようにも見えるが、武藤宗右衛門は笑ってそれを聞いている。
「宗右衛門。祝言のことじゃが、この戦が終わり、次の春を迎えるころになるかと思うが、異存はないか」
 一益が訊ねると、宗右衛門の表情がほんの一瞬、曇ったように見えた。
「なにか…問題でも?」
「いえ。異存はありませぬ。まことに目出度きことにて、妹も喜んでおりましょう」
 そう言って盃を傾ける。
(なにか…妙だな)
 気になったが、宗右衛門は何事もなかったかのように、上機嫌で扇を持って立ち上がると、武藤家の近習に合図する。近習が心得て鼓を叩きだすと、宗右衛門が踊り始めた。
「幸若か」
 信長が好んで舞う越前幸若。成立は室町時代ともいわれる。誰もが知っている平家物、源氏物などの軍記ものを題材にしているので人気が高い。
 酒宴は珍しいことではないが、宗右衛門が舞を舞うのは初めて見た。余程機嫌がいいのだろう。
「ほれ、婿殿。次は婿殿の番じゃ」
 新介が手を叩いて義太夫を促す。義太夫は立ち上がろうとして態勢を崩し、音を立てて倒れた。その場はどっと沸き、笑いの渦に包まれる。
「ちと飲み過ぎた…腰が立たぬわ」
「義太夫、いかに無礼講と言えども度が過ぎる」
 三九郎が眉をしかめて義太夫を支え、起こそうとする。
「いやいや、お気になさらずに。義太夫殿らしいではありませぬか」
 宗右衛門が笑ってそう言う。
 三九郎が義太夫を揺さぶっているが、こうなるともう義太夫は起きない。気づくと隣に座っている新介も、目を閉じ、傾きはじめている。久しぶりの祝い事とあって、皆、上機嫌で酒宴は朝まで続きそうだ。
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