海を奔る竜

 歴史時代小説部門、4位(^-^)/(初回公開3月時点)
 少し改稿しました。約6万字で完結です。
 
 琉球から沖縄になって間もない時代。もと下級武士だった啓恭の父、啓綜は琉球唐手の一派、泊手を教えて生計をたてていた。虚弱な啓恭は道場を継ぐことができず、道場主として将来を嘱望されていた弟の啓泰は事故で死んでしまう。母亡き後、啓綜が連れてきたのは新しい母親と異母妹だった。自分の居場所を無くした啓恭は鬱屈した日々を送っていた。 
 新しい母をはじめとする人々との出会いが啓恭を変えていく。
 

 
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