10 / 21
8 ソロモン
しおりを挟む* 玩具、アナルプレイです。ご注意下さい。
******
確かに頭に思い浮かべたよ!
ディルドあったほうがいいのかなって。
でもそれは自分が使うためじゃなくて、ソロに使ってあげようかなって思って!
「一度、荷物を取りに行ったらリオナにお祝いだって! 新しいものだから、僕……これ使っていいよね♡」
「……私が、ソロに使っていいのなら」
ソロの親戚の家はどうやら娼館らしい。
三種類の大きさのディルドがベッドに転がった。
存在は知っていたけど、実物を目にするのは初めて。
「ダメ。だって、僕が1番年下だし、飽きられないように、できることはイロイロしたい」
いや、むしろ癒し系として何にもしないで眠りたいけど。それに、見た目は天使だけど歳は18だって思うと複雑になる。
「使わなくても2人の関係は変わらないよ」
「だけど、やっぱり大人の男たちに負けて悔しいから」
シーヴァーとも1つしか違わないんだけどな。
ソロは小柄だからその辺もコンプレックスを感じているのかな。
「1番に選んだのはソロだよ?」
「……男として選ばれてないのはわかってるから」
「…………」
いた場所が場所だから洞察力に優れているんだろうな。
エロ回避で選んだのがバレているし、ソロは育ってきた環境のせいか単純に喜んではくれない複雑さを持っている。
「今日は交わらない」
そう言われてほっとしてしまったのがいけなかった。続けて笑顔でこう言うから。
「代わりにディルド、使わせてね」
「ちょっと待って! 先に私にさせて?」
ディルド片手に私が言うと、ソロがにっこり笑った。
え? あっさりしすぎて怖い。
「リオナ、何してくれるの? リオナに触られるの好き」
「えっと……じゃあ、キス、する?」
ムードもへったくれもないな!
私の経験値じゃあ、これが限界だ。
「ソロ、心配しないで。あなたのこと大事にするし飽きたりしない」
こんなもの使わなくても!
そっとベッドから落とそうかな?
これまず一番小さいのをソロのお尻に使ったら、中くらいか特大サイズを私が使われちゃうよね?
さすがにアナルに使ったのをそのまま使うの無理。
そんなこと思いながら、ソロに口づけると、小さな舌が私の舌に絡みつく。
「んっ……」
思わず鼻から息が漏れた。
天使のような姿に背徳感があるのはしかたない。
悪い大人になった気分だ。
「リオナ……好き、好き、大好き」
あざと可愛い。
でも、可愛いは正義で。
「お姉さんって、もう言わないの?」
「リオナがそう、呼ばれたいなら。僕はリィって呼びたい」
愛称呼びか。
「僕のリィって、呼びたいし、他の人には呼ばせたくない。……ダメ?」
上目遣いで言われるときゅんってする。
チョロいのは承知。
「わかった、約束する。リィって呼ぶのはソロだけね」
「ありがと、僕のリィ」
満面の笑みにまたまたきゅんってする。
「ソロ、好きよ」
「僕もリィが大好き♡」
ぎゅっと抱きしめあって、それだけで満たされる。
まぁ、それは私だけみたいで。
「リィ嬉しいけど、苦しい! そろそろ僕も触っていいよね?」
え? まだキスしかしてないんだけど。
仰向けに倒されてソロが私に馬乗りになった。
「リィが気持ち良くなると僕も気持ちいいから、リィがしたのと一緒だよ!」
そうなの、かな?
「交代、交代。あとは感じるだけでいいよ!」
「うん……」
口づけながら私の胸を触る。
ソロの触り方がエロい。
この子の唾液が媚薬とか、そういうことないのかな……頭がぼーっとする。
「もっと?」
「うん……」
ソロが胸を口に含むとお腹につきんと欲がこみ上げる。
まぁ、いっか。
私はふわふわの髪を撫でた。
ちゅくちゅくと、蜜口に入れた細くて小さい指が淫らな音を立てる。
「リィはかわいいなぁ♡」
「~~~~っ!」
「ぁあ、僕もびしょびしょ。潮吹きするくらい気持ちよかった?」
「…………ソロ、もぉ、やめて……恥ずかしい」
顔を拭いながら私を見つめる顔は天使じゃなくて。
悪魔のソレで。
「僕の挿れてがっかりされたら悲しいからちょっと待ってね」
そういって次にした行動はアナルに蜜を塗りつけて指を差し入れた。
「やっ……!」
いくら細い指でも異物感に震える。
「こっちは初めてなんだね。僕嬉しいな。大丈夫だよ、傷つけたりしないからね」
くにくにとお尻に挿れた指を馴染ませながら、突起に口づける。
「ぅ~~~~!」
すでに力の抜けた私の身体はソロのすることをただ受け入れていて。
「中に欲しいってひくひくしているね。お尻にあと2本入るようになったら満たしてあげる」
ナニを?
どこに?
「リィ、息吐いて」
2本目の指がお尻の中をゆっくり探る。
相変わらず異物感はあるけど、突起を舌で舐められ続けてわけがわからなくなった。
「……っはぁ……」
子宮側の壁を擦られてじんじんしてくる。
3本目の指がなんなく中で動かせるようになると、ずるりと指を抜いた。
私は喪失感に身悶えする。
やだ。
なにこれ。
私の顔をのぞき込んで、笑顔でちゅっと口づけしてから言った。
「お待たせ、リィ。先に……今日は一番小さいのから試そうかな。ちゃんと膝を抱えていてね」
あられもないポーズなのに私の頭はあっさりそれを受け入れていた。
ソロはオイルも要らなそうだねって呟いて、秘裂を何度か撫でてから一気に蜜口へと滑り込ませた。
「~~~~っ!!」
「あぁ、ここ、ぱくぱくしてたから待ち遠しかったよね」
硬い無機質な異物感に驚いた私だけど、じゅぶじゅぶと意外と乱暴な手つきで動かされて身体が跳ねる。
「そのまま脚持っていてね」
ディルドはそのままに、さらに足を胸に押しつけられて、私はソロを見上げた。
悪魔に魅入られるって、こういうことか。
小悪魔? 堕天使?
あーもう、よくわからない。
「交わらない、んじゃ、なかったの……?」
「リィ、かわいい。後ろならいいでしょ? 僕にもリィを味わわせて」
ぐっとアナルに侵入してくるソロのアレを、彼の顔を見ながら私はひたすら呼吸を意識して受け入れる。
なんでこうなってるの?
腰を前後しながら私の中へ全て押し込むと、にっこり笑った。
見た目は12歳。
実年齢18歳。
手練手管30歳くらい?
頭が混乱する。
「僕のリィ。大丈夫?」
こくこくと頷く私に、埋め込まれたディルドをさらに押し込んで揺らす。
ソロ自身とこすれてなんとも言えない感覚にぶるりと震えた。
「気持ち良くなるだけだからね」
そう言って、ディルドを揺らしながらゆっくりと腰を揺らし始めた。
こんなの知りたくなかった。
私の様子をうかがいながら力強く腰を打ちつけ始める。
どこが気持ちいいのかわからないまま私は声なく喘いでイき続けた。
「僕のリィ、一番最期まで一緒だよ」
ソロが私の中に何度も白濁を吐き出したから、その後のお風呂は大変恥ずかしい思いをした。
0
お気に入りに追加
1,137
あなたにおすすめの小説
女の子がひたすら気持ちよくさせられる短編集
春
恋愛
様々な設定で女の子がえっちな目に遭うお話。詳しくはタグご覧下さい。モロ語あり一話完結型。注意書きがない限り各話につながりはありませんのでどこからでも読めます。pixivにも同じものを掲載しております。
美幼女に転生したら地獄のような逆ハーレム状態になりました
市森 唯
恋愛
極々普通の学生だった私は……目が覚めたら美幼女になっていました。
私は侯爵令嬢らしく多分異世界転生してるし、そして何故か婚約者が2人?!
しかも婚約者達との関係も最悪で……
まぁ転生しちゃったのでなんとか上手く生きていけるよう頑張ります!
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
クリ責めイド
めれこ
恋愛
----------
ご主人様は言いました。
「僕は、人が理性と欲求の狭間で翻弄される姿が見たいのだよ!」と。
ご主人様は私のクリトリスにテープでロータを固定して言いました。
「クリ責めイドである君には、この状態で広間の掃除をしてもらおう」と。
ご主人様は最低な変態野郎でした。
-----------
これは、あらゆる方法でクリ責めされてしまうメイド「クリ責めイド」が理性と欲求の狭間で翻弄されるお話。
恋愛要素は薄いかも知れません。
上司と雨宿りしたら種付けプロポーズされました♡
藍沢真啓/庚あき
恋愛
私──月宮真唯(つきみやまい)は他社で働いてる恋人から、突然デートのキャンセルをされ、仕方なくやけ食いとやけ酒をして駅まであるいてたんだけど……通りかかったラブホテルに私の知らない女性と入っていくのは恋人!?
お前の会社はラブホテルにあるんかい、とツッコミつつSNSでお別れのメッセージを送りつけ、本格的にやけ酒だ、と歩き出した所でバケツをひっくり返したような豪雨が。途方に暮れる私に声を掛けてきたのは、私の会社の専務、千賀蓮也(ちがれんや)だった。
ああだこうだとイケメン専務とやり取りしてたら、何故か上司と一緒に元恋人が入っていったラブホテルへと雨宿りで連れて行かれ……。
ええ?私どうなってしまうのでしょうか。
ちょっとヤンデレなイケメン上司と気の強い失恋したばかりのアラサー女子とのラブコメディ。
2019年の今日に公開開始した「上司と雨宿りしたら恋人になりました」の短編バージョンです。
大幅に加筆と改稿をしていますが、基本的な内容は同じです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる