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すべてを失った私を助けたのは奴隷商人だった ③※
しおりを挟むじっと見られていたら落ち着いて食べられない。
「あと一つあるので先に食べますか? そちらは一口もらえればいいので」
「いや、待つからいいよ」
「さっきの男の子が上手にできたって言ってました。蜂蜜林檎パイだそうです」
腹に回された腕に力を込められてライリーは驚いて顔だけ振り返った。
「ああいうのがタイプか?」
「さっきの男の子ですか? さすがにそれは」
「ないよな」
異国風の整った顔立ちに人懐っこい性格の男の子だったから、大きくなったらモテるとは思うけど、まだまだ子どもだ。
ブレインは何を言っているのかと思う。
そのまま黙ってライリーが食べ終えるのを待っていたブレインだったけど、いきなりライリーの手をつかみ、指についたチェリーのジャムを舐めた。
ねっとりと指に舌が絡みそのまま口に咥える。
なんともいえない熱い感覚に、指を引こうとするとブレインは片眉を上げた。
「ライリー」
「はい」
「次のやつを出せ」
惣菜屋に行った後から、ブレインの態度が変わった。
もちろん蜂蜜林檎パイもおいしかったけれど、ライリーは本当に一口しか食べさせてもらえなかったのは少し残念に思う。
仕立て屋の服も届けられ、これまで着ていたパンツ類が一揃い残しただけで全て衣類箱から消えた。
すかすかの箱には、どこで購入したのかいくつもの揃いの可愛らしい下着と寝間着が入れられている。
「寝る時はそれを着ろ」
これまで男物の綿でできた丈の長い襟の詰まったシャツを着て寝ていたのに、薄地でひらひらした生地は心許ない。
「このネックレスは、なんだ?」
これまでは洋服の下に隠れていたけれど首回りも大きく開いているから、それを手にしてじっとにらむ。
「両親からもらいました」
「……そうか」
なぜか安心したように言って口づけを再開した。
それから、毎晩口づけだけでなく、服の上からライリーの体を愛おしむように撫でる。
今夜も寝台に横になりながら、背中から腰にかけてブレインの手が這った。
言葉に言い表しづらいむずむずした感覚を覚えて戸惑ってしまう。
「ブレインは男が好きなんですよね?」
「なんでそう思った?」
初めて会ったのが男娼の館だったから。
私に男装させていたから。
船員の大半が男だから。
扱ってる奴隷のほとんどが男だから。
それに時々夜にジェームズと出かけていたから。
少しも女性の気配がない。
どれを言っても機嫌が悪くなりそうで押し黙る。
「男を相手にしたことはない」
さすがにジェームズと関係があると思ったことはなかったけれど、女の人と過ごしていたのかと思うと、胸のあたりがモヤモヤして無意識にそこに手を当てた。
「なにを考えてる? 言えよ」
怒らないから、と言ってライリーの頭を撫でる。ちらりとみた表情も穏やかで、勇気を出して聞いてみることにした。
「時々夜にいないのは、女の人と会っていたからですか?」
「……お前、かわいいな」
ライリーの胸に当てた手に自らの手を重ねてささやいた。
「やきもちか。……ほら、顔をそらすな」
あごに手を添えてライリーに口づける。
「夜は他所の奴隷商館に顔を出していただけだ。昼間より危険だからジェームズとな」
ブレインは大人数の奴隷を一時的に抱えることが多いから収容所と呼んでいるけれど、他所は労働奴隷以外に愛玩奴隷や性奴隷、実験奴隷など、それぞれ特色を出して奴隷商館と名乗っていることが多いらしい。
夜にも競りがあると聞いたことがあるけれど、ライリーは行ったことがなかった。
どこにでもついて来いと言っていたわりに、守られていたことに戸惑う。
「私は……あなたの何ですか?」
こんなの期待してしまう。
専属になれと連れてこられて、奴隷商人のもとで四年と九ヶ月。
残り三ヶ月を切った今、どうしてこうなったのか、なんだかもうよくわからない。
「だから鈍いって言うんだ。お前の頭は飾りか?」
ムッとしたけど、優しい手つきで頭を撫でて、髪に指を絡めるから黙ったままでいた。
「何も知らないから、あんなところにいたんだよな。何の間違いかと驚いた。……俺じゃなかったらもっと酷い目にあったな」
初めての出会いもかなりの衝撃だったけれど、今は特別な気まぐれだったと思う。
ブレインはどんなに美しい女性を前にしても商品としか見ていないから、誘惑にものらなかった。
ライリーにだけ素の表情をみせる。
特別な意味があるんじゃないかと思ってもしかたない。いつもはすぐに打ち消すのだけど――。
「先に進めるか」
ブレインはライリーをベッドにそっと倒し、上から乗り上げて囲い、じっと見下ろした。
この体勢は逃げ場がなくて……逃げるつもりもないけれど、心臓が早鐘を打つ。
「いつもの礼をしないとな」
深く執拗に舌を絡め、水音が脳内に響く。
溢れた唾液を舐め取られ、流し込まれた。
「……んっ、あ、んん」
こくりと飲み込んで吐息を漏らした。
そのまま角度を変えながら何度も口内を探られるから、お互いの息がはずむ。
「ほら、名前を呼べよ」
「ブレイン」
ほんの少し歪んだ笑い顔も彼らしくて、なぜか心がつかまれたみたいで苦しくなる。
「お前、俺のこと好きだろ」
目を見開いたライリーにブレインは片眉を上げる。
「自覚、したんじゃないのかよ。じゃあ、俺に触れられてどう思うか考えてみろ」
自覚なんてしたくなかった。
毎晩キスして抱きしめられて、それが当たり前になっていて。
身体が熱くなって心が震える。
けれど。
ずっと認めたくなくて心の奥底に沈めていたはずなのに、すでにお見通しだったとは。
「……嫌いではない、です」
思わず強がってしまう。
「そもそも男を好きになったことないんだろ?」
「決めつけは良くないです」
だけど、ブレインの言う通りだと思う。
船に乗るまで女学校に通っていたから、恋愛ごととは無縁だった。
「ライリー、こっち見ろ」
考え事をしていたライリーのふくらみを布越しにぎゅっとつかんだ。
「今日はそこに触れるんですね」
ライリーの漏らした言葉にブレインが目をパチクリさせた。
珍しい表情に思わず笑う。
「いつも誘惑に耐えていただけだ。胸に触れたら何もしないではいられないからな。……お前がその気になるのを待っていた」
「その気になんてなってません」
「これからそうなる」
今度は優しく包むように撫でた後で、寝間着の裾に手を伸ばした。
膝裏から腿にかけて大きな手で撫でながらゆっくりと上へとブレインの手が這い上がる。
「んっ……」
ライリーの漏らした声に気をよくしたブレインの手が腰から脇腹に伸び、そのまま直にふくらみを包んだ。
「やっと、触れた」
唇が触れるくらい近くでブレインがささやく。
これは男の欲に満ちた目だ。
その距離で見つめられて、喉が詰まる。
「名前、呼べよ」
「……ブレイン」
やわやわと触れる指は優しく繊細で、こねるようにされるうちに先端が立ち上がる。
手のひらでかすめるように撫でて時折指でひっかけて刺激するから、もどかしくて思わず身体を押しつけた。
「もっと触れて欲しいか?」
ふっと笑ったブレインに、首を大きく横に振った。
「嘘つき」
そう言って先端を指でつまんで押しつぶす。
「んっ……」
そのまま引っ張ったり捻ったりして体を震わせるライリーの反応をつぶさに見て楽しそうに笑った。
「ブレイン」
「なんだ?」
「もうやめて下さい」
「なぜ?」
「変な感じがします」
ライリーの言葉に無言で下着の中に手を入れた。
脚の間をブレインの太い指に撫でられて濡れた音に驚いた。
「嫌か?」
「恥ずかしいです」
「お前は俺に初めてを捧げるんだろ?」
そういう約束だから。
他の人とも関係を持たない。
わかっているけれど、このままずっとブレインは求めてこないと思っていた。
覚悟はできていたはずなのに。
心臓が口から飛び出しそうになりながら、なんとか小さく頷いた。
「はい……早くすませてください」
片眉を上げたブレインが、ライリーのきつく閉ざされた隘路にゆっくりと指を差し入れた。
「ぅう……」
「ここに、俺のモノをぶち込む。……慌てたら痛いだけだが?」
違和感にうめくライリーの蜜壺の中でゆっくりと指を動かした。
「最初くらい任せておけ」
「う……はい」
唇を重ねて舌を絡める。
そうされると、頭がぼんやりして体も緩んだ。
脚の間で聞いたことのない音が響き、指を増やされてうめく。
こんなところにみんな男性を受け入れているなんて信じられない。
学校を辞めて先に結婚した友達から、最初は痛くて出血したと聞いていた。
ライリーもきっとそうなるのだろう。
ブレインのモノは見たことがあるからこの先を想像すると怖い。
「考え事するなよ」
脚の間の突起を優しく撫でられて痺れるような感覚に震えた。
「んっ……そこは」
ただひたすらブレインをみつめた。
頭がおかしくなる。
身体に熱が溜まって、濡れた音がさらに大きく響く。
彼のなすことすべてに翻弄されているうちに、中に埋められた指がゆっくりと動いて広げていった。
「そのまま感じてろ」
ブレインが脚の間に顔を埋める。
「あ……ッ⁉︎」
慌てて手を伸ばすものの、ブレインの頭をつかむわけにもいかず、浮かせた手をおろしてシーツをぎゅっと握る。
それをちらりと見たブレインだけど、いきなり舌を伸ばして突起を舐めた。
「んっ!」
「暴れるなよ」
腰が跳ね、太ももがブレインの頭を挟んだ。
「ごめん、なさい」
恥ずかしいけれど、なんとか力を抜こうと息を吐いて、脚を開いた。
「悪いようにしない」
脚の間で笑われて握りしめた手に力がこもる。
こんな感覚早くおしまいにして欲しい。
そんなライリーの突起に口づけながらゆっくり指を回した。
「ぅんっ……」
気持ちいいけど、わずかな痛みと違和感がある。
何ともいえない感覚に声を上げた。
「ブレインッ」
身体が自分の意思と関係なく動くし、おかしくてどんどん体温が上がる。
ブレインを見ると、ライリーを見つめたまま突起に吸いついて舌で嬲った。
「あぁっ……!」
どくん、と心臓が跳ねる。
ますます息があがって何も考えられない。
そのまま嬲られ続けて目の前が白く染まり、体が痙攣して力が抜けた。
何が起こったかよくわからない。
脚の間からブレインの指が抜けて、ほっと息を吐く。
「うつ伏せになれ」
のろのろと起き上がって、言われたととおりに下を向いた。
すると、下腹のあたりにクッションを二つ押し込まれて、ほんの少し腰が上がる。
「っ……」
いきなり菊門に触れられて身体がこわばった。
「きれいだな」
男娼と一部の娼婦はここをほぐすと聞いていたから怖々振り向いた。
ブレインと目が合い、彼は口元を歪めた。
「……ここは使わないから、前を向いていろ」
ブレインがライリーの背中に優しく唇を這わせるから、まるで愛されていてなだめられている気分になる。
腰のあたりに口づけられると、ぞくぞくとしてわけのわからない感情が湧き上がり、ライリーは枕をぎゅっと握った。
好きでもない人たちにこんな姿を見せないですんでよかった。
もしそうなっていたら心が粉々になってしまったかもしれない。
好きな人にだって恥ずかしくてこんな姿を見せたくないのに……心臓がドキドキして気持ちが高ぶる。
「ブレイン……もう、お願い、します」
「ライリー」
息を吐くように、そっと名前を呼ばれて打ち震えた。
「名前、呼べよ」
「ブレイン」
ライリーの腰を引き上げて脚の間に剛直をこすりつけた。
蜜口に先端が押しつけられるが、触れ合いを楽しむようにすぐに抜ける。
広げられる感覚はあるものの、まだ痛みはなく、むしろ気持ちいいかもしれない。
二人がつながろうとする先から粘着音が響いていた。
「ライリー、呼べ」
「ブレイン」
彼は寝台で名前を呼ばれるのが好きだ。
それは最初からずっと変わらない。
「お前の声は腰にくるな」
ライリーの腰をしっかりつかみ、少しずつ深くえぐった。
わかっていたとはいえ、指とは全く違う太さにライリーはうめく。
「ブレイン……痛い、です……」
ブレインは少しもためらわず、ゆっくりと腰を前後させながら隘路に剛直を押し進める。
「うぅっ……ぃた、い」
「息を吐け」
痛みを逃そうとライリーが何度か浅く呼吸を繰り返した。
初めての経験に身体がこわばってうまく息が吸えない。
「……ブレイン」
苦しい。
そう思っていると、ブレインが脚の間の突起に手を伸ばした。
途端にライリーの身体がびくんと跳ねる。
「ブレイン! は、あっ……!」
痛いのに、気持ちいい。
痛いのに、全部欲しいと思うなんて。
本当にわけがわからない。
この痛みの先にあるものが欲しいだなんて。
「ライリー」
味わうように優しくささやくから、ライリーも応える。
「ブレイン」
こんなに太くて硬くて長いなんて。
彼の全てを受け入れるまで何度も名前を呼ぶ。
ようやくライリーの奥深くまで貫いて、ブレインは何かに耐えるようにふうっと大きく息を吐いた。
「……大丈夫か?」
顔を真っ赤にして潤んだ瞳で振り向いて見上げるライリーに、ブレインの欲が一気に昂まり、噛みつくように口づける。
「んっ……ブレイン。ダメ、です」
「痛むか?」
「それも、ですけど……。わけがわからない、んです。体がとけそう」
「わかった」
何がわかったのだろう?
ライリーには全くわからないのに。
今度は優しく唇を啄まれて、そっと舌がすべり込む。
ゆったりと口内を探るからライリーは力を抜いた。
いつもの気持ちのいいキスに心までほぐれる。
欲望にけぶる瞳でライリーを見つめ、頬をそっと撫でた。
「動くぞ」
ギリギリまで抜いて、もう一度ゆっくり奥まで押し込む。
鈍い痛みがあるものの、じんわりと痺れるような感覚を覚えた。
ライリーは枕に顔を押し当てて吐息を漏らす。
「あっ……んっ、ブレインッ」
ブレインが何度かゆったりと馴染ませるように動いてから、緩急をつけて揺さぶり始めた。
時々体中を撫で、突起に指を這わせるから呼吸がますます乱れる。
「ライリー、このままイくぞ」
彼が動きを早めて肌と肌が打ち合う音が大きくなり、ライリーもその衝撃に声が漏れた。
「……ん、あっ、ブレインッ」
「……ッ!」
ブレインが白濁を吐き出しながらゆるく腰を振る。
すべてを出し切った後でずるりと抜いてライリーを仰向けにした。
「どうして……? 中で」
出したんですか?
困惑するライリーに、その先を察して唇に指をそっと押し当てた。
「ようやく好きな女を抱けたのになぜ我慢する必要がある?」
「好きな女……?」
「だからお前は鈍いんだ」
それは本当なのだろうか?
これまで一度だって言われたことがないから、わかるはずない。
だけど、いつになく優しく見つめて抱き寄せられると信じてもいい気がする。
「ブレインは私が好き」
反芻するように呟いた。
その言葉がじわじわと自分の中に浸透する。
「ライリー、愛してる」
それは反則。
そんなふうに言ってもらえると少しも思っていなかったから、感情が追いつかない。
ライリーの瞳が揺れる。
黙り込んでしまうと、あごに指をかけてそっと口づけられた。
「まだ足りない。……もう一度できるか?」
「はい」
まだ痛むけれど、拒否するつもりはなかった。
何度も唇を啄んで、口内を蹂躙してからブレインが起き上がる。
ライリーの脚の間で、剛直を数度しごいてから蜜口に当てた。
「ブレイン」
隘路に侵入してくるそれに、痛みを逃そうと何度も息を吐く。
ブレインの口づけが落ちてきて舌を絡められて身体が緩む。
その隙に奥まで貫かれた。
「あぁっ!」
ブレインが吐き出したもののおかげですべりは良くなったものの、じんじんと痛むのは変わらない。
彼は二人のつながる先に手を伸ばし、突起をむき出しにして擦れるように突き出した。
「あっ……はぁ、あっ」
じわじわと体温が上がり、身体が汗ばむ。
今にも涙がこぼれ落ちそうなくらい瞳が潤んだ。
「呼べよ」
「ん、ブレ、インっ……」
「よくなってきたか」
痛みもあるけど、気持ち良さがそれを上回る。
頭がぼうっとしてだんだんと快感を追うことを覚えた。
「ブレイン、ブレインッ……」
彼が顔をこわばらせて何度も何度も腰を打ちつける。
苦しい?
そう思って彼の頬に手を伸ばした。
「……苦しいの、ですか?」
「お前……本当に、かわいいな」
気持ちいいから堪えている、と言われて頬に添えられた手に自分の手を重ねた。
そのままぎゅっと握られてシーツに縫いとめられた。
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