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ルナリア、図書室でお勉強をさせられる

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 レーヴェ様は私に覆いかぶさるようにして、唇をあわせる。
 長い舌が口腔内に入り込んできて、口の裏側をざらりと舐められる。
 それだけで体の力がくたりと抜けて、私は切なく眉根を寄せた。

「ん、っ、ん……っ、ん……」

 舌が絡まり、ぬるぬると舐られる。
 くちゅくちゅと、水音が静かな図書室に響いた。

(レーヴェさま、……レーヴェさま、……きもち、い……)

 昼過ぎまで、会えないと思っていたの。
 だから、愛に来てくださって、嬉しい。
 私――はしたない姿、みられてしまったけれど、私のためにお仕事を早く終わらせて帰ってきてくださったのが、嬉しい。

「ん、っ、は、ぅう……っ」

 舌先でくすぐるように舐められたり、舌をぬるりと舐められて、擦られると、いつも以上に気持ち良い。
 隠すもののない秘所から、とろりと蜜が滴り落ちる。
 閉じた瞼の裏側が、ちかちかと光る。
 びくつく体を、レーヴェ様がきつく抱きしめてくださる。
 ちゅ、と音を立てて私から唇を離して、レーヴェ様は私に微笑んだ。

「ルーナ、もう、イった?」

「ぅん……っ、レーヴェさまぁ……っ、ごめん、なさい……わたし……っ」

「謝らないで、大丈夫。キスだけで、こんなにして、可愛い。ねぇ、ルーナ、お勉強していたんだよね。ここ、ルーナの、真っ赤に腫れた場所、何て言うの?」

「っ、わ、わたし、わからな……っ」

 レーヴェ様は私のスカートを強引にめくりあげて、足を大きく開かせた。
 むき出しになった私の秘所から顔を出した赤く肥大した芽を、模造されたご自身を自分で手にして、軽くつつく。
 ぷちゅぷちゅと押しつぶされて、私はいやいやと首を振った。

「はずかし、れぅさま、やだぁ……っ」

「こうやって、遊んでくれていたのでしょう? 大きくなってる。可愛い、ルーナ。ほら、教えて。ルーナの気持ち良い場所。なんていう名前なのかな」

「っ、あ、あぅ……っ、ゆる、して、れぅさま、いやぁ……っ」

 レーヴェ様を模したもので押しつぶされると、その場所が更にじんじんして、熱くなる。
 レーヴェ様は片法の手で私の胸の先端をしごきはじめる。
 服の上からのもどかしい刺激に、私は、促迫した息をついた。

「ちゃんと教えてくれたら、ここに、入れてあげる。ルーナ、私が欲しいよね。入り口が、欲しい欲しいって、ひくついてる。ずっと我慢、していたのだから、ここに入れたら、きっと、頭が変になるぐらいに気持ち良いよ」

 レーヴェ様が涼やかな声で、私の鼓膜を舐めるようにして囁く。
 奥に、欲しい。
 レーヴェ様の熱くて硬いものが、欲しい。
 ぐちゃぐちゃに、されたい。
 私――どうしてしまったのか、わからないけれど、欲しくて、疼いて、どうしようもなく、熱い。

「れぅ、さま、……っ、わたし、いえないの……っ、はずかしい、れぅさま、ごめんなさい、きらいにならないで……っ」

 それでも、恥ずかしくて。
 口にすることができなくて。泣きながら、私はレーヴェ様を見上げる。
 ぽろぽろ零れる涙を、レーヴェ様が口をつけて啜った。
 頬を舐めて、顔中に口づけを落としてくれる。

「嫌いになんてならないよ。愛しているよ、ルーナ。君の全部が、可愛い。可愛くて、いじめられないぐらいに、可愛い。……ねぇ、ルーナ。ここ、浅いところ。こうして突かれるの、好きだよね」

 レーヴェ様は私の小さな突起を先端で押しつぶしていたけれど、それを、花弁を割って、蜜口にあてる。
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