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第9章 勇者と恋人

☆第61話 どんな時でも隣にいるよ。

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 ☆第61話 どんな時でも隣にいるよ。
 
 宴の後、みんなと解散して僕とミレーヌはいつも借りている宿の一室にいた。
 お風呂に入って身体を綺麗にしたあとパジャマを脱いでベットに腰かける。
 
 これからミレーヌと肌を重ねるのだ。
 期待に胸が高鳴りペニスも固く勃起してくる。
 僕とミレーヌはベットの端で座って見つめあった。
 ミレーヌの手を取るとお風呂上がりの瑞々しい肌の柔らかさに頬が染まった。
 
 ミレーヌが頷いてくれる。
 僕はミレーヌの唇にキスをした。
 お互いに舌を絡ませあいながらディープキスを行う。
 
 「ん…ミレーヌ」
 
 「ユキナ」

 僕とミレーヌのキスは激しさを増していく。
 お互いを抱きしめあい肌と肌を重ねていく。
 ミレーヌの胸と僕の胸板が触れ合い心臓の鼓動が聞こえてきそうだ。
 僕はミレーヌのおっぱいを優しく触り揉む。
 
 「ユキナ優しくしてね」
 
 「勿論」

 そう言ってミレーヌの柔らかくて豊かに育ったおっぱいを揉みながら、片手をミレーヌの太ももの内側に伸ばした。
 
 「あっユキナ、ボク恥ずかしいよ」
 
 ミレーヌのヴァギナに優しく指を当てて優しく触っていく。
 膣口には触れず周りを優しく愛撫しながらお互いの気持ちを昂らせていく。
 
 「んうっ♡」
 
 僕がわざとクリトリスに触れないで膣口を避けるようにヴァギナ全体を指で触るとミレーヌが切なそうな表情を見せてくれる。
 僕は避妊の魔法をかけるとミレーヌの身体を優しくベッドに横たえた。
 
 綺麗な緑色の美しくて長い髪がふわりとベッドの上で広がる。
 その姿に僕のペニスは痛いくらいに勃起するが焦らない。
 獣欲を抑えて優しくヴァギナを触り、おっぱいに触れた手で乳首に触れず乳輪を優しく円を描いて触っていくとミレーヌの綺麗な乳首が立ってきた。
 
 僕はミレーヌの頭の後ろに手を伸ばしミレーヌの顔を少し持ち上げて僕が覆いかぶさりなりながらディープキスを繰り返す。
 
 「ミレーヌ好きだ愛してる」

 「ボクもユキナが好き。世界で一番好き。愛してるよ」
 
 舌と舌を絡めあいながらミレーヌの乳首に触るとミレーヌの身体が震えた。
 優しく指でミレーヌの乳首を転がしながらヴァギナを愛撫していた手をクリトリスに触れさせて、ミレーヌのクリトリスを優しく擦り上げる。
 
 敏感なクリトリスを優しく指で刺激していくとミレーヌのヴァギナが濡れてきてくちゅりくちゅりという愛液の水音がしてきた。
 ミレーヌが僕の指で感じてくれている。
 
 すぐにでも挿入したい気持ちを抑えて愛撫を続けていくとミレーヌの瞳にうっすらと涙が浮かんできた。
 
 「ユキナいつも優しいね」
 
 「大切な女の子だもん」

 「勇者ミレーヌを今から抱く気分はどうかな」
 
 そう言ってミレーヌは困ったような微笑みをみせた。
 ミレーヌは不安なのだと僕は思う。
 自分が伝説の勇者だと言われ世界を救うという存在にされてしまった。
 そんな自分を僕が変わらず愛してくれるのか。
 自分が特別な存在だと思われて僕が離れてしまうのではないかと不安になっている。
 
 全くそんな事無いし、そう心配されるのもわかる。
 自分の恋人が自分より偉くなったから引け目を感じる人もいるだろう。
 だからここははっきり応えてあげるべきだ。
 僕がどんなにミレーヌを愛しているか。
 そう思った僕は真剣な表情でミレーヌを見つめる。
 
 「僕が抱きたいのは幼なじみですごく可愛くて、少し意地っ張りでちょっと寂しがり屋のミレーヌって女の子だよ。ミレーヌが伝説の勇者かどうかなんて関係ない。僕が世界で一番愛しているのはミレーヌなんだよ。ミレーヌが不安なら何度でも言うよ。僕が世界で一番愛しているのはミレーヌだ」
 
 ミレーヌに笑みを浮かべながらはっきりと言うとミレーヌは瞳に涙を浮かべる。
 僕の瞳に嘘が無い事をわかってくれたのだろう。
 世間では勇者と呼ばれるミレーヌだけど僕が好きなのは一人の女の子。
 世界を救う勇者なんて関係ない。
 今から抱くのは世界一愛してる少女だ。 
 
 「でもボクはユキナを危険な冒険に巻き込んじゃうよ?それでもボクの側にいてくれる?」
 
 「一緒にいるよ。ミレーヌだけを危険な冒険に行かせたりしない。ミレーヌが辛くて悲しくて不安な時に隣にいないなんて恋人失格じゃないか」
 
 「ボクすごく嬉しい」
 
 「うん。どんな事があっても一緒に乗り越えていこうよ」
 
 僕は微笑んでそう言いながら勃起したペニスをミレーヌの膣口に当てた。
 ミレーヌがこくりと頷くと、僕は優しくミレーヌの中に挿入していく。
 
 「ふああ…ユキナが入ってくる」
 
 「うん。ミレーヌの中が僕を締め付けて来るよ」
 
 鍛えているからなのかミレーヌの膣内は僕のペニスを包み込みながら締め付けて来る。
 亀頭がミレーヌの膣壁をかき分けながら入っていくとミレーヌの子宮口に触れた。
 
 「はあっはあっ、全部ボクの中に入ったね」

 「うん。動くよ」
 
 僕はゆっくりと腰を動かしながらミレーヌの中をペニスで擦り上げる。
 優しく抽送を繰り返しながらこの間見つけたミレーヌの感じる場所に亀頭を押し付けて擦りあげる。
 
 「あああっ♡ユキナそこ気持ちいいよ♡」
 
 ミレーヌが切なげに身体をよじらせて喘ぐ。
 シーツをぎゅって掴んで足をピンと伸ばして仰け反らせながら快感にむせび泣いている。
 僕はそんなミレーヌが愛しくてミレーヌの背中に腕をまわして抱きしめながら優しく突いていく。
 
 余裕なんてない。
 愛しい、愛しくてたまらない。
 僕の腕の中にいる女の子は僕が世界で一番愛してる女の子。
 その子が僕と一つになって喘いでくれている。
 
 「だ、だめっ♡くぅっ♡ああっ♡」

 ミレーヌが僕と繋がりながら喘いでいる。
 街にいるときは毎晩のように何度も身体を重ねてきたから、どうすればミレーヌが快感を感じれるかわかってきた。
 
 「ふうん♡ああんっ♡ユキナ、ボクを離さないで」
 
 「ミレーヌ好きだ。僕はずっとずっと隣にいるから。君の手を離したりしない」
 
 「嬉しい、嬉しいよ。ボク達ずっとずっと一緒だよ」
 
 「うん。ずっとずっと一緒にいるよ」
 
 ミレーヌの身体が快感で紅く染まり、僕とミレーヌの汗がお互いの肌を濡らす。
 僕とミレーヌは繋がりあい求めあう。
 愛しい恋人の身体を獣のように求めあう。
 ベッドがきしむ音が激しくなる。
 淡い魔法の灯りで照らされた寝室で僕達は一つに溶け合い快感に流されて行く。
 
 抱きしめあいキスをしあい愛し合う。
 ミレーヌのくびれた腰を掴んで膝立ちになりながら深く深く腰を突き上げると、ミレーヌは手を僕の首に回して甘えてくれる。
 僕はミレーヌと向かい合って微笑み、ミレーヌも僕に笑顔を見せてくれる。
 僕も限界が近い。
 
 「ミレーヌ。僕もうそろそろ」
 
 「うん♡ボクのなかに来て♡ボクをユキナの色に染めて♡ボクをユキナで満たして♡」
 
 「好きだ!!好きだミレーヌ!!絶対一人になんかしない!!」
 
 「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あんっ♡ああ♡はあん♡ああああっ♡だめボク♡あああああっ♡イク♡」

 僕が激しく腰を動かし深く深くつながるとミレーヌは我慢することなく快楽に溺れていく。
 
 「んあっ♡イっちゃう!!ああっ♡イっちゃ♡んっああっ♡イっちゃう♡イクッイクッ♡うああっ♡ユキナー♡あーーーっ♡」
 
 びゅくびゅくびゅくっ。
 
 僕の精液がミレーヌの子宮を満たしていく。
 ミレーヌが僕の腕の中で仰け反りながら絶頂に震えている。
 その顔を恥ずかしさと快感で真っ赤に染めて。
 ミレーヌは口を半開きにして息を荒くしながら絶頂の快感に震えていた。
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