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第6章 ハーフエルフの兄妹
第36話 パーティ結成中
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第36話 パーティ結成中
ハーフエルフの兄妹と一旦別れた僕とミレーヌはシグレさんとセシルさんがよく行くという酒場にやってきた。
まだ陽は落ち切ってはいなかったが既に酔客で一杯だ。
木製の長いテーブルに向かい合って飲む形式で、知らない間柄で意気投合する事もあるし喧嘩になる事もある。
騒いだらだいたいは周りに仲裁されるか、酷かったら力ずくで止められる。
飲まれているのはティニという強い蒸留酒や僕の実家で作られたコウジカビを使って作るテフという米の酒。
その中で長いテーブルではなくカウンターで飲んでいるシグレさんを見つけた。
「ユキナとミレーヌじゃないか。二人そろってどうしたんだ?」
そう言ってシグレさんは椅子を勧めてくれる。
僕とミレーヌが座るとシグレさんは好物のアクラという、瓜科のソチという果物を使ったフルーツワインを勧めてくれた。
つまみは鳥の唐揚げでシグレさんの好みなのか少し塩がつよい。
「じつは今日ギルドでハーフエルフのウィザードと出会いました」
「ハーフエルフのウィザードは珍しいな。私も会ったことがない」
「それでそのハーフエルフと冒険に行く契約を交わしたんです。利害が合えば一回ずつの更新です」
「そうなのか?それは運がよかったな。ウィザードは知識でしか知らないが魔法使いの最上位だろう。それでその話を私にするという事は、ユキナとミレーヌは私とセシルと一緒にパーティを組むのを承諾してくれるという事でいいのか?」
「はい。ご迷惑でなければ一緒にパーティを組んでください」
「私とセシルは構わないが、そのハーフエルフに私たちの事をちゃんと話したのか?」
「あ……」
うっかりしていた。
でもあそこで躊躇してたらあの二人は別のパーティと組むか二人だけで冒険へ行ってしまうと思ったから。
「組んだのは仕方がないがその場合私とセシルも一緒にパーティを組んでいいか確認しないとな。ハーフエルフは人間とエルフの混血だから両方から迫害されている。私とセシルの事を快く思わないかもしれん」
「すみません。勝手に決めちゃって」
「いやいい。ハーフエルフのウィザードは皆が取り合いになるくらい希少だからな。誰かと組む前に先に話をして正解だ」
シグレさんはそう言ってくれるけど、もし二人が断ったらどうするんだろう。
僕が不安に思っていると、シグレさんは立ち上がって酒場のマスターに声をかける。
どうやら酒場の主人とは顔なじみらしく、お酒とつまみの注文をしているようには見えなかった。
しばらくして戻ってきたシグレさんが持っていたのは銀貨の入った袋だった。
「この銀貨を先に渡してくれ。ハーフエルフは人間を人柄で判断しない。利益になるかだけで判断する。私たちが金払いが良いと知れば断らないだろう」
「いいんですか?」
「いいも何もハーフエルフのウィザードと組めるなら安い物だ。私は剣士でセシルはスカウト。魔法は殆ど使えない。多少の出費は幾らでも取り返せる。ただそれなりのクエストを引き受ければという条件があるが。そのハーフエルフの等級はいくつだ?」
等級とは下から銅・青銅・鉄・鋼・銀・金・白金があって最初はみんな銅級からスタートだ。
クヌートは胸に鉄級のペンダントがあったからシグレさん達と同じ鉄級だった。
「二人とも鉄級でした」
「そうか鉄級か。それは頼もしい……二人?」
「双子の兄妹のハーフエルフで二人とも鉄級のウィザードです」
「それは凄いな。かなり良いクエストを引き受けられるぞ」
そう言うとシグレさんは満足そうに頷いてから酒場の主人にもう一袋の銀貨を出してもらう。
「一人に一袋ずつ渡してくれ。これでも足りないなら要相談だ。セシルと私は明日の昼に冒険者ギルドに出向くから、そこで会う事にしよう」
そう言うとシグレさんが明日に響くと困るからと飲むのを止めて宿へと戻っていく。
僕とミレーヌは銀貨の入った袋を持って、慌てて冒険者ギルドに向かった。
◆◆◆
「確かに受け取った。誠意は見せてもらったから余程相性が悪くない場合以外一緒に組む事にしよう」
「ありがとうございます」
僕はクヌートとフェリシアに一袋ずつ銀貨の入った袋を前金として渡した。
二人の表情は相変わらずだったけど誠意は伝わったはずだ。
「では明日の昼にここで待ち合わせしよう。他に用件は無いのか?」
「いえ特にはありません」
「そうか。いやハーフエルフをしているとな、根掘り葉掘りつまらない勘繰りを入れてくる輩が多くてね。そういう輩とは組まない事にしている」
「そうなのですか?」
「ハーフエルフは憐れみと蔑視には慣れているが、そういう輩と組んで上手くいった試しがない。ユキナとミレーヌはそうでは無いからよかったと思っているよ」
余計な事を言わなくてよかった。
その日は二人と別れて僕とミレーヌも宿へと戻る。
まさか遅刻する訳にも行かないのでその夜はミレーヌと程ほどの性交で済ませて早めに眠った。
翌日僕たちは昼近くに冒険者ギルドに行き、約束通りシグレさんとセシルさんを待って依頼板の前にいた。
程なくクヌートとフェリシアも依頼板の所に来てくれる。
銀貨を持ち逃げされるかもと不安だったが二人は契約に忠実らしい。
「クヌート、フェリシアこんにちは」
「こんにちは。相手を待たせる事が無いのは良い事だ」
「兄様も私もよい契約相手に巡り合えて嬉しいです」
僕とミレーヌとクヌートとフェリシアが挨拶をして一緒に依頼板を見る。
昨日マリアさんが貼っていたオーク退治の依頼は誰かが引き受けたようだ。
あとに残ったのは難易度の高いクエストが多く、僕とミレーヌだけだと不安なレベルだ。
「兄さまこれなど良いと思います」
そう言ってフェリシアが指さしたのはオーガの討伐依頼。
オーガは鬼のような角を二本持つ筋肉質で強力なモンスターだ。
普通のオーガは2mくらいの体躯だけど上位種のハイ・オーガは3mを軽く超える。
武器は主に木の幹を加工した棍棒で、鉄鎧を着ていてもかなりのダメージを受ける。
ゴブリンやオークなどとは比べ物にならないくらい強く青銅級4人でやっと一匹相手にできるかという強さらしい。
ハイ・オーガに至っては鉄級で無いと相手にならないらしい。
出会った事はないけれど強敵なのは間違いが無い。
推奨は鉄級だがハーフエルフのウィザードが二人もいるなら大丈夫だと思う。
「ユキナはどう思う?勿論シグレさん達と相談して決めるけどボクもこれがいいんじゃないかな」
ミレーヌは僕よりモンスターに詳しいので、僕は特に異論はない。
凄腕の剣士であるシグレさんと有能なスカウトのセシルさんにウィザードが二人もいるなら頼もしすぎる。
「依頼を受けるかどうかは全員で決めたいからその後決めよう」
僕がそう言うと全員が頷いた。
ハーフエルフの兄妹と一旦別れた僕とミレーヌはシグレさんとセシルさんがよく行くという酒場にやってきた。
まだ陽は落ち切ってはいなかったが既に酔客で一杯だ。
木製の長いテーブルに向かい合って飲む形式で、知らない間柄で意気投合する事もあるし喧嘩になる事もある。
騒いだらだいたいは周りに仲裁されるか、酷かったら力ずくで止められる。
飲まれているのはティニという強い蒸留酒や僕の実家で作られたコウジカビを使って作るテフという米の酒。
その中で長いテーブルではなくカウンターで飲んでいるシグレさんを見つけた。
「ユキナとミレーヌじゃないか。二人そろってどうしたんだ?」
そう言ってシグレさんは椅子を勧めてくれる。
僕とミレーヌが座るとシグレさんは好物のアクラという、瓜科のソチという果物を使ったフルーツワインを勧めてくれた。
つまみは鳥の唐揚げでシグレさんの好みなのか少し塩がつよい。
「じつは今日ギルドでハーフエルフのウィザードと出会いました」
「ハーフエルフのウィザードは珍しいな。私も会ったことがない」
「それでそのハーフエルフと冒険に行く契約を交わしたんです。利害が合えば一回ずつの更新です」
「そうなのか?それは運がよかったな。ウィザードは知識でしか知らないが魔法使いの最上位だろう。それでその話を私にするという事は、ユキナとミレーヌは私とセシルと一緒にパーティを組むのを承諾してくれるという事でいいのか?」
「はい。ご迷惑でなければ一緒にパーティを組んでください」
「私とセシルは構わないが、そのハーフエルフに私たちの事をちゃんと話したのか?」
「あ……」
うっかりしていた。
でもあそこで躊躇してたらあの二人は別のパーティと組むか二人だけで冒険へ行ってしまうと思ったから。
「組んだのは仕方がないがその場合私とセシルも一緒にパーティを組んでいいか確認しないとな。ハーフエルフは人間とエルフの混血だから両方から迫害されている。私とセシルの事を快く思わないかもしれん」
「すみません。勝手に決めちゃって」
「いやいい。ハーフエルフのウィザードは皆が取り合いになるくらい希少だからな。誰かと組む前に先に話をして正解だ」
シグレさんはそう言ってくれるけど、もし二人が断ったらどうするんだろう。
僕が不安に思っていると、シグレさんは立ち上がって酒場のマスターに声をかける。
どうやら酒場の主人とは顔なじみらしく、お酒とつまみの注文をしているようには見えなかった。
しばらくして戻ってきたシグレさんが持っていたのは銀貨の入った袋だった。
「この銀貨を先に渡してくれ。ハーフエルフは人間を人柄で判断しない。利益になるかだけで判断する。私たちが金払いが良いと知れば断らないだろう」
「いいんですか?」
「いいも何もハーフエルフのウィザードと組めるなら安い物だ。私は剣士でセシルはスカウト。魔法は殆ど使えない。多少の出費は幾らでも取り返せる。ただそれなりのクエストを引き受ければという条件があるが。そのハーフエルフの等級はいくつだ?」
等級とは下から銅・青銅・鉄・鋼・銀・金・白金があって最初はみんな銅級からスタートだ。
クヌートは胸に鉄級のペンダントがあったからシグレさん達と同じ鉄級だった。
「二人とも鉄級でした」
「そうか鉄級か。それは頼もしい……二人?」
「双子の兄妹のハーフエルフで二人とも鉄級のウィザードです」
「それは凄いな。かなり良いクエストを引き受けられるぞ」
そう言うとシグレさんは満足そうに頷いてから酒場の主人にもう一袋の銀貨を出してもらう。
「一人に一袋ずつ渡してくれ。これでも足りないなら要相談だ。セシルと私は明日の昼に冒険者ギルドに出向くから、そこで会う事にしよう」
そう言うとシグレさんが明日に響くと困るからと飲むのを止めて宿へと戻っていく。
僕とミレーヌは銀貨の入った袋を持って、慌てて冒険者ギルドに向かった。
◆◆◆
「確かに受け取った。誠意は見せてもらったから余程相性が悪くない場合以外一緒に組む事にしよう」
「ありがとうございます」
僕はクヌートとフェリシアに一袋ずつ銀貨の入った袋を前金として渡した。
二人の表情は相変わらずだったけど誠意は伝わったはずだ。
「では明日の昼にここで待ち合わせしよう。他に用件は無いのか?」
「いえ特にはありません」
「そうか。いやハーフエルフをしているとな、根掘り葉掘りつまらない勘繰りを入れてくる輩が多くてね。そういう輩とは組まない事にしている」
「そうなのですか?」
「ハーフエルフは憐れみと蔑視には慣れているが、そういう輩と組んで上手くいった試しがない。ユキナとミレーヌはそうでは無いからよかったと思っているよ」
余計な事を言わなくてよかった。
その日は二人と別れて僕とミレーヌも宿へと戻る。
まさか遅刻する訳にも行かないのでその夜はミレーヌと程ほどの性交で済ませて早めに眠った。
翌日僕たちは昼近くに冒険者ギルドに行き、約束通りシグレさんとセシルさんを待って依頼板の前にいた。
程なくクヌートとフェリシアも依頼板の所に来てくれる。
銀貨を持ち逃げされるかもと不安だったが二人は契約に忠実らしい。
「クヌート、フェリシアこんにちは」
「こんにちは。相手を待たせる事が無いのは良い事だ」
「兄様も私もよい契約相手に巡り合えて嬉しいです」
僕とミレーヌとクヌートとフェリシアが挨拶をして一緒に依頼板を見る。
昨日マリアさんが貼っていたオーク退治の依頼は誰かが引き受けたようだ。
あとに残ったのは難易度の高いクエストが多く、僕とミレーヌだけだと不安なレベルだ。
「兄さまこれなど良いと思います」
そう言ってフェリシアが指さしたのはオーガの討伐依頼。
オーガは鬼のような角を二本持つ筋肉質で強力なモンスターだ。
普通のオーガは2mくらいの体躯だけど上位種のハイ・オーガは3mを軽く超える。
武器は主に木の幹を加工した棍棒で、鉄鎧を着ていてもかなりのダメージを受ける。
ゴブリンやオークなどとは比べ物にならないくらい強く青銅級4人でやっと一匹相手にできるかという強さらしい。
ハイ・オーガに至っては鉄級で無いと相手にならないらしい。
出会った事はないけれど強敵なのは間違いが無い。
推奨は鉄級だがハーフエルフのウィザードが二人もいるなら大丈夫だと思う。
「ユキナはどう思う?勿論シグレさん達と相談して決めるけどボクもこれがいいんじゃないかな」
ミレーヌは僕よりモンスターに詳しいので、僕は特に異論はない。
凄腕の剣士であるシグレさんと有能なスカウトのセシルさんにウィザードが二人もいるなら頼もしすぎる。
「依頼を受けるかどうかは全員で決めたいからその後決めよう」
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