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第3章 終焉
01 神探しの旅
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エスクラヴの姫は涙を流していた。もう泣くまいと思っても、やはりこれは慣れるものではない。あの日、捕らえられこの体に一生消えることのない焼印が刻まれてから、どうして自分はこんな目に合わなければならないのかと、何度呪ったことか。だが、いくら呪い続けたところで自分の運命が変わるわけでもなかった。男達は毎日私の前に現れてはベルトに手を当てニヤリとする。すっかりズタボロになった自分が本当に好きになれず嫌いになっていく。自分の運命に逃れられず、傷ついた私は何度死を覚悟したことか。それでも臆病で死にきれない。勿論、自分を生かす為に犠牲になった人達の為にも私は生かされている以上、自ら死ぬわけにはいかないのだけれど。ただ、復讐を忘れてしまったら本当に自分は何の為に生きているのか分からなくなってしまいそうで怖い。目的を失いゾンビになるのだけは避けたい。その点、毎日やってくる男達は半分ゾンビだった。いつ死ぬか分からない、そんな怯えに私を使おうとやって来る。そんないつ来るか分からない死なら、私がいっそ与えてやりたいぐらいだ。だが、それが出来ないのも事実。威勢だけだ。それをあの男に見透かされた。名前はなんと言ったか? 記憶を辿ってみたが思い出せなかった。だが、奴の顔だけはまだ覚えている。あの男はもうここへは現れてないだろう。あの男もどうせ死ぬ。死人になるか、死人に殺されるか。
そうこう考えてるうちに狭い部屋のドアが開き次の男が入ってきた。
その頃、ヤマトは人差し指についた白いものを舐め回した。スプーンがなかった為にバニラアイスをそう食べるしかなかったのだ。しかし、この世界にアイスがあったのは驚きだった。俺達は今、死人が出現した街からなんとか逃げったところで、まだ行き先がなく彷徨っていた。船には俺を救い上げてくれたこの船の持ち主で舵を取る船長、それにタンクトップ姿の男が二人。船長は眼帯をしているがその目をどうしたのかは知らない。鍛えられた筋肉の巨漢という以外にデイヴィスという名前と年齢は40で普段は漁師。タンクトップの男達はその仲間で二人とは幼なじみの関係。既にデイヴィスに家族はおらず、彼にとって大事なものはこの船になる。
同じ漁師仲間で幼なじみの二人はというと、二人とも黒髪の短髪。二人もデイヴィスに負けじと鍛えられているが、体格はデイヴィスが一番だった。一人はガストンと呼ばれ、もう一人がリュウという。二人とも寡黙でかなりそっくりで双子と見間違えそうだが、血は繋がっていない。しかし、仲は悪くない。
その三人は日焼けしていた。
それ以外に俺と同じく救助されたそばかすの青年。声を掛けるな雰囲気がある為声をまだかけていないが、船長が言うに彼はエギルというらしい。彼は濡れたシャツを脱ぎそれをロープの上で干してある為、今は上半身裸の状態だった。因みに俺もそうだ。服が乾くまでは仕方がない。彼も俺も鍛えてはいなくて、だからといってだらしなく腹が出ているわけでもなかった。エギルはじっと体育座りして、そこから動くことはなかった。その横にアイスが空になったの紙の器があるだけ。
あとは二人の女性達だ。二人は濡れていないが川沿いを走っていたところをデイヴィスが見つけ助けてもらった人達だ。二人は黒人女性で長い髪を後ろでゴム一つでとめてある。年齢は20代。女性の人に年齢を聞くわけにもいかないので詳しくは知らない。二人とも裸足で、靴は逃げる時にヒールだったから途中で脱ぎ捨てたとのことだ。二人は親友で死人が出現し一緒に逃げたので、鞄は小さく食料はない。
俺もエギルもそうだが、食料はこの船に乗ってあり食料のみだ。だが、漁師が三人もいるのだからそれはなんとかなりそうだ。
二人の名前はそれぞれジャスミンとテイラー。テイラーはクロップドパンツで足を少し見せ、ヘソを出した服装。スタイルはジャスミンと同じく素晴らしい。ジャスミンは袖なしワンピースだ。この二人は自分の家族が心配で二人の家族はこの街ではなくずっと離れた村なんだとか。二人はその村の出身で二人が仲がいいのもその村の時からになる。二人はその村へ行きたいということらしく、エギルは行き先に対しては特に要求はしなかった。三人の漁師は女性二人と同じ街暮らし。家は諦めるしかない為、住処をどうするか考えなくてはならない。ただ、デイヴィスは船があるので港近くか最悪船での暮らしでも構わないぐらいに考えている。
船長のデイヴィスが全員の要求を聞き終えたところで、一番の問題は二人の女性の要求だった。その村までは船では行けない。陸から徒歩か移動手段をつかまえるしかない。例え海から回りそこから陸を歩いていったとしても徒歩では数日は最低でもかかる。しかも、今の二人には靴がないときた。とても二人には無理そうだった。一番は港から移動手段を二人でなんとか手にし、村へ向かうのが現実的だろう。デイヴィスは二人にそのことを説明すると、二人はそれに納得した。これで二人の問題は解決だ。次にエギルだ。
「悪いがお前を雇う余裕はないし、第一漁師は未経験だ。誰でも出来る仕事じゃない。漁は過酷なんだ。そして、チームワークが最も重要になる。お前さんはそんなタイプにも見えないしな。で、どうするよ? 俺としちゃあのお二人さんと一緒の港で構わないか?」
エギルは頷いた。
「さて、最後はお前さんだヤマト。エスクラヴの姫に会いたいだって? 言っとくが会いたくて会えるような相手じゃない。それにだ、例え面会許可が出たとしても本当のことを喋るか分からないぞ。あの姫は……相当俺達を恨んでるに違いない。今は奴隷の身に落とされ無視することは無いにしても濁されるだけだろう」
「アリスの師匠が会えたなら、師匠を見つけられれば会えるかもしれない」
「その師匠っていったい何者なんだ?」
「アリスにかつて魔法を教えていた方です。名前は……アリスは師匠のことを師匠としか呼ばなかったので分かりませんけど」
「おい、大丈夫なのか?」
「不安だけど、今はアリスに会えない以上、師匠を見つけるしかないんです」
「そうか。まぁ、エスクラヴの姫と面会が出来るぐらいなんだから、普通じゃないんだろうけど。まぁ、分かった。そしたらお前さんは最後で構わないな?」
「はい。ありがとうございます」
「いいってことよ」
船は行き先を決め進路を変更する。
「無理をしていないか?」
デイヴィスはそう俺に訊いてきた。
普段だらしない自分を考えれば確かに無理をしているかもしれない。この世界で起こっている事を解決しようとしているんだから。普通、他の大人達や政治家がやる事だ。それが遅いと文句を言う。でも、この世界の政治は機能不全を起こしている。デイヴィスが言うように軍の中にも死人が出現し頼れる状況ではない。そして、この問題に誰でもいいのに、誰もその答えにまだたどり着けていない。そしたら、否応なしに自分達も動くしかない。正義を語る資格はこの俺にはない。ただ、少しは自分以外の為に何かしようと思うのだ。
雨が降りそうな天気であったが、雨が降るに目的地である港が見えてきた。
「こりゃ駄目だ」
船長がそう言ったのも、その港が真っ赤に燃えていたからだ。まるでそれは業火のように。神による天罰なのか?
焼ける港近くの工場が焼け落ちていき、炎の中で煙突だけが残った。
「部品工場がやられた。これじゃ車も作れなくなるぞ。最近出来たばかりだって言うのに……」
「最近?」
「ああ、そうだ」
そうか。自動車があまり少ないと感じたのも、鉄道が蒸気機関で電車でも新幹線でもないのも、やはりこの世界の技術はまだ発展途上の段階なんだ。
「もしかして、最近の発展と魔法消失は関係ある?」
「どうしてそれを聞く? 確かに、それを疑う奴がいるが、そいつらが言うには科学の発展で人が神から遠ざかったとか吠えていたな」
「神が人から離れたわけじゃなく、人が神から離れていった……」
それは地球でも似た話ではないのか? 火を崇め、火の神がいると信じ、しかし、科学の発展で火を扱うようになってからは火は道具としてありがたく感じることも信仰することもなくなった。
「だが、俺は科学の発展を嫌う連中の戯言だと思うね。世の中が変化することが嫌なんだろう。どうせ、昔を追い求めあの頃は良かったと言い続けるような連中さ。ようは使う側の問題さ。科学が悪でもなければ、科学が人の業の根源って言うわけじゃないだろ?」
俺は頷き肯定した。
「それで、どうするお二人さん。これじゃ村へ行くのは更に難しくなった。あれじゃ近づくことも出来ない」
するとジャスミンは「なら、こっから泳いでいきます」と言い出した。
「馬鹿を言え! あの炎が見えないのか? せっかく助かった命を粗末にする気か」
だが、二人の目の眼窩の奥には爛々と燃える火が光る。それは向こう側の炎が単に瞳に映っているようには見えない。
二人が本気だと伝わると、船長は困惑しながら「ちょっと待ってくれ」と言い地図を出した。
「遠くなるが別の港へ向かう。せめて、そこからにしろ」
「……分かったわ」
船は再び進路を変えて進み出した。
船が進む海はオレンジ色をしていた。丁度、海の彼方からは曇りが晴れていて夕焼けが一望出来る。漁師が皆に魚を刺し身にして出してくれたが、深海魚みたいな醜い見た目の魚をしている割に味は最高に美味しく、口の中でとろけた。
その間、皆の様子は生き残ったとはいえ、明るくはなくどこか薄暗い。これからどうなるのか、どうしようか、そういった不安、恐怖、絶望がそのままあらわれている感じだ。
「死人はネクロマンサーの術者によるものだろ? 術者を見つけ倒すじゃ駄目なのか?」
「実は、俺は死人に一度なりかけた時がある」
「え!?」
「だけどならなかった。呪いは防げるんだ。そして、その呪いは術者に返った筈なんだ。でも、死人の出現は止まらなかった。術者を見つける方法は分からないし、術者の目的もそうだけど、そう単純にいかない気がするんだ」
それはなんとなく自信があった。
そうこう考えてるうちに狭い部屋のドアが開き次の男が入ってきた。
その頃、ヤマトは人差し指についた白いものを舐め回した。スプーンがなかった為にバニラアイスをそう食べるしかなかったのだ。しかし、この世界にアイスがあったのは驚きだった。俺達は今、死人が出現した街からなんとか逃げったところで、まだ行き先がなく彷徨っていた。船には俺を救い上げてくれたこの船の持ち主で舵を取る船長、それにタンクトップ姿の男が二人。船長は眼帯をしているがその目をどうしたのかは知らない。鍛えられた筋肉の巨漢という以外にデイヴィスという名前と年齢は40で普段は漁師。タンクトップの男達はその仲間で二人とは幼なじみの関係。既にデイヴィスに家族はおらず、彼にとって大事なものはこの船になる。
同じ漁師仲間で幼なじみの二人はというと、二人とも黒髪の短髪。二人もデイヴィスに負けじと鍛えられているが、体格はデイヴィスが一番だった。一人はガストンと呼ばれ、もう一人がリュウという。二人とも寡黙でかなりそっくりで双子と見間違えそうだが、血は繋がっていない。しかし、仲は悪くない。
その三人は日焼けしていた。
それ以外に俺と同じく救助されたそばかすの青年。声を掛けるな雰囲気がある為声をまだかけていないが、船長が言うに彼はエギルというらしい。彼は濡れたシャツを脱ぎそれをロープの上で干してある為、今は上半身裸の状態だった。因みに俺もそうだ。服が乾くまでは仕方がない。彼も俺も鍛えてはいなくて、だからといってだらしなく腹が出ているわけでもなかった。エギルはじっと体育座りして、そこから動くことはなかった。その横にアイスが空になったの紙の器があるだけ。
あとは二人の女性達だ。二人は濡れていないが川沿いを走っていたところをデイヴィスが見つけ助けてもらった人達だ。二人は黒人女性で長い髪を後ろでゴム一つでとめてある。年齢は20代。女性の人に年齢を聞くわけにもいかないので詳しくは知らない。二人とも裸足で、靴は逃げる時にヒールだったから途中で脱ぎ捨てたとのことだ。二人は親友で死人が出現し一緒に逃げたので、鞄は小さく食料はない。
俺もエギルもそうだが、食料はこの船に乗ってあり食料のみだ。だが、漁師が三人もいるのだからそれはなんとかなりそうだ。
二人の名前はそれぞれジャスミンとテイラー。テイラーはクロップドパンツで足を少し見せ、ヘソを出した服装。スタイルはジャスミンと同じく素晴らしい。ジャスミンは袖なしワンピースだ。この二人は自分の家族が心配で二人の家族はこの街ではなくずっと離れた村なんだとか。二人はその村の出身で二人が仲がいいのもその村の時からになる。二人はその村へ行きたいということらしく、エギルは行き先に対しては特に要求はしなかった。三人の漁師は女性二人と同じ街暮らし。家は諦めるしかない為、住処をどうするか考えなくてはならない。ただ、デイヴィスは船があるので港近くか最悪船での暮らしでも構わないぐらいに考えている。
船長のデイヴィスが全員の要求を聞き終えたところで、一番の問題は二人の女性の要求だった。その村までは船では行けない。陸から徒歩か移動手段をつかまえるしかない。例え海から回りそこから陸を歩いていったとしても徒歩では数日は最低でもかかる。しかも、今の二人には靴がないときた。とても二人には無理そうだった。一番は港から移動手段を二人でなんとか手にし、村へ向かうのが現実的だろう。デイヴィスは二人にそのことを説明すると、二人はそれに納得した。これで二人の問題は解決だ。次にエギルだ。
「悪いがお前を雇う余裕はないし、第一漁師は未経験だ。誰でも出来る仕事じゃない。漁は過酷なんだ。そして、チームワークが最も重要になる。お前さんはそんなタイプにも見えないしな。で、どうするよ? 俺としちゃあのお二人さんと一緒の港で構わないか?」
エギルは頷いた。
「さて、最後はお前さんだヤマト。エスクラヴの姫に会いたいだって? 言っとくが会いたくて会えるような相手じゃない。それにだ、例え面会許可が出たとしても本当のことを喋るか分からないぞ。あの姫は……相当俺達を恨んでるに違いない。今は奴隷の身に落とされ無視することは無いにしても濁されるだけだろう」
「アリスの師匠が会えたなら、師匠を見つけられれば会えるかもしれない」
「その師匠っていったい何者なんだ?」
「アリスにかつて魔法を教えていた方です。名前は……アリスは師匠のことを師匠としか呼ばなかったので分かりませんけど」
「おい、大丈夫なのか?」
「不安だけど、今はアリスに会えない以上、師匠を見つけるしかないんです」
「そうか。まぁ、エスクラヴの姫と面会が出来るぐらいなんだから、普通じゃないんだろうけど。まぁ、分かった。そしたらお前さんは最後で構わないな?」
「はい。ありがとうございます」
「いいってことよ」
船は行き先を決め進路を変更する。
「無理をしていないか?」
デイヴィスはそう俺に訊いてきた。
普段だらしない自分を考えれば確かに無理をしているかもしれない。この世界で起こっている事を解決しようとしているんだから。普通、他の大人達や政治家がやる事だ。それが遅いと文句を言う。でも、この世界の政治は機能不全を起こしている。デイヴィスが言うように軍の中にも死人が出現し頼れる状況ではない。そして、この問題に誰でもいいのに、誰もその答えにまだたどり着けていない。そしたら、否応なしに自分達も動くしかない。正義を語る資格はこの俺にはない。ただ、少しは自分以外の為に何かしようと思うのだ。
雨が降りそうな天気であったが、雨が降るに目的地である港が見えてきた。
「こりゃ駄目だ」
船長がそう言ったのも、その港が真っ赤に燃えていたからだ。まるでそれは業火のように。神による天罰なのか?
焼ける港近くの工場が焼け落ちていき、炎の中で煙突だけが残った。
「部品工場がやられた。これじゃ車も作れなくなるぞ。最近出来たばかりだって言うのに……」
「最近?」
「ああ、そうだ」
そうか。自動車があまり少ないと感じたのも、鉄道が蒸気機関で電車でも新幹線でもないのも、やはりこの世界の技術はまだ発展途上の段階なんだ。
「もしかして、最近の発展と魔法消失は関係ある?」
「どうしてそれを聞く? 確かに、それを疑う奴がいるが、そいつらが言うには科学の発展で人が神から遠ざかったとか吠えていたな」
「神が人から離れたわけじゃなく、人が神から離れていった……」
それは地球でも似た話ではないのか? 火を崇め、火の神がいると信じ、しかし、科学の発展で火を扱うようになってからは火は道具としてありがたく感じることも信仰することもなくなった。
「だが、俺は科学の発展を嫌う連中の戯言だと思うね。世の中が変化することが嫌なんだろう。どうせ、昔を追い求めあの頃は良かったと言い続けるような連中さ。ようは使う側の問題さ。科学が悪でもなければ、科学が人の業の根源って言うわけじゃないだろ?」
俺は頷き肯定した。
「それで、どうするお二人さん。これじゃ村へ行くのは更に難しくなった。あれじゃ近づくことも出来ない」
するとジャスミンは「なら、こっから泳いでいきます」と言い出した。
「馬鹿を言え! あの炎が見えないのか? せっかく助かった命を粗末にする気か」
だが、二人の目の眼窩の奥には爛々と燃える火が光る。それは向こう側の炎が単に瞳に映っているようには見えない。
二人が本気だと伝わると、船長は困惑しながら「ちょっと待ってくれ」と言い地図を出した。
「遠くなるが別の港へ向かう。せめて、そこからにしろ」
「……分かったわ」
船は再び進路を変えて進み出した。
船が進む海はオレンジ色をしていた。丁度、海の彼方からは曇りが晴れていて夕焼けが一望出来る。漁師が皆に魚を刺し身にして出してくれたが、深海魚みたいな醜い見た目の魚をしている割に味は最高に美味しく、口の中でとろけた。
その間、皆の様子は生き残ったとはいえ、明るくはなくどこか薄暗い。これからどうなるのか、どうしようか、そういった不安、恐怖、絶望がそのままあらわれている感じだ。
「死人はネクロマンサーの術者によるものだろ? 術者を見つけ倒すじゃ駄目なのか?」
「実は、俺は死人に一度なりかけた時がある」
「え!?」
「だけどならなかった。呪いは防げるんだ。そして、その呪いは術者に返った筈なんだ。でも、死人の出現は止まらなかった。術者を見つける方法は分からないし、術者の目的もそうだけど、そう単純にいかない気がするんだ」
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