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2017年

集合的無意識と評価経済社会、不倫報道の関係

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ヒカル氏がVALUのユーチューバー騒動で謝罪動画を公開するまで~お金を持ち逃げしてる人は他にもいる~
http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/50688922.html


 ヒカル氏が謝罪動画だしたけど、評価経済社会はもう彼を許すことはないし、その評判が回復する機会は一生ない。
 それが評価経済社会だよね。

 そこに法律違反だとか、そういう議論は一切、必要も無いというか、見えない空気感だけが評価を左右する。
 それが評価経済社会である。

 道徳と倫理が大事で、聖人目指すしか道はないかも(爆)

 評価経済社会は恐ろしい。


複垢調査官 飛騨亜礼 ≪短編連作版≫ 作者:坂崎文明
http://ncode.syosetu.com/n4416co/


 僕も小説に書いてるけど、結局、VALU運営も小説投稿サイトの『小説家になろう』のように、VALU上位の怪しい人に赤帯出して警告した後に、アカウントBAN(削除)して、全ビットコインなど没収の上、裁判で訴えるという処置に追い込まれていくと思います。

 それが評価経済社会の恐ろしさで、祓い清めの世界というか、そこに法律も何もなく、得体の知れない空気感が全てを決めてしまう世界があります。

 逆に、デジタルの世界に厳しい倫理と道徳が求められます。


 2ちゃんねる(嫌儲とか)でもはてなブックマークでも同じような現象が起きてるので、それを決めるのはネット世論という得体の知れない集合的無意識です。



鉄の処女―血も凍る「現代思想」の総批評 (カッパ・サイエンス) 新書 – 1985/4 栗本 慎一郎 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/433406017X


 18歳ぐらいの時、本屋でこの経済人類学者、栗本慎一郎氏の本を手に取ったのが経済人類学との出会いなんだけど。
 この本は思想家、学者をAゾーン(意識)、Bゾーン(無意識)の比率に分けて分かりやすく分類している。

 ユダヤ人の天才たちである、経済人類学者カール・ポランニー、弟の暗黙知のマイケル・ポランニー、ポランニー幼稚園に通っていたホロン理論のアーサー・ケストラー、カールの弟子に当るドラッカーのいう社会生命体論とかには共通点がある。


 暗黙知も、ホロン理論も、社会生命体論も実は全く同じことを言ってるんだけど、人間が集団を形成する社会というのは、いつのまにか独自のルールを持つようになっていくらしい。

 そのルールは人の集合的無意識が作り上げるんだけど、そこに神のようなものが降臨する時がしばしばある。


 2ちゃんねるなどのネット掲示板では、掲示板をリードするような人が現れたら、『神降臨!』と直接的に語られるけど、あれは比喩ではなくある意味、本当に神が降臨してるようなものなんだよね。

 ソシュール言語学のアナグラム問題とか(詩人が無意識に読んでる詩が無意識にアナグラムになってるとか)、フランス構造人類学の未開社会の無意識問題とか(無意識に定めた社会のルールがDNA由来の非常に合理的なものであるとか)、思想家というのは常に人類の集合的無意識=神を常に見つめていて、小説など書く行為も、シャーマンがお告げを聴くようなもので、個人がそれを書いてるんじゃなくて、神様のようなものに書かされてるようなものなんだよね。


 ネット炎上など長年も観てると、集合的無意識とか、神様が頻繁に出てきてるなと思ったりする。

 そして個人はより上位の生命体としての社会の集合的無意識のルールに縛られていく。
 道徳とか、倫理はその現れで、それを後追いする形で個人を規制する法律が整備されていく。
 
 評価経済社会とはその生命体としての社会の集合的無意識のルールが非常に出やすい社会なので、道徳とか、倫理はなどの上位ルールを重視しないといけなくなる。

 ヒカル事件とか、ネット炎上とか、最近の不倫報道とかは『神様が出てきて文春にそういうことさせてる』と思った方がいい(爆)
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